三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

Jリーグの理事とは(その1)

2006年08月11日 | 2006年
私も来週は人並みに夏休を取ります。
というわけで、いつもの金曜日にくらべるとかなり気分的に余裕があります。
ブログにいただいたコメントをチェックしなおしてみると、
ご返事してないものがありました。

6月23日に、スペイン・トーレスさんがこんな質問を書かれていましたね。
「Jリーグの理事はどんな方がなるんですか」。
たいへん遅くなりましたが、今回お答えします。

今年度は2年に一度の改選期でしたので、今回の顔ぶれで説明しましょう。
理事は17人います。内訳は「Jリーグ」3人、「JFA」(日本サッカー協会)3人、
「クラブ」6人、「学識経験者」5人です。

「Jリーグ」は鬼武健二チェアマン、犬飼基昭専務理事(元レッズ社長)、
佐々木一樹常務理事の3人。いずれもJリーグに常勤しています。
この3人以外の理事は非常勤です。

「JFA」からの3人は、田島幸三専務理事、小野剛技術委員長、松崎康弘審判委員長。
以前は専務理事1人だけでしたが、2人増えました。

「クラブ」については、J1から5人、J2から1人。
J1は、アルビレックス新潟の池田弘会長、ヴァンフォーレ甲府の海野一幸社長、
サンフレッチェ広島の久保允誉社長、ガンバ大阪の佐野泉社長、FC東京の椿原正治社長です。
J2を代表して、湘南ベルマーレの真壁潔社長が入りました。

これまでJ2として理事会に社長が参加していたクラブは、
必ずJ1に上がっています。
新潟しかり、甲府もしかり。
今年度は湘南に是非ジンクスを守るよう、頑張って欲しいと思います。

さて、私は「学識経験者」枠の理事です。
サッカーが専門でない人を「学識経験者」と呼びます。
残る4人の顔ぶれは、次のとおりです。

バレーボールの三屋裕子さん、博報堂法務室長の小竹伸幸さん、
早稲田の教授でJリーグ経営諮問委員会委員長の武藤泰明さん、
日本政策投資銀行地域企画部審議役の傍士銑太さん。

日本のスポーツ団体は、そのスポーツにかかわっていない学識経験者を
理事に入れることはほとんどありません。
Jリーグは、それだけオープンな組織といえます。

さて、私がよく受ける質問があります。
「三ッ谷さんは、どのようにしてJリーグの理事になったのですか」。
その経緯はちょっと長くなるので明日、ご説明します。

株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  http://www.sports-21.com 

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2 コメント

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Unknown (Yowsuque)
2006-08-13 02:33:01
昨日(8/12)クラブカンファレンスというベルマーレ主催の“社長がサポーターの質問に答える場”に出ました。

その会場に行く途中で偶然真壁社長とお会いして、本文の話=J2理事のチームの昇格の話 をしたら、ご本人も気付いていませんでした(笑)
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ベルマーレに注目 (三ッ谷洋子)
2006-08-13 19:10:33
Yowsuqueさん コメントありがとうございます。

J2の理事はただ1人です。

新潟も甲府も、地域で様々な工夫をしながら経営をしているクラブです。

そんなクラブが、理事会のメンバーとして選ばれていると、私は理解しています。

ベルマーレのクラブ経営はユニークですね。

これからの活躍に注目しています。



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