スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その391-Ⅱ~

2023-02-28 06:06:24 | 食~そば・うどん

そば処 なかや

さいたま市緑区中尾270-3

TEL 048-873-0697

定休日 木曜日、第3水曜日

駐車場 2ヶ所、7台

(2018-7-6付、その391参照)

たしか当店は開店してから約35年。

以前はごく普通の町のそば屋さんだったが、最近全面リニューアルして全くイメージを変えた。

これを機に屋号も「なか家」から「なかや」に変えたようだ。

店内も以前よりずっと広くなったようだ。

席はテーブル席4人用が2卓、2人用が2卓、奥が個室コーナーになっていて小上り席も用意されている。

黄色のシャツを着ている女性がひょっとして若女将(?)

とても愛想が良くて感じが良い。

まさに看板娘だ。

色々見ていくうちにどうやら大リニューアルを機に世代交代したのではないかと思った(?)

のれん越しの厨房だからよくは見えなかったが、

男性2人と女性1人が中でキビキビと忙しそうに働いていて、

どうしても待っている間、視線がそちらに向いてしまう。

店内には設えとして小さな棚の上に一輪の花が活けられていて、ホッとする空間を演出していた。

平日限定サービスランチメニューと今週のおすすめランチ→ミニ穴子丼セット1,100円。

そしてメニューの中に価格改定のお知らせページがあった。

「相次ぐ材料費、光熱費等の値上げにより自助努力だけでは

現状価格を維持していくことが大変厳しい状況になってしまいました。

心苦しい決断ではありましたが価格を変更させていただきます。」

インフレの足音があちこちでヒタヒタと聞こえてくる今日この頃です。

以前訪問した時(4年前)よりかけそばが300円アップしている。

なお、今回訪問したのは昨年秋でしたのでよろしくお願いします。

こちらはお蕎麦屋さんのお土産(そばかりんとうとそば茶)、そしてお持ち帰りメニュー。

山菜ミックス、きのこミックス、舞茸の天ぷら、揚げ餅、大根おろしの入った

山菜きのこ蕎麦1,350円を注文。

山菜、きのこ、大根おろしをよーく混ぜると最高!

揚げ餅と舞茸天も最高!!

当店のそば湯、トロトーロでした。

店に入るところで迎えてくれた蕎麦を食している浮世絵風の看板。

これを見ても以前来た時とはイメージが全然違っていた。

当店は前の店時代は出前が多いと言っていたが、現在も出前は続けているのだろう。

たぶん出前の時に使うバイクの柄がまたすごい!

唐草模様ですヨ!


富士ガーデン浦和コルソ店

2023-02-27 06:20:01 | 地元企業

浦和駅西口前コルソ地下1階にある生鮮食品館「富士ガーデン浦和コルソ店」が

昨年9月29日にリニューアルオープンした。

http://new-quick.co.jp/shop/28

浦和駅東西口は商業施設(スーパーマーケットなど)集積がどんどん進み、

今やSUUMO(スーモ)の住みたい街ランキング(2022年)で第5位に入っている大きな要因に

この利便性がかなりあるのではないかと思う。

ちなみに西口に伊勢丹、コルソ、明治屋、成城石井、イトーヨーカ堂、

東口にパルコ、ヤオコー、アトレガーデン自由ヶ丘などがある。

スーパーはよくセールを告知するために折り込みチラシ広告を行う。

当店は肉、魚、野菜、果物、菓子、和菓子、スイーツ、総菜、弁当、デリカ、パンなど

食品のほとんど全てを扱っている。

なお、営業時間はAM10:00~PM8:00と遅くまでやっていて勤め人には大変助かる。

リニューアルした売り場は以前に比べてスッキリとレイアウトされ、

すごく広くなったような気がする。

ここでは食品は一通り揃い、生鮮品がオススメとのこと。

当店を経営している(株)ニュークイックは創業が1973年(昭和38年)9月28日。

本社は東京都中央区日本橋馬喰町にあり、売上高は398億円(2020年3月期)だそうだ。

神奈川県戸塚市に第1号店をオープンし、現在は富士ガーデンとしては10店舗ある。

ニュークイック、仁の義、ステーションデリカを加えると店舗数102店もある。

ちなみに好きでよく買うコンビーフは4種類もありなかなか他店ではこれだけ揃えているところはない。

また、最近この青いグリーンピースが消えてしまっているが、

ここにはあって料理をする人間としてはうれしい発見である。

当店のコンセプトは「お客様に笑顔のある食卓、美味しく体に優しい食文化の創造」だそうだ。

当店の隣りには大好物のたこ焼の「築地銀だこ」のお店があり、

並びながらこのスーパーをよく見ていたのを思い出した。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その5 8 7~

2023-02-24 06:05:42 | 食~居酒屋

グルメ居酒屋 一刻館

さいたま市浦和区岸町4-24-15

TEL 048-831-5369

定休日 日曜日

https://ikkokukanurawa.jimdofree.com/

行きつけの中華屋華山に行ったらあいにくの特別定休日。

さあどうしようと見回したら以前から気に成っていた一刻館が目に飛び込んできた。

外観を見るとどう見ても居酒屋さん。

しかしその横に大きな字で「うまいお食事処素材にこだわり味にこだわる」ののぼりが。

こののぼりを見た瞬間、ここはいけるのではとのひらめきが起きた。

入口の使い込んだ黒板にはなかなか魅力的なランチメニュー7種のラインナップ。

しかもドリンクが付いて750円というCPの素晴らしさ。

もう入店しない訳にはいかないと思わず飛び込んだ。

入店するとやはり夜の居酒屋の雰囲気が昼間でも漂ってくる。

カウンター席8席、テーブル席4人用2卓、一番奥には変型の7人用テーブル席がある。

そのテーブル、椅子を見るといかにも使い込んで来た履歴を感じさせる。

当店は平成元年にオープン。

6年前位からランチを始めたという。

カウンターテーブルの上の木製短冊メニューを見るとやはりここは夜の居酒屋さんだ。

当店はご夫婦2人でやっているようだがマスターは大宮カントリークラブ(ゴルフ場)の

レストランに5年、浦和のフレンチレストランに1.5年修業したという意外な経歴の持ち主だそうだ。

これを聞いただけでランチに期待感が膨らんでしまう。

シーフードフライ定食を注文。

フライはかき、たら、えびという異色の組合せ。

手作りのタルタルソースと相まって美味しいものを出そうという料理人の心意気が伝わってくる。

小皿には切り干し大根。

味噌汁も具にこだわりを感じる。

正直言ってこれで750円とは感激だ。

食後の飲み物もそば茶とはうれしいですね。

これは再訪確定です。

テーブルの上には料理が出て来る間のつなぎとしての「しそ梅干し」が置いてある。

これをつまむとより食欲が増してしまった。

そして当店の茶碗が思わず1つほしくなる魚編の魚の漢字茶碗。

一回り撮ったら45文字もあった。

しかもふりがな付きで。

こちらは夜のメニュー各種やきとりがホワイトボードに荒っぽく書かれてあった。

こちらはお持ち帰り(テイクアウト)のお弁当、お惣菜メニューがやはり黒板に書かれて店外に置かれてあった。

これも値段が安い。

しかもすべて手書きで書かれてある。

そしてなぜか横に大きく白墨でアマビエの絵が画かれてあった。

実は後でわかったが一刻館の売りは手作り料理、安さ、旨さ、そしてマスターの人間味だそうだ。

納得!納得!


広島風お好み焼 ~その47~

2023-02-23 06:26:31 | 料理

我が家のお好み焼といったらすっかり広島風が定番となってしまいました。

キャベツをはじめ野菜の甘みと焼けた生地のおいしさ、

ソースの濃厚さとが渾然一体となって口の中で広がる。

しかも食後があっさりしていて胃がもたれないのがのがその理由かも。

いつ付の新聞記事だか忘れたが、この年季が入っている記事のレシピと

それに大宮の「やき屋おたふく」(2011-11-25付、番外編~その5~参照)の

作り方を参考に完成したのがこのレシピです。

 

 

 

 

(具材)

キャベツ、長ネギ、もやし、豚バラ肉、桜えび(今回は香り付けで使ってみた)、

天かす、とろろ昆布、かつお節、青のり、紅しょうが、卵、焼そば麺、

お好み焼の粉、オタフクソース、マヨネーズ、塩

キャベツの千切り、長ネギの小口切り、もやし

豚バラ肉と釜あげ桜えび

焼そば(オタフクソース付)

オタフクの天かす。

できれば天婦羅屋さんやかそば屋さんの天かす(揚げ玉)の方が香りと味がずっと良い。

とろろ昆布に紅しょうが、かつお節に青のりが必要。

お好み焼の粉(オタフク製)を水と氷で溶かし鉄板の上に薄くのばして敷く。

クレープといった感じで。

今回はスミダマンが生地作りをしてなかったのでちょっと厚み、ムラができてしまった。

生地が厚すぎると食感が粉っぽくなる。

薄く均等にのばすのがポイントだが、これには技がいる。

生地が焼けてきたらかつお節、そしてキャベツをたっぷりのせる。

次に長ネギ。

そしてもやし。

野菜3点をのせたら塩を少々ふり味を調える。

野菜を返す前に豚バラ肉を軽く焼いておく。

野菜3点の上に天かす、とろろ昆布、豚バラ肉をのせる。

以上を返し野菜から出る水蒸気で具を蒸し焼きにするのがおいしさの秘訣。

次に焼きそばをお好み焼の生地ソースをつなぎにして焼く。

ここでソースをかけてソース焼そば風にするところもある。

焼そばの上に具材をのせる。

卵を割り黄身を割ってのばす。

のばした卵の上に具材本体を乗せ返して完成です。

完成したお好み焼の上に好みで青のり、紅しょうがをのせ、

お好み焼ソースとマヨネーズをかけて好みの味に調える。

これはいつ食べても本当に旨い食べ物ですネー。

 

 

ところで広島風の特徴は薄く焼いた生地の上にキャベツやもやし、麺、卵などを重ねて焼くことで、

混ぜて焼く一般的なお好み焼とはちょっと違う。

今のスタイルができたのは昭和30年代といわれている。

 

 


越後の国あれこれ

2023-02-22 06:07:16 | 旅 ~国内

燕三条駅は新潟県三条市下須頃にあるJR東日本の駅で上越新幹線が通っている。

この建物は昭和57年11月15日開業した。

当駅の乗員人員は1,309人(2021年)だ。

新幹線の駅舎の意匠はどこも同じで機能優先で個性がないのが残念だ。

燕三条市は世界に轟く金物の町。

古くから作業工具、刃物といった金属製品や洋食器などの生産で知られている。

大型のフォーク、ナイフの横には燕市PR隊長のヤクルトスワローズのつば九郎のパネルが迎えてくれた。

昭和57年(1984年)大宮-新潟間で開通した上越新幹線は早いもので開業40周年(2022年)を迎えた。

この間の40年の間の軌跡が写真付きパネルで展示されていた。

走る美術館と言われている「現美新幹線」。

かつてJR東日本が保有していた乗ってたのしい列車(現代アートが楽しみる観光列車)用の新幹線車輌を利用。

起点は越後湯沢駅から終点は新潟駅まで世界最速の芸術鑑賞ができる。

なお、現美新幹線とは現代美術の略称で外観デザインは蜷川実花が担当した。

駅を降りると駅前にユニークな植木を発見。

「これは何ですか?」とバスガイドさんに聞いたところ、

の降雪の時、樹々を守るための雪吊りみたいなものらしい。

日本海に流れこむ信濃川は日本で一番長い川。

水源は甲武信ヶ岳で千曲川から新潟県域で信濃川と呼称が変わる。

上の写真は燕三条駅の近くから撮ったもの。

下の写真は新潟市から新発田市に向かっているところから撮ったもの。

前期2枚目の写真の信濃川からバスで8分後に通過した阿賀野川。

この川は福島県に源流を持ち、全長では日本第10位の長さだが、下流の河川水流量は日本最大級だそうだ。

橋に林立してするポールは鳥の侵入を防ぐためのものだそうだ。

今は冬で寒い日が続いているが越後の国へ旅している時は秋真っ盛り。

青空の中、美しい空気が流れていて気持ち良い気候を堪能していたのが懐かしい。

新潟越後の信号機は関東の信号機とは違う。

雪対策のため信号が縦になっており、しかも斜めに付けられている。

交差点に来る度に気になる光景だ。

雪国に来ると目立つのがこの消雪パイプ。

消雪パイプは地下水をポンプで汲み上げ路面に散水して雪を溶かすための設備。

昭和30年代初期に長岡市の一民間会社が施行されたのが始まりという。

Jリーグアルビレックス新潟のホームスタジアムで2001年4月29日に開場した。

収容人員は42,300人で2014年1月1日からデンカ(株)が施設命名権を取得し、

現在デンカビックスワンスタジアムの呼称を使用している。

今回の旅であちらこちらで目にした白鳥の群れ。

多くは田んぼで餌を取っていたが、この写真は川で群れをなしていた白鳥さん。

「おすわさま」の愛称で新発田市民に親しまれている諏訪神社。

創建は大化4年(648年)と超古い。

信濃国から移住した人々が、現在の諏訪大社より分霊を勧請したのが起源とされる。

歴代領主の崇敬を受け、新発田の総鎮守とされている。

全国の各自治体でマンホールの蓋を使った町おこしをしているのを

メディアが取り上げて報道しているのを見たことがあるが、

ここ村上市も鮭をテーマにした蓋を見たのでパチリしました。

村上市内のところに2022年北京冬季オリンピックで金メダルを取った

スノーボードの平野歩夢。このポスターを見て村上市出身だということを知りました。

この駅が上越新幹線の終点新潟駅です。

駅舎の中は只今大リフォーム中。

完成後はどうなるのか興味のあるところです。

そして、もう1つ気になったのがこのPR横断幕。

そういえば錦鯉発祥の地は新潟県中央部の古志郡二十村郷(現在の古千谷市と長岡市の一部)で

約200年前にマゴイから突然変異した変色を変種を観賞用として養殖したのが始まりとか。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編435~

2023-02-21 06:00:01 | 食~番外編(県外)

料亭 能登新

新潟県村上市飯野2-1-9

TEL 0254-52-6166

定休日 不定休

https://notoshin.com/

当店は江戸時代から続く創業250年の老舗料亭。

新潟県村上市は自然が豊かで海の恵みや山の幸が一年を通じて沢山ある。

村上では郷土料理である「鮭料理」や、日本一に輝いた「村上牛」を使った料理がで、

そのほかにも日本海、三面川、朝日連峰の幸をふんだんに使った料理を提供している。

こちらの方が女将。

コロナも長期化し、マスクがすっかり定着して人の本当の顔がマスクでわからなくなって久しい。

彼女もビフォアアフターでご挨拶だ。

広々した玄関。

まさに地方の名料亭の風格が伝わってくる造りだ。

玄関を上がった所には名品が並べられた飾り棚。

そしてこうのとりの剥製、村上名物鱒の魚拓がお客を迎えてくれる。

そして客間に通じる廊下には村上の代名詞ともいってよい本物と人形の吊り下がり鮭が目に飛び込んでくる。

まさに鮭のまち村上の料亭だ。

スミダマン達が食事した大広間には床の間に立派な掛軸、獅子舞の頭と太鼓、

そして部屋いっぱいの屏風、そしてなぜか幕末の有名志士の集合写真が飾ってあった。

(この写真は他の所でも見たことがあるが歴史上の若い頃の

人物がズラリ並んで写っている。本物なのかクレッションだ。)

店の外に掲示されていたお品書。

鮭会席料理 5000円 村上堪能料理 6600円

越後村上鮭料理、特選村上牛料理、村上手焼きにぎり寿司などだ。

食事が始まる前に当店の料理長が献立の説明とご挨拶。

想像していたよりずっと若い料理長であった。

当店の敷紙はとてもカラフル。

そこに書かれてある文字を見ると村上を表わす漢字が並んでいるようだ。

 

 

それでは村上堪能料理をご紹介しましょう。

前菜(鮭づくし)

氷頭生酢和え 鮭ほっぺたみそ田楽

白子 どんびこ旨煮 酒びたし

蒸し物 鮭焼畑紅かぶら蒸し

造り 旬の地魚 鮭の土佐漬

進肴 村上牛サーロインステーキ 温野菜薬味

いわふねこしひかり新米飯 香の物

二年熟成みそ汁、三面川正油はらこ

そして写真撮り忘れたが水菓子として和ぷりんと焼いも


村上市街町屋散策

2023-02-20 06:10:59 | 旅 ~国内

今回の旅で一番来たかったところがここ「鮭の町村上市」だった。

武家屋敷と町屋の散策には町の観光ボランティアガイド2名の方が丁寧に案内をしてくれた。

村上市は新潟県の最北端に位置し、「県北の城下町」と呼ばれ、

村上藩の藩士邸宅が移築・保存されており、往時の武家の生活を肌で感じることができる。

人口は5万8300人(2020年12月1日)で鮭、酒、人情(さけ、さけ、なさけ)のまち村上市といわれ、

海、山、川の自然豊かで歴史・伝統・食などの魅力あふれるまちです。

因みに、この山の上に史跡村上城址があるとのこと。

昔ながらの町屋も現役の商店・住居として利用されており、

その中で鮭を使ったお土産が多数売られており、

その奥の塩引鮭という天井から吊り下がった大量の鮭はやはり圧巻の光景だった。

ここは「千年鮭きっかわ」といい越後村上の町屋通りの中心的存在の場所で

建物も国登録文化財に指定されている。

これが村上の代表的光景の天井から吊り下げられた鮭。

鮭を吊るすのは塩に漬け込んだあとの鮭を熟成させるため。

村上に吹く北西のほどよい風は鮭の乾燥や発酵を促すのだとか。

そうして旨味をいっそう蓄えた鮭が塩引き鮭となっていきます。

売られている商品のトップ3は「鮭の塩引き」(1,361円)、「鮭の酒びたし」(1,426円)、

そして新商品「鮭の生ハム」(1,037円)。

ここに来たら是非これらを購入してほしいとのこと。

ここが越後村上町屋通り。

昔ながらの町屋づくりを活かした建物が建ち並ぶこの通りは城下町村上の風情を堪能できる通りだ。

それぞれ古き良き時代の雰囲気が残っている街並みの風景と建物。

この町屋通りを歩くと大正・昭和の時代にタイムスリップしてしまう。

散策していて途中見つけた「村上の町屋」のモノクロ写真のポスター。

とても街並にピッタリフィットして素晴らしいポスターになっていた。

こちらは地酒を扱う「益甚」の建物。

隣の「千年鮭きっかわ」と並んで町屋通りの中心的存在の建物だ。

かの松尾芭蕉も訪れたといわれる由緒ある浄念寺は文化15年(1818年)に建てられた。

この地方では珍しい白壁土蔵造りで、日本で一番大きなこともあり、

平成3年(1991年)に国の重要文化財に指定されている。

お寺の境内にあったほほえましい1枚。

白い傘の下にうさぎのファミリーが仲良くすずんでいるように見える。

黒塀通りの黒塀は市民による「黒塀一枚千円運動」により今の趣きのある景観に再生された。

ちなみに皇后雅子さまの父親小和田家は村上市はゆかりの地だそうだ。

 


体験型酒蔵 五階菱

2023-02-18 06:19:02 | 地元企業

新発田の食、文化、歴史の魅力が全部入りした新たな体験型酒蔵リゾート「五階菱」。

ここは、越後の城下町新発田の江戸から続く、歴史ある大きな酒蔵を現代的に改造した

「おいしい たのしい」新発田の全部入りな複合施設で、昨年4月に誕生した。

当蔵の由来「市島家」は約420年前の慶長3年(1598年)に加賀大聖寺より

越後新発田藩に移封された溝口候に随伴して当地に移住してきた。

当蔵は初代市島秀松が寛政年間(1790年代)に宗家より分家し、現在の地にて酒造りを開始した。

近代以降は銘柄を「王紋」とし、さらに純米酒「夢」そして新たに若者や女性好みの

「かれん」と伝統を守りながら時代に合わせた酒造りを行っている。

創業より200有余年、「米と水と気候と技術を生かした品質の高い清酒を造り続ける」

を理念に酒造りに変わらない思いを持ち続けている。

この店では越後・新発田の食と酒・土産など厳選した地産品を取り揃えている。

五階菱名物の酒ガチャ。

1回400円で豪華景品が当たる酒蔵ガチャ。

スミダマンのグループ数人も挑戦してみた。

1人大当たりが出て大盛り上がりだ。

こちらは新潟県各地域のお酒飲みくらべコーナー。

上越、中越、下越、佐渡と様々なお酒が楽しめる。

今当地では「大鳥居構想」という越後新発田門前町のプロジェクトがあるらしい。

この写真パースを見ると巨大な鳥居でギネスに挑戦でもしているのでは?

新発田には「王紋酒造」「菊水酒造」「金升酒造」「ふじの井酒造」

という新発田の誇る老舗酒造が四蔵ある。

新発田の人たちは100年以上前からこの新発田四蔵を愛し続けているとか。

この五階菱の前には大物実業家の大倉喜八郎の別邸「蔵春閣」がある。


華鳳・別邸越の里

2023-02-17 06:05:22 | ホテル・旅館

https://www.kahou.com/

https://www.koshinosato.com/

新潟県新発田市月岡温泉134番地

月岡温泉の代表的旅館華鳳・別邸越の里、泉慶はそれぞれ姉妹館で、

最初に昭和42年、現在の女将の母が泉慶を開業し、

その後平成9年に華鳳、平成19年に別邸越の里を開館させた。

2015年プロが選ぶ日本の旅館100選でなんと全国2位を獲得した。

玄関のところには黒塗りの旅館送迎用専用車が最初に目に飛び込んできたのでパチリ。

玄関を入ると巨大な空間ロビーラウンジが迎えてくれた。

一瞬その圧倒的な空気感、そして素敵な造りに思わず足を止めて見回してしまうほどだ。

このご夫妻の肖像画が創業者ご夫妻だ。

そういえば記憶で約30年位前、社内旅行で当館にお世話になったことがあり、

この女将が宴会場にご挨拶に来たことを思い出した。

ロビーラウンジを過ぎると大きな売店、おみやげ売場がある。

ここは旅館の規模からして全てが大きく立派だ。

そして華鳳の至るところには絵画や書などの美術、工芸品が展示してあり、

逆にそれが威圧感にすら感じることもあった。

華鳳内をしばらく進んでいくと今回お世話になった「別邸越の里」の専用廊下、入口に出る。

「越の里」は客室数20室の全室スイートタイプ白玉の湯ラグジュアリー旅館で寛ぎの空間を提供している。

チェックインはこちらの宿専用のロビーがありコンシェルジュスタッフが対応する程の設置になっている。

「別邸越の里」は5フロアあり里山の彩りをテーマにフロアごとにコンセプトを変えているとか。

そしてワンフロアには4室のみでご覧のように最近の記憶では今までで一番広い部屋で

「これはすごい」と感心してしまうほどゴージャス感があった。

ちなみに今回お世話になったのは7階茜の間でコンセプトは「里の空」だそうだ。

当室に到着したのが17時ごろ。

窓から見えた光景は思わずため息が出るほど美しかった。

美しい田園風景、日本の原風景が目の前に広がり、しかし夕焼が時間を経るごとに移り変わり

まさに茜色の空、山々、大地里山の様子を独り占めできた至福の時でもあった。

こちらは日が変わって早朝6時ごろの朝焼けの風景。

夕焼朝焼けそれぞれ趣きが違ってこれを両方堪能できたなんてなんと贅沢なことなのだと自然に感謝だ。

当館から見える越後平野と越後連山の景色写真。

部屋に備えてありました。

そして部屋から張り出された専用露天風呂。

早朝に見た越後の朝焼け風景も感動的でありました。

これは部屋にあったお菓子。

一般的にはご当地の名物和菓子が置いてあるが、

当館は柿の種などで有名な亀田のおせんべいが山になって置いてあったのが新潟らしい。

当旅館は巨大だ。

大浴場、宴会場に行くにはフローリングの廊下、次に畳敷の廊下そしてじゅうたん廊下を歩く。

そして吹き抜けと池のある和の空間、大浴場入口に到着。

やはりこの旅館は大きいと実感。

大浴場の休み処もこの広さ。

子供の遊びコーナーまである。

さあこれから宴会「秋風感じる季の越後旬の味覚を味わう」水無月献立のスタート。

当旅館は日本屈指のおもてなしそして美食が堪能できることでも評判。

そういえばバスガイドさん曰く「日本一と評判の石川県加賀屋旅館に追いつけ、

追い越せと頑張っている旅館」を思い出した。

こちらが女将の着物姿。

朝の朝食会場で一際働く姿の凛々しい女性が目に付いたがこの方が女将さんだった。

とにかくこの女将さんはよく動く、よく働く。

ビックリだ。

日は変わってこちらが朝食会場、コンベンションホール「黎明」。

まるで体育館のような広さ。

そして数多く並んだシャンデリア。

壁の青の空(?)と樹々のデザインの鮮やかさが眠い目を起こさせる。

朝食はご覧のようにビュッフェスタイル。

会場が巨大なだけに料理が置かれているテーブルもあっち行ったりこっち行ったり。

和洋中なんでもある。

ピザ窯まである。

スミダマンは基本ビュッフェスタイルは大好き。

ぐるり見て回る時、ワクワク感ドキドキ感があり、このエンターテインメント性は朝から刺激的だ。

毎度おなじみのてんこ盛りスミダマンプレート。

今回はこれだけで充分のマイトッピング海鮮丼が主役を主張している。

いったい全部で何キロカロリーあるのだろう。

完全に4桁のカロリーは超えてますよネ。

これが評判のヤスダの飲むヨーグルト。

確かにこれは旨い。

 

 

 


(株)スノーピーク

2023-02-16 06:00:31 | 地元企業

(株)スノーピーク(Snow Peak)は新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカー。

山井幸雄が創業者で「Snow Peak」ブランドで

アウトドアライフスタイル製品の開発・製造・販売を行っている。

https://www.snowpeak.co.jp/

1958年(昭和33年)の創業で世界に先駆け「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社として知られ、

近年はキャンピングオフィス事業、複合型リゾート事業、アウトドア研修、

ワーケーションの推進などに力を入れている。

彼らナチュラル ライフスタイル クリエイターが作り出す”野遊び”がますます楽しみだ。

ヘッドクォータービル(本社ビル)の左サイドのエリアは

スノーピークのナチュラル ライススタイル ストアになっている。

店内にはテントなどのキャンプグッズからウェアーなど、さらに薪まで売っていた。

一方、右サイドエリアはヘッドクォーター以外にミュージアムも併設されている。

ここには「日本中から野遊びの記憶が集められている」。

今回の研修ツアーにはスノーピークの社員の方が説明をしながら案内をしてくれた。

オフィスファクトリーは地下 1F 2Fの建物。

ご覧のように机は毎日、席が自由。

遊び心いっぱいの社内にはいくつものテントが張られ、その中で仕事をしている。

こんなオフィスは我々の会社とはまるで別世界だ。

このスノーピークが取り組んでいるリサイクルプロジェクトは

2020年度のグッドデザインアワードを受賞している。

店頭で回収されたアパレルがリサイクルの工程を経て再びアパレルになって帰ってくる。

そんな一連のしくみを構築し、わかりやすく可視化している。

オープンファクトリーではニット製品として編まれていくプロセスを体験してもらうことで、

生活者がリサイクルの輪の一端を担っていると実感できるようデザインしている。

服から服へという持続可能なものづくり、

自然環境に配慮した事業を行ってきたスノーピークの循環型社会にかける思いが伝わってくる。

(株)スノーピーク

スノーピークは2018年で創業60周年。

オートキャンプ事業を立ち上げてから30年。

普段はあまり過去を振り返ることはしない会社だが、この1つの大きな節目に際し、

これまでのスノーピークのものづくりの足跡を、目に見える形で残し、

現在そして未来のユーザーの皆さんにご覧いただける場を作りたいというのがこのミュージアム誕生の由来。

ここはスノーピークの過去、現在、未来のすべてに出会えるミュージアムだ。

スノーピークがつくりたいものは単なる道具ではなく、その先の素晴らしい体験だ。

スノーピークは本社周りの土地を約3倍の15万坪へ拡張し、

今後は「ライフバリュー=人生の価値」を向上させるフィールドを展開していく予定だそうだ。