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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~番外編467~

2023-09-13 06:08:41 | 食~番外編(県内)

ラーメン 拉人(らじん)

さいたま市見沼区東新井295-4

TEL 048-686-9596

定休日 不定休 営業時間 11:00~22:00 駐車場 22台

当店は見沼区の東新井交差点の角地というロードサイドとしては一等地に位置している。

創業34年と耳にしたが大分前から気に成っていたラーメン店でいつか寄ってみたいと思っていた。

これが店舗の全景。外壁をこげ茶の板で覆いなんとなく砦のようだ。

駐車場もロードサイト店らしく22台もある。

その外壁にはお店のメッセージらしきものが書かれていた。

「肉汁ギョーザにしあわせいっぱい」「雨ニモマケズ風ニモマケズ…不定休」ですって!

当店も自販機方式採用。

当店はメニュー数が多く初めてのスミダマンとしては一通り目を通すのにひと苦労だ。

ポイントポイントには「おすすめ」のメモが貼られているが10ヶもあると紛らわしい。

店内も黒系の色が強くかなり薄暗い感じだ。

カウンター席は10席ありしっかりしたテーブルと縄を巻いた敷物が存在感がある。

テーブル席は7卓あり列車のコンパートメントのようだ。全ての席を合わせると44席ある。

席にはメニューが置いてなく基本、自販機がメニュー代わりに成っている。

その分、壁のいたる所に赤と黒のペンチでメニューが貼られており、これがちょっとどぎつい。

当店はロケーションも良いし、きっと人気店なのだろう!?

入口の所にはウエイティング用の長椅子が用意されていた。

カウンター席から厨房を覗いた一枚。

ラーメン店には珍しい料理人は女性であった。

今回はおすすめの一つ、ネギみそ(小)850円を選択。

小とは麺一玉の量だそうだ。着丼してみると確かに具材はネギのみ。

探したけどチャーシューが無い。残念ながらこれは選択ミスだ。

ということで味の方もマアマアというレベルだった。

お盆の上には卵、バター、メンマの無料券が置いてあったが、次回から使用可との事。

もっと具がほしかったナー。

テーブルにきっちり置かれた味変調味料一式。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編460~

2023-06-29 06:02:21 | 食~番外編(県内)

東京油組総本店 大宮組

さいたま市大宮区桜木町2-4-20

TEL 048-643-1711

定休日 無し

当店はJR大宮駅西口から徒歩4分ほどのところにある

油そば専門のお店で2014年7月17日にオープンした。

店名がユニークで老舗製麺所発祥の店で東京麺文化の集大成だそうだ。

メニューは大きく油そば、辛味噌油そばの2通り。

量は並盛、大盛、W盛りの3種。

トッピングメニューとしてはネギゴマ、焼きのり、

メンマ、半熟たまご、白ネギ、チャーシューがある。

オーダーは自販機方式。

種類が少ないだけにシンプルでわかりやすい。

ちなみに油そばとは熱々モチモチの麺に特製香味ダレとお酢、ラー油を絡めて食す麺が主役の一杯。

カロリーはなんとラーメンの三分の二。

途中こだわりのトッピングや刻み玉ねぎで味変を楽しみながら、

自分だけの最高の一杯が味わえる。

ご覧のように当店はカウンター席のみで8席というこじんまりしたお店だ。

そこに若手の男性が2名、キビキビした動きで見ていると手際が良く気持ちいい。

注文は油そば並盛880円をベースにおすすめスペシャルトッピングB

(チャーシュー2枚、ねぎゴマ、半熟たまご)340円、合計1,220円に決定。

ご覧のように麺がほとんど隠れてしまうほど具だくさん。

これを混ぜて食する。

オゥーこれ旨!!

何かくせになる味が口の中に広がっていく。

初めての方は熱い間に、お酢とラー油を並盛なら2週かけるとさらに美味しくなるとか。

テーブルの上に美味しい食べ方が貼りだされている。

この黒装束の若者2人の働きぶりを見ているだけで気持ちがいい。

背中の赤い油そばの文字がかっこいい。

テーブルの上に備えられた味変のラー油、お酢、玉ねぎ、辛味にコショー。

大宮地区に来たら当店に再訪は一口食した時に決定です。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編419~

2022-11-30 06:42:57 | 食~番外編(県内)

和風楽麺 四代目 ひのでや 大宮店

さいたま市大宮区大門町3-95

TEL 048-716-2776

定休日 年中無休

昼11:00~15:00、夜17:00~22:00

https://hinodeya-omiya.com/

当店は2019年2月11日にオープンした話題のラーメン店。

大宮駅東口徒歩6分、再開発が完成した大宮門街の東側裏手にある。

本店は蓮田市にあるが、なんとアメリカに4店舗展開している。

和風楽麺をわふうらーめんと読ませて四代目ひのでやが挑むのがラーメンの新境地。

これは期待できますヨ。

ここ大宮店は単なる本店の支店ではなく、

美味しさを追求するためにラーメンの型にはまらずの理念に基づき、

新境地として創り上げた米国サンフランシスコ店の味を

日本の皆様にお届けすることを目的としてオープンした。

本店からさらに進化した四代目ひのでやだ。

このPRポスターもとても気になる。

「和食界の最高峰で修業した料理人が創ったはまぐりラーメン」

次の機会があったら是非挑戦してみよう。

なお、当社は日本料理・彩々楽グループに属しているようだ。

店の外に出されていたメニュー。

前出のはまぐりラーメンは1,280円。

人気のひのでやラーメンは980円。

帆立と鰹の極上な旨みが売りのようだ。

変わったところでは完全菜食の豆乳ベジラーメン1,080円。

クリーミーでコクのある濃厚スープのラーメンらしい。

15時まではミニ帆立ごはんのサービスもあるとか。

ラーメンスープをかけてお茶漬け風にいただくと美味しいらしい。

そして大宮名物と称して季節限定の冷やしラーメンも売りのようだ。

当店もご多分に漏れず自販機方式。

「ラーメンもコーヒーのようにホットかアイスで選んでいいと思う」の

キャッチコピーはウケる。

前述のヴィーガン仕様の豆乳ベジは、ほうれん草麺を使用している。

当店は全てカウンター席。

ご覧のようにコの字の席と一本列の席に分かれている。

その奥に半オープンの厨房が見える。

とても明るく気持ちよく美味しいラーメンを味わうことができる良い雰囲気の店だ。

これが大宮名物の冷やしひのでラーメン980円。

まず着丼して最初に感じたのはビジュアル的に美しい。

具は特別変わったものがないのに丁寧さを感じる。

特に煮玉子がスープと相まって黄身の黄色がいいですね。

製麺は四代目ひのでや蓮田本店とは異なる配合・レシピで新たに開発した

モチッとして多加水中太ちぢれ麺です。

スープは出汁を凍らせた氷がのっていて徐々に溶けていって味が変化していく。

これは独創的で楽しい。

味は一言で言えば素晴らしいです。

また来たくなる味でしたヨ!

通常は280円の帆立炊き込み御飯がうれしいことにサービスで付いてくる。

今回はやらなかったがスープをかけるとお茶漬け風にも楽しめるとか。

いいですネー。

テーブル上には四代目ひのでやの3つのこだわり

(1)和食界の最高峰で修業した料理人が創ったラーメンスープ

(2)スープに合わせた特別製こだわり麺

(3)素材へのこだわり

この説明書が写真付きで置いてあった。

さらに親子4代に渡って歴史を受け継ぐ和風楽麺四代目ひのでやの歩みの資料も

写真付きで置いてあるというよりは展示されていた。

その歴史はなんと初代当主が蓮田駅の開業と同時に

1885年(明治18年)に「食事処 日の出家」を開業したところまで遡るというから驚いた。

名実ともにすごい店に偶然来たものだ。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編408~

2022-10-13 06:10:29 | 食~番外編(県内)

手打ちそば きくち

さいたま市北区盆栽町377-3

TEL 048-651-6934

定休日 月曜日(月1回火曜日休みあり)

営業時間 11:00~19:30

駐車場あり

http://zenmikai.main.jp/tenpo/t4_kikuchi/t4kikuchi..html

東武野田線・大宮公園駅より徒歩6分、

JR宇都宮線・土呂駅より徒歩12分のところにある

古民家一軒家の隠れ家的蕎麦屋さん。

昭和45年(1970年)4月1日に開業した。

手打ちそば屋さんには必ずと言っていいほどある、そば打ち室コーナー。

当店も入口玄関の手前に外からの人が見ることができるように

フィックスガラス窓のそば打ち室があった。

店内は畳の和室がいくつも襖で仕切られて数室あった。

廊下には赤いジュータンが敷かれ空間を豊かに彩っている。

我々は奥の離れの間に通された。

小さな小部屋はやはり落ち着く。

中庭には小さな池があり沢山の錦鯉が泳いで

さらに店の雰囲気を高める演出となっている。

当店のメニューは大きさ控えめの縦長のサイズ。

せいろは1枚800円とCPは高めだ。

夏季限定でひや汁うどん、天付ひや汁うどんをメニュー1ページに出してアピールしている。

また、メニューの1ページを使ってとろろそばの効能を細かく説明しているのも目に付いた。

こちらは外の竹塀と飛び石のところに写真付きで出された2つのメニュー。

たぶんこの2つがその時期の当店の売り商品なのだろう。

そのうちの1つ、天付き三色そば2,600円をお願いした。

三色はけしぎり、大葉ぎり、ゆずぎり、茶ぎり、

卵ぎり、白雪の変わりそばの中から日替わりで出しているとか。

この日は地元の方にすっかりごちになってしまった。

お店の裏舞台、厨房の中をちょっと覗いてしまった。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編401~

2022-08-10 06:19:39 | 食~番外編(県内)

全国ご当地グルメコート 大宮横丁

さいたま市大宮区錦町630 エキュート大宮ノース

TEL 048-779-8777

定休日 不明

営業時間 6:30~23:30

https://saitamawalker.com/gourmetcoat/

一大ターミナル駅の大宮駅エキナカ、エキュート大宮ノースに昨年末(2021年12月21日)、

1960年代の昭和レトロな町並みを再現した超個性的なグルメコートがグランドオープンした。

この写真はわかりづらいと思いますが、下の階段を下りていくとホームに出る。

その上に全国ご当地グルメコートがある。

わかってもらえたでしょうか。

当店を運営しているのは(株)浜倉的商店製作所。

「的」という社名がいかにもユニーク。

当社は他にも渋谷横丁、恵比寿横丁など、個性的なエンタメストリートを運営しているが、

この大宮が初のグルメコートプロジェクトだそうだ。

駅の構内に向けられて設けられている大型のショーケース2つ。

全国ご当地グルメコートと言われているように

北海道から沖縄まで地域でおなじみのB級グルメ、餃子・ラーメン・うどん・一品・

焼鳥・からあげ・やきそば&スパゲッティ・丼物・カレーメシなど

あらゆるジャンルのグルメが揃っている。

これはすごい。

店の外にはご当地メニュー食べ比べと称して全ジャンルの写真付メニューが

日本地図上にずらり並んでこれを見るだけでもこの店の価値がわかる。

これが店内風景。

詳しくはこの後アップしますが、よくぞここまで昭和レトロな町並みを

再現したものだと感心してしまうほどの徹底ぶりの大型フードコート150席が広がっている。

よく見ると店舗や装飾が細かいところまで作り込まれていて

会話が弾んで止まらなくなるエンタメフードコートだ。

これが大宮横丁のフロアマップだ。

屋台村のように9つのジャンル(い~ぬ)に並んでいる。

また、この案内看板がわざと古めかしく造られていて

これを見てもこだわりの強さを感じる。

餃子・ラーメン・うどんの店と一品・ドリンク(返却口)の店のアップ写真。

店頭にはその表示を表すひらがなの提灯が下げられている。

まるで戦後間もない有楽町ガード下の飲み屋街を思い起こしてしまう。

当店はかなりシステム的な券売機方式を採用している。

まずはイートインかテイクアウトの選択。

買ったら該当店食券を提出する。

すると料理が出来上がると共通のディスプレイに受付番号が表示され、

その店にセルフで取りに行く。

テーブルや椅子もご覧のように昭和チックな昔のラフなものを使っている。

これは安上がりな住設だ。

こちらのコーナーは映画館をイメージしたコーナー(2枚目の写真の逆側です)。

モナリ座とは、よく思いつきましたネ。

「とんかつ一枚」「009は三度の飯」もよく閃いたものです。

1960年代、ボーリングも一大ブームになりましたねぇ。

よく見るとちょっとやりすぎで壁が汚くも見えますが、いかがでしょうか?

こちらは銭湯「富士見湯」のコーナー。

ふり袖小判のポスターが破れているところなど、芸が細かい。

昭和35年の入浴料金は大人(中学生以上)13円。

しかも旧漢字。

女髪洗、小学生髪洗料を取っていた、そんな時代もありましたネ。

今の若い人には絶対にわからないと思います。

遊技場コーナーで昔懐かしい手動式のパチンコ台。

この時代はパチンコは立ってやってたっけ。

若い人わからないよネー。

たばこ屋さんのコーナー。

昔の煙草ブランドのピース、富士、朝日、光、新生etcの定価表もある。

ほとんどが2桁台の価格だ。

赤い公衆電話の隣りの喫煙所は本物のスモーキングルーム。

良くできています。

トタン張りの下には1960年代にヒットしたザ・ピーナッツの「恋のバカンス」、

美空ひばりの「真っ赤な太陽」などのドーナッツ版のレコードジャケットが飾られている。

スミダマンにとっては、ついこの間のような気がする。

あーやばい、やばい、歳がバレてしまう。(笑)

飾られているカップ、トロフィーは何なのだろう?

ディスプレイされている家電の数々もすごい。

この冷蔵庫もよくぞ集めたものだ。

隣りの空き缶もすごい年代のものだ。

若き頃の加山雄三のコカ・コーラのポスター。

「コカ・コーラは従来よりチクロ(人工甘味料)をいっさい使っていません」

そんな騒ぎありましたねー。

1964年、デザインを一新した西欧風の新ブルーバード誕生。

ブルーバードSSS人気ありましたねー。

憧れの車でした。

 

 

 

このように当店は朝食、ランチはもちろん、ちょい飲みやテイクアウトまで幅広くでき、

紹介したように、映画館、商店街、パチンコ屋、スナック、

さらに交番、消防署まで再現し、まるでタイムスリップしたような感覚で、

360度楽しめるフードコートだ。

今では見ないブラウン管テレビ・ラジオ、冷蔵庫など、とにかく演出が細かい。

サビや壁のシミ、床の黒ずみなども作り込んでいてスゴイ。

西武園ゆうえんち、夕日の丘商店街を思い出してしまった。

(2021-11-10付ブログ参照)

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編395~

2022-06-30 06:19:15 | 食~番外編(県内)

情熱すためし どんどん大宮東口店

さいたま市大宮区大門町1-3 鍵利ビル1F

TEL 048-649-5616

定休日 無休

当店の看板はかなり派手で賑やかな看板だ。

これが夜になるとさらにギラギラになっているにちがいない。

当店は大宮駅東口から徒歩3分。

狭い飲食店街の路地を抜けて旧中仙道に出た角にある、

ファーストフード、つけ麺、カレー、ラーメンの店だ。

こちらサイドが旧中仙道側の正面入り口。

赤い看板には「情熱のすためし」「どんどん」「24H」「東京名物 油そば」の

ダイナミックな字が踊っている。

当店の理念は「HAPPYな空間を提供する」ということで、

都内に10店舗、神奈川に2店舗、そして埼玉には、ここだけにある。

こちらは細い路地に飲食店が群がっている「ウエストサイド通り」のサイド。

こちら側は派手な看板3つと紅白の提灯が並んでさらに存在感がある。

正直言っていかにも大宮といった雰囲気の店だ。

店内は木の造りで床もフローリングになっていて温かみを感じる。

カウンター席25席、テーブル席36席で、庇付きのテラス席も用意されている。

やはり空気感的には若い人向きの店だ。

メニューはガッツリ食らえ豚のスタメシ、焼き牛めしを中心に、

色々唐揚丼、東京名物の油そば、九州系のとんこつらぁ麺系と

多彩なメニューが用意されている。

これを隅から隅まで頭に入れるには多少の時間を要する。

そしてオーダーは若い人向きのタッチパネル方式。

よく見ると英語と中国語バージョンもセットされている。

何か落ち着かないものがあるが、胸も騒ぐ店だ。

この日は若い人に負けまいと健康度を無視して(笑)

「すためし&鶏南蛮唐揚セット青ネギ増し」お得な1,000円(税込)+110円に挑戦。

これが腹減っている時には最高です。

最後は生卵で、すためしの卵かけごはん。

こんな若々しいメシ久し振りでした。

ごちそうさま!

テーブル前に置いてあった定番の調味料セット。

そしてご丁寧にも「すためし」の美味しい食べ方が表示されていた。

①まずはそのまま食べるべし

②生卵を混ぜずにすためしへ入れるべし

③生卵と豚バラをごちゃ混ぜにして食べるべし

④好みで七味・ニンニクを入れるも良し

大宮駅東口サイドはこのようなアーケード通りが幾本も旧中仙道まで通っている。

このアーケードは「すずらん通り」で地元プロサッカーチームの

大宮アルディージャの応援がいたるところにある。

それにしても今年アルディージャはどうしたの?

J3に降格したら笑うに笑えないヨ!!

こちらは先ほど紹介した当店「どんどん」が角にある「ウエストサイド通り」。

ここは「すずらん通り」よりもっと通りが狭く圧倒的に飲食店が多い。

夜は全くの盛り場となる。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編364~

2021-11-16 06:27:17 | 食~番外編(県内)

SACULA DiNER (サクラダイナー)

所沢市東所沢和田3-31-3

ところざわサクラタウン角川武蔵野ミュージアム5F

TEL 042-003-8714

定休日 第1、第3、第5火曜日(祝日の場合は翌日)

https://kadcul.com/service/diner

ミュージアム最上階でアメリカキイジィーヌと美味しいお酒を楽しめるお店。

この時期はコロナのため食事のみだが、通常はティータイム営業もやっている。

ということで、カウンターの上にはアルコール類のボトルが山のように並べられていた。

カウンター上の「SACULA DiNER」のロゴ文字、デザインがアメリカンな感じでお洒落。

店内はニューヨークにある美術館のイメージと

角川武蔵野ミュージアムのカラーを融合。

モノトーンで統一し、洗練された雰囲気を演出している。

また、新進気鋭の作家を起用し、食事をしながらアートを楽しめる

ミュージアムレストランにふさわしい空間となっている。

座席は3つのゾーンに分かれ、テーブル席が52席、ソファー席が8席、

小さなカウンター席が4席で総席数が64席ある。

テーブル上のしつらえも、とても都会的な香りがする。

見え皿も渋いが大人の上品さがある。

フォーク、ナイフ、スプーンもアメリカキイジィーヌを意識したような逸品だ。

コロナ感染対策の消毒液スプレーもテーブルの雰囲気を壊さないよう

配慮したものを選んでいて、その姿勢が伝わってくる。

これが当店のメニューリスト。

書かれた書体が優しい手書き風で人の温もりを感じる。

当店はミュージアムのコンセプト同様「多様性のあるオリジナル料理」を

所沢産食材をふんだんに使って提供している。

言い方を変えれば、和洋中のジャンルにとらわれず、

さまざまな調理法を採用しているとの事。

しかもお手頃価格でボリューム満点のランチを提供することを心掛けているらしい。

また、夜になると多彩なアラカルトメニューが登場するとの事です。

当店の店舗構成は中央にオープンキッチンを据え、

コの字型に客席を配置している。

オープンキッチンといってもご覧のようにセミオープン。

これがチラッチラッと、とても気になり目が向かってしまう。

天井の造りはスケルトン。

白い壁には当店開店に至る映像が流れている。

しかもモノトーンの映像がとてもお洒落。

入口正面にはちょっと古びた家具、

そしてコンパクトなワインセラーがインテリアとなっている。

こうなると金色のハンガー、黒の物入れ袋もかっこよく見え、

トータル的にセンスの良さを感じるレストランだ。

大判SAIBOKUゴールデンポークと彩たまごの贅沢ベーコンエッグ1,800円。

味は合格点だが、盛り付けにセンスを感じない。

創作意欲は感じるが店全体の良さをこの一品1つで台無しにしてしまう。

こちらはシェフの気まぐれだけど渾身のパスタ1,700円。

まさに名の通りの料理だ。

シチリアのビーゴリパスタという個性的なものを使い栗のビスケットで囲んでいる。

まわりの白いのは粉チーズと砂糖。

パスタは牛テールで味付けしているようだ。

所沢菜たくさんサラダ PETIT 800円。

これも盛り方にもうちょっと工夫がほしい。

パンは温かくて旨かった。

あと、料理とは関係ないが若いウエイターが皆かっこいい。

俳優になれそうなシティボーイがきびきびと働いていた。

 

 

SACULA DiNERは武蔵野の魅力を発信し、

地産地消のオリジナルアイディア武蔵野キュイジーヌレストランだった。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編363~

2021-11-06 06:44:26 | 食~番外編(県内)

伯爵邸

さいたま市大宮区宮町1-46 蓮見ビル1F

TEL 048-644-3998

定休日 年中無休

24時間営業

JR大宮駅東口から北へ徒歩5分程にある老舗のレトロカフェ。

どこか懐かしい昭和の純喫茶風でとても不思議な空間が広がっています。

創業は昭和50年(1975年)というから47年間、

大宮の変わりようを見てきた生き証人の店です。

そして年中無休、24時間営業という今どきありえないシステムで時を刻んでいます。

以前こんなやり方が注目されてかNHKの「ドキュメント72時間」でも放映されました。

最近では、さいたま市のグルメをテーマにした

「出没!アド街ック天国」でも取り上げられていました。

入口の所には他店とは違うカラフルなメニュー看板がどことなく昭和の香りを漂わせている。

とても印象的な立て看板だ。

当店のショーケースは他店のものとはどこか違う存在感のあるものに見えてしまう。

この入口辺りの空気はコテコテ感があって

このショーケースも含めて独特な空間を作り上げている。

外ののぼりに気になる文字が。

「元祖 大宮ナポリタン」

大宮ナポリタンとは何?

かつて「鉄道のまち大宮」として栄え、その周辺で働いていた鉄道員や

工場マンがよく食べていたといわれるナポリタン。

そんなナポリタンをご当地グルメとして復活させたのが「大宮ナポリタン」です。

簡単にできるけど奥が深い。

大宮ナポリタンの条件は旧大宮市内に店舗があり、

具材に埼玉県産野菜を1種類以上使うこと。

大宮駅周辺には大宮ナポリタンを扱っている店が32店舗あるそうだ。

当店は全部で54席あり、ソファやイスの座り心地がとても良く、とてもゆっくりくつろげる。

当店のオーナーは沖縄出身で、

オーナー曰く「毎日400人前後のお客さんが来てくれる。

多い時は600人以上のお客が足を運んでくる。その80%が常連客だ」と。

店内にはよーく見ると様々なものが所狭しと持ち込まれ、

それが全体的にインテリアになり、独特な店の雰囲気を作り上げている。

また、店の壁に掛けられている2台の大型テレビも

お客の時間つぶしに役立っている。

BGMに流れる音楽も昔の懐かしい曲ばかりだ。

当店は喫茶店といいながら料理のジャンル、メニューの数がとても多い。

しかもボリュームある和食と洋食で知られている。

アジア料理、ヨーロッパ料理、中華、和食、沖縄料理と、

世界中の料理がここでは味わえる。

当店オーナーの伯爵邸人気の秘密を自己分析すると2点あると言う。

1つ目は42年間変わらずの「手作りの味」を守っている事。

2つ目は「ボリューム」。

帰る際、お腹いっぱいという思いを大事にしている事だとか。

スミダマンは入店前から大宮ナポリタンセット1,300円(税込)に決めていた。

この懐かしのナポリタンは創業以来みんなに親しまれている味だそうだ。

具材は豚肉、イカ、ピーマン、パプリカ、タマネギ、ニラ、カイワレなど具沢山。

確かにボリューム満点、味もかなりいけますねー!

テーブルには当店オリジナルの沖縄の酢,ユーレグースが用意されていて、

自分流の味付けに使っているようだ。

相方は当店人気No1のメニュー、懐かしのオムライス(サラダ・スープ付)850円を注文。

大満足のボリュームで食べ応え抜群の、どこか懐かしい味だそうだ。

当店のランチタイムは近所で働くサラリーマンやOLが多いそうだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編357~

2021-10-08 06:35:18 | 食~番外編(県内)

麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店

深谷市血洗島247-1

TEL 048-598-2410

定休日 年中無休

営業時間 11:00~14:00

駐車場 大型駐車可

http://http://shinyoshi.co.jp/

渋沢栄一の生家「中の家(なかんち)」の蔵と蔵の間を抜けていくと

隣りに煮ぼうとう専門店「麺屋忠兵衛」に出る。

昔から深谷に伝わる郷土料理「煮ぼうとう」は渋沢栄一翁の好物で

帰郷時にはいつも好んで食べたと言われている。

歴史を感じ趣きのある古民家のこのお店は渋沢家大番頭の家屋だったそうだ。

この古民家を改装して昨年(2020年)1月11日にオープンしたとか。

これは大河ドラマ「青天を衝け」に合わせて開店したにちがいない。

田舎の郷土料理を召し上がっていただくにふさわしい雰囲気のお店だ。

店内は畳のテーブル席とフローリング席、

そして別の個室コーナーと3つのゾーンに分かれ42席ある。

店内にいる皆さんは渋沢栄一の誕生地訪問の後(あるいはこれから向かう人も)

渋沢栄一を偲んで煮ぼうとうを食しているように見えた。

メニューは極めてシンプル。

煮ぼうとう(850円・税込)と、それにとろろご飯が付いたセット(1,100円・税込)の2つのみ。

その人のお腹の空き具合で決まってしまうメニューだ。

飲み物のなかに深谷の地下からくみ上げた天然水

「ふっか水」なるものが目に付いた。

煮ぼうとうは平麺に深谷ねぎ・人参・大根・白菜などの

地元の野菜がたっぷり入ったとろみのあるしょうゆ味のうどんです。

とろろご飯のとろろも地元の大和芋を使用している。

味付けをしてあるので、そのままで美味しい。

平麺のコシはとても凄く、旨味もすごい。

付け合わせの漬物は地元産の長芋のうま味昆布漬けだ。

当店の調理・接客などは郷土料理を受け継いできた

地元のおかあさんたちが行っていて、とてもアットホームなお店だった。

当店のおてもとの箸袋には渋沢栄一が唱えた「夢七訓」が書かれていた。

夢なき者は理想なし

理想なき者は信念なし

信念なき者は計画なし

計画なき者は実行なし

実行なき者は成果なし

成果なき者は幸福なし

故に幸福を求める者は夢なかるべからず

床の間には栄一翁直筆の88歳の時の大変貴重な書が掛けられている。

栄一翁が昭和2年に当店の大家さんの祖先に贈ったもの。

この青淵の書には次のようなことが書かれてある。

「天意夕陽ヲ重ジ 人間晩晴ヲ貴ブ」

人の一生に、おろそかにしてよいという時はない。

一分一秒といえども貴重な時間に相違ないが、

その中でも人間は晩年がもっとも大切ではないかと思う。

若い時に欠点があった人でも、晩年が美しければその人の価値は上がるものである。

各テーブルには渋沢栄一翁と煮ぼうとうについてと

前述の掛軸の書の説明文のファイルが置いてある。

煮ぼうとう(地元では「にぼうと」)を待っている間に

是非ご覧くださいと言っている。(渋沢翁と煮ぼうとうについて)

若かりし頃に、裏の田圃で稲刈りをした後に食べた”にぼうと”の味が忘れられずに、

地元に帰る度に食べたがったとも言われていますが、

地元の人にあまり気を遣わせたくない渋沢翁が

「自分が来た時は”にぼうと”や”いも・なす等の野菜の煮物”が

何と言っても一番の故郷のご馳走だ」と言って、

地元の人達への気配りをしたのではないか、と解説する人もいます。

生地「血洗島」の地名には幾多の伝説と言い伝えがある。

そのうちの3説が説明してある。

先日放映されたNHKの「ブラタモリ深谷編」でも説明していたのを思い出した。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編348~

2021-07-14 06:17:12 | 食~番外編(県内)

讃岐うどん 四国屋

蕨市北町2-8-6

TEL 048-432-4598

定休日 月曜日 ※祭日営業(火曜日振替休業)

駐車場 店前に7台有り

https://www.shikokuya.com

これが色々迷った挙げ句に注文したざるうどんと穴子丼ランチです。

今日のブログはうどん、穴子のアップから入ります。

それにしてもこのうどん、半透明で光っていて美しいですねー。

当店は旧中仙道沿いにある。

蕨市は江戸時代は中仙道の宿場町でこの一帯エリアはその面影を随所で現わしている。

JR蕨駅西口からは下車徒歩15分の所だ。

当店は旧中山道沿いに江戸時代からあった米蔵を改装した落ち着いた佇まいのお店だ。

散歩の達人・埼玉るるぶ・TVアド街ック天国など各メディアでも紹介されたそうだ。

外観が江戸時代の趣きを感じさせる建物で店内もしっとり落ち着いていて

しかも重厚な雰囲気のある空気が流れていた。

店内は3つのコーナーに分かれ、テーブル席28席、小上り席12席、

カウンター席4席、全部で44席もある。

会計コーナーは帳場のようで、ここは宿場町だと主張しているようだ。

ランチメニューは丼物とうどんのセット。

丼物は天丼、ちらしご飯、辛味肉味噌丼と穴子天丼の4種。

うどんは釜揚げうどんとざるうどんの2種の組み合わせになる。

それ以外に多彩なうどんメニューが並び一通り目を通すだけでも時間を要する。

そして気になるメニューをイメージすると楽しいと同時に1つに決めるのに迷いが出てくる。

変わった所ではカツカレーうどん、一品メニューとして天ぷらのラインアップも良い。

季節の数量限定メニューとしては明太子ソースかけサラダうどん、

特大かき揚げ冷し天ぷらうどん、南高梅冷たーいうめうどん、

ピリ辛冷し坦々うどん、冷たいカレーうどんなど魅力的なメニューが続く。

又、新メニュー季節限定・磯菜(いそな)うどんは当店の心意気を感じる。

寒くなったら四国屋特製うどんすき(2人前から)もいいナ。

壁の黒板にはこれをつまみに一杯やりたくなってしまうメニューが並んでいた。

わかさぎ天、豚肉レンコンはさみ揚げ、これもいいナ~!

結局なんだかんだいって平凡にランチメニューの穴子天丼とざるうどんの980円を選択。

最初のあいさつ代わりとして定番メニューでスタートといたしました。

讃岐で生まれ育った職人が昔ながらの技法にこだわって作る手打ちうどん。

小麦粉のグルテンを上手に引き出して作るうどんは噛む事で小麦本来のうどんの味が出る。

他では味わえない四国屋だけのオリジナルだ。

手間と時間を惜しまない事がうどん作りの秘訣だとか。

出汁は香川県伊吹島の最高級いりこを産地から直送し、

北海道の利尻昆布とともに使用しているとか。

四国屋さんは今回が初めてで、詳しくご紹介したようにメニューの素晴らしさ、

そして本格的な讃岐うどんの味わい。

この一回だけではもったいないお店を隣町蕨市で発見した。

必ずまた来ますネと心に決めて店を出た。

店を出た交差点は中山道蕨宿本陣跡というストレートでわかりやすい交差点。

この周辺にはその名残を再現する街作りがあちらこちらにあった。

中山道蕨宿は江戸日本橋から2つ目の宿場。

南北1キロメートルほどの範囲に大名が泊まる本陣をはじめ、

脇本陣、旅籠などが並び、多くの旅人で大変賑わったという。

今もその歴史を感じさせる風情がたくさんある。

その例として大木戸と北町交番、蕨宿ふれあい広場、

中山道69宿の絵が埋め込まれている歩道、

蕨市立歴史民俗資料館・分館、蕨本陣跡等々である。