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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その8-Ⅲ~

2013-02-27 09:21:38 | 食~居酒屋

浦和漁港  すみぼうず

2011.3.7、2011.12.19付に続いて第3弾です。

にじり口風の入口。お酒、焼酎のラベルが処狭しに貼ってある

もうこうなるとアートだ

海鮮系ランチのメニューが一部変わった。全部で

18種類、制覇するのにあと5つ。値段の高いのばかりが

残ってしまった。

いよいよ全制覇するのに高いメニューに挑戦

うに、いくら、ねぎとろの海宝丼(限定10食1360円)

口の中で海の幸がコラボして、勿論「まいうー」

夜のメニュー写真、鯛めし食べたーい!

まんまる坊主頭の人が当店の内田オーナー

食に対する拘りは半端じゃない。いい意味で頑固おやじ。

トイレの中や壁にこんな写真が貼ってある。

浦和レッズ関係者御用達のお店

左上は亡くなった森孝慈 浦和レッズ初代監督

大好きだったロブソンポンテ。、彼の夫婦は

寿司屋が大好きでよくバッタリ会った

鈴木啓太、阿部、平川なども来たようだ

ここに来るとサッカー有名人に会えるかもしれないヨ。


政治ジャーナリスト 田勢 康弘氏

2013-02-25 08:21:53 | レポ

埼玉りそな会で田勢康弘さんの話を聞いてきた

氏は昭和19年、中国 黒龍江省の生まれで山形県白鷹町の

農家の出身、早稲田大学政経学部を卒業した後

日経新聞社に入社。記者歴42年の大半を政治記者として

24人の内閣総理大臣を取材。ワシントン支局長

編集委員などを歴任。現在TV東京で

「田勢康弘の週刊ニュース新書(毎週土曜日午前11時半)

のキャスターを務めている。

演題は「安倍政権で乗り越えられるか日本の危機」

まことにタイムリーなテーマである。

いかにも田勢さんらしい洞察の深い示唆に富んだ話が

沢山聞けたので、その一端をレポートします。

                    ・アベノミックスはデフレ脱却のキッカケは握んだと世界は評価しているが

                     リスクは伴っている。ドイツは厳しい反応だ。久し振りに賃上げの表現が出てきた

                    ・右派のリーダーは歴史的に左にウィングを延ばす傾向がある。中曽根首相、

                     アメリカではニクソン、レーガン大統領がそうだった。安倍総理もそうだ。私も同感。

                    ・今の選挙制度には批判的でポピュリズムに成りがちこれにナショナリズムが加わると

                     国が滅びる

                    ・日本の外交については手厳しい。日本外交はアリバイ外交、国民に向かって

                    釈明する為の外交。菅元首相と中国 温家宝首相との会談は取材してひどかった

                    ・中国問題、尖閣諸島問題は棚上げにしていたものを日本が勝手に棚から降ろした

                     尖閣の所有権者は海上保安庁になっていることを日本人は知らなすぎる。

                     海保庁は中国から見ると軍の延長だと思っている。

                     20億で買った尖閣で20兆円の損害がでている

                     この解決法は唯一話題にしないことだ。

                    ・消費税UPをやったら選挙は必ず負けるのにやった野田内閣は評価できる。

                    ・原発で世界が日本に期待しているのは、世界一の原発技術、これを失ってはいけない

                    ・震災のメディア報道は美談捜しをやっている。

                     膨大なアスベスト処理問題、被災地ではものすごい犯罪がおきている

                     どこのパチンコ屋も補償でいっぱいなど影の報道がされなすぎると批判

                    ・良く言えば日本人は潔癖、潔白で、政治家は何が正しいか言えなく

                     なっているのは重大だ。


レッド ボルテージ

2013-02-22 09:02:47 | 地元企業

浦和レッドダイアモンズのオフィシャルショップ

浦和駅西口より徒歩7分。旧仲仙道に面してある。

営業時間はAM10:00~PM7:00

月曜日が定休日

TELは048-824-0290

ほとんどオリジナルデザイングッズを中心に日本で

一番の品揃えを誇っている。

2013シーズンのレプリカユニフォームが2月9日から販売開始になった。

右側が1st(ホーム用)ユニフォーム

左側が2nd(アウェイ用)ユニフォーム

今シーズンのは襟なしのナイキデザイン

胸のトップパートナーデザインも変わった

オールレッズに包まれた店内でゆっくり

「浦和レッズ」を感じながら買い物ができる。

まさにレッズワンダーランド

大人から子供まで楽しめる、レッズグッズがいっぱい

レッズサポーターにとって、見ていると皆ほしくなってしまう。

レッズマスコットキャラクターのレディアの帽子

バック、帽子、シャツ、セーター他、マフラー、フラッグ

ステッカー等々のサポーターグッズが

数えきれない程種類がある。

マスコットキャラクターはレディア、フレンディ、シャーレくん

ディアラちゃんと4つ

これは一番年下のディアラちゃん

レッズのホームゲームの開催日はレジに長蛇の列が

できる程混雑する。

チケット、totoの販売も行っているし、たまに

TV番組、ショップでの選手イベントもある。

今シーズン話題の3rdユニフォーム。クラブ史上初のエメラルド系カラー

「ATOMIC TEAL」油断して近づいた途端

一瞬にして敵の息の根を止める猛毒のカラーだそうだ。

 

 

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浦和エリア旨い店シリーズ ~その79~

2013-02-20 11:20:36 | 食~和食

おとと

浦和区東高砂町9-15 定休日・・・月曜日

TEL:048-637-4124

以前とんかつ まりん(2011.2.14付ブログ~その3~)

があった場所にH24年7月オープンしたお店

最近、行きつけの店が急拠閉店する所が増えてきたが

ここも主人が健康上の理由で昨年閉店してがっかりした。

これも高齢化社会の現れと考えさせられる

ランチメニュー、種類がちょっと少ないが

前のお店のよしみもあって入ってみた。

オーナーシェフの宮本陽一氏、大宮(堀の内)出身で

神楽坂、西麻布の寿司屋、南浦和の小料理屋で修業したとか。

特選バラちらし、数量限定売り切れ御免にひかれて

注文してみた。まぐろ サーモン 北海たこ 〆サバ かんぱち

これでデザート付で800円

これはかなりいける。さすが寿司屋出身のシェフだ

盛り付けもよかった。とりあえずバラちらしが

食べたくなったら、又 来よう

デザートのマンゴープリン

夜のメニューの一部、夜は居酒屋風な店になるらしい。

カウンターの上におでんがあったので撮ってみた

この近く(前地通り)にあった、うなぎ天ぷらの

むさし乃(2011.5.11付ブログ~その18~)も

オヤジさんが急に亡くなって、このおととの近くに移転してきた

今度はビルインの店。人手も減って以前の様な

出前が無くなってしまった。

むさし乃にはまだ行っていないので

その後の詳しい事は分からない。

 




ちょっと先を考えた、ちょっと面白い提案ができるそれがスミダの自慢です
http://reform.sumida-kougyou.co.jp/

 

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新橋演舞場観劇

2013-02-18 15:47:11 | 建物

銀行の行事で新橋演舞場に名作喜劇3本立公演に行ってきた

ここは大正14年に、新橋の芸妓の技芸向上のため

建てられた劇場「加賀見山旧錦絵」のお初が

敵の岩藤を討った松平周防守の下屋敷跡に位置する

歌舞伎、新派、新喜劇、スーパー歌舞伎から現代演劇

ミュージカルまで幅広い演目を上演している

演舞場がある銀座木挽町は江戸時代から芝居町として

栄えてきた。

江戸城造営のとき多くの木挽職人が住んでいた

ことから「木挽町」と命名され現在の銀座1丁目から

8丁目にわたる今の昭和通りを中心とした区域をさす

木挽町三座と呼ばれる山村座、河原崎座、森田座は

江戸時代このあたりにあり

「木挽町に行く」といえば

お芝居に行くことを意味していた。

芝居を見に行くなんて久し振り。何か

非日常の空間で忘れていた世界を思いだした

第1作「お種と仙太郎」は嫁いびりの話

年配者には臨場感がある

第2作「大当たり高津の富くじ」

これは宝くじの一等が当たり、借金を全て返済するといったハッピーエンド

の痛快なストーリー。

途中からわかっていても仕事のストレスが発散できた

第3作「おやじの女」愛人との悶着の間で

右往左往する可笑しみを描いた作品

腹から笑えない、リアルさがあった

開演中は一切、撮影禁止

芝居の雰囲気を伝えられないのが残念

たまにはこういう所へ行くのもイイカモ

 

 

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なでしこジャパン監督 佐々木則夫氏

2013-02-16 09:11:21 | レポ

 

さいたま商工会議所、新春懇談会でサッカー界で

今や時の人となった、なでしこジャパン監督、佐々木則夫氏の

話を聞いてきた。

氏は昭和33年、山形県生まれで現在さいたま市大宮区に住んでいる

NTT関東(現大宮アルディージャ)で現役を引退

平成19年になでしこジャパンの監督に就任した

輝かしい実績を残しているが、特に平成23年

FIFA女子ワールドカップドイツ2011で日本サッカー初の

世界一へ導き、東日本大震災で暗くなった

日本人に希望をもたらした功績は極めて大きい

講演のテーマは「目標達成へのプロセス~チームワークとコミュニケーション」

氏はNTTで25年間サラリーマン生活(広報、総務そして料金の取立てを担当)

を送りながらサッカーをやってきた経験が今日のバックボーンとなっていると強調していた

なでしこジャパンは世界で一番身長が小さいチームだが

世界一スライディングのうまいチーム

切り換えの早いチーム

これを選手主導でやってきた

佐々木流指導理念は

・責任・情熱・誠実さ・忍耐力・論理的分析思考

・知識・適応能力・勇気・謙虚・パーソナリティー

これは私たちの仕事にも当てはまり、非常に示唆に富んだ話だった

なでしこらしさは①礼儀正しい②明るい③ひたむき④芯が強い

だそうだ

なでしこの今後の目標ビジョンは

1.サッカーを日本女性のメジャースポーツにする

2.なでしこジャパンを世界のトップクラスにする

3.世界基準の「個」を育成する

監督は大変、能弁な方で最後に今までの

教訓として

「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと」

だと言っていた。


東京スカイツリー第2弾

2013-02-14 09:11:51 | 建物

又、スカイツリーに登ってきました。今回は写真でもわかるように

快晴ではなかったので、すみだ水族館を中心に前回と違った所を紹介します

第一展望台「天望デッキ」のアップ、3階になっていて

一番下のフロアーにはガラス床がある。

ウエストヤードにある、すみだ水族館の入口、当社の

社名と同じ名で親しみを感じる

1月22日付の沖縄美ら海水族館に続いて今年は水族館ずいている。

この水槽の中は「小さな大自然」水草が本当に美しい

水草と熱帯魚、水族館の定番のような一枚

お伽の国の海底に迷い込んでしまったような一枚

無限の広がりを感じる。素敵でしょう。

この水族館の売りの一つ、クラゲのコーナー。

クラゲの漂いがこんなに美しく、幻想的だとは。

なぜか、赤くなったクラゲ、クラゲは数億年前から姿を

変えてないと言われている。

ミズクラゲの標示の向こうに本物のミズクラゲ対比がおもしろい

足が糸みたいにもっと大袈裟にいえば煙みたいな

不思議なアマクサクラゲ。これは珍しい

ちょっと気持ち悪い、太古時代の生物みたい。名はオウムガイ

竜の落し子の種類だろう。動きに愛嬌があった

ここはまるで美術館のように小さないきものたちの水槽が並んでいるアクアギャラリー

いのちのゆりかご、東京大水槽にいる魚たち

身近でも意外に知らない東京の海、約50Mのスロープで

東京湾から小笠原までの個性豊かないきものたちの展示

この水族館の目玉「シロワニ」以前この鮫を確保する

過程を追ったTV番組を見た。何気なく見ている魚の

一つ一つにドラマがあることをこのTVで知った。

チンアナゴとニシキアナゴ。ガラスをたたくといっせいに砂の中に隠れてしまう。

ただきれいでかわいい魚なので載せた

 

光と水のはぐくむサンゴ礁。4つの連なった

水槽で360度全方向から見られる

ここのもう一つの売りのペンギンコーナー

水量約350トン、国内最大級の屋内開放プール型水槽

ペンギンとの距離が近い展示空間で

群れで泳ぐ姿などの生態を間近で見ることができる

まるでペンギンが空を飛んでいるようだ

スピードもすごく速い

この水族館はコンパクトにまとめられて

良くできている。スカイツリーに行ったら

時間があったら是非寄ってみよう。

隅田川の両岸に広がる下町と江戸。東京の文化や風景を

描いた全身45Mのグラフィック壁画

このデジタル絵巻をビデオで撮ったので

臨場感溢れる映像を是非見てください

世界の有名なタワー図

晴れた日のスカイツリーから見える案内盤

さいたま方面、この日は曇っていたが埼玉スタジアムは見えた

東京ドーム、新宿方面、ボンヤリしてみずらいでしょう。

新宿富士山方面、前回の夕焼けの富士山はきれいだった

浅草、上野、池袋、秩父方面

フロア445から450まで約110M続くスロープ状の

天望回廊。まさに空中散歩が楽しめる

東京ディズニーリゾート、東京アクアライン方面

晴海、品川、羽田空港、お台場方面

真下のアングル

市川、成田空港方面

幕張、千葉方面

ここが最高到達点451.2Mのソラカラポイント

昼間の天望回廊から天望デッキへ下るときの

天井シースルーエレベーター

幾何学的なおもしろい画です。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編16~

2013-02-12 09:44:09 | 食~番外編(都内)

川魚料理  川甚

東京都葛飾区柴又7-19-14

TEL 03-3657-5151(コイコイ)(代)2727(フナフナ)

駐車場完備

http://www.kawajin.co.jp/

柴又帝釈天と江戸川畔の間にある由緒ある川魚料理店

「時代と共にうつろい変わるものあれど・・・

変わらないのは穏やかな江戸川の流れと川甚の味」

本館の玄関、新館と分かれている

後日、TVを見ていたら

同じ日に、グルメ番組で取材に来た

模様が放映されビックリした。

寛政年間の創業、玄関を入ると明治38年昭和33年旧別館

落成時の写真など歴史を物語る写真が飾られてある

松本清張の作品「風の視線」でも川甚

が出てくる。他にも尾崎士郎の「人生劇場」

谷崎潤一郎の「羹」にも書かれている。

杉村春子と来た時の三島由紀夫の書

そして有名なのは夏目漱石の「彼岸過迄」に川甚が出てくる

手塚治虫の絵

千秋実、志村喬などと来た黒沢明の書

ここで「男はつらいよ」の何作目かわからないが

さくらと博の結婚式でも撮影に使われたとか

昼食のお品書き

真ん中の漬物は上品な味で旨かった。ちょっと小魚が見えるが

聞いたことのない川魚だった

 

鯉こく。私はこの鯉こくが大嫌いでほとんど

食べないのが恐る恐る食べてみたが、これが絶品

こんな上品で旨い鯉こくは初めて食べた

全く厭味が無い。グッドである。

 

この鯉の洗いもすごい、ちょっと小振りで品がある

名老舗は名に甘えて味が反比例な店が多いが

ここは名に恥じない店だと思う。

うな重は写真を見ただけでも匂いがしてくるような

素晴らしい料理だ。ここのうなぎはキロ3~4本位の

ちょっと細目のうなぎを使っているのでは

これもベーリーグッド

デザート

川甚は行く価値がある店だ

 


葛飾柴又(小さな旅 PARTⅤ)

2013-02-08 10:47:07 | 旅 ~東京

京成金町線 柴又駅。なんとなくのんびりした

ちょっと田舎っぽい駅だが雰囲気がある。ここが

フーテンの寅さんの故郷、葛飾柴又の玄関口

観光客っぽい人が結構いた。

駅の広場の真ん中にあるフーテンの寅さん(渥美清)のブロンズ像

そのアップ写真、電車で来た観光客はここで最初に記念写真を撮る

駅から帝釈天参道に向かって少し歩いた所に

映画「男はつらいよ」の歌のあの有名なセリフの碑がある。

ここを過ぎて信号を渡ると、そこから「男はつらいよ」

ワールドの入口、帝釈天参道商店街になる

人情豊かな下町の情緒がたっぷり味わえる

柴又帝釈天参道、おみやげ、お食事マップ。これを見ていると

映画のシーンが思いうかんでくるのは不思議だ

きっと日本人のDNAに深く擦りこまれているのだろう。

商店街の風景。微妙に道が曲がっていて

昭和っぽい街並。なんとなく時間がゆっくり流れていてイイナー

こうゆう商店街好きだナー

寅さんの実家「くるまや」のモデルになったという

草だんご、和菓子の店「木屋老舗」どうしてもお土産に

草だんごを買ってしまう。

亀家本店の草だんごを作っている店員の皆さん

映画で必ずといっていいくらい出てくる帝釈天の二天門(明治29年建立)

もうまるで映画の世界と錯覚してしまう

逆に二天門から見た商店街

総ひのき造りの大鐘楼。映画ではこの下で

笠智衆が演じた御前様と佐藤蛾次郎の源公の

ホンワカしたやり取りを思い出す。

帝釈堂。柴又帝釈天は江戸時代初期(寛永6年)

に開創された日蓮宗の寺で正式名称は

経栄山、題経寺。帝釈天とは本来の意味では仏教の守護神である

天部の一つを指すが、日本においては

この柴又帝釈天を指すらしい。

昨年12月15日にオープンした山田洋次ミュージアムのポスター

ガラスに映った帝釈天と相俟ってイイ感じの一枚

寅さん記念館の向い側にできた山田洋次ミュージアム

8つのテーマで”山田洋次もう一つの世界”に出会える

残念ながら時間がなく中に入れなかった。

昨年の秋、山田洋次監督が文化勲章を受章したのを機に

リニューアルオープンした「寅さん記念館」

13のエリアに分かれ日本人の心の故郷「寅さん」の全てが楽しめます。

入口の上で出迎えてくれる背中を向けた寅さん

館名の看板文字を取り付け中

ユーモアたっぷり

山田監督をはじめ撮影、照明、録音、メイクなど映画製作の

現場スタッフを紹介。監督が使ったメガホン、デッキチェアなども展示してある

戦前の映画ポスター「二十四の瞳」「東京物語」

「君の名は」「愛染かつら」など昔の名作がずらり

実際の撮影に使用した「くるまや」のセットを大船撮影所から移設

撮影を再現している照明と録音スタッフの人形

タコ社長の朝日印刷所を再現、寅さんと博、タコ社長や労働者諸君との

名場面が思い起こされます

本物の活版印刷機も展示され簡単な印刷体験も楽しめます

館内には随所に「男はつらいよ」の映像が映され

主題歌と寅さんの声が流れています。

歩いているうちにあの時代にいやでもタイムスリップしてしまう

寅さんの実家「くるまや」の模型、くるまやは意外と広い

寅さんが2階で昼寝している。

「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です」コーナー

昭和30年代の帝釈天参道の街並みを遠近法を用いて精巧に再現

寅さんを探す楽しい仕掛けもある

寅さんおなじみの衣装

そしてあのトランク、寅さんの全財産、よく見るとふんどしがある。

奥に見えるのが江戸川の土手、その向こうに「矢切りの渡し」がある

伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の一場面

二度と逢うことのない恋人たちが別れていった

哀しみの舞台としても知られている

帝釈天の先にあるのが大正末期から昭和の初期にかけて

建てられた「山本亭」モダンな長屋門で新旧織りまぜた

素晴らしいデザインだ

山本亭の裏口、ここから通り抜けるのが近道

 書院造りの和室とモダンな洋間が調和した美しい邸宅

緑あふれる典型的な書院庭園が目を楽しませてくれる

 

山田洋次監督は寅さんシリーズをはじめこれまで

手懸けてきた数々の名作を通じて、日本の豊かな

自然とそこに住む人々の温かい心を丹念に描き続けてきた

それは私たち日本人にとって、大切でありながら

忘れかけていたもののひとつでした

山田洋次監督は永年探し続けてきたものを

葛飾柴又で見つけたのです。


外交ジャーナリスト・作家 手嶋龍一氏

2013-02-06 08:51:05 | レポ

内外情勢調査会で、外交ジャーナリスト・作家、手嶋龍一氏の

話を聞いてきた。手嶋氏は昭和24年、北海道芦別市の出身

慶大経済学部を卒業後、49年NHK入局、ワシントン特派員時代に

冷戦の終焉に立ち会った。湾岸戦争では最前線で取材

その後、ボン支局長を経てワシントン支局長に。9・11の同時多発テロ事件では

11日間の昼夜連続中継を担い、冷静で的確な報告で

視聴者の圧倒的な支持を得た。平成17年NHKから独立し

現在、評論家活動を精力的に行っている。

演題は「2013年の行方を読む~東アジアと環太平洋の時代」

最近起きたアルジェリアのテロの裏話から始まって

独自の情報チャンネルからの分析など興味深い話が聞けた

氏曰く「日本のインテリジェンス(役に立つような精選された情報ー極秘情報)

能力は世界の中で中の下。単なるインフォーメーション(雑多な一般情報)のレベル

その上、身を守る牙を持っていない

その為さらにウサギのような長い耳を持っていかなければ

国際社会の内で今後生きていけない。

アメリカがアフガン、イラクにけりをつけ、次の10年、東アジアに

戻ってくる。片や、ロシア、中国は日本海からの出口を

求めてくる(戦略的価値)。その中で日本では

新潟県、富山県、石川県が重要になってくる。

鳩山元首相がオバマ大統領に「トラスト ミー」と言いながら

手形を落とさなかったし、動きもしなかった。

その影響もあり、米軍は沖縄からオーストラリア、ダーウィン

グァム、フィリピン、シンガポールに決定的な舵を切る

これは無言に日本よ、さようならと言っていることだ。

反面、鉄の女ヒラリークリントン国務長官が論文の中で

尖閣諸島は安保条約の適用になると書いたことは

この30年間で最も重要な発言だ

そして最後に日本のジャーナリズムは日々の細かいものを

追っていくことは得意だがちょっと上から見定めることが不得意だ指適」

新ためて世界の中の日本の立ち位置が

危険な状況になっていることを感じた。