スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

原美術館

2019-05-30 06:13:51 | 建物

http://www.haramuseum.or.jp/

品川区北品川の御殿山髙級住宅街に

お洒落な美術館があり、

しかも来年12月閉館予定と聞き、

足を伸ばしてみた。

当美術館は原俊夫が設立した

現代美術を中心とした私立美術館で

1979年12月に開館した。

前身は原邦造邸(東京ガス会長、日本航空会長

帝都髙速度交通営団総裁などを歴任)で、

渡辺仁(上野東京国立博物館本館、

銀座和光本館…旧服部時計店など設計)が

建物の設計をし、昭和13年に竣工した。

アールのゆるやかな曲線を描いた廊下が美しい。

ここは朝鮮戦争休戦協定締結の資料、

地図が展示してある。

一番奥まった所にあるサンルーム。

尚、当美術館は40年の歴史に幕を下ろし、

伊香保グリーン牧場内にある姉妹館の

ハラミュージアムアーク(群馬県渋川市)に

集約されるとか。

この日は(4月13日~7月28日)

自然国家(THE NATURE RULES)と題して

崔在銀 発案・構成による

「大地の夢プロジェクト」の

構想を可視化する展覧会をやっていた。

当館にある「カフェ ダール」は

知る人ぞ知る有名なカフェらしい。

都心とは思えない静かな所で、

緑を眺めながらテラス席で

ティータイムを堪能できる。

ここは戦前の個人邸宅の雰囲気を残した建物と

現代美術とが不思議に調和している。

庭にも、多田美波、関根仲尾などの

作品が点々と展示してある。

この庭の隣りには新幹線下りから見える

右側髙台にそびえる御殿山マンションがある。

ミュージアムショップを覗くと

コンセプトがはっきりしていないものが

ゴチャゴチャ並んでいた。

 

 

 

 


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