㐂むら
浦和区仲町1-10-17
TEL 048-822-0887
月~金 17:00~22:00(要予約)
ここは2013・1・19付ブログに掲載した「ラウンジリノ」の姉妹店
歴史ある料理店はだいぶ以前に閉めたが
ここだけは予約客だけを受けている
キリタンポ鍋など秋田料理の専門店だ
住宅用マンションの3階2室を改装して営業している
オーナーママはふる里の食べ処秋田県大館の出身だ。
マンションの階段も和のテイストにリニューアル
して入室前の雰囲気作りをしてあるのが心憎い
囲炉裏を囲むこの部屋はまるで秘密部屋。
自宅で食事しているかのようにくつろいで頂ける
貴重なお店だ。
「ちかれたびー」をゆるりといやせる。(秋田弁)
この部屋では今まで多くの密談が行われただろう。
「歴史は夜つくられる」
ほうき草を加工した「とんぶり」。別名を
「畑のキャビア」と呼ばれている
秋田県比内地方の料理だ。
「かつおのたたき」旨い、ここは食材に
拘っているのがよく伝わってくる。
秋田県の県魚「ハタハタ」。しょっつると呼ぶ
魚醤にも加工される。魚卵はブリコと呼ばれる
この時期は冷凍物らしいが、かえって冷凍物の方が
旨味が強いらしい。
長芋の揚げ玉(しいたけ入れ)
この日、一番の逸品料理
思わず旨いの言葉が無意識に出てしまう程だ
こんにゃく料理。酢味噌が絶品だった。
たかがきゅうりと思う事なかれ
秋田から取り寄せたきゅうりというよりはウリだ
これを田舎味噌につけて食する。
要は素材そのものが素晴らしい。
水餃子。この味は記憶から飛んでいる
天ぷら、もうこの段階では酩酊の世界で
何の素材か聞くのも忘れた
写真から判断してください。
黒糖の赤飯(くるみ入り)といぶりがっこ
いぶりがっこは秋田県湯沢市雄勝地区の漬物で
秋田内陸南部地方に伝わる大根を燻製乾燥させてつくる漬物
この真四角な赤飯、すごいと思いませんか
〆は日本三大うどん稲庭うどん
「㐂むら」さんは新鮮な素材を使ったふる里を
思い出す至福の料理を出してくれる
飲み放題で6000円。
最高です。