三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

Jリーグ・アウォーズで

2007年12月18日 | 2007年
昨夜、横浜アリーナで開催されたJリーグ・アウォーズで感じたこと。

表彰選手へのインタビュー役は名古屋グランパスなどで活躍し
現在はサッカー解説などをしている小倉隆史。

これまではアナウンサーやタレントが起用されていた役です。
そんな人たちにくらべると、さすがサッカー選手と思える的を射た質問で
コメンテーターとしてのセンスの良さ感じさせました。

3人の「功労選手賞」のうちの1人は城彰二。
現役時代の活躍はまだ記憶に残っていますが、
表彰されたことはなかったそうです。

テレビのスポーツ番組での解説を聞いて、
すっかり大人になって落ち着いた話し振りなのにいつも感心していました。
現在32歳。受賞後のスピーチで特に印象に残った言葉遣いは、
自分のことを「私」、奥さんを「妻」ときちんと呼んでいたこと。

最近の男性は、70歳を過ぎても「僕」などと子どもじみた言い方をしていて、
公の席で「私」と語れる大人の男性は激減しています。
彼が「妻に感謝したい」と語ると1人の女性がスクリーンに映し出されました。
とても美しい女性で、ちょっとびっくりしました。

表彰式後のレセプションでは、久ぶりに川淵さんとお話ししました。
先日、九州大学でJリーグの理念や百年構想の講演をして感激され、
全国各地で同じ話をして欲しいといわれたことを報告しました。

よくやってくれた、などと褒められるのかと思ったら
「Jリーグの理念については、何百回も話をしてきたのにな~」とガッカリした様子。
そういえばJリーグが開幕したころ、川淵さんは文字通り全国を回って
理念や目標について講演をされていました。

しかし、最近は改めてJリーグの理念が語られることはありません。
キリストの弟子たちが、師の考えを語り続けて布教していったように、
Jリーグの理念も、誰かが語り続けなければならないということなのでしょう。
今のところ、それは私の役割なのかも知れません。

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com


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