晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

但馬ものづくり情報 「夢但馬産業フェア2016」と「朝来市のものづくり企業」

2016年10月30日 | 但馬ものづくり情報

はじめに
 このブログがスタートしたのが、2010年10月10日ですので、つい先日6周年を迎えました。
 1週間毎に新しい記事を入れるのは、なかなか厳しいのですが、何とか今までは継続してきました。
 ただ、今後新しい記事を書くために範囲を
  ①読んだ本(晴耕雨読の「読」に関係) ⇒ 自分のえ・意見 も追加
  ②神鍋高原 ⇒ 但馬 
 に広げたいと思います。
 内容的にはタイトルとしては、

 晴耕雨 in 但馬

 が今後は適切でしょうか。ただ、ブログのタイトルはそのままにしておきます。
                                           井上

ここからいつもの本題です。
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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第311回記事(2016年10月31日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 但馬ものづくり情報 「夢但馬産業フェア2016」と「朝来市のものづくり企業」
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当ブログはものづくりにこだわりを持って、いろいろな情報を発信してきました。
今回は、9月30日と10月1日に豊岡市総合体育館で行われた、
「夢但馬産業フェア2016」に行ってきましたので、その報告です。
今までは豊岡市のものづくり企業に注目してきましたが、範囲を但馬に広げたので、
特に「朝来市のものづくり企業」に注目しました。

はじめに
 フェアには但馬地区のものづくり企業を中心に、115の企業・団体の出店がありました。
 今年で3年目のフェアですが、毎年盛況のように感じます。
 フェアのパンフレット①と会場入り口の看板②です。
 パンフレットのサブタイトルは「未来へつなぐ”但馬のものづくり”」です。
 
 

朝来市は産業育成に力をいれている
 但馬地区のどの市町も産業の育成に努力されているわけですが、
 今回は特に朝来市が目を惹きました。
 それは、ブースにおられたセーラームーン風の女性に注目をしてしまったからでしょうか、
 (写真を撮らなかったのが残念!!)
 いえいえ、下記の分厚い本③で朝来市にある企業の紹介とその技術レベルに驚いたからです。
 『ASAGO大学』という名前で、あさご元気産業創生センターを中心に異業種での経営の勉強会が
 開かれているようです。
 この本の104pに、ASAGO大学の説明と、セーラームーン風の写真④(右側のASAGO女学院)が
 ありますので添付しておきます。
 
 
 この本の中から2社(冨士発條株式会社さんと株式会社タクミナさん)ご紹介したいと思います。

冨士発條株式会社さん
 第二次世界大戦時に京阪神の「ばね」工場が疎開をしてきて、朝来市では「ばね」製造が盛んになったそうです。
 富士発條さんもその1社ではないかと思われます。「発條」とは「ばね」のことです。
 大きな工場が和田山インターの近くにあり、見ることができます。
 技術的に驚いたのは深絞りの技術で、こんなに深い缶を2次電池用(写真⑥の右下)に製造されています。
 売り上げも、ばねよりは缶の方が多くなっているそうです。
 ⑤いただいたパンフレット
 

株式会社タクミナさん
 精密定量ポンプではかなりのシェアをお持ちのようです。
 実際、東京証券取引所の2部に上場されています。
 本社は大阪市にあるのですが、創業者が旧生野町の出身で、工場と開発センターが朝来市生野町にあります。
 昭和41年に国産初の動力付き定量ポンプを開発され、現在の特許取得件数は96件とのこと。
 技術で、但馬から全国へはばたかれた会社さんですね。
 

以上簡単ですが、フェアの報告です。
                                                    井上直久

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