スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

建築倉庫ミュージアム

2019-05-29 06:32:31 | 建物

T・Y・HARBORの川沿いウッドデッキを

大通りの方に歩いていくと、

木製の垂木が張り出して

庇の様に出たとても目立つ建物を見つけた。

そうです、この建物は

寺田倉庫本社ビル1階にある

建築倉庫ミュージアム(ARCHI-DEPOT Museum)だった。

ここは建築模型に特化した博物館で

2016年6月に開館した。

エントランスへ進む途中に

「いしぶみ」という題の

利根山光人氏の

大きな壁画と出会った。

このモザイク壁画は

秘められた古代マヤ幻想と

マヤのオマージュだそうだ。

重厚でとても大きな扉を開けるとそこは展示室。

ここ展示室A では

「ガウディをはかる」という

特別企画が行われていた。

入場料はなんと3,000円

しかも支払方法は

携帯電話のみで登録をしないと入れない、

Cashの支払いも受けつけないとの事。

こんな事は初めてで、

デジタル社会もここまで

来てしまったのかと

半ば憤りを感じてしまった。

デジタル社会とは裏返せば

アナログ髙齢者には生きずらい社会。

どこか狂っているゾ!!

今回は粘って入れた。

このデッサンはバルセロナ、

サグラダファミリア教会の塔のものか。

ガウディの作品を下から

じっと魅入っている外国人のカップル。

その姿は後ろから見ると

ポエムの世界だ。

バルセロナ郊外のグエル公園の

巨大な資料と公園内にある

有名なトカゲの像の模型。

ここにはガウディの研究を40年間

研究してきた田中裕也氏の

作品が展示されてあった。

氏は8年の歳月を掛けて

グエル公園の実測の図面を完成させ、

5年という時間を費やし、

サグラダ・ファミリアの

実測図面を完成させた。

又々ポエムの1枚が撮れました。

真白の壁面そして天井に黒い服装の男女。

2人で何を語っているのでしょう?

建築倉庫ミュージアム展示室Bでは

Green&Green Tropical 一木質時代の

東南アジア建築展が行われていた。

この展示会は、価値転換の時代を迎える中で、

東南アジアと日本の若手建築家、

デザイナーたちの活動に

焦点を当て、木質資源を対象とした

デザインのあり方を問うものとして

企画されたそうだ。

マレーシア サラワク州ブソーと

セリオンのログハウス。

畑聰一+芝浦工業大学清水郁郎研究室の

作品模型。

一通り見て回って感じたのはこのミュージアムは

本当にマニアックな所だとゆう事。

当ミュージアムでは企画協力者による

ギャラリーツアーも実施され

参加して来た。

会場は別棟で一斉写真撮影は禁止との為

このブログで紹介できないが、

模型文化、建築家を

ワールドワイドに紹介することを目的とした

建築模型の閲覧機能を持ち、

かつ、その模型の保管もできる

世界初のWEBサービスだ。

(ARCHI DEPOT ON'LINE)。

1空間ユニット1スペース月額500円と

超破格の資料棚だとの事。

作品には今話題の隈研吾氏、

坂茂氏、当社も施工したことがある

山本理顕氏などのものもあった。

ここはスーベニアショップコーナー。


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