意味がわかると怖い話１３６４ 「赤ちゃん」

親戚のおばさんが無事出産を終えて今赤ちゃんが産室で寝ているという。
行ってみるとガラス越しにずらっと小さなベッドが並んでおり赤ちゃんが
眠っている。
私「こんなに赤ちゃんがいると『取り違え』があるかもしれないから怖いね。
おじ「ははは、大丈夫だようちの赤ちゃんは足にしるしがあったんだ、松本先生の
　　　漫画みたいだよ」
私「・・・・・」
私はその赤ちゃんが怖いと同時におじはいったい何者なんだ？と思った。

《解説編》意味がわかると怖い話１３６３ 「お揃いのバック」

『普段は物をなくしたことなんて友人に話さない』
のに、友人が
『またなくしたの？』
と言ってる事に注目。

つまり前回、前々回、時計やパスケースをパクったのもこの友人。

にも拘らず『それってもしかして……』と姉が盗ったように匂わせてる事から、
動機は「語り手の姉に罪を擦り付ける為」
何らかの理由で姉妹の仲を裂こうとしている。

「暦の上では春なのに、この寒さ」は間違い！暦どおりの立春寒波到来！

大阪はまだそうでもなかったけど、
関東圏では都心でも雪が降ったらしい。

今日は立春って事もあって
「暦の上では春ですが、この寒さ」
なんてお決まりの言葉がニュース等で多投される。

違～う！

なぜ「立春」なのに「極寒」なのか？
その理由として
「旧暦と新暦の違い」と知ったかする人もいるが、
これが大間違い。
このブログで何度も書いてる通り、
立春を含む「二十四節気」は太陽暦である。
（旧暦は太陰太陽暦）
つまり二十四節気と言うのは公転上で地球がどの位置に居るかによってのみ決まる。
（勿論、当時は天動説だったので、太陽の動きを元に計算されている）
だから新暦でも旧暦でも立春は本日である。

もう少し進んで
二十四節気は中国の戦国時代に、大陸の内陸部から発展してきたので
周囲を海に囲まれている、しかも温暖化が進む日本とは気候が違うから、
って説は一理ある。

でも根本的は問題として「立春」の「春」という単語に注目したい。
西洋の「春」は「ポカポカ陽気の過ごし易い良い季節」とのイメージなんだけど
東洋における「春」は寒さの底から徐々に脱する過程の季節を「春」と考える。
だって二十四節気の「立春」のひとつ前は「大寒」だからね。

よって「立春」は正に寒さのピーク、
「立春寒波」はそれこそ「暦通りの寒さ」なんですな。
しかも東洋の四季はそれぞれ四ヶ月づつなので
その最初の方は「春なのに寒くて」、最後の方は「春なのにもう暑い」って事となってしまう。

因みに太陰太陽暦で季節のズレを補正する為に挿入される「閏月」も、
この二十四節気を元に検出される、それ程本来は
「季節に沿った合理的な暦」なんですな。

因みに「立春」の次の二十四節気は「雨水」
「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」
２０１４年は２月１９日である。

平成２６年（２０１４）節分 八尾天満宮 鬼追い式（追儺式） その３ 八尾戎福娘さん達

この日は「八尾の八日戎」福娘さん達も参加。
「八尾戎」は八尾天満宮内に鎮座されてるからね。

お隣は我等が八尾市長、田中誠太先輩でございます。



今年は平日、直前まで結構な雨が降っていたんだけど
この季節にしてはえらい暖かい事もあって例年以上の大混雑！
なんか毎年、どんどん人出が増えるよね～
写真撮影はますます困難を極めるようになるけど、八尾市民としては嬉しいわ！
これだけ見応えがある「鬼追い式」は日本文化の中心の畿内でも、なかなか無いと思うし。

今度こそ、いついつまでも、「お水取り」にまけないくらい３５世紀まで続けて欲しいですな。
追儺保存会の皆さん、お疲れ様でした！来年も宜しく！
来年の事を言ってると追い出したばかりの鬼に笑われそうだけど。

平成２６年（２０１４）節分 八尾天満宮 鬼追い式（追儺式） その２

鬼ｖｓ天狗さん達の戦いが続く中、
太鼓を先頭に「未来の福娘候補」（？）の少女達の鐘行列



さあ、おたふくさんの登場である。



鈴の音は神聖なる物なので、頭の上で鳴らして頂くと無病息災。
みんな挙って、頭を差し出していた。

今年は撮り損ねたけど、獅子舞も登場する。
こちらは子供が獅子舞に噛まれると元気な子になると言われますな。
行事終わって人が引けた後、もう一度境内に戻って来てくれはるので、
小さなお子さんをお連れの方はその時が噛まれるチャンス！



とかなんとか言ってる間に、いよいよ鬼追い神さま登場！
みんなから「かみさま～」と桑原和男のように声がかかり大人気。



鬼追い神様が矛を突きつけて鬼を鳥居の外に追い出して
「鬼は外～」
と無事に追儺式終了でございます。

平成２６年（２０１４）節分 八尾天満宮 鬼追い式（追儺式） その１

今年も「スタンド・スプリング・イブ」つまり節分は、
八尾天満宮の鬼追い式（追儺式）である。



きっどさんが幼少の砌より続いた伝統行事も平成元年に人出不足から途絶えてしまい寂しい思いをしていたのが
平成１２年に追儺保存会が結成され、神事を復活！
鬼さん役とかは体力の関係から若手担当だろうけど、裏方さんはきっどさんの同級生がやってるんかも？
八尾小の校区内やし。



御祓いの後、例の「幣帛を奉り奉納」が続いた後、豆撒き、
あっ、きっどさんも必死で福豆をキャッチングしてるんで、このシーンの写真は無しね。




この後、いよいよ
青鬼（緑色、いちばん活動的）
赤鬼（結構冷静、鬼なのに「危ないから下がってねー」なんて手振りをする）
黒鬼（基本灯りが消されるので、所在が分かり難い）
の三体登場！



正義の味方の天狗さん達との戦いが始まる！



少年が「天狗もお化けとちゃうんか？」と囁いていたが、
そんなん言うたらアカン！バチあたるぞ！

『立春大吉』 『鎮防火燭』 自作のお札の作り方、貼り方

メリ～スタンドスプリング！
良い子の皆さんの家にも、おたふくさんはやって来たかな～？

♪恋人がおたふくさん～、ちょっと小太りのおたふくさん～

て事で節分の聖なる夜が明けると立春である。

今年も年賀状ソフト（簡単に作れる年賀状系の雑誌に付いてるやつね）で
「立春大吉」のファンシー御札を作成。
更には
「鎮防火燭」も。

宅建業許可や建設業許可の表紙に使うちょっと厚紙を使用して
裏には落款印っぽいので封印も押してあるので、結構雰囲気がでたかも。

本来は心を清らかにして毛筆で書くべきなのを冒涜してる、
てご批判はご勘弁、ま気持ちなんで。

日付も変わったので玄関先に貼り付けてきた。
目の高さに、右が『立春大吉』、左が『鎮防火燭』ですな。

意味がわかると怖い話１３６３ 「お揃いのバック」

私はブランド物のアイテムを、３つだけ持っている。
時計とパスケースとバッグで、すべて姉とお揃いである。
自分で買ったのではなく、祖父から貰ったものだ。

大事にしていたのだが、少し前に時計をなくしてしまった。
普段から着けているわけではなく、バッグの中から突然なくなった。
しばらくすると、パスケースもなくなった。
ポイントカードが数枚入っていただけなのだが、ある日バッグの中から消えた。

そしてついに最近、そのバッグがなくなってしまった。
どこかに置き忘れたのかも知れないが、どこでなくしたのか見当が付かない。

バッグは無いと不便だし、気に入っていたので同じものを買い直すことにした。
「バッグをなくしてしまって、買いにいくから付いて来て」と、友人に頼んだ。

友人は「またなくしたの？ドジね～。」と笑っていた。
普段は物をなくしたことなんて友人に話さないが、今回は事情を話した。

すると友人はしばらく黙った後、「それってもしかして……」と言おうとした。
私は止めた。

私も薄々気づいていたのだが、姉と私はいつもお揃いのバッグでお出かけしたる仲の良い姉妹。
これ以上詮索して、姉との仲に亀裂が入ってしまうのはもっとイヤだったから。

《解説編》意味がわかると怖い話１３６２ 「外車」

『非番』の言葉から語り手は警察官と推察し
『ガイシャ』
は
「外車」
ではなく
「加害者」
って言いたいところだけど
『ガイシャ』って警察用語で「被害者」の事じゃなかったけ？
被疑者の方は
「マル被」とかとちゃうかったかな～？

『あの空き地に止めてあるような』ポルシェの中に被害者が居たら
しかもその被害者は死んでたら、それはそれで怖いけど、
本部に連絡入れるのはおかしいな。