soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

熱帯でモノ作りについて考える

2009-03-26 23:05:37 | 旅のつれづれ
日がな一日、プールサイドで
ミステリー本を読んでますが、
そんな中でも本とは離れてあれこれ
考えるわけです。

ホテルでメシを食えばバカ高ですが、
一歩外へ出て、
普通の食堂みたいなところでは、
定食っぽいものが200円から300円程度で
食べられるわけです。

そこでは焼き鳥風の小さく切った肉を
くしに刺し、炭火であぶる人や、
ぐつぐつ煮えているスープの入った鍋を
かき回しながら、客のオーダーで
器の具や麺の種類を変えて
どんどん注文をこなす手際のいい人、

飲み物の注文でココナッツを手刀のようなもので
バサッと切ってストローを差し込んで
テーブルに出したりと、
実にいろんなことが一瞬であちこちで行われている。

そしてそのどれもが
日本で100円ショップで感じる
「これで100円?」と当たり前のリアクションのように
これだけ手間をかけてこの安さ、
ただただ驚くわけです。

自分たちの身の回りでは
ものを作るこ行為ってのはあまり見かけない、
モノを自分たちが作っていては
人件費が高くついて、安く提供できないからだ。

安いってのは本当にいいのかね、
自分たちでは作れないものを
こんなに安く手に入れていいのかね。
ここ何年かほんとによく考えることだ。


だったらフェアトレードとか
なんかこじゃれた名前で
格差について考えてるみたいなポーズも
どうも胡散くさい、
ロハスとか、何だってんだ。


小さな屋台の横で皿を洗う子供、
自分たちの前の世代の日本人は
子供に働かせてはいけない、
充分な教育を受けさせたいと、
今のような基盤を作ってくれた。

でも最近はその使い方がいびつな気がしてならない。
どうなんだろうね。

ただこんなことを、
リゾートホテルで、まさに
経済格差の恩恵を受けながら書いてるのは
それ自体おかしなことかもしれないけれど。

soramove
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欧米の人たちの休暇ってどうなってるんだろう、
ここに2週間くらい滞在するってザラなんだよね。

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