三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

第二の中津江村は?

2010年01月12日 | 2010年
長期不況に輪をかけた昨秋のリーマンショック。
口をひらけば「不況」の二文字が飛び交う新年ですが、
明るい話題は、はやりスポーツですね。

日本サッカー協会は2018年、2022年の
ワールドカップ招致活動を進めています。
そこで私が注目しているのが
大会の開催都市やキャンプ地です。

2002年の時は、
それこそ自治体が大騒ぎだった事を覚えていますか?

開催都市は12自治体を候補とする予定でしたが
政治的な圧力がかかって15都市まで膨らみました。
(結果的には10都市に絞られました。)

今回の立候補は8日に締め切られました。
新聞によれば前回は立候補しなかった東京が
手を挙げています。

各国チームのキャンプ地候補として名乗りをあげているのが
天童市、相模原市、松山市、北九州市など。

そんな自治体に声を大にしていいたいのは、
オリンピックと同様、大会後も
スタジアムなどの「レガシー」(遺産)を伝え、
活かしていくことです。

2002年のワールドカップで試合を開催したスタジアムや
外国チームがキャンプを張ったまち。
当時の遺産を今日まで伝えているところがあるでしょうか。

私が思いつくのは、カメルーンが滞在した中津江村くらい。
日本人は忘れっぽい人種といわれますが、
ちょっと寂しい話だと思いませんか。

===========================
 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 折込広告のモデル | トップ | パワーポイントの資料 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2010年」カテゴリの最新記事