晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

「究極のドラッカー」 国貞克則 / 経営の本棚 ドラッカー 

2017年02月26日 | 経営の本棚 ドラッガー

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第327回記事(2017年2月27日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 「究極のドラッガー」 国貞克則 / 経営の本棚 ドラッガー 
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今回はまず、先日TVで見た但馬の会社さんのお話を簡単にしたいと思います。
TV大阪で2月18日放映された、きらりと輝く中小企業さんを紹介する「夢織人」という番組で、
但馬地区の新温泉町芦屋にある
 日本精機宝石工業(略称JICO)
さんが紹介されていました。
芦屋は旧浜坂町にあり、旧浜坂町では「浜坂針」の名称で縫針の生産が盛んでしたが、
その縫針の製造技術を活用してレコード針を製造されています。
レコードからCDへの需要の大シフトで大変厳しい時期もあったのですが、
一人でもレコード針を欲しいかたがおられるならそれにお答えする というスタンスで対応され、
昨今のレコードの復活で、再成長軌道に乗られています。
2009年但馬産業大賞「きらりと輝く技術部門」受賞です。
調査をして、機会があれば詳細を報告したいと考えています。

さて、本記事のタイトルの項目についてですが、
この約3カ月間ドラッカー先生の著作(といっても翻訳本ですが)と解説本を継続して読んでいます。
その結果、「経営の本棚 ドラッカー」というカテゴリーを新しく作りました。
解説本は読んでみて、どれもほぼ同じようにしか感じないので、
こんな本があるよという程度の参考にしたいただいたらと思います。
目次の項目を見れば、なんとなく著者の方の言いたいことが推測できそうに思いますし、
ご参考にタイトル以外のサブタイトルなどの記載は挙げておきます。

データ
 著者:国貞克則
 出版:角川書店
 発売:2011年11月
 価格:762円(税別)・・・当時

目次
 第1章 ドラッカー経営学を理解するための5つのポイント
 第2章 組織は何をなすべきか
 第3章 マネジャーは何をなすべきか
 第4章 イノベーションのために何をなすべきか
 第5章 時代への対応と自己実現のために何をなすべきか

タイトル
 究極のドラッカー

サブタイトル等
 独自の手法でドラッカー経営学をわかりやすく解説!

写真
 

                                     井上 直久

PS(2017年3月5日追記)
 この本をまず最初に紹介した理由はを考えてみた時、
 280pのあとがきのところにこんな記述があったからです。
 「國貞さんが筆を執った動機もハウツウ本の蔓延へのご立腹でしょう」
 また、278pにはこんな記述もあります。
 「本書で私が目指したのは、ドラッカー経済学の全体像(森)と本質(一本一本の木)を、
 つながりの中で説明することでした。これはまさに、木を見て森を見ないのも森を見て木
 を見ないのも欠陥であるというドラッカーの知の方法論に従ったものです。」

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