スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その597~

2023-08-28 06:09:58 | 食~ラーメン・中華

幸楽苑 浦和領家店

さいたま市浦和区領家4-14-2

TEL 048-811-1508

定休日 無休

営業時間 ~22:00

https://www.kourakuen.co.jp/

産業道路、領家交差点隣にあるらーめん、中華のチェーン店。

創業は福島県郡山市で昭和29年。

約70年の歴史がある。

当店は平成23年(2011年)6月28日にオープンした。

今回幸楽苑に訪問したのは2度目。

1回目は記憶にはっきりないくらい前、30~40年前だっただろうか。

その時のラーメンの味はスープの味がなく、

申し訳ないがはっきり言ってまずかったのを思い出す。

最近、この幸楽苑もそこそこのレベルになったとの噂を聞いて確かめにやってきた。

当チェーン店は全国で416店(2023-8-21現在)、

埼玉県内では38店、さいたま市内では7店舗展開している。

本部は前述した福島県郡山市。

「幸楽苑」の社名由来は創業者・新井田傳相談役が

若き日に東京で修業した中華料理店「幸楽飯店」だったこと、

近くに後楽園球場があったことなどによるとのこと。

そしてこの社名には3つの願いが込められている。

①来店されるお客様全員に幸せに楽しく食事ができるお店になってほしい。

②後楽園球場のように知名度が高くて多くのお客様に愛されるお店になってほしい。

③多くのお客様が集まる場所(苑)になってほしい。

ご覧のように店内はカウンター席とテーブル席の2タイプ。

店舗デザインは黒を基調とした木の柱がテーブル席を仕切っている。

こんな広い店を見た範囲では厨房に男性2人、ホール係に女性1人(ベトナム人)で取り仕切っている。

これはちょっと幸楽苑の3つの願いからすると無理のある人員配置だ。

(後ほど合理化省力化した努力の形はアップしますが)

これが幸楽苑の全メニュー。

今、当店はまぜめん風ねぎ玉中華そば(590円)を新感覚の中華そばとして売り込み中。

ランチメニューは半ちゃんらーめん(790円)と野菜ミックスセット(990円)。

ちなみに半ちゃんらーめんは当社の発案メニューだそうだ。知らなかったなー!!

夏季限定の冷し中華も3種ある。

そして期間限定の新作つけめん。

しょうゆ味中華そば490円、餃子6個280円を見ても総じてコストパフォーマンスはすごい。

合理化、省力化の表現の1つがこのタブレットでの注文方式。

このやり方は今やかなり普及して決して珍しくはない。

とても新鮮だったのは注文品を各テーブルに運ぶこのロボット。

これで人件費を0.5人分は削減できるのではないか?

この日は相方が注文したチャーハンが待てど暮らせど出てこない。

問い合わせをしたところ、忘れていたとのこと。

これではいくら合理化しても何の意味もない。

このやり取りの中でベトナム人のホール担当女性があっけらかんとして

「あと1分間お待ちいただけますか?」だって。

この意表を突く言葉に思わず許してしまった。

人間とはこんな感情の動物なのだ。

これがスミダマンの注文した中華そばチャーハンセット790円。

なんといっても安い。

さて、注目の味の方はどうでしょうか?

まずは麺は高密度多加水熟成麺と謳っているだけに合格。

問題はスープと具材。

スープはそれなりの味はするが深みもなくインパクトに欠ける。

世の中、らーめんはもっと先を行っているのに。

具材のチャーシューはカップラーメンレベルだ。

かなり甘くみてアメリカのお母さん(マーマー)といったところか。

それに比べチャーハンは結構旨かった。

総合的には数十年前の悪いイメージは若干変わったかなー。

また来て他のメニューを食べても良いかな、といったところでした。


浦和エリア旨い店シリーズ~その437-Ⅱ~

2023-08-05 06:02:30 | 食~ラーメン・中華

麺処 はら田

さいたま市南区南浦和2-28-13

定休日 火曜日

南浦和駅東口から徒歩約5分。

令和元年5月1日にオープンしたつけ麺とラーメンを提供するシンプルな人気店。

食べログ浦和エリアラーメン部門で現在第2位にランキングされている。

因みに第1位は先日アップした「かねかつ」さんだ。

(2019-7-23付ブログ参照)

この日も10人程のウエイティング客が店の外の道路に並んでいた。

丁度武蔵野線高架橋の近くで日陰が出来ておりその分助かる。

店の外にはウエイティングの並び方が丁寧にもお願い事項として貼り出されていた。

当店も食券券売機システムを採用している。

メニューは大きく3種類。

特製醤油そば(1250円)、特製塩そば(1250円)、特製濃厚豚骨魚介つけめんだ(1250円)

これが店外に貼り出されていたお品書き。因みに普通の醤油そば、塩そば、濃厚豚骨魚介つけめん、濃厚豚骨魚介らーめんは各900円。

それ以外に淡麗昆布水つけめん1100円と肉飯400円がある。

以上メニュー数は極めてシンプルな店だ。

店内はカウンター席8席のみ。

これでは確かにすぐウエイティングができてしまう。

淡麗昆布水の名にひかれて「淡麗昆布水つけめん」1100円を注文。

美しく並べられた麺と赤味をおびたチャーシューそして海苔1枚とかいわれ大根というシンプルな構成だが、ビジュアル的に美しい。

つけ麺のスープも長短に切り分けられた長ネギのみが当店の窮極の到達点を表現しているみたいでいいですネ。

お味はそれは素晴しい。

表現する言葉がなかなか見つかりません。

とにかく旨い。

店の奥が厨房エリア。

一人懸命に働らいているのがオーナーの原田さん。

以前は大宮エリアで大評判だった「ほん田」の店長を務めて腕を磨いてきた筋金入りのらーめんマンだ。

麺はラーメン麺界では著名な菅野製麺所のものを使用しているようだ。

ここのメーカーを使かっているらーめん店が他にもあったが思い出せない。

店の壁には2019-2020TRY賞受賞。

そしてラーメンWaker埼玉などメディアで取り上げられた記事が誇らしげに貼られてあった。

これは確かにオーナー原田氏に対する勲章だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その594~

2023-07-03 06:02:39 | 食~ラーメン・中華

らーめん かねかつ

さいたま市浦和区北浦和3-1-6

TEL 非公開

定休日 日曜日、祝日

営業時間 10:00~15:00(売り切れ次第終了)

「かねかつ」さんは前から川口市内で話題の人気店で昨年7月7日に当地に移転、オープンした。

食べログランキングでは埼玉県全体で5位、浦和エリアではオープン早々第1位に輝いている。

その評判は前々から聞いていたがオープン後約10ヶ月過ぎて

だいぶ落ち着いたのではと思い、思い切って訪問してみた。

ちなみに入口の壁に花が一輪挿してあるのは営業中という意味だそうだ。

当店はJR北浦和駅東口から徒歩1分、最近できた新築ビルの1階にある。

隣りは以前ブログアップした老舗焼鳥屋の「志げる」がある。

当店のシステムはちょっと変わっている。

店内カウンター席の後ろにウエイティング席があり、

さらにその外(店外)にウエイティング席が用意されている。

そしてカウンター席のお客が食べ終わると一斉に一列前進して次の番になる。

とても面白いやり方で他の店とはこれだけでも空気感が違う。

これが店内風景。

カウンター席8席のみで、カウンター席ウエイティング席含めて皆無言。

何か張りつめた空気が流れていてらーめん屋さんなのに何か緊張感が漂っていた。

店内のインテリアは白と黒のモノトーンでシックな大人の雰囲気のお洒落ならーめん屋さんだ。

この日は店主1人のみで対応。

噂では店主は製麺所での勤務経験がある方とか。

とにかくらーめん作りに黙々と集中していてほとんど会話はない。

これがかねかつの手書きメニュー。

らーめん1,100円、つけめん1,100円、あぶらそば1,100円に季節のらーめん時価の4種のみ。

セットメニューとしてかねかつスペシャル2,100円

(らーめんorつけめんorあぶらそば+特肉三昧+肉ごはん)と

のりまみれセット1,600円がある。

まずはらーめん1,100円を注文。

着丼、どうですか?

見た目に美しいですよネ。

深い丼の中に三つ葉の葉がすごくアクセントになっている。

実食。

麺は手揉いの中太縮れ麺。

旨い、つるつるモチモチして本当に旨い。

スープ、チャーシューすべてがハイレベル。

チャーシューは3種(鳥もも肉、むね肉、イベリコ豚の肩ロース)。

そこに長ネギというとてもシンプルな具材。

あっさりしながらもコクがしっかりしていてスープと麺が合わさることで

ラーメン自体の完成度がグッと上がっている気がする。

これは上品で優しく洗練された大人の味、都会の味で確かに一級品のらーめんだ。

さらに追加として肉ごはん400円を注文。

これがまた旨いんだナー。

まったくすごくて今まで食べた肉ごはんではベストかもしれない。

すごい店がオープンしたものだと感激して当店を出た。

北浦和駅ホームのそばには浦和レッズのマスコット、レディア君の像がいた。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その593~

2023-06-27 06:09:07 | 食~ラーメン・中華

つけ麺専門店 三田製麺所 アトレ浦和店

さいたま市浦和区高砂1-16-1

TEL 048-881-2660

定休日 不明

営業時間 11:00~23:00

https://mita-seimen.com/

浦和駅西口より徒歩1分。

鉄道高架下に2023年3月1日オープンしたばかりのつけ麺専門店。

人気店だった銀座篝(2022年12月末閉店)の跡に埼玉で初出店した。

ちなみに三田製麺所は港区三田に本店があり首都圏中心に40店舗展開している。

(2022-10-26付 番外編413参照)

店の外に出された写真付のおしながき。

メニューの基本は豚骨魚介のつけ麵(880円)、淡麗の鯛だし塩つけ麺(880円)、

辛つけ麺(990円)、背脂つけ麺(990円)の4種。

そこにおすすめセット4種がつけ加わる。

麺のサイズは小盛から超特盛まで6段階。

さらに特製油そば(830円)、ニンニク油そば(930円)がある。

また、季節限定メニューとして濃厚海老つけ麺(990円)がやたらアピールしてくる。

なお、当店の唐揚げは第11回からあげグランプリ東日本しょう油ダレ部門で

金賞を受賞している名物みたいだ。(3個350円)

当店も券売機方式を採っている。

表示内容もスッキリしていて買いやすい。

外のおしながきでオーダーを決めておくとすんなりと買えてとてもスムーズにいった。

店内は前店をほぼ引き継いでガラス越しのオープンで明るい造りになっている。

カウンター席が8席、テーブル席が4人用3卓、計20席ある。

カウンター席の奥は半オープンキッチンの厨房の中で男性2人、女性3人が

店の規模のわりに多く、忙しそうに働いていた。

当店はとても目立つ場所にあり、オープン以来絶えずウエイティング客の列を見かけている。

この日もちょっと少ないがウエイティング客がいた。

また、店内ではこの日はBGMとして津軽三味線の曲が流れていたのが印象的であった。

テーブル上には丁寧にも、つけ麺の召し上がり方が書かれていた。

①まずは一口麺だけ召し上がる

②麺につけ汁をたっぷりつけて召し上がる

③三分の一ほど食べたら卓上の調味料でお好みの味を

④残ったつけ汁に割りスープで最後のお楽しみを

写真看板の海老に魅せられて限定濃厚海老つけ麺並盛(990円)を選択。

店名が三田製麺所というぐらいだから麺にはこだわりがすごい。

たどり着いた答えが専用小麦「石臼挽きブレンド」だそうだ。

麺に黒みがかり、キメが粗く仕上がるのはミネラルや食物繊維などが含まれている証。

さらにコシの強さを引き出す二種類の小麦をブレンド。

小麦の豊かな香りともっちり感のある麺の原点となっている。

また、つけ汁も素晴らしい。

王道の濃厚豚骨魚介スープは動物系出汁に植物系出汁、

さらに魚介系出汁をブレンドした三位一体の出汁ベースのこだわり。

さらに海老の粉末が乗っていた。

さらに欲張って肉ねぎ飯300円も追加オーダー。

これもいけましたネー。

テーブルには味変用の超粗挽黒胡椒、特製三味唐辛子、

旨にんにく七味唐辛子、オリジナル鰹塩が鎮座していた。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その592~

2023-05-31 06:01:37 | 食~ラーメン・中華

中華そば つけめん 舎鈴 北浦和駅前店

さいたま市浦和区北浦和4-1-13

定休日 無し

営業時間 11:00~22:00

https://www.tsukemen-sharin.com/

JR北浦和駅西口のロータリー内に今年(2023年)1月31日オープンしたつけめんの専門店。

創業平成17年の六厘舎グループのブランド舎鈴(しゃりん)。

実は前々から行ってみたかった店だが縁がなく今回初参上!

ちなみにここは日高ラーメンがあった所だ。

メニューは9種。

そのうちつけめんが6種。

シンプルなつけめんが690円(小盛)とリーズナブルな価格設定だ。

全てのメニューが1,000円以下と値段を相当意識しているのでは?

かたや強烈な写真付きメニュー。

「つけめんの概念が変わる。舎鈴史上最高の一品」と

センセーショナルなキャッチコピーの生七味つけめんは790円。

入口のガラス戸にはご丁寧にウエイティングの列の並び方が貼りだされていた。

当店も当然自販機販売システム。

つけめんは小盛200g、並盛300g、大盛400g、特盛500gの4パターン。

100円ずつアップしていく。

焼き餃子が6個で300円と安い。

また、中国語と英語の表示があるのは有名チェーン店らしい。

この自販機はとても見やすく買いやすかった。

これが店内の様子。

壁に向かってカウンター席のみ16席。

考えようによってはとても落ち着く配列かも。

こちらはカウンター席奥の厨房風景。

特製つけめん小盛940円を注文。

ふんわりと徴かな香りの煮干しスープに濃口醤油のコクとキレで喰わす一杯。

麺はしっかりと熟成させた縮れ麺に手もみで更に不揃いな縮れと捻りを加えた

ゴワゴワ・ワシワシな硬麺。

このつけめん、チェーン店としてはかなりレベルが高く、再訪決定です。

麺を食べ終え余ったつけダレを鰹ダシで割って

最後の一滴まで美味しく召し上がれるスープ割り無料サービス。

ゆず粉を軽く振ると風味よくスッキリした味わいが楽しめる。

酸味の粗挽き梅(赤)、辛味の七味(黒)、痺れの山椒(青)、香りの柚子粉(黄)を

麺の上に少しずつ振りかけ自分好みが楽しめるのもグッドです。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その589~

2023-03-04 06:12:19 | 食~ラーメン・中華

幸せの炒飯

さいたま市浦和区常盤9-34-10

TEL 070-4448-1764

定休日 不定休

https://www.instagram.com/xingsenochaofan/

当店は北浦和駅西口より徒歩約6分。

国道17号下り車線、埼玉メディカルセンター前に昨年11月19日にオープンした。

当店の前は半年間で北浦和エリアに3店舗開店させたラーメン専門店の日月堂北浦和西口店(2022年6月30日閉店)。

その後を引き継いだ炒飯を主力にした中華店だ。

店名は「幸せの炒飯」とはずい分ストレートな名を付けたものだナ。

入口の所の黒板には本日のスープは醤油との表示。

ということは毎日スープの種類を変えているのかな?

これが店内の光景。

中に入ってビックリしたが、内部も日月堂のものをそのまま使っている。

いわゆる居抜きだ。

これはコストがかかっていない。

カウンター席が8席、テーブル席が16席全部で24席ある。

奥には小上がり席も用意されてある。

前店の日月堂のオープンが最近だったので店内はまだ新しくきれいだった。

厨房は女性2名が担当していて、黙々と懸命に働いている姿が印象であった。

おそらくマニュアルを渡されて作っているのだろう。

さらに印象的だったのが、写真にもチラッと写ってしまったウエイトレスのベリービックレディー。

彼女を見ていると温かい気持ちに成ってしまう。

当店のメニューはこの3つしかない。

トッピングは炒飯におすすめというチャーシュー麻婆豆腐、ニンニク背脂野菜炒め、

ニラタマ炒めとエビチリ各350円だそうだ。

ずい分幅の広いトッピングメニューだナーと一人感心です。

短い時間で当店でビックリしたことがいくつかあったがその1つ、

水がこのサントリー角の大きなジョッキーで出てきた。

大は小を兼ねると言うがちょっとやりすぎじゃない。

そして最大のビックリが幸せ炒飯スープ付き880円のすごいボリューム。

(この写真では炒飯の量がわかりずらい)。

隣の女性はわかっていたのだろう持ち帰り用パックをすぐお願いしていた。

そして意表を突いてきたのがスープ付きとは通常ボリュームの醤油ラーメンであった。

本日のスープは醤油とはこのことだったのか。

これを見て当店の本質は質より量だということがわかった。

知らないとは恐ろしいことだ。

実はこのことは何ヶ所も壁に貼り紙がしてあった。

「当店は量が多めです。・・・食べ残しのないようお願い致します」だって。

オーダー後、この貼り紙に気が付いたが後の祭り。

この大盛サイズは久し振りだが、気合いをいれて完食に勝負した。

そして思ったことは人間満腹になると確かに満足感、幸福感に浸れる。

店名の「幸せ」と名付けたのはこのことを意図していたのかと独り合点して店を出た。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その582~

2022-11-05 06:11:43 | 食~ラーメン・中華

スタミナ・餃子 娘娘(ニャンニャン)浦和仲町店

さいたま市浦和区仲町2-2-6

定休日 なし

営業時間 11:00~21:00

TVなどでも度々紹介された浦和のソウルフード「娘娘(ニャンニャン)」ブランドの

新しい店が注目を浴びながら今年5月25日にオープンした。

オープン以来、前を通ると必ずウエイティングの列が出来ていたので

2~3ヶ月様子を見てようやく行くことにした。

「娘娘」はもともと矢島商事という会社が経営していた中華料理店で

そこで修業をしていた人が暖簾分けして独立していったという長い歴史がある。

現在は浦和、大宮、上尾などに娘娘の流れを汲んだ店が数店舗あるという。

このビルは玉蔵院の斜め前にあり、1階が飲食店5店舗が入居している

下駄履きビルで旨い店シリーズで幾度も紹介してきた。

当店の前は2018年4月にオープンした

洋食屋BON REPOS(2018-4-18付ブログ)、

さらにその前が居酒屋パスタのbratto(2014-3-24付ブログ)。

この店は本当によく行った店だった。

店の外に出された看板にはスープが無くなり次第終了となりますと

書かれてあるが幾度も「終了」の看板が出ているのを見ました。

やはりこのブランド力はすごいものがあります。

店内に入ってみると壁の色は違うが前店(BON REPOS)と全く同じ造りだ。

いわゆる居抜きベースで借りたのでしょう。

ちなみに前店の壁の色は白、前々店の色は赤、

今回はグレーにイメチェンしていた。

席はテーブル席18席、カウンター席4席の計22席ある。

当店の看板メニューはなんと言ってもスタミナラーメン(700円)。

麺メニューは6種、ご飯物は2種。

それにサイドメニューとしてこれも名物のニャンニャン餃子。

昔、北浦和店のニャンニャン餃子を買ってお土産にしたっけ。

今回は名物のスタミナラーメンではなく、

ご飯物のスタカレー600円を注文した。

スタミナカレーは醤油味のスープにニラ、挽肉、豆板醬などが入った

ピリ辛のあんかけをご飯の上にかけたもの。

ご覧のように600円の安さの上にお皿からこぼれんばかりのスタカレー。

口の中でピリ辛が広がり癖になる味が続く。

久し振りに食べたので余計に懐かしい味が食欲をそそり、

あっという間にペロリ完食してしまった。

これに餃子5個プラスで250円(税込)と嬉しくなるようなCPだ。

そしてこの餃子が旨いんだナー。

伝え聞くところによると当店オーナーは娘娘・別所店から中浦和店、

そして西浦和店をやっていた方がここでオープンしたらしい。

いずれにしても久し振りの浦和エリア新規オープン店で

スミダマンの浦和エリアの旨い店シリーズとして8月5日以来のアップとなった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その15-Ⅲ~

2022-10-09 06:33:50 | 食~ラーメン・中華

自家製麺 鶏そば 一瑳

さいたま市浦和区東高砂6-1

TEL 048-822-6611

定休日 無休

昼の部11:00~15:00 夜の部18:00~25:00

https://www.instagram.com/torisoba_issa/

(2011-4-21付、2021-1-16付ブログ参照)

浦和エリアでラーメン部門人気No1を維持し続けている超人気店「一瑳」さんが

先日アップした浦和駅西口再開発事業により西口から東口、

当社スミダワン近くの前地通り入口のところに移転。

2022年5月29日にオープンした。

当店はとことん鶏にこだわった人気ラーメン店で、

2020年、2021年の百名店に選ばれている。

これが新店舗の全容。

全体的に黒とグレーのモノトーン基調で腰壁の一部に化粧用の大谷石が貼られていて、

とても落ち着いた仕上りになっている。

店外にはウエイティング用の椅子が用意されていて必ず列ができている。

左サイドの小さなガラス窓のところが自家製麺を打っている製麺室になっている。

5月29日のオープン以来、天気と陽気が良い日、

そしてあまり列が長くない日、仕事が忙しくない日を選んで

新店に行こうと思っていたが、約3ヶ月ちょっと経過してその日が来た。

(このウエイティング列は食べ終わって店を出た時の列で

入店する時は6~7人のウエイティングだった。)

外のウエイティングの場所にはロープが張られ

「順番待ちのお待ちのお客様へ」の貼紙がセットされていた。

オープンしたての新店とあってウエイティング客が前店よりもずっと増えた気がする。

前店はカウンター席とテーブル席(全16席)があったが、

新店は11席のカウンター席のみで構成。

店奥コーナーに置かれているセルフ用の給水器もなんとなくお洒落。

天井の一部も今流行りの色違いのフローリング材が張られてとても良い感じだ。

当然新店も券売機方式。

外にメニューが置かれ、並んで待っているうちに決められるので

券売機の前でどれにしようか戸惑うことはない。

なお、夜の部のまぜそば、鶏蛋湯(チータンタン)は

しばらくお休みとのテープが貼られていた。

当店のイチオシは「あっさり鶏そば 780円」。

原点はここにありとか。

きっちりセットされた券売機の隣りからカウンター席がはじまる。

雰囲気ある1枚が撮れました。

今回は多少の暑さもあって期間限定の冷やし鶏そば並盛880円を選択。

まずビジュアル的にシンプルで美しいのが第一印象。

まずはスープ。

冷たいスープは舌に冷たさがしみてとても新鮮だ。

次に麺。

アレ?今までのイメージと違うぞ。

ちょうどいい細麺の太さ、そしてコシが素晴らしく良い。

しかも旨みが優しく伝わってくる。

これは他にない絶品の味だ。

新店舗に変わって自家製麺もさらに磨きをかけたかな?!

これは期間限定にするにはもったいない逸品だ。

テーブル上には前店と同じように自家製ラー油、揚エシャロット、

一味唐辛子、そして魚粉と途中から味の七変化を楽しめる調味料が置いてあった。

この日は厨房内には若い男性2名が、らーめん作りに奮闘していた。

真剣に働く姿は美しい。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その580~

2022-06-18 05:39:27 | 食~ラーメン・中華

生駒 中華料理

さいたま市浦和区常盤7-2-1

TEL 048-824-5425

定休日 日曜日

駐車場 店前2~3台有り

R17号線から1軒入ったところで約20年間営業している

いわゆる典型的な町中華屋さん。

最寄り駅は北浦和駅で徒歩16分ほど。

ちょうど浦和駅と北浦和駅の中間あたりの位置にある。

お伺いした時間が11:15(健康診断の関係で早めのランチタイム)で

準備中から営業中の看板に掛け替える時であった。

当店は市街地にある中で、わずかとはいえ駐車場があるのがうれしい。

店内は南面に面しているため明るくて気持ちが良い。

カウンター席(5席)とテーブル席(12席)と奥に座敷席(16席)の3パターンがある。

開店直後に入店したので客はスミダマンのみ。

当店の動きを見ていると昔は当たり前であった出前をやっているようだ。

年配の男性(父親?)が岡持ちを持ってバイクで帰ってきた。

蛇足になるがアルミ製の岡持ちを見るとスミダマンはなぜか心が騒ぐ。

なんか岡持ちっていいんですよネー。

何んでだろう?

当店の店内レイアウトはとてもスッキリしていてカウンター席の奥が

かなり大きなオープンの厨房スペースになっている。

この中に男性2人(たぶん親子)と女性3人が働いていた。

普通の町中華屋さんより人出が多く12時過ぎると客が大勢来る繁盛店なのだろう。

この店を知ったのはつい最近で、1本道を入ってビルが奥まって建っているため、

視認性が弱かったせいもある。

店内には壁と窓に本箱コーナーがあり、たまに見かけるがマンガ本がずらり並んでいる。

マンガ好きの方にはこの店は最高にちがいない。

壁のホワイトボードには本日のランチメニューが書かれていた。

A レバ野菜味噌炒め定食 700円

B ラーメン半チャーハンセット 800円

C つけ麺・半チャーハンセット 750円

このランチでの定食とセットという言葉の響きは必須で

特に定食は説得力のある重みを感じる。

ホワイトボードの隣には今月のおすすめ4種が貼り出してある。

4種の麺メニューだ。

1品の夜メニューも含めて全て手書き、町中華はこうでなくては!

これが本メニュー表。

こちらも手書きで人の温もりを感じる。

それではCPチェック。

ラーメン550円、冷し中華(夏季限定)800円、

チャーハン700円、餃子(6個入り)450円。

全体的にはCPまあまあいいんじゃないですか。

今回のオーダーは朝食を食べていない健康診断終了後ということで

お腹の空き具合も通常とは違っていたので定番のラーメン半チャーハンはやめて

「豚肉キャベツ味噌炒め定食」800円のボリューム感を優先した。

出てきたものは思っていたものと違い、

豚肉とキャベツが細かく切られ、より繊細な料理であった。

味も悪くなく、付け合わせの野菜もおいしく、

当店にはまた来ても良いかなと思った次第です。

本来の餃子は6個単位との事だが、相談したら3個でもOKということで、

朝食抜きの空腹感を追加餃子で満たした。

250円。

味の方はマアマアといったところか。

 

 

浦和エリアの新規店も知っている範囲ではあまり無くなり、

ラーメン・中華カテゴリーでは3月3日アップの「あたりバチラーメン」以来。

他のカテゴリーでもほぼ同じような状況で「浦和エリア旨い店シリーズ」も

見直しの時期にきたかもしれない。

次はリピート店が増えていくかもしれないと考えています。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その90-Ⅱ~

2022-03-28 06:36:06 | 食~ラーメン・中華

中国菜館 司飯店

さいたま市南区南浦和2-31-8

TEL 048-885-7070

定休日 日曜日

当店は9年前にアップした知る人ぞ知る街中華の名店。

(2013-5-15付ブログ参照)

南浦和駅東口からちょっと行った住宅街の中にある。

入口玄関は裏手にあり大通り側はメインっぽい雰囲気はあるが

あくまでこちらは裏サイドだ。

当店は行きつけのガソリンスタンドが近くにあるため、給油時にたまに来る店だ。

昭和チックな街中華には薄汚れたショーケースはワンセットで付き物だ。

特に司飯店のは、それを参考に見て決めようという気にはならない、

ある意味、昭和の中華屋さんの鏡みたいなもので、その時代の風情を感じてしまう。

店内に入ると9年経っても全く変わらない空気が流れている。

全体的に時代の年季を感じるが、掃除はしっかりしているのでしょう。

汚さは感じない。

店内はカウンター席が4席、4人掛けのテーブル席が3卓あり、

一番端の席には常連客とみられる年配の女性2人と男性1人が楽しそうに談笑していた。

その会話が静かな店内で響き、全て聞こえてしまう。

「誰かプーチンの知り合いはいないの?

サダムフセインの首の懸賞金は10億だったらしいが、プーチンは1億ですって。

そんな価値しかないのよ、プーチンは。

プーチンはやりすぎて腰が痛いらしいよ。」

街の年配者の話題もウクライナらしいが、話の内容が思わず笑ってしまう。

ご覧のように中華メニューは一通り網羅しているラインアップだ。

定食は5種あって全て800円。

炒飯が600円、タン麺も600円でCPはかなり素晴らしい。

メニューをよく見るとラーメンが無いのは何かわけがあるのだろうか?

司飯店に来て女性店員はこの日に初めて見た。

それまではシェフというよりは腕の達者なオヤジと言った方が

ピッタリくるオヤジが1人で切り盛りしていた。

いつもジャージのズボンにTシャツ姿が定番。

その姿だけでは料理人には見えない。

当店を知ったのは知人の紹介で「司飯店の五目タン麺は旨いよ!」の

言葉をそのまま受け取り、今日まで当店では五目タン麺しか食べたことがなかった。

今回パートⅡをアップするにあたり、他のメニューを頼もうと思い、

メニューを熟読した結果、セロリ麺700円に決定。

大変惜しまれながら閉店した「侠竹林」さんのセロリ麺を思い出して決めました。

具材はセロリは当然で、いか、エビ、竹の子、ネギと具沢山。

スープは予想通りの優しい味。

麺はストレートの細麺。

確かに司飯店のイメージ範囲内の逸品だが、やはり五目タン麺の方がお勧めだ。

次はご飯ものに挑戦してみよう。

卓上の調味料も整然と並んでいた。

「オッ、ちょっと待てヨ。」

消毒液の隣りのナプキン入れの器。

昼間から色っぽい春画ではないか。

大将はこういう趣味があるのかと変に勘ぐってしまった。

当店のサービス精神の表現として「あめ」のビンも置いてあった。