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書籍「宿命と真実の炎/貫井 徳郎(著)」タイトルはちょっと大袈裟かな

2017-06-04 13:54:08 | 読書の時間
書籍「宿命と真実の炎/貫井 徳郎(著)」タイトルはちょっと大袈裟かな
書籍「宿命と真実の炎/貫井 徳郎(著)★★★★
出版社: 幻冬舎 (2017/5/11)
483ページ、1.944円

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「仕事にしがみつく女刑事と
警察を離れた男の因縁。
復讐だけを生きる糧にするふたり――。
幼い日に、警察沙汰で
離れ離れになった誠也とレイ。
大人になって再会したふたりは、
警察への復讐を誓い、
その計画を着実に遂行する。
一方、事故か他殺か判然としない
警察官の連続死に、
捜査本部は緊迫する。
事件を追う所轄刑事の高城理那は、
かつて“名探偵"を呼ばれた
西條の存在を気にしていた。
スキャンダルで警察を去り、
人生を暗転させた男。彼だったらどう推理するのか――。
止まらない面白さ、圧倒的読み応え。
これぞ貫井徳郎の真骨頂!。!」

(出版社HPより)


本の装丁とタイトルは
ちょっと大袈裟な感じがする

人の内面を描いた内容が
この刺激的な表面から
かなり乖離している気さえする。


女刑事と元捜査一課の敏腕刑事が登場、
そして警察官の連続不審死が起きる、
犯人は最初から分かっているから
謎解きではないが
それでも途中で、「そんな事が・・・」と
思う瞬間もあって
読んでいて読みやすいし
流れに違和感もない。



だから週末の3日間程度で
読めてしまうが
深みはもうひとつ、
犯行の動機は
5人の殺人にしては
読み手のこちらを納得させるには
少し弱いかな。



もちろんどんな理由があっても
「それじゃあ、殺人もしかないな」とは
ならないにしても
もう少し、心情の部分で
納得させて欲しかった。



新刊で税込1.944円は
本好きでも結構イタイ、
でもここに出てきた刑事達の
今後もまだまだ描かれそうなので
面白い今後に期待したい。


元刑事の西條は
次には犯罪コンサルタントとして
登場するのだろうな、
女刑事とのからみも
面白そうだ。


軽めにいくのか
それとも人間の様々な感情を
描いていくのか
どちらも今回は中途半端に感じたが

読んでいて面白かったので
文庫なら評価はもう少し高かった。

★100点満点で75点

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