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soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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映画「ビルマVJ 消された革命」いつか、昔はこんなことがあったと言えるように

2010-06-25 07:35:18 | ミニシアター系映画
「ビルマVJ 消された革命」★★★
アレクセイ・グシュコブ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン出演
アンダース・オステルガルド監督、85分 、2010年5月15日、2008,デンマーク,東風
(原題:BURMA VJ )




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「今年の韓国映画名作「息もできない」を見た時、
予告編を見て気になっていた映画をやっと見た、
2007年、ミャンマー(ビルマ)で起きた反政府デモの映像は、
それ自体より、日本人ジャーナリストが
撃たれて命を落としたことで記憶に残っている、
結局すぐお隣の国だと言うのに、
自分達は他人事のように気にもしていないのが現実」



身の危険を顧みず潜伏しながら
世界へとミャンマーの現状を発信し続ける
VJ=ビデオ・ジャーナリストたちの
姿を追ったドキュメンタリー。

7年くらい前にミャンマーへ旅行した時、
当時の首都ヤンゴンに溢れる物品
中央に輝くパゴダ、
バスが頻繁に行き交い
多くの人を吐きだして賑わいを感じた。

旅行者の自分には現地の人たちが
いかに暮らしにくい生活を強いられているかは
やはり分からなかった、

「結構栄えてるじゃん」
そんなお気楽なことを感じていた、
その後国内線で行ったパガンは
さらにのんびりとした観光地で
楽しい思いしか感じなかった。

オレンジの袈裟を着た僧侶達を先頭に
多くの市民が立ち上がった、
軍事政権への不満が頂点に達した瞬間だ

身の危険を感じながらも
この現実を伝えようとする熱気は
充分に伝わった、
しかしその熱がまたしても抑えられたことも事実、
簡単に何がいいか分からないが
民意が伝わらないことが
今後どう影響するのか見守るだけだ。



ミャンマーから遠く離れて
映画館の冷房の利いた中で
リラックスして見ている自分には
本当の意味の彼らの言葉は伝わらない、

なんだか作り物の映像を見ている気さえしたのだ、
その意味で映画と言うものの
ニュース的な価値は無いと感じたが
それと同時にこの事実を
しっかりと残すのは映画なのかもしれない。

軍事政権に憤慨しつつも
映画館を出て暗くなった道を
地下鉄に向かう頃
今夜は何を食べようかなと
すでに別のことを考えていた。

★100点満点で60点


soramove
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闇両替を頻繁に声をかけられた記憶がある。

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