夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

THE RAMBLINGS MEETING

2009-11-28 | Weblog
今宵、今年初のランブリングス・ミーティング(遅っ)。

過去よっぽどヤバいトラブルか特別な事が無い限り

ミーティングなんてやらないバンドなんだよ俺達。

今回はベーシスト民谷と湯村、直さん、木田が

心地良い音楽が流れる空間で杯を交わす宴だ。

いつもなら音出した方が理屈こくより早いって事で

即スタジオ入りしてセッションするんだけど

バンドやってる奴って結構人見知りが多いからさ。

スタジオ入り前に円滑なコミュニケーションを!

そんな気遣いの俺にマネージャーが驚いていやがった(笑)。

よそのバンドは知らないけどランブリングスは

どぎついけど遠慮なく本音を本気で言うからね。

1曲終わらないうちに怒って帰った奴ゴマンといるもん。

実際は俺か湯村が演奏止めて帰ってもらった数の方が多いけど。

今は言葉の物言いで気持ちも変わると思うようになった。

未だに湯村はすぐ顔と態度に出す不愉快大王だけどな。

それに比べここ数年の俺なんて仏様みたいだぜ!

昔メンバーは信じられないくらい穏やかなもんさ(笑)。

つくづく言葉って難しくて厄介だけど大切だと感じるよ。

今だって俺は時々傲慢で嫌な野郎だったりする。

歳くっても完璧な丸になった訳じゃないさ。

昔より人の話に耳を貸して心をフラットにしてるだけだ。

そうすると置いてけぼりにしたモノを感じる事が出来る。

音楽やるにも先ずは口数少なくても言葉が必要だろ?

Mr.マイナス思考がいるから面倒だがメンバーを

騙してもやってもらわなきゃいけない事があるからな。

少しずつ水面下から顔を出すぜ。

それじゃあ行って来ます。
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1 コメント

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覚えていないと思います ()
2009-11-30 15:53:34
15年以上前にオーディションで不合格でした。金田さんが駅まで車で送ってくれまして「どこが駄目だったのか」と食い下がる私に「そんな大切な事さえもわからないからだよ」と言いました。

正直腹が立ったし悔しい気分でした。でもずっとその言葉が残っていました。

車から降りる私に金田さんが「ありがとう」と言ったのにサッサと歩き出したのでした。

今は島根県で家族と暮らしています。懐かしさで書き込んでいます。

金田さん、あの時はありがとうございました。

私にはあの言葉が音楽やっていた時の支えでした。

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