goo blog サービス終了のお知らせ 

スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~その599~

2023-09-06 06:08:03 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

鰻 のぶはら

さいたま市浦和区高砂2-6-17 田口屋ビルB1F

TEL 048-762-7662

定休日 火曜日

うなぎの街浦和に久し振りに本格的な鰻専門店が今年4月10日にオープンした。

場所は浦和駅西口、コルソの裏さくら草通りに面した田口屋ビルの地下1階だ。

以前は浦和の老舗焼鳥屋「田口屋」があった所をほぼ居抜きの状態で使かっていた。(2017-9-11付その345田口屋)

店内の造りは壁と床が黒のカラー、テーブルとカウンターが木調ととてもシックなコーディネイトで大人の落ち着

いた雰囲気の作りと成っている。

カウンター席が6席、テーブル席が18席全部で24席とちょうどよい大きさの規模でした。

メニューの1ページ目には「伝統の味を誇る浦和の鰻と炭火の蒲焼こそが我が人生」と書かれた決意表明らしき文章

が書かれており出店の心意気がヒシヒシと伝わってくる。

これがお品書き。鰻重は4コースでお値段は若干高目の設定になっている。

一品料理としては鰻屋さんの定番メニューうまき(2500円)、うざく(1900円)、

鰻のにこごり(900円)、肝焼き(900円)、骨せんべい(600円)などがラインアップされていた。

カウンター席の奥にはガラス越で鰻の焼き場が見ることができる。

オーナーの延原さんは浦和の満寿屋さんで10数年、職人歴25年のベテランで蒲焼のこだわり、備長炭の炭で丁寧に

焼き上げる。

今回はちょっと控目の鰻重上5300円をお願いした。

新規開店したばかりの為か、鰻重、肝吸いの器は皆新しくて気持ちが良い。

お重の蓋をあけるとお重いっぱいの蒲焼が敷かれ、その照りの美しいこと。

初めてのお店なのでどんな味なのかワクワクドキドキしながら最初の1口をしっかり味わってみる。

鰻のタレは濃いめの敢えて言えば好きな田舎味。

甘味もしっかり主張してくる。

評判のごはんがやや硬目で鰻重にピッタリ。

後程店主に聞いた所鰻の大きさは3P(1Kg3本)を使かっており、満寿屋さんより大き目を使かっているとか。

鰻の産地は愛知三河産の新仔鰻を本日は使かっている。

(新仔は鰻の赤ちゃんシラスから6ケ月後のもの)

支入れルートは大宮の鯉平か浜名湖直ルートだそうだ。

蒲焼の命、たれは満寿屋の流れは汲まず延原さんオリジナルのタレを開発したとか。

鰻重上には肝すいのお吸いものと香の物が付いている。

当店が入居している田口屋ビルのB1Fは以前スミダマンの中学校の後輩が浦和では有名な焼鳥屋を経営していた

が、数年前に亡くなったと聞いた。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


浦和エリア旨い店シリーズ~その596~

2023-08-08 06:01:52 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

佐渡廻転寿司 弁慶

さいたま市浦和区東高砂町11 浦和パルコ5F

TEL 048-767-5151

営業時間 11:00~22:30

https://sado-benkei.com/urawa-parco/

今年4月28日にオープンした行列必至の大人気店。

新潟県佐渡に本店があり、新潟県内で8店舗展開。

都内には銀座と神田に2店舗ある。

今回首都圏では浦和パルコ店が第一号店と成った。

この日は昼近くから急に雷雨になり、これはチャンス。

ひょっとしてウエイティン客が少ないのではとオープンして3ヶ月過ぎて初来店となった。

当店は店頭でのEPARKシステムで発券する方式。

はま寿司など廻転寿司チェーンと同じだ。

このシステムで登録すると予想が適中、この日は悪天候もあってかウエイティングなしで入店することができた。

これが店内の光景。

大きくカウンター席とボックス席に分かれている。

カウンター席はご覧の様に18席と迫力ある席に成っている。

ボックス席はご覧の右側とそのさらに右裏側に6名席10ボックスと4名様2ボックスあり、総合計で86席と大型店となっている。

これがそのボックス席。

内装は木を基調に障子風な建具で仕切られていて和の空気が流れている。

カウンター内では熟練の職人が目の前で握ってくれる。

ボックス席はお届け専用レーンでオーダーしたお寿司を提供してくれる。

この日は寿司職人は3名~4名で対応してくれた。

BGMもモダンでジャズが流れていた。

テーブルには粉抹茶と2種類の醤油(ヒゲタ醤油製高級割烹しょうゆ本膳とヤマサ製の昆布ぽん酢)がセットされていた。

湯呑茶碗の下に敷かれたPR用の敷紙はちょっと目障りですネ。

当店は廻転寿司チェーンと同じく全席タッチパネルからのオーダー。

言語は日本語以外に英語、中国語、韓国語が対応できるようになっている。

そしてジャンル別の表示ページ。

その中のお造り、一品料理のページ、本日のおすすめ、握りのジャンル、

個別の注文さらにさび入りか否かシャリの大きさも選択できる。

いわし330円。

当店はカウンターの目の前で握ってくれる「廻らない?」新スタイルだ。

煮穴子330円。

当店は握りがチェーン廻転寿司店より大きい。

この穴子は通常の寿司屋に近いレベルだった。

漬けまぐろ385円。

これもいいネタを使かっている。

佐渡廻転寿司弁慶は佐渡産のネタを直送、鮮度を味わう。

「新鮮な佐渡のネタとシャリ、変わらぬ品質を浦和でも」をモットーとしている。

ねぎとろ176円。

当店の価格ベースは1皿150円とか。

あじ275円。

これが弁慶の3大コンセプト。

「驚きが大事」「活きが大事」「さりげなさが大事」

ちょっとボケてしまったが、佐渡産のかわはぎ肝のせ320円。

これは昆布ぽん酢をつけて食べると美味しいですよとのアドバイス。

炙り〆さば220円

これが7皿目。

はま寿司では通常10~11皿は食べるが、これでかなり満腹状態。

やはり握りが大きいせいだと思います。

職人さんのオススメであら汁220円注文。

本格的なあら汁の割に安いですよネ。

注文履歴も細かく注文時間迄出ていてすごい。

食べ終るとテーブルに置いてあるナンバーカードを精算の所でチェックするとこれは大手廻転寿司店と同じ自動精算。

合計税込で2266円と大手廻転寿司の約倍の金額か!

しかし多少高くても満足感はずっとこちらの方があるという感じでした。

またきっと通うでしょう。


浦和エリア旨い店シリーズ~その323ーⅢ~

2023-08-02 06:03:33 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

はま寿司 太田窪店

さいたま市南区太田窪2-5-7

TEL 048-813-2225

営業時間 11:00~23:00

PART-Ⅰ 2017-5-7付

PART-Ⅱ 2018-2-15付 参照

はま寿司が約1ヶ月程のリニューアル工事を行ない6月10日リニューアルオープンした。

ブランド一新に伴い、新しいブランドロゴを使用開始し、グローバルに飛躍する意志を込めて英字表現「HAMA-SUSHI」を加えた。

はま寿司のコンセプト「世界中の濱から新鮮なネタを」を継承し、さらなる発展を期して未来志向のデザインにしたとの事。

席の発券機もリニューアル。

ウエイティングの案内状況もわかりやすく電光指示板が設けられた。

便利は便利だが一挙にデジタル化が進むと慣れるまで戸惑ってしまう。

そして壁には新たにはま寿司の3大売りの「香り華やかなシャリ」「全国各地から仕入れた旬の味」「日本伝統の特撰醤油」の看板が張り出されていた。

また他の壁には期間限定商品(いつでも100円 80種以上)のPR看板があった。

隣にはうな重まで。

そしてこれは今迄もやっていたが、醤油、わさび、ガリ、甘だれ、わりばしの持ち帰りサービスの商品が下に置いてあった。

店舗内も次世代の寿司チェーンをテーマに新しいデザインでリニューアル。

木目を基調として日本らしさを出している。

以前よりは現代的で清潔感、開放感のある店舗デザインになりリラックスできる空間が広がっている。

店舗内を見回してみると各テーブル状況がひと目でわかる電子表示板を発見。

各テーブルが空席かどうか、食事になって何分たっているか、現在の来客数は何人か、これが色別でわかりやすく表示されてある。

これには驚いた。

今迄は外の棚に露出されていたお箸、スプーン、フォーク、わさび、甘だれ、おしぼり等がテーブルの下の引き出しにコンパクトに収納されさすがと感心した。

はま寿司の売り、5種の醤油。だし醤油、濃口醤油(関東風)、ゆずぽんず(四国風)、さしみ醤油(九州風)、昆布醤油(北海道風))も今迄通りコンパクトに置かれていた。

注文オーダーは従来通りタッチパネル方式。

設置してある位置が変わり、パネルを外して手元でも操作できるようになった。

これがこの日の汁物各種うどん、そばメニュー。

はま寿司太田窪店は会社から近く駐車場等利便性も良くちょくちょく利用しているが、今回初めてえび天ぷらそば280円を注文。

まずびっくりするのは値段の安さ。

味もそこそこのレベルでグッドでした。

従来は椀物は店員が持って来たが今回のリニューアルでレーンで運ばれてきた。

このページは握り、まぐろコーナー。

特製まぐろ100円、あじ、帆立の握り3皿が上段のレーンに到着

これで廻る回転寿司屋さんが今回のリニューアルで回らなくなり100%オーダーの回転寿司に変わった。

実に画期的なことだ。

炙りうなぎ150円

皿がテーブルに到着するとタッチパネルに表示されとてもわかりやすくなったのも良い。

そしてタッチパネルには従来通り注文の状況が表示されるが、合計金額も表示され「お会計する」を押すとそのままチェックアウトできる。

ここでも人手間のワン工程が合理化されていた。

今回のリニューアルで随分人員の削減が出来たのではと実感した。

これが自動精算機。

最近コンビニでも精算が自動化に成ってきたが、当店も同じ。

これが時代の趨勢なのだろう。

因みに店員さんのユニフォームも新ユニフォームにリニューアルされたそうだ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その25-Ⅱ~

2023-04-25 06:08:34 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

江戸前 美家古鮨

さいたま市浦和区東高砂町3-4

TEL 048-711-3787

定休日 日曜日

営業時間 17:00~25:30

(2011-6-10付ブログ参照)

スミダマンとは少なからず縁のある江戸前鮨の名門「美家古鮨」が

浦和駅東口(1分)に10数年ぶりに戻ってきた。

これは浦和駅西口再開発事業による立退きのためで他にも多くの飲食店が東口に移転してきた。

(当店の隣の栄寿司さんも同じで、機会があったらご紹介します。)

元々、美家古鮨さんは約60年前に東京柳橋から2番弟子の通称ヤッチャン(故人)が暖簾分けして

当社の第一スミダビル旧館商店街に入居してきたという歴史がある。

江戸前寿司の名店美家古鮨は台東区柳橋で1808年(文化5年)創業。

200年守り続けた江戸前寿司(都内最古の江戸前鮨店)、

この歴史を守り続けながらアットホームな温かさは浦和でも愛され続けてきた。

そして今年初め(1月26日)再び東口にカムバックしてきた。

新店は奥のテーブルボックス席3卓と手前のカウンター席で20席。

まだ新装オープンしたばかりで気持ちが良い。

つけ場で握っているのが現在の大将で通称直ちゃん。

スミダマンの中学校の後輩で小さい時からスミダビルの中庭でサッカーをして遊んでいたのを思い出す。

久し振りにあった直ちゃんはここで風格が出てきた。

いよいよオヤジの後を追ってきたなーという感を強く持った。

カウンターに置かれたお品書きと壁に貼られた本日のオススメ。

特に本日のオススメは酒飲みの肴としてはよだれの出そうなものが並んでいる。

カワハギキモ刺し、帆立いそべ、鯵なめろう。

特にアン肝には花丸がついていた。

まずはお通し。

何だったか忘れたが、とにかくすごく旨かったのは覚えている。

鯵なめろう 1,000円。

小肌といわしの刺身。

色艶素晴らしい。

味は旨いに決まっている。

帆立のいそべ 500円。

相方がオーダーした貝づくし5種。

帆立、赤貝、とり貝、みる貝。

いわしと鯵の握り。大きさがマチマチなのが直ちゃんらしい。

スミダマンは光物が大好物です。

またまたいわしと帆立と小肌。

この日は舌の嗜好が片寄っていた。

そして絶対外せないのが穴子。

これも江戸前のチャンピオンだ。

仕上げのまぐろ赤身、赤貝、鯛の握り。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その574~

2022-02-21 06:48:25 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

登喜寿し 浦和店

さいたま市浦和区仲町1-10-21 ティスティービル4F

TEL 048-799-3977

定休日 不定休

知人が所有しているデザイナーズビルの4階に

去年11月12日オープンしたばかりの本格的江戸前寿司屋さん。

本店は越谷せんげん台にある登喜寿司で地元では有名らしい。

当店はその2号店だ。

店舗デザインは当ビルオーナーの設計屋さんがデザイン。

天井を竹で組み、壁も木とモダンなクロスで仕上げ、

高級寿司店の雰囲気を作り上げている。

基本的にカウンターベースで9席、その他に仕切れば個室になる部屋がある。

まだオープンしたばかりで気持ちがよく、

窓からはビル群が見え、都会の寿司店といった感じだ。

最近の寿司店の板場は寿司ネタの冷蔵庫がこのようにお洒落ちっくな

木箱になっているのが増えてきているような気がする。

特に当店はお客の視点とほとんど同じで臨場感がある。

ネタは越谷と合同で豊洲仕入れと言っていた。

このピンクの岩のようなものは岩塩にちがいない。

この方が若き店長。

越谷本店で師匠より手ほどきを受け、今回浦和に出店した。

とても愛想が良いが、いかんせん、

この日は1人で全てをやるとはちょっと無理がある。

人手不足に悩んでいると言っていた。

これがランチメニュー。

ランチタイムは11時半から14時半まで。

にぎり 1,650円 1.5人前2,400円

にぎり 上 2,200円 1.5人前3,300円

鉄火丼 1,000円、吹き寄せちらし 1,650円

(各種 お椀、サラダ、デザート付)

琥珀コース 3,800円、金剛コース5,500円

お椀、ドリンク付

こちらは夜のお品書き。

本日の逸品は酒の肴、本日のお品書きはコースの内容か。

もうちょっと字を綺麗に書いてほしいものだ。

スミダマンはお近づきに、

また、ビルオーナーにごまをすって琥珀コースをお願いした。

最初に出てきたサラダ。

ごく一般的なもの。

もう少し寿司店らしい工夫をしても良いのではないか。

八寸。

これは素晴らしかった。

ものは正確には忘れたが、いかとのどぐろ(?)と白魚。

テーブルには各寿司ネタの産地一覧表が置いてあった。

普通は大将から口頭で説明があるが、これは珍しい。

ここまで書くのならもうちょっと具体的な場所を書かないと

何か中途半端に見えてしまう。

さぁ、握りのスタート。

どうぞ自由に写真を撮ってください。

まだSNSの発信の準備ができていないので、

大いに宣伝して下さいと逆に言われ、かなり大胆な接写ができた。

これは白身の平目。

青森産だそうだ。

活きは素晴らしい。

続いて同じ白身魚の鯛。

これもネタが良いのが写真からも伝わってくる。

このすみいか(千葉産)は最高でした。

当店はかなりネタを吟味しているようだ。

お好みのネタを聞いたら今日はものが良くなかったので

仕入れておりませんとの答え。

これは裏返せばこだわっている証拠だ。

海老。

ここの寿司は全て、なにかツメなど手を加えてあり、

ムラサキにつける必要がない。

大好きな光り物の小肌。

産地が九州とは荒っぽすぎる。

しかし味は一流でした。

このあじはすごかった。

身はプリプリというよりはコリコリ。

あじ一流の旨味が口の中に広がる。

久し振りにいくら巻きを美味しく感じた。

海苔なのか、いくらとのコラボなのか。

いよいよ握りも佳境に入ってきた。

中トロの握り。

美しいですネ。

握り方も合格だと思います。

今度は漬けマグロ。

右上にチラッと見えるガリが旨い。

リセット用がもっと口に入ってしまう。

いよいよ仕上げ段階のかんぴょう巻。

よく寿司屋の良し悪しは玉子とかんぴょうの出来具合でわかると言うが、

当店はレベルが高いと言えるのではないか。

コースには茶碗蒸しが入っているのだが、なかなか出てこない。

若大将に聞いたところ、アッ、忘れた!!

このあともう1人お客が入ってきたので、もう1人での対応は無理の状態。

これが続いたら、いっくら美味しい寿司屋でも客が減ってしまいますヨ!

お詫びのしるしに何でも好きなものを

リクエストしてくださいとの事で山口県産の赤貝を注文。

これも良かったですネ。

相方は、にぎり上2,200円を注文。

お好みは?との問いに貝類が好きなのでということで

よく見ると1貫だけ北寄貝(北海道産)があった。

お椀は甘海老の頭をだしにビジュアルはグッド。

相方は1,600円差のコースと随分差があるネとぼやいていた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その554~

2021-09-23 06:13:12 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

うなぎ 瀧澤

さいたま市浦和区高砂2-14-17 日建第二高砂ビル1F

TEL 048-825-9157

年中無休

営業時間 11:00~15:00

http://unagi-takizawa.com/

一昨日アップした韓情さんに行った時、同じビルの1階にうなぎ屋さんを発見。

うなぎの街・浦和で新しいうなぎ屋さんとは、これは大事件だ。

どうやら夜、居酒屋をやっている「どうどう」さん(2017-2-13付~その312~参照)を

昼、間借りしているらしい。

このやり方はコロナ禍で広がっている新しいビジネスモデルだ。

店外の歩道部分に即席で出したようなサンプル

うな丼1,980円(税込)、うな重(竹)3,850円(税込)、鰻串焼き三種1,320円(税込)がでていた。

そしてうなぎの産地(愛知県産)も表示している。

今や飲食店はテイクアウトが経営で重要なファクターになってきたようだ。

当店もお持ち帰りが出来る。

当店は今年8月1日にオープンしたばかりのニューフェイス。

しかも応援したくなるような若き店主がやっている。(後ほど詳しく紹介いたします。)

店内は28席(カウンター席12席、テーブル席16席)と

居酒屋を間借りしているだけに広すぎるくらいだ。

こちらの若き女性が店主の瀧澤まゆみさん。

今は解体してしまった通称・中銀座商店街アーケード内で

5年前に新規開業した「彦星」(2016-5-27付~その285~参照)の

大将から途中から任せられたとの事。

彼女はうなぎを焼くのが大好きで引き継いで2~3年。

彦星が閉店したため新規にお店を探していたところ、

このお店の話に出会ったと言っていた。

スミダマンの記憶ではうなぎ屋さんの女性オーナーは初めてで

思わず頑張ってほしいとエールを送りたくなってしまう。

これがオープンキッチンでカウンターから見えてしまう厨房。

やはり居酒屋用の厨房なだけに、あまり使い勝手が良くないと愚痴っていた。

これが瀧澤の御品書き。

全体的にかなりリーズナブルな価格設定になっている。

彼女は焼きが大好きだと言っていたが、

この御品書きを見ると関東焼と関西焼の両方ができるみたいだ。

次回は是非、関西焼のひつまぶしをいただいてみよう。

この日は別に特別な日でもなんでもなかったので、

うな丼(関東1枚)1,980円(税込)にしました。

うなぎは愛知産の5Pを使っているとか。

この細さだと技がいる。

捌きの方は仕入れ先の鯉平さんがやっているとか。

やはり蒸しに30分かかると言っていた。

他に客もいなかったせいもあって出来上がるまで彼女は話に付き合ってくれた。

カウンター奥に祝開店の祝花が飾られていたが、

どこもよく知った店で思わずどんな関係なのか聞いてしまった。

ことのほか大きな蘭の花が美家古鮨さん、そして北浦和の料亭玉家さん、

浦和の街のスポークスマンの三郎寿しさん。

なかなか面白いつながりを想像してしまう。

これが日建第二高砂ビル全景。

このビルには25年程前、1年間のいろいろな思い出がつまっている。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その85-Ⅱ~

2021-07-20 06:19:32 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

寿司 よし佳

さいたま市浦和区東仲町28-13(浦和駅東口3分 パルコ裏)

TEL 048-886-8988(要予約)

定休日 月曜日

駐車場 無

http://sushi-yoshika.com/

(2013-4-15付ブログ参照)

よし佳さんは埼玉県内で指折りの名店。

食べログで浦和寿司(鮨)部門でずーっとトップを続けているすごい寿司店だ。

その寿司のレベルとコストパフォーマンスの良さに県外からも多くの人が訪れるとか。

今回久し振りにコロナ禍でお伺いしたら、この日に限ってこちらの田辺好昭大将を独占。

普段聞けない話を看板の時間まで聞けたので、そのことも含めてアップします。

田辺大将の着ているこのTシャツはコロナ禍で悪戦苦闘している浦和の飲食店が結束して

その気持ちを込めた応援Tシャツらしい。

「The Boys are Back in Urawa Town!」

みんな!浦和の街に戻って来い!!といった意味か?

背中には、よし佳さんをはじめ浦和の飲食をリードしている名だたるお店の名が連なっている。

よし佳さんは平成4年、浦和で開業。

もう約30年、浦和の街を見てきた。

店内はカウンター席を中心に個室を含めて17席ある。

壁の上にはズラリ、浦和レッズ関係の色紙が貼られ、

随所にレッズ関連のグッズが飾られている。

当店は浦和レッズ御用達のお店だということがすぐわかる。

この日、田辺大将は私の履歴書のように過去の経歴を全て話してくれた。

スタートは銀座の会員制寿司店キカク(?)。

ここの大将に後々まで面倒をみてもらった。

今はやめて無くなったようだが、その当時は宮内庁と関係があったようだ。

その後、ここの大将の世話で銀座・からくで1年くらい。

その後、日本橋の吉野寿司。

ここから宮内庁へ、昭和天皇の穴子の仕込み係を担当したとか。

宮内庁の仕事はそんなに細分化していたのか?

次にあの有名な銀座・久兵衛に3~4年お世話になり、多くの芸能人を担当したとか。

美空ひばりも担当したが、貴賓室で森進一の担当が一番多かったらしい。

そして目黒の寿司いずみ、手伝いで横浜や青葉台の寿司屋にも行った。

そして独立。

浦和とは特別な縁はないが、この街は寿司店にとっては条件が揃っていたので

草鞋を脱いだと言っていたのを記憶している。

何分アルコールが入っていたので間違っていたら勘弁して下さい。

店の中心には立派な神棚が目立っていた。

よし佳さんは「心に残る寿司」をモットーに様々なこだわりを持ち続けているらしい。

この湯呑みの多さもそのこだわりの表現か?

すべてオリジナルでオーダーしたものでしょう!?

 

 

 

それではおまかせコースの始まり、始まり―。

まずお通しは、かにと秋田のじゅんさいの酢の物。

大将絶対の自信作、名物の明石たこ。

ちょっと前までは貝が中毒にかかって入荷がなかったとか。

ようやく明石のたこが戻ったと言っていた。

北海道函館の帆立。

青森陸奥湾の帆立は有名だが、やはり北海道の帆立が主流のようだ。

気仙沼のかつおをわら焼きにして特製薬味でいただく。

ヨ・ヨ・ヨ、珍しいシャコが出てきた。

これはオスのシャコと言っていたがオスメスで味が違うのだろう。

ここでご覧のような皿の盛り合せが登場。

このような盛り合せはスタートの時に出されるイメージがあるが、当店ではこのタイミング。

その理由は聞き忘れた。

淡路島で獲れた鱧を梅肉ダレで。

南房総、東京湾で獲れたマコガレイのお造り。

なんと大阪湾産のいわし。

夏は白っぽい脂身がありとても貴重だとか。

すごい脂の乗りでしかも上品な味わい。

これは絶品中の絶品だ。

フグの白子。

しっかり味はついているが、全体的に薄味に仕上げた煮物がここで出てくるとは。

さぁ、ここからいよいよ握りコースのはじまり。

たぶんスミイカ、ここで白イカ、アオリイカなどイカの話になったが、

このうちの1つなのは間違いない。

宮崎の赤貝。

三重県・答志島の白キス。

とても有名だとか。

これは最高で、もう一貫追加した位の旨さだった。

この関アジも白キスと同じレベルの旨さ勝負。

連続して攻めてきて至福の時が流れた。

三重で獲れたクエ。

他にお客がいたらたぶんしない、おもてなしのパフォーマンス。

産地を聞くとこの紙が答えとして見せられた。

山形県で延縄で釣れた本マグロの赤身と中トロと大トロの握り。

そして〆がウニの握りでした。

すごい数のラインアップ。

よし佳のドラマが終了しようとしています。

口直しか、とっても薄味で上品な潮汁でピリオドです。

このおまかせコース、都内の一流寿司屋だったら、いくら位かかると思いますか?

これが〆てみてすばらしいCP。

答えはヒ・ミ・ツ・・・。

ぜひ皆様、予約の電話を入れてみて下さい。

最後によし佳さんは「2021 東日本すし部門」で百名店に選ばれましたヨー!!

はっきりカメラで写るように田辺大将がバックに背景を置いてくれました。

この優しい心遣いに感動して店を後にしました。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その544~

2021-07-05 06:34:32 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

江戸前がってん寿司 浦和西口店

さいたま市浦和区高砂2-6-13

TEL 048-815-8001

定休日 無休

http://www.gatten.co.jp/

浦和駅西口から徒歩3分、さくら草通り沿いにある回転寿司屋さん。

創業は昭和61年、本社は埼玉県熊谷市にある。

(株)RDCは、がってん寿司をはじめ、とんかつ、パスタ、餃子、ピザ、

珈琲店、ラーメン店など幅広い業態を展開している。

意外なのが海外店舗が24店舗もあることだ。

(中国・上海、韓国・ソウル、アメリカ・ロサンゼルス)

店内は70席もあり、個室もある。

がってん寿司の特徴は注文により回転レーンの内側の板場にいる職人が

一皿ずつ握っていくのが売りのブランドだが、

ここ浦和駅西口店はご覧のように一般の寿司屋さんと同じスタイルを取っている。

回転レーンがなくてがってん寿司のイメージがなく拍子抜けしてしまう。

因みにがってん寿司の企業理念は

「Good Person・Good Company・Good Future」

私たちは素晴らしい人、素晴らしい仲間、素晴らしい未来を目指します。だそうだ。

がってん寿司のランチメニューはじめ各種メニュー。

当店は一番安いので一貫130円と回転寿司の中では若干高めだ。

漁港直送の鮮魚と職人さんの直接握る美味しいお寿司が楽しめる。

また、がってん寿司は「3つの約束」をしている。

1、Reasonable 手の届く贅沢の追求

2、Delicious 食のパイオニアであり続ける

3、For Customers 日本の食文化を世界に広める

これがランチメニュー、本日のおまかせ握り1,100円(税込)。

全9貫に巻物6ヶ、好きな小肌が入っていたのがうれしい。

まぁそれなりの味というところか。

これに追加として煮穴子、〆さば、カニミソ軍艦、そして玉子。

もうここは回転寿司屋さんではなく、リーズナブルな普通のお寿司屋さんだ。

味噌汁付だ。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その490-Ⅱ~

2021-07-02 06:24:29 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

スシロー 浦和中尾店

さいたま市緑区中尾3720 クイズゲート浦和1F

TEL 048-712-3351

http://akindo-sushiro.co.jp/

(2020-7-28付ブログ参照)

こちらがスシロー浦和中尾店の店内模様。

当店は3年前の2018年4月19日オープンである。

スミダマンの回転寿司の流れは仕事の関係から産業道路沿いのがってん寿司から始まって

会社近くの利便性の良いはま寿司へ。

そして昨年夏頃から味を求めてスシローへと変化していった。

今は多少不便でもスシロー通いが続いている。

回転寿司屋さんの楽しみ方は色々あるが、

一つは一般の寿司屋さんではありえない麺類などのサイドメニューが注文できること。

ということで鯛だし塩ラーメン(330円+税)をスタートとして注文した。

味は決してバカにできないなかなかのもので、

しかもボリュームがこの後を考えると丁度良い。

鯛の切り身を入れるなど寿司屋さんならではだ。

この日は今日のオススメみたいなお知らせが回っていた。

「同じ船で獲れたまぐろでもスシローで出せるのは、ほんの一部 みえないことろもスシロー」

スシローの売り、赤身のまぐろ 100円。

「活きた状態からすぐ〆る。すぐさばく。おいしい煮穴子は煮る前から」

大好きな炙り上穴子 150円+税。

回転寿司の注文は今や当たり前になったタッチパネル式。

はじめは戸惑ったが今や遠い昔話。

慣れるとこれだけでも結構楽しめる。

かに身てんこ盛り 150円+税。

他のお知らせも紹介しましょう。

「店内で茹でる。マヨであえる。甘いコーンの甘くない店内調理」

「じゅわっと〇(不明)の秘密は、細かい気泡がつくる 出汁ポケット」

「昭和、平成、令和。40年えびを見極め続けた仕入れ職人」

この日もどうしても大好きなヒカリ物中心のオーダーになってしまった。

〆さば100円、カニ風サラダ100円、あじ100円、帆立150円、いわし100円。

ちょっと食べ過ぎですかネ?

酢飯はやはり別腹だ。

回転寿司屋さんのアガリ(お茶)はどこもセルフ。

スシローはオリジナルの粉末緑茶だそうだ。

会計はテーブルでチェックを受け、この「お会計札」が渡される。

バーコードにあてると自動精算機に金額が表示される。

最近病院で沢山清算しているので慣れたものです(笑)

この日は〆て1,408円分食べました。

スシローはうまさもあってはま寿司より若干高いかな?

出口の所にはスシローで使われている「鯛だし塩ラーメン」「粉末緑茶」

「すしに合うすし屋の赤だし」「甘だれ」「スシロー合わせ醤油」も販売されていた。

 

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その522~

2021-01-25 06:32:53 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

富士寿司

さいたま市浦和区東仲町1-18

TEL 048-885-9787

定休日 火曜日

浦和駅東口から徒歩1~2分、駅近の好立地の所で50年以上も続いている寿司屋さん。

この前は数えきれないほど通り、ここに寿司屋さんがあることも知っていながら

暖簾をくぐったのは今回が初めて。

入店の背中を押したのは浦和の情報ネットで当店を見たからだ。

当店と駐車場を挟んで隣には、

長い間お世話になっている「勇寿し本店」(2011-10-4付、2017-7-29付参照)。

もう少し進むと最近オープンした「鮨 乃すけ」(2019-12-17付参照)と寿司屋さんが続き、

隠れたお寿司激戦区のエリアにあると言ってもよいかもしれない。

店の外、路上には3つのランチメニューが。

にぎり900円、ちらし1,000円、富士ちらし(納豆入り)1,000円。

よくよく見るとCPはリーズナブル。

今迄関心もなかったのでただ通り過ぎていた。

店内にはより多くのランチメニューが。

一部のメニューは手書きで値段が修正されているのが気になる。

そしてランチにはすべてミニうどんかお椀が付いている。

このおしながきにはランチ以外のものが書かれてある。

特上・上・並の表現は久し振りに見た感じで、昔は出前の時それを選んだことを思い出した。

このおしながきで気になったのは、えびにぎり1,800円、大三元巻1,200円だ。

店内はご覧のようにカウンター席のみで10席。

L字型のこじんまりしたお店で高級感はなく、大衆的な雰囲気で気軽に入れる感じだ。

二代目の大将も物腰が柔らかく終わりの頃にはフランクに話しかけてきた。

当店は変に気負いもせず、落ち着いて食べられる感じの寿司店だった。

店内に掛かっているホワイトボード、黒板を見ると

どうやら夜は飲みながらお寿司をいただく客が多いようだ。

特にホワイトボードに書かれている肴は25種もあり、どれも食べたいものばかりだ。

このボトルの数を見るとどの客も常連客のようだ。

そしてボトルケースの下には大野元裕知事から認定を受けた、

彩の国「新しい生活様式」安心宣言の認定証が立てかけられていた。

これがちらし1,000円。

ちらしをアップで撮ると色彩的にこんなにも美しいものなのか。

この日は客が自分だけなのでネタの旨味をしっかり味わうことができ満足。

ネタの旨味に魅せられてあと2貫オススメの光物の握りを追加。

この〆鯖と小肌、お世辞抜きで本当旨かったナ!