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映画「イテウォン殺人事件」結局被害者ばかりが浮かばれない

2012-08-27 10:06:45 | 韓国映画・アジア映画
「イテウォン殺人事件」★★★wowow鑑賞
チョン・ジニョン、チャン・グンソク、シン・スンファン出演

ホン・ギソン監督、
121分、2010年9月8日公開
2009,韓国
(原題/原作:이태원 살인사건/梨泰院殺人事件 )





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韓国での観客動員は50万人。

「1997年、梨泰院(イテウォン)のハンバーガーショップで
実際に起った殺人事件をベースに、
丁寧な資料調査や証言から
本当は何が起こったかを再度提起した映画、
この映画がきっかでイテウォン殺人事件は
12年ぶりに捜査が再開され話題になった。」



話題のチャン・グンソク主演映画を
wowowで録画して見た、
解明されない部分を残して
裁判が終わってしまい
結局誰が犯人だったのかは
密室で起こった事で解明されないという
被害者にとっては
とても納得できない結末。



人が人を裁くということの
限界も感じるし

この裁判が韓国系のアメリカ人という
治外法権的な要素も含んで
検察側の悔しい気持ちも伝わってくる。


誰かが殺人を犯した
それは事実だ、
けれど決定的な証拠を提示できないなら
結局は誰も罰することができないのだ、
正義だけを振りまわしても
そこにはそれだけでは収まらない
現代の良識があり
何が何でも罰するという
分かりやすい構図も簡単には当てはまらない。



なんとももどかしい展開だけれど
決定的な将校を提示できなければ
それは検察側の負けとなり
真の犯罪者が普通に街で暮らしていくという
現実を突き付ける。



とまあ映画の内容は堅いものだが
検事役のチョン・ジニョンは手堅い演技で
追い詰める高揚感や
手詰まりに追い込まれた表情など
安心して見ていられるが
チャン・グンソクはあからさまな表情を作り過ぎ
対するもうひとりの容疑者は
演出が何か方向性を押し出しているようで
このあたりは押しつけがましく
もっと冷静に見つめる視点が欲しかった。


韓国でも動員が50万人と
決して成功とはいえない興行成績
映画館で見るとその出来にガッカリするかも
レンタルで充分

★100点満点で60点


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チャン・グンソク出演作品
2002年 『宝島』
2006年 『ドレミファソラシド』、『着信アリ ファイナル』
2007年 『楽しい人生』、『待ちくたびれて』
2009年 『梨泰院殺人事件』

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