第3回ベストシリーズも浦和エリアの8カテゴリーのアップが終わって
いよいよ後半戦の番外編シリーズが始まります。
埼玉県内編は2016年11月29日以降33軒のエントリーがあり、
かなりの激戦となりました。
結果6割が、しかも上位3位が大宮勢が占めることに成りました。
やはり合併してさいたま市になり
交流も大宮エリアが進んだ証ではないでしょうか。
第1位 「アルピーノ村-フランス料理アルピーノと
洋食素敵屋さん」
番外148・番外146
(2017-5-3付、2017-4-12付)
ここを語る時は、一レストランの複数的な見方をするのではなく
アルピーノ村というようにエリア(面)で見るべきで、
オーナーのグルメでの街作りという理念が素晴らしく、
そのシナジー効果でさいたま市の貢献度はとても高いと思います。
その中核を成すフレンチの「アルピーノ」は昭和44年開業。
その後、年を追うごとに進化を続け、
ステーキの「素敵屋さん」、イタリア料理の「イルクオーレ」、
そしてお菓子屋さん、ウエディング、銀花ギャラリー、
ギャラリー樟楠とこの相乗効果を発揮するパワーはすごい。
残念なことはそのエリアの真ん中に広い道路が横切っており、
この道が無かったらナーと思う。
アルピーノサイドは重厚でシックな雰囲気、
控えめの中に華やかさがあり、外国のかわいい街を思い起こさせる。
素敵屋さんエリアは明治時代の蔵をリノベして
木の温もりが感じられる空間が広がっている。
ここには「満腹、満足、幸福」がある。
第2位 「すし 堺」 番外236
(2019-2-19付)
食べログで3.59点の高得点。
今大宮エリアから浦和エリア迄評判のお寿司屋さんだ。
オーナーシェフの堺さんは苦労人で野心家。
大宮エリアではイタリアンレストランを、
そして浦和エリアには姉妹店の「すし二の宮」。
さらに驚くことにドイツ・フランクフルトにまですし店を出店している。
昨年知人がその店に行ってきてとても褒めていた。
そして最近知った情報は浦和に一見さんお断りのすし店があり、
境グループがやっているらしいとか。
これが本当なら是非行ってブログアップをしたいものです。
すし堺のキャッチコピーは「寿司を食べた時のお客様の笑顔が好きです。
仕入れ、捌き、握り、お客様の前で真剣に勝負ができる寿司。
お客様をもてなし喜ばせることのできる寿司が好きです。」
今後のすし堺グループの進展に大いに注目です。
第3位 料亭大宮「一の家」 番外159
(2017-7-24付)
今や数少なくなった大宮区にある本格的老舗料亭。
明治18年創業とその歴史は古く、千年の緑に囲まれて、
伝統の味とともに優雅なひと時を氷川の杜の中、
そして歴史ある数寄屋造りのお部屋で楽しむことができる。
以前NHKの「ブラタモリ 大宮編」でも紹介され、
大リゾート開発プロジェクトにて開発された料亭の一つで、
夜はとてもシックで趣のある素晴らし風情が漂い、
路地行灯の灯りに導かれて渡り廊下を渡る漆黒の玄昌石の回廊、
又、全ての畳敷き廊下を歩く時、日本人に生まれてよかったとじみじみ思います。
番外編159を見ていただければわかると思いますが、
料亭料理のレベルも建物に勝るとも劣らないセンスと味を誇っています。
いつまでも残ってほしい、さいたま市の夜の顔です。
第4位 「喜多方 坂内 ラーメン 小法師」
(岩槻店、川口東店)
番外184(岩槻) (2018-2-3付)
番外187(川口東口) (2018-3-10付)
自分にとっては喜多方ラーメンの代表選手。
あえて独断で第4位という高ランキングに上げました。
その理由の一つに埼玉県内に2軒あるのがまた良い。
因みに喜多方ラーメン御三家とは古い順に
「まこと食堂」「坂内食堂」「あべ食堂」を言う。
この坂内食堂は明治33年創業で現在全国に62店舗、
そのうち首都圏に46店舗あり、
この看板を目にするとどうしても入りたくなる店です。
コシのある太麺、あっさりしているのにコクのあるスープ。
そしてなんといっても完全手作りのチャーシューが素晴らしい。
これを書いていても味が思い出され、食べに行きたい位だ。
因みに先日アップした喜多方の隣、桧原湖で食べたのとは全く違っていた。
機会があれば御三家のあと2軒にも是非行ってみたいものだ。
第5位 「麺屋 うえだ」 (新座市)
番外241 (2019-3-15付)
大宮エリア、さいたま市内のお店が続いたので
西部エリア新座のラーメン店をランキングしてみました。
当店の外観は遠くから近くに近づくにつれ庇の上に何本もの竹箒が下げられ、
田舎家的雰囲気を醸し出している斬新な意匠に驚かされる。
入店するとここも券売機システム。
ここに限らず多彩なメニューを券売機でしかも人気店は後ろに並ばれ、
一見さんにはイラつかされる。
注文した濃厚魚介豚骨ラーメンの具をよく見ると、
山くらげ、キャベツは変わった素材だ。
「実食、こりゃー最近食べたラーメンではベスト3に入る逸品だ。」
(ブログコメント)
新座、朝霞、志木、和光方面はあまり行く機会が少ないエリアだが、
是非もう一度行ってみたいラーメン専門店の1つだ。
第6位 「パレスホテル 中国料理 瑞麟」 (大宮区)
番外217 (2018-10-24付)
確かホテル中華をベストシリーズに上げたのは初めてかもしれない。
ここ大宮パレスホテルの中華「瑞麟」さんは
北京、四川、広東、上海の4大中華料理の中で上海料理を中心とした店だ。
当店の料理長は地元出身の方で埼玉の名工を受賞した中華料理の匠の人だ。
個人的にはここのチャーハンが好きで、たぶん金華ハムの余韻がいつまでも続く。
全体的には味は濃いめの感じがするが逆にパンチ力を感じる。
若干腰が引けるのはホテル中華だけにお値段的に立派なこと。
さらに税・サービスが入ってくるからもっと値が張ってくる。
故にそう気軽に行ける所ではない。
第7位 「いかの墨 大宮店」 (大宮区)
番外199 (2018-6-19付)
2018年5月2日に開店ということだから
オープン早々にブログアップしたことになる。
建物も当然新しく、意匠デザインも斬新。
駅近で平屋店舗とは贅沢な造りのお店だ。
中に入ると店内の造りも凝っていて
様々なゾーンに分けて個性的な空間を演出している。
焼き方もかまど炊き(おくどさん)や炭火焼きなど多彩だ。
その後はすっかりご無沙汰しているので
大宮で飲む機会があったらまた是非ここに来よう!
当店は新潟のよね蔵グループが県内に初出店したもので、
日本海の旬の新鮮な食材を使った料理(特に佐渡の魚が旨い)と
酒どころの新潟・佐渡の酒が味わえる。
第8位 横浜中華街「梅蘭」 (中央区)
番外191 (2018-4-4付)
横浜中華街から2017年5月17日に出店した当店は、
さいたま新都心駅前のメトロポリタンホテル内にある。
梅蘭さんは創業30年の中堅中華料理店だ。
本格中華料理をリーズナブルな金額でお客様に提供し、
厳選された食材に本場中国の料理人による技術で
お客様をおもてなしする事が店舗理念だそうだ。
当店の売り、梅蘭焼きそばはオーナーの発案だそうで、
見た目は目新しいが決して美しくはない。
しかし食べていくうちにその旨味にどんどんはまっていく。
今もこれを書いていてその味を思い出し食べたくなってきた。
困ったものです。
第9位 「駕籠休み」 (大宮区)
番外144 (2017-3-20付)
またまた、この店のブログを書いていて近々に行こうと決めました。
ここは大宮エリアを代表する武蔵野うどんのお店で
店名をはじめ、すべてが一風変わっている。
外から見た建物はかなり個性的な店構え、
一言で言うと掘っ立て小屋だ。
そしてペタペタと木看板が貼ってある。
自分には変な性格の癖があって汚らしい外観に惹かれる傾向があって
この見た目と味の素晴らしさのギャップの大きさに
ワクワクドキドキ胸が高鳴る。
そして当店のトドメはキャッチコピー
「頑固・飛躍・日本に唯一馬鹿と言われて50年」
・・・いいですネー。
第10位 「伝承信州内藤流 手打ちそば 松月庵」 (朝霞市)
番外298 (2020-3-6付)
当店も前店に続いて親子2代で50年。
本格的10割そばの老舗蕎麦屋さんだ。
そば打ち台を表に出し「一意専心」この心意気が気に入った。
当店には2回目だが、この日は一番人気の三色もり(1,650円)を奮発して注文。
さらに当店自慢の四色もり(2,090円)もあるとか。
四色は田舎、細打ち、変わり、黒細打ちだ。
この変わりそばの差、違いは1人で神経を集中して食さないとその価値がわからない。
又、最近の野菜天ぷらは斬新な素材を使う所が増えてきた。
ここではブロッコリー、他店ではトマト、玉ねぎ、ベビーコーンなどだ。
次朝霞方面に行ったら「松月庵」か「うえだ」だな!