スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その161-Ⅱ~

2023-07-05 06:46:04 | 食~そば・うどん

 ぎんねこ 

さいたま市浦和区仲町2-13-17 

TEL 048-822-4751

定休日 土曜日、日曜日

営業時間 10:30~14:00

(2014-7-1付ブログ参照)

浦和のグルメ通り「浦和裏門通り商店街」にある

昭和レトロの古風な建物が堂々と構えているお蕎麦屋さん。

店名の由来はもともと「シルバーキャット」という喫茶店だったのが

戦時中は英語が使えないため「ぎんねこ」という名前に変えたとか。

歴史を感じさせるエピソードですネー。

お店に入ると一番気が付くのが天井高の高さ。

戦前の建物はゆったりと高さを取る発想があったのですね。

周辺壁には昭和チックな香りのする時計はじめ飾り物があり、お店の雰囲気を高めている。

そういえばこの裏門通り周辺には昭和レトロの香りいっぱいの銭湯、床屋、漬物屋、

おでんや、喫茶店が並んでいて、タイムスリップしたような街並みが広がっていたが、

最近取り壊され、ぎんねこさんはより貴重な建物になってしまった。

これからも昭和から続く貴重なお店を大事にしていきたいものですね。

これがぎんねこさんのメニュー。

もりが450円、冷やし中華夏季のみ700円、カレーライス650円、かつ丼750円、ラーメン550円。

価格もまだ昭和時代のなごりの金額に見えてしまう。

ちなみに当店の名物は冷やし月見そば650円だ。

店内に置かれている食器置場の家具も昭和の香りが漂っている。

厨房の洗い場もここにあり今の厨房では考えられない。

今回は冷やし天ぷら800円に決めた。

海老の天ぷらに人参のかき揚げ、きゅうりとトマトとわかめが付け合わせてある。

そしてビジュアル的には昭和必須食材の鳴門が存在を訴えている。

蕎麦は懐かしい素朴な蕎麦だ。

スミダマンも高齢者になって昭和の味は格別の哀愁を誘う。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その591~

2023-04-29 06:05:45 | 食~そば・うどん

手打ち蕎麦 しば田

さいたま市浦和区高砂2-2-2 BAIGYOKU’Sビル1F

TEL 048-400-2150

定休日 第2、第4月曜日

浦和の一等地、旧仲仙道に面した県庁通りとの交差点の近くに建て替えられたまさに

絵に描いたようなペンシルビルの1階に昨年12月26日にオープンした手打ちの蕎麦屋さん。

この地には建て替え前はやはり老舗の蕎麦屋「梅玉」があった。

(2014-3-20付 その143ブログ参照)

ビルの形状からして無理もないが店内はうなぎの寝床のように細長い。

入口を入った所には個室コーナー、テーブル席が2人席が3卓、

他4席、一番奥にカウンターL字型4席、全席で28席だ。

内装は和のシンプルモダンで落ち着いていて感じが良い。

カウンター席の壁にはボトル棚が造られていてそばで一杯といった空気が流れていた。

そして客席の先、木の枠の奥が厨房になっている。

 

 

それでは当店のお品書をご紹介しましょう。

お蕎麦屋さんの定番メニューが続いています。

昔は蕎麦屋でいっぱいというのが粋な飲み方。

その酒の肴のラインアップ。

事前に予約をすれば鴨の焼きしゃぶコースも用意されている。

スミダマンにとってはまずはランチメニュー。

おすすめに鴨そぼろと穴子、季節ものでは牡蠣南蛮まである。

ミニ天重、ミニカツ重、ミニ親子重も素材に凝っているようだ。

その中でおすすめランチ鴨そぼろ丼とおそばもり1250円を迷いなく注文。

食べ応えのある鴨そばとふわふわの炒り卵にしょうがの効いたあんかけをかけたというコメントに納得。

見た目にも丼、美味しそう。

美味しかったのです。

問題は手打ち蕎麦のほうだ。

初めてのご対面なのでじっくり味あわさせていただきました。

ー合格でーす。

リピート決定。

店内の片隅には手打ち蕎麦屋さんの三種の神器、石臼挽き器と酒墹器がさりげなく置かれてあった。

このメッセージは何を意味しているのか?

何かを伝えようとしている。

「がまんの気には実がなる」

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その391-Ⅱ~

2023-02-28 06:06:24 | 食~そば・うどん

そば処 なかや

さいたま市緑区中尾270-3

TEL 048-873-0697

定休日 木曜日、第3水曜日

駐車場 2ヶ所、7台

(2018-7-6付、その391参照)

たしか当店は開店してから約35年。

以前はごく普通の町のそば屋さんだったが、最近全面リニューアルして全くイメージを変えた。

これを機に屋号も「なか家」から「なかや」に変えたようだ。

店内も以前よりずっと広くなったようだ。

席はテーブル席4人用が2卓、2人用が2卓、奥が個室コーナーになっていて小上り席も用意されている。

黄色のシャツを着ている女性がひょっとして若女将(?)

とても愛想が良くて感じが良い。

まさに看板娘だ。

色々見ていくうちにどうやら大リニューアルを機に世代交代したのではないかと思った(?)

のれん越しの厨房だからよくは見えなかったが、

男性2人と女性1人が中でキビキビと忙しそうに働いていて、

どうしても待っている間、視線がそちらに向いてしまう。

店内には設えとして小さな棚の上に一輪の花が活けられていて、ホッとする空間を演出していた。

平日限定サービスランチメニューと今週のおすすめランチ→ミニ穴子丼セット1,100円。

そしてメニューの中に価格改定のお知らせページがあった。

「相次ぐ材料費、光熱費等の値上げにより自助努力だけでは

現状価格を維持していくことが大変厳しい状況になってしまいました。

心苦しい決断ではありましたが価格を変更させていただきます。」

インフレの足音があちこちでヒタヒタと聞こえてくる今日この頃です。

以前訪問した時(4年前)よりかけそばが300円アップしている。

なお、今回訪問したのは昨年秋でしたのでよろしくお願いします。

こちらはお蕎麦屋さんのお土産(そばかりんとうとそば茶)、そしてお持ち帰りメニュー。

山菜ミックス、きのこミックス、舞茸の天ぷら、揚げ餅、大根おろしの入った

山菜きのこ蕎麦1,350円を注文。

山菜、きのこ、大根おろしをよーく混ぜると最高!

揚げ餅と舞茸天も最高!!

当店のそば湯、トロトーロでした。

店に入るところで迎えてくれた蕎麦を食している浮世絵風の看板。

これを見ても以前来た時とはイメージが全然違っていた。

当店は前の店時代は出前が多いと言っていたが、現在も出前は続けているのだろう。

たぶん出前の時に使うバイクの柄がまたすごい!

唐草模様ですヨ!


浦和エリア旨い店シリーズ ~その584~

2022-11-16 06:12:12 | 食~そば・うどん

讃岐うどん 3代目 たれ半

さいたま市緑区原山3-15-33

TEL 048-764-8276

定休日 無休

営業時間 11:00~14:30/17:00~20:00

駐車場 店頭に有(4台)

JR浦和駅を出て463号線(通称:越谷街道)を東浦和方面へ。

メガドンキホーテ浦和原山店を過ぎた先左側にあるのが

讃岐うどん専門の「たれ半」さんです。

今年の6月10日にオープンしたばかりです。

当店は各地のデパートにも出店している創業70年

A5ランク黒毛和牛専門店の弁当屋「浅草たれ半」グループがやっている。

かつて讃岐うどん屋を持たれていたが今回復活オープンしたとの事。

店内はオープンしたばかりなので全てが真新しい。

テーブル席が2席、カウンター席が15席ほど。

この日は3名の若い女性が働いており、想像していたイメージとは違っていた。

販売方式は丸亀製麺と同じセルフ方式。

エンターテイメント性は無いが、

小さな分、アットホームな雰囲気で気に入った。

これが当店のメニュー。

代表的なもので温・冷かけうどんが、並440円(税込)、

中550円(税込)、大660円(税込)と良心的なプライスとなっている。

種類は和風かれーうどん、きつねうどん、

温玉ぶっかけうどん、ぶっかけうどん、

おろし生しょうゆうどん、生しょうゆうどん、

冷やしうどんの8種がある。

こちらは天ぷらコーナー。

かきあげ160円、うずらフライ160円、海老天180円、

ちくわ120円、さつまいも天120円、なすび120円、

そしてコロッケ120円、だし巻玉子100円、

それから伝統のごまおいなりさん130円、

だしむすび120円も用意されている。

トッピングとしては大根おろし60円、追加ねぎ60円、

おあげ120円、わかめ120円、温たま100円などがある。

丸亀製麺とちがって大根おろし、ねぎは有料になっているのは仕方ないか。

この日は、おろし生しょうゆうどん(並)500円に

天ぷら3点(かきあげ、ちくわ、うずら)、

そしておいなりさんと欲張り注文。

うどんにねぎ、大根おろし、あげ玉をトッピングして白ごまをふりかけた。

ビジュアル的にも美しい。

讃岐うどんのわりにはやや細めのうどん。

しかしコシはしっかりあってちょうど良い。

手作り感が伝わってきて、これはクセになりそうだ。

天ぷら、フライも家庭料理のような心がある味で

小さい店なりの良さが出ている。

伝統のおいなりさんのいなりの皮はきつねと同じものを使っていて、

ふんわりとした食感に仕上がっている。

しょう油もたれ半のものと讃岐のものの

2種類が用意されていて2つの味を楽しめる。

たれ半の天然だしは、本かつお、宗田かつお、さば節、うるめ節、

片口煮干し、だし昆布と豊富な出汁材料をふんだんに使った本格的なもので、

これが専門店のよいところだ。

当店はスミダマンの会社からも近いし、駐車場もあるし、

なんと言っても手作り感いっぱいの味が楽しめるので、

うどんが食べたくなったらここに通うゾ!

そう思って満足感いっぱいで店を出た。

https://sanukiudon-sandaimetarehan.owst.jp/

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その344-Ⅱ~

2021-07-12 06:21:39 | 食~そば・うどん

生蕎麦 吉祥

さいたま市浦和区領家2-8-17

TEL 048-882-1507

定休日 日曜日

駐車場 3台有り

産業道路から一歩入った領家・元町の高級住宅街の中にしっとりと溶け込んでいて、

風情あるお蕎麦屋さんだ。

当店には何か惹きつけるパワーがあるのだろう。

一枚目の写真は前回のブログとほとんど同時もの、そして注文したものも偶然同じ。

違うのはビフォーコロナとウィズコロナの時代背景か!

(2017-9-9付ブログ参照)

当店は本格的手打ちそばだけでなく木炭焙煎珈琲も楽しむことができる。

そばとコーヒーの組み合わせ、和と洋のコラボレーションは如何か?

体験した記憶がないのでわからない。

コロナ感染予防の注意書きの最後に吉祥・大和屋店主とある。

当店は宮本武蔵風の二刀流使いの名店だ。

当店のコロナ感染防止策はかなり徹底していた。

座席は徹底したソーシャルディスタンス。

従来2人席が1人専用になってしかも向かい合わないように工夫している。

ご家族・お子様優先専用席も用意されている。

アルコール消毒、検温、マスク着用はもちろんのこと、

換気の徹底、さらに接触防止までの徹底さだ。

そして会話は控えて黙食に協力してほしい旨の注意書きがいたるところにあり、

かなりお店が敏感になっていることが伝わってくる。

従来のオープンな会計コーナーもビニールシートで壁を作り、

代金決済の出し入れする所だけが空いている。

これを見てパチンコの商品替えの窓口と瞬間ダブってしまった。

ちょっと違うか?

これが当店のお品書。

温かい蕎麦と冷たい蕎麦の2種類に分かれ、かけそばが750円、せいろが750円。

このお品書きも感染防止観点から接触防止として開いてセットしてある。

これはかなり考えたナーという印象だ。

当店の特色は毎月替わり蕎麦を出している事。

今月は茶蕎麦きり1,170円。

因みに前回のブログの時は昆かんずり切り1,150円だった。

前回のブログと偶然同じものを今回も注文してしまった。

鱚(きす)天婦羅せいろ1,150円。

今回もきすの誘惑に負けたということか。

天婦羅にとって食材のきすは魅力的なものだ。

それにしても当店の天ぷらのレベルもかなり高い。

一緒の相方は野菜天婦羅せいろ1,130円をオーダー。

この天婦羅もいかにもカラッと揚がっていて旨そう!

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その118-Ⅱ~

2021-02-27 05:33:51 | 食~そば・うどん

そば司 沢畔(たくはん)

さいたま市浦和区仲町4-10-13

TEL 048-837-8723

定休日 金曜日

さいたま市役所・駐車場出口の前にある沢畔さんは開業して丁度20年だとか。

街のそば屋さんとしては外観がなかなかお洒落な造りだ。

店名がまた難しく沢畔を「たくはん」と読む。

これはきっとこだわりの意味があるのだろう?

それにしても旗日でもないのに店の真ん中に掛けられている日章旗がとても気になった。

(2013-11-22付ブログ参照)

店の外に写真付メニューが沢山出ていたが、他のそば屋さんには無い個性的なメニューが結構ある。

その中でも極めつけが「ひたすら喰らう」なんだこりゃ?!

これが店内風景。

店内はちょっと薄暗いが落ち着いた和の風情が流れている。

玄関の入口の所には小さく「一人で営業中です。ご迷惑をおかけいたします。」

という気になる貼り紙があった。

ごく一般的な二八そば・うどんのメニュー、冷もり・温かけ600円。

中もり100円、大もり200円、生めん50gごとに+100円。

うどんはふつう盛りと大もりのみ。

天ぷらは一品200円(鳥天、砂肝天、みょうが天、ピーマン天、レンコン天、さつまいも天、

舞茸天、シイタケ天、ねぎ天、梅干し天、ゆで卵天 他)

一人でこれだけこなすとはある意味すご腕の持ち主にちがいない。

あなたが作るオリジナルのそばトッピング50円、100円、200円、400円で18種もある。

200円のミートコロッケはすごい。

又、サイドオーダーとして200円、350円、400円、450円、500円でこれまた15種もある。

そば屋さんなのにあじ、イカ、かきのフライもやっている。

オムレツ、ニラ玉、レバー砂肝煮とは洋・中華の世界まで。

やはり店主はすご腕だ。

肉ラーつけそば、浅利佃煮生卵かけごはん、肉なす椎茸辛そば、

コロッケそばなど変わりメニューの中で海老ニラ豆腐あんかけ1,100円が目に止まりオーダーした。

しょうがたっぷりで体がポカポカになる。

小海老とニラが大根おろしのあんかけの中にあって温かい二八の細切りそばにトロリとかけられ、

真ん中に丁寧に切られたゆで卵が美しく置かれてある。

もっともユニークな温かいそばをいただいた。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その261-Ⅲ~

2021-02-17 06:29:03 | 食~そば・うどん

武蔵野うどん 澤村

戸田市大字美女木1323-6

TEL 048-424-7676

定休日 不定休

営業時間 11:00~16:00

駐車場 有(多数)

巨大でエンターテイメント性溢れる武蔵野うどんの名店「澤村」は

浦和区仲町の店(2016-2-3付のブログ参照)からご当地(新幹線、埼京線の高架下)に移転して

2019年2月5日にオープンした。

この大方向転換が大成功した。(2019-4-18付ブログ参照)

この日はまさにその象徴的な日となりました。

1月28日(木)日本テレビで放映された「秘密のケンミンshow」で

「下剋上グルメ埼玉うどん」のテーマで肉汁うどんが紹介されました。

私のミーハー的体質がこれを見て刺激され翌々日に当店に武蔵野うどんを食べに来たらご覧の通りです。

ウエイティング客のなんとすごいこと。

係員に聞いたらあとどの位の待ちかわからないとの事。

広大な駐車場も満杯で長蛇の列。

数人の係員が交通整理していてその人に「この混み方何なの?」と聞いたら

「突然きのうからなんです。TVのケンミンshowを見て皆来たらしい」との事。

こんな状態は幾度も来て初めて。

改めてテレビの影響力のすごさに驚いた次第です。

結果的に約25分待って入店。

ウエイティングの間、駐車場のナンバーをチェックしたら

都内、遠くは横浜ナンバー、千葉ナンバーがあったのはビックリだ。

店内も気のせいか熱気がムンムン。

肉汁うどんパワーのすごさは係員の話でさらにヒートアップ。

「他店の武蔵野うどんさんもうちと同じ状態らしいですヨ!」

因みに席数は60席もあるのに。

当店の手打ちうどん室はご覧のようにすごい広さだ。

この昼の時間にこの部屋内で人を見たのは初めて。

うどんの量が集中豪雨的客の為、不足してきた証拠かもしれない。

当店の人気メニュー肉汁うどんは並盛690円+税、大盛は100円増。

肉量2倍の肉ダブル肉汁うどんが並盛890円+税、他に木の子汁、肉茄子汁、

濃厚鴨汁、薬膳カレーなどがある。

そして温かけうどん並盛390円+税、もりうどん並盛490円+税とCPも素晴らしい。

これに天ぷらのトッピング。

よく頼むのは季節野菜のかきあげ190円+税も肉汁うどんによく合いますネ。

期間限定の旨辛白胡麻坦々うどん(790円)のように新作を提供する努力も怠らない。

本日のご飯3種は浦和時代と変わらない。

ケンミンshowではゲストに肉汁うどんを振る舞って皆一斉に「これは旨い」と唸っていたが、

これはテレビ一流のやらせ表現ではなく本当に旨いんです。

たっぷり入った豚バラ肉と油揚げ、長ネギと白ごまと醤油の旨味豊かなつけ汁。

そして見てもわかる極太の武蔵野うどんの小麦粉の旨味と強烈なコシ。

この2つが相まって口の中でコラボする至福のひと時。

これは本当に幸せを感じます。

この日は2人で小海老天盛りハーフ5尾で310円+税と

きのこと彩り根菜のかきあげ190円+税をシェア。

高齢者にはこれだけで充分のボリュームだ。

当店のもう一つのうれしい特典は4種の厳選薬味がテーブルに用意されていること。

激辛の自家製生七味と甘返し生姜、揚げエシャロットにすり胡麻だ。

食が進むごとにこの薬味を加えてさらにオリジナルの肉汁うどんの世界を楽しむことができる。

澤村さんは本当に素晴らしいお店だ。

そして最後の〆にそば屋のそば湯ではないが、

残った肉汁にゆず風味の割り出しで口の中を心地よくリセット。

これも最終の儀式として重要だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その526~

2021-02-06 06:57:42 | 食~そば・うどん

本格手打ちうどん 千寿庵

さいたま市浦和区仲町4-1-15 恭永ビル

TEL 048-863-3778

定休日 土・日・祝祭日

https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11010189/

R17号の下り線、埼玉県庁とさいたま市役所の中間程にある

創業して48年の歴史を有する手打ちのうどんとそばの本格的なお店です。

その昔は洋食屋さんを営んでいたとかで、

トイレなどは時代を感じさせる和式のものであった。

ところで入口上の看板の家紋が気になりますネー。

何か意味があるのでしょうか?

入口の所にある当店のショーケースは他の店のとはちょっと趣きが違う。

メニューのサンプルは6品しかなく、あとは写真と文字メニュー。

そしてなぜか、うどん店なのに焼酎の瓶が4本もある。

これは如何に?

当店は手打ちの店ですよとの意思表示のうどん・そば打ち台室が歩道に面して鎮座している。

当店は北浦和あじめんさんのように両方(うどんとそば)打っているのがすごい。

お店の若オーナーに聞くと毎朝仕込んでいるとの事。

これはきつい仕事で、そば屋の主人は腰をやられている人が多い。

当店の店内は細長く、入口から左右にテーブル席5卓(4人がけ)とカウンター席4席。

正面奥は小上りの座敷が4卓(4人用)がある。

店内の雰囲気はそれなりの歴史を感じさせる落ち着きがあり、

ゆったりと味を楽しむ空気が流れている。

これが当店のメニュー。

写真付のものが18種ある。

全体的に見てCPは良心的だ。

ラインアップはセットものが充実していて肉汁セット、牛丼セット、

ちくわ天丼セット、豚めしセット、かまたま明太子セットが目立つ。

又、単品ではスタミナぶっかけ、白だし、うま汁(各うどん・そば)も気になる。

うどんでは、すきやきうどん、肉みそうどん、チゲなべうどんもいいですネー。

そんなメニューの中で、この日はそば屋さんのカレーが食べたくて

カレーセット・そば850円をオーダーした。

初めての中華屋さんに行けばラーメンとチャーハンのセットを頼むように、

そば・うどん屋ではカレーの味がどうなのかチェックしたくなる。

自分にとってカレーライスの本命は、やはりそば屋のカレーなのです。

当店のカレーを見るとちょっと赤味がかっていて若干のトマト味を感じる。

それに福神漬があり完璧だ。

千寿屋さんのカレーは才能アリの合格ものでした。

ある意味こちらが当店のメイン、冷したぬきそば。

定番の鳴門がしっかり入っている。

そして2枚のサヤエンドウの緑が美しい。

肝心のそば麺はコシ、色、つやといい、かなりレベルの高いそばだ。

あえて言えばラーメンの麺に近くとてもグッドです。

ということで「千寿庵」はまた来てみたい当たりのお店でした。

次はうどんだ。

小上り座敷から見えた4つもの岡持ちが強烈に目に飛び込んできた。

当然、出前に使われるものだが、こんなにも必要なのか?

しかし考えてみたら県庁、市役所、他の官庁を控えているだけに、

すごい出前量なのかもしれない。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その95-Ⅱ~

2021-01-18 06:39:43 | 食~そば・うどん

手打ちうどん まつ奈

さいたま市浦和区岸町3-3-16

TEL 048-677-5626

定休日 水曜日

営業時間 月~金11:00~16:30

土・日10:00~16:30

駐車場 数台有り

https://blog.goo.ne.jp/4989725

住宅都市浦和でも高級住宅地エリアの閑静な所に建つ知る人ぞ知るうどん専門店。

創業は2011年10月23日で10年目を迎えようとしている人気店。(2013-7-3付ブログ参照)

食べログで3.55の評価を得て2020の百名店に選出された。

ということで今回百名店シリーズの第3弾になる。

久し振りにお伺いしたら、入口玄関の所にご覧のように

「撮影禁止 うどん可」の貼紙が飛び込んできた。

この種の貼紙はブロガーにとっては出入禁止的なプレッシャーになる。

そして、入店して即、口頭で注意を受けた。

以前はこんなこと無かったのに何があったのだろう。

ということで、今回はうどんだけの掲載になってしまったことをご了承下さい。

当店は季節限定や平日限定のうどんがある。

これもその1つで「年明けうどん」並900円。

1月4日(月)から始まって材料が無くなり次第のメニューだ。

これを15日までに食べると縁起が良いとされているので何か良い事が起きるかナー?

それにしてもこのネーミングすごく良いですネ。

これを見るとこれしか注文できないという気になる。

中の具材は正月らしい松竹梅柄の赤い蒲鉾、わかめ、

蕎麦屋の卵焼き、お餅の揚げ物、そしてほうれん草だ。

当店のうどんは地元埼玉の小麦を使った太めのうどんで、

もちもちして小麦の豊かな香りの魅力の優れものだ。

やはりここのうどんは心がこもっていて百名店の名に恥じない逸品である。

相方がオーダーしたのは「みぞれ豚うどん」並950円。

ジューシーな千葉県産三元豚にたっぷりの大根おろし、味のアクセントに三つ葉がのっている。

感想を聞いたらやはりうどんのモチモチ感、コシの強さをほめていた。

いずれにしても脱サラしてご夫婦2人で始めたうどん店が地道な努力によって

イーストエリア2020年のうどん百名店に選ばれたことは誇り高き、栄誉なことと祝意を申し上げたい。

以上、写真がこれしかない為、短いブログになりましたこと悪しからず。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その284-Ⅱ~

2021-01-14 06:10:31 | 食~そば・うどん

あじめん 北浦和店

さいたま市浦和区常盤9-19-11 第3スミダビル1F

TEL 048-815-7255

定休日 なし

営業時間  月~金 17:00~24:00

土・日・祝 昼11:30~15:00 夜17:00~24:00

https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11024986/

我社の第3スミダビル1階に入っている「あじめん」北浦和店は

2020年・東日本エリアのうどん部門でなんと百名店に選ばれた。

百名店とは(株)カカクコムが運営するレストラン検索の予約サイト「食べログ」が

食べログユーザーから高い評価を集めた100店を

ジャンルごとから選出したグルメアワードで今回で4回目になる。

今年も2020年12月9日(木)にEAST・WEST・TOKYOの3エリアで「百名店2020」を発表した。

因みに選出方法は2020年10月初旬における食べログ各ジャンル各エリア総合上位から100店を選出している。

2020年12月現在の掲載レストラン数は約81万軒ある。

EASTエリアに属している埼玉県からは14店が選ばれた。

当北浦和店は2010年4月にオープン、約11年弱を経て百名店となった。(3ッ星半、点数3.56)

前回は2016-3-16付でブログアップ。

オープン時には当社テナント紹介として2010-10-25付アップ。

そして姉妹店の浦和店を2015-3-16付でアップしているので是非参照して下さい。

というとこでお祝いを兼ねて久し振りの夜のあじめん北浦和店に

一日早いが年越そばならぬ年越うどんを食べに行ってきた。

あじめん今月のおすすめ、冬の定番 鍋焼きうどん1,290円。

うどん部門百名店に輝く当店のうどんは武蔵野うどん。

このうどんはもともと郷土料理であるため、

使用される小麦粉は武蔵野台地で生産されたものを使用することが原則だそうだ。

麺は一般的なうどんよりも太く、色は茶色がかっている。

加水率は低く塩分は高めである。

コシがかなり強く食感は力強い物でごつごつしている。

もともとあじめんさんは蕎麦が売りで、この一段せいろ蕎麦(一級)は

490円+税と信じられないほどリーズナブル。

この薫り高い二・八の毎日打たれた手打ち蕎麦はつるりと喉に心地よい食感とコシが強い逸品だ。

店内は長い廊下状の配置に成っていて4人掛けテーブル席3卓、4~6人掛けテーブル3卓、

カウンター席6席、他に4人から最大38人までの個室があり全部で82席という大型店だ。

これだけの大型店で繁栄店が後程紹介するものすごい数のメニューと

そして手作り感が伝わってくる味を提供しているのは素直に素晴らしいと感服してしまう。

手打そば屋に蕎麦打ち台があるのは何もビックリしないが、

当店はその隣りにうどん打ち台が並行してあるのは驚きだ。

こんな店は記憶では初めてで、いかにこだわりの商売をしているかがわかる。

店内の壁にはペタペタと様々な貼り紙があり、無料Wi-Fi、ちょい呑みセット、

日本酒利き酒セットなどの案内が書かれていた。

特に目に付いたのがコクと風味のふぐひれ酒までもがあることだ。

ちょい呑みセットは、おのみものとそば屋の一品と季節の一品で980円(税別)と

懐に優しい呑兵衛にはたまらないメニューだ。

こちらはあじめん”今月のおすすめ”メニュー、店長いちおし、旬の一品、旬の温い一品と

どれをとっても素晴らしいラインアップだ。

これだけ見ても当店は呑兵衛のパラダイス、ワクワク感を掻き立てる居酒屋名店だということがわかる。

その上に当店の最大の売り「うどんとそば」+「ごはんもの」のこの超多彩なメニュー。

これを一通り目を通すだけでも胸のときめきがどんどん高まってくる。

ワンダフル、ブラボーと叫びたくなるぐらいだ。

こちらは焼き物、鉄板、揚げ物、おなじみの一品、サラダ等々。

本当に迫力のあるすごいメニューだ。

しかもよく見るとひとひねり、ふたひねりしたこだわりのメニューが随所に散りばめられている。

さすが蕎麦屋さん、あじめんといえばコレ、蕎麦寿司!

とびっこ、穴子、刻みガリ、玉子、きゅうり、生山葵と

手打ち蕎麦との絶妙な組合せとその食感。

一人前980円、オーダーしてから作るとの事です。

それ以外に国産あい鴨の一品コーナー。

ルチンたっぷりの一品、蕎麦屋の出汁巻き、蕎麦屋の出汁一品など。

本当にここはメニューの幅、種類が多いのにはビックリだ。

こちらは清酒、全国の地酒リスト。

当店には相当の日本酒好き通の常連が沢山いるにちがいない。

お通しの筑前煮。

この煮物が丁度よい味加減で、料理人のすご腕をこれだけで感じる。

蕎麦味噌焼 590円(税別)。

3種の味噌をことことと弱火でじっくり煮込み、たっぷりの蕎麦の実とネギを絡み、

表面を香ばしく焼き上げた逸品。

お酒がススム一品だ。

春の先取り、菜の花のからし和え 390円。

正直言ってこの日食べた中では個人的にこれが最高。

菜の花にしみ込んだ出汁の味とそこに上手に隠れた絶妙なからし。

これにかつお節が花を添える。

なんと店のイメージと違った繊細な味を作るのだろう。

ねぎの甘みが凝縮した下仁田ネギの天ぷら 490円(税別)。

実は以前、会社の忘年会をここでやった時、出てきたこの下仁田ネギの旨さが忘れられなくて、

今回メニューを見たら発見したので即注文。

しかし、以前とは若干味と食感がちがっていて、ほんのちょっとガッカリした。

今回の下仁田ネギは少し質がよくなかったのでは?

骨までおいしいわかさぎの天ぷら 490円(税別)。

なんでこんなに安いの?この量の多さを見て下さい。

これは下仁田ネギとは逆に大当りだった。

天ぷら天ぷらと続いてしまったが、どうしても気になって見た目にかわいく栄養価抜群の

芽キャベツの天ぷら 490円(税別)を追加注文。

これはちょっと内の方に芯があってオーダー失敗であった。

 

 

 

話を百名店に戻すが、2020版では浦和エリアでラーメン1店、うどん2店、

パン3店、スイーツ3店、計9店が選出された。

このうち5店は既にスミダマンのブログで紹介済みだが「あじめん北浦和店」のブログアップをキッカケに

随時紹介していこうと考えています。

乞うご期待を!!