スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~その598~

2023-09-04 06:10:47 | 食~和食

しゃぶしゃぶ日本料理 木曽路 武蔵浦和店

さいたま市南区別所1-16-10

TEL 048-861-1530

定休日 年中無休 駐車場31台

https://www.kisoji.co.jp/kisoji/

しゃぶしゃぶ、すき焼で名が通っている「木曽路」は本社が名古屋にあり、昭和27年設立され喫茶「まつば」がスタート。

昭和41年しゃぶしゃぶ木曽路1号店が名古屋市中区に開店した。

全国の店舗数183店因みに埼玉県内には11店舗展開している。

武蔵浦和店はR17号沿いにありロードサイドの利点を生かして駐車場もたっぷりある。

店舗の造りも瓦葺きの切妻屋根の日本建築風で風情がある。

店舗前の大きな﨔の木がシンボルツリーとして素敵な空間を造っている。

入口玄関も余裕のスペースを取っていて堂々とした空間だ。

入口を入った所に広々としたフロントがある。

なぜかこの日はすき焼が食べたくなったのと、ブログネタが不足して来た両方が引き金に成って久し振りに来てみた。

ウエイティングコーナーもゆとりの空間。

和の基調のしつらえ、調度品、家具がとてもいい感じだ。

フロント、ウエイティングコーナーの一角にはお土産品の販売コーナーまである。

店内は大きく2つのゾーンは分かれていて、各ボックスコーナーと宴会室コーナーがある

宴会室は最大60収容の部屋があり全部で140席もあるという。

各テーブルは木の衝立と障子でほど良い仕切りがされており基調は和そのもので、好きな内装だ。

お料理が油、汁等飛ぶのを避ける為お客の手荷物にこの様に布のカバーを掛けてくれる。

これもちょっとした気配りのおもてなしで感心した。

すきやきは4種類用意されている。

すきやき国産牛ロース肉3900円、上すきやき和牛霜降肉4700円、

特すきやき和牛特選霜降肉5400円、松坂牛すきやき松坂牛9000円だ。

全国各地より木曽路の基準を満たす上質な肉、季節ごとに旬の野菜の国産野菜、そしてこだわりのオリジナルブレンドの割り下が売りだ。

しゃぶしゃぶもすきやきと同じ4種値段も同じ。

上質なお肉、国産野菜はすきやきと同じそして秘伝のごまだれが売りだとか。

秋の恵み 各しゃぶしゃぶ会席 松茸会席もある。

追加料金300円を追加すれば松茸御飯に変更もできる。

期間限定の旬の逸品。

富山県産 白海老唐揚げからすみ掛け900円、松茸土瓶蒸し1600円、

季節のお造り盛合せ2800円、汲み上げ湯葉700円、季節の握り寿司盛合せ1800円もある。

先付の蓮の酢物。

今回は上すきやきコースを注文した。

すきやき鍋と自慢の割り下(大)とだし汁(小)がセットされた。

鍋に牛脂を敷いて最初に割り下を入れる。

最近は関西(京都)方面でいただくことが多かったので、関西の最初に砂糖を敷いてからお肉とはやり方、順番が違う。

スミダマンとしては関西流のやり方が気に入っている。

旨味、こくが違ってくる由。

これが和牛霜降肉2人前。

なんと見た目に美しいお肉なんでしょう。

久し振りにいただいたすきやき。しかもお肉だけ。

やはりこれは日本人が作り出した素晴らしいお肉料理だ。

こちらは季節の野菜の盛り合わせの大皿。

ざっとかぞえて10種類もある。

今度はお肉と野菜のすきやきを卵でといた中に入れて美味しくいただく。

口直しのトマトサラダ。

一見平凡なトマトのようだがなかなかの味付けに納得のお口直しとなった。

追加料金を払って今年初ものの松茸御飯。

松茸の味、香りはまだいまいちだ。

松茸料理はうっかりすると話題性のみで終わってしまう。

最後にデザートの栗のアイス


浦和エリア旨い店シリーズ ~その133-Ⅲ~

2021-06-10 06:22:11 | 食~和食

和食会席 一休

さいたま市緑区東浦和5-12-21 (東浦和駅徒歩3分)

TEL 048-873-1993

定休日 月曜日

駐車場 有

2014-2-14付、2016-9-7付ブログ参照

当店は美味しい和食をリーズナブルなお値段でいただけるだけではなく、

ちょっと外に目を向ければ季節ごとのガーデニングを楽しむことができる。

たしか以前ここは花屋さんだった記憶があり、その名残ではないか?!

日替り御膳は3種、ミックスフライ1,200円と天婦羅盛り合せ1,500円と

和牛すじ味噌煮込み1,500円とバリエーションが広い。

本日の昼御膳は親子丼1,200円、お造り御膳1,200円、海の幸海鮮丼1,800円、

お楽しみ御膳2,000円、花会席3,800円、ふじ会席5800円、

自家製小豆の最中アイス450円・・・旨そう!

本日の煮魚御膳

金華さば生姜煮 1kg 1200円、ぶり大根煮付け 9kg 1200円、平目兜煮付け 4kg 1200円。

全て三重県熊野灘産だ。

 

 

いくつも魅力的なメニューがあって迷ったが、今回はお楽しみ御膳2,000円(税込)をお願いした。

とてもリーズナブルな価格設定でお得感のあるコースで思わずパート3を書きたくなった。

くわいの淡い味付けの煮物と茶碗蒸し。

くわいはここの近くの見沼田んぼが一大産地と聞いているが、

これが上品なほろ苦さ、ほっくりした食感が楽しめ、まさにお楽しみ御膳の一品に相応しい。

因みにくわいは埼玉県が広島県に次ぐ全国第2位の生産量を誇っている。

帆立入りの茶わん蒸しも優しい味の逸品だった。

ちょっと工夫した海鮮サラダ。

なかなか乙な味がしたのが印象として残っている。

帆立のグラタンとは和食ランチの中で創作性を感じ、日本料理の幅を広げている。

これは個人的に大好きな料理だ。

新玉ねぎをかき揚げにし、若干とろみ系の醤油味。

上に乗った菜の花が季節感を出し、練りカラシがぴったりフィットする絶品だ。

アップで撮ったジャコめし。

こんなにアップで撮るとごはんの旨さが伝わってくるようだ。

ジャコも良いものを使っている。

新玉ねぎとジャコめしに香の物。

それなりに見た目にもシンプルで美しい。

コースの〆はチーズケーキと抹茶。

一通りのコースのベースは日本料理だが、

そこに洋の香りを少し盛り込んだ素晴らしい創作性を感じる。

当店のお土産として自家製のちりめんじゃこ(1パック500円)と

こぶの佃煮(1パック300円)を販売している。

ジャコめしは、このちりめんじゃこを使っているのだろう。

山長商店の万能だしパックも販売している。

店内はかなり大きく、このテーブル席、カウンター席、そして和室からなり、90席もある。

当店は2009年に開店、店主は1996年からオランダアムステルダム

「ホテルオークラ アムステルダム」直営の和食店「山里」にて5年間修業、

その後は麻布十番の割烹で修行、再びオランダ山里へカムバックという経歴の持ち主だ。

たぶん両親が地元オープンを熱烈にサポートしたのだろう。

随所で両親の場違い的なおもてなしサービスを感じた。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その528~

2021-02-13 06:31:08 | 食~和食

日本料理 山猿

さいたま市浦和区仲町1-10-21 テイスティービル7階

TEL 048-762-7288

定休日 日曜・祝日

https://www.tanbayamazaru.jp/

昨年6月にオープンしたばかりの日本料理、特に京料理の専門店。

店名「山猿」という個性的な名前はオーナーシェフの故郷、丹波篠山・山家の猿が

花のお江戸で芸をする(デカンション節の一説)から取ったとの事。

当店は店内に入る時、靴を脱いで入る。

外は建物の意匠も含めて洋の雰囲気からドアーを開けると内は日本料理店の和の雰囲気に変身する。

そして冬は床が床暖房になっていてホカホカ気持ちが良い。

靴を脱ぐとはこんなにもリラックスするものなのか。

店内はカウンター席8席と4人席の障子で仕切られる個室の

こじんまりしたスペースでとてもアットホーム。

その上ビルの最上階7階から見える眺めが開放的で浦和エリアではなかなか無い空気が流れている。

この方が主人の柿原さん。

兵庫県篠山市の出身でなんと京都の名門老舗料亭、たん熊北本店で修業したとか(2017-12-14付参照)。

申年生まれの52歳と働き盛り。

西武デパート出店で関東に転勤してきたとか。

とてもまろやかな接客で一瞬、京都に居るのかな?と錯覚しそうだ。

限定数1日10個で限定ランチを始めたとか。

1,800円(税別)。

因みに3,500円(税込)コース全6品と4,500円(税込)コース全7品のランチコースもある。

限定ランチは小鉢、お刺身、温物、お味噌汁、お勧め一品、漬物、季節の御飯だ。

こちらは夜のコース。

福6,000円(税別)、禄8,000円(税別)、寿10,000円(税別)の3コース。

話を聞くと寿10,000円(主人お勧めのフルコース)がオススメのようだ。

目の前で繰り広げられる主人の京料理の技。

包丁さばきも素晴らしい。

山猿さんはアットホームな広さだけに料理を作る臨場感が感じることができて楽しい。

お伺いしたのは2月2日(火)節分の日。

節分の豆まきにあやかって先付的に出てきた小鉢。

小鉢にヒイラギの葉をあしらって素敵なアクセントになっている。

そしてこのお豆、まさに絶品。

こんなシンプルな料理で思わず唸ってしまうとはすごい実力の持ち主だ。

最初はお刺身(お造り)。

本鮪と平目の昆布〆で、これも良かったですヨ!

そして器も京料理にピッタリのナイスなセンスだ。

この器もかわいいですよネ。

この野菜の炊き込みものもすごく上品で京都の食文化が伝わってくる。

この日のメイン料理、ぶり大根。

この料理はぶりに脂が乗ってくる冬の王道料理。

ご覧のように何の衒いもないぶり大根そのものの料理だが、これが素晴らしく旨いんだナ!

シンプルな料理で素材の味を引き出す腕はたいしたものだ。

そして季節の御飯はじゃこ飯。

しかもお替わり自由だ。

漬物に昆布があるのはいかにも京(関西)料理。

味噌汁は京特有の白みそでなかったのは残念。

そして当店の特筆すべきことはお米だ。

ここのはご主人の出身地の兵庫米を使っているとか。

これを聞いて神戸で食べた神戸牛のステーキ屋さんのお米の美味しさを思い出した。

日本料理・山猿さんはご主人の生まれ育ったふるさとのお米、京野菜、里豆や山芋など

四季折々の自然の恵みを生かしたお料理をいただける素敵なお店が浦和エリアにデビューした。

是非地元に愛されて定着してほしいと切に望みます。

このデザインがお洒落なビルは当社が4年前に施工したソサナビル(2017-3-9付参照)を設計した

地域環境総合計画研究所(REP研究所)がオーナーで当然設計も行った。

今や日本の代表的設計者の隈研吾氏の設計ポリシーではないが、

時代は優しさを表現できる木(ウッド)が一つの流れになっているが

当ビルもそんなウッドルーバーで建物をお化粧している。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その500~

2020-09-14 06:18:28 | 食~和食

彩懐石  東浦和 高砂

さいたま市緑区東浦和1-21-1

TEL 048-874-0159

年中無休

営業時間 11:30~22:00

駐車場 14台

http://park21.wakwak.com/~prs/ms/index.html

当店は2006年オープン。

東浦和駅郊外にお洒落な建物でオープンした時は話題になった。

姉妹店には、うらわ高砂(本店)、わらび高砂がある。

開店して14年も経過するとお店の辺りに植えた樹木も成長し、

今や道路側からはガラス張りの瀟洒な建物はほとんど見えなくなってしまった。

この建物は自然の温もり溢れるモダン空間で景観賞を受賞した。

これは癒しの証、和の心と現代の融合、

おもてなしとモダンをひとつに・・・。

こちらのオーナーはわが故郷、埼玉にこだわり、

地産地消につとめている方で本当に尊敬に値するオーナーさんだ。

店内はご覧の様にかなり斬新で大胆な構造とカラーコーディネートになっている。

店舗のセンターに鋼管柱を建て斜左右に梁を張り出し、

V字型の天井を支えている。

ぐるり周囲はガラスのフィックス。

そしてカラーは朱色の赤っぽい色を使い、

ソファーも赤系のあまり使わないカラーコーディネートになっている。

赤を使ったのは随所、浦和レッズ関連のものが置いてあったが、

レッズカラーが影響しているのか?

当店は全部で90席。

1階個室(6~10名)と2階宴会場(30名前後)がある。

浦和レッズのポスター、フラッグ、そして色紙。

枯山水の坪庭の上にも浦和レッズのポスターが。

そして裏の出入り口の所には浦和レッズのうちわがあった。

壁の額には気に成った東郷青児の絵も掛かっていた。

開店時にお伺いしたのでお客は誰もいなかったが、やがてすぐ満席。

それを聞いて帰るお客もいた。

お客の層は珍しく年配者が圧倒的に多く、地域性を感じてしまう。

特選ステーキ赤身のステーキ膳は2,620円(税抜)。

昔ながらの埼玉おばんざい(生しずく餅付き)が限定10食で2,180円(税抜)。

女子会にぴったり、四季のごぜん1,960円(税抜)。

他に四季シリーズ、お好みご馳走まぜごはんが選べるのもある。

又、贅沢なひと時に大人気の東の盆2,970円(税抜)と

職人が作る和食の美味しさを存分に味わえ、

体に優しい免疫力アップの各コース料理だ。

スミダマンのほのぼの奮戦記、浦和エリアシリーズも

当店で丁度500軒目という大きな節目を迎えたので

500回記念として「昔ながらの埼玉おばんざい」を大奮発した。

お吸い物はけんちん仕立てで秩父の名水を使用しているとか。

デザートの生しずく餅は時間がかかるということで

仕事の都合上、残念ながらキャンセルした。

そうしたら料金の一部をサービスしてくれた。

改めてとても良心的なお店だナーと感じ入ってしまった。

尚、彩懐石とは日本伝統の和食スタイル「懐石料理」には無かった

彩を取り入れた彩り豊かな「うらわ高砂」の提案する新しい懐石料理で

このコンセプトを当店はテーブル席でカジュアルにいただける。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その27-Ⅲ~

2020-03-31 07:02:21 | 食~和食

彩懐石 うらわ 高砂

さいたま市浦和区高砂1-14-2(伊勢丹の裏)

TEL 048-823-8001

年中無休

http://park21.wakwak.com/~prs/ 

 

スミダマンのほのぼの奮戦記も2000件をこえるとダブリがでてくるのも  

分からなくなってくる。2017-1-11付ブログと殆ど被ってしまいました。 

折角書いたのでアップすることにしましたので悪しからず!

彩懐石とは埼玉、彩の国の「彩」をとって地産地消を目指し、

農家の方々と協力をして、今までの懐石料理とは異なる

彩豊かな新しい料理提案を目指した「うらわ高砂」の大切な姿勢だ。

京都の懐石や東京の懐石に負けない埼玉のオリジナル懐石にしていく所存だそうだ。

因みに彩懐石は「うらわ高砂」の登録商標となっている。

当店は開店して今年11年目を迎えた。

コンセプトは「彩の旬で始まり、和の心を楽しむ懐石料理を心に」だそうだ。

そしてキーワードは「凛匠極彩」「完全個室」「伝統美食」「地産地消」。

建築にこだわりを持って「伝統とモダンの融合した空間」で

第10回さいたま市景観賞を受賞している。(2011-6-23付ブログを参照)

小部屋が4部屋並び和風建築ならではの落ち着いた空間が続く1階廊下と

ガラス越しから中庭が見える風情ある掘りごたつの個室。

品格がある穏やかな和室では、まるで高級旅館に来ているような雰囲気が漂い、

ゆったりした時間を過ごすことができる。

片や1階の向かい側には肘当てもあるお洒落な白いソファー風椅子の

日本酒カウンターバー(6席)がある。

この雰囲気あるカウンターの向こうにはミニ水族館のような生け簀まである。

許しを得て舞台裏の厨房光景をパチリ。

ここから「よしみつ」の大将が修行・独立した。

(2017-6-26付、2020-1-26付ブログ参照)

2階廊下から玄関を撮った1枚。

店内に足を踏み込めば日々の喧騒を忘れされてくれるような空間が広がっている。

右の壁の棚には当店が扱っている埼玉の地酒を中心に

日本酒の陳列棚が並んでいて、一種のインテリアディスプレーになっている。

なんとも面白い空間の写真に撮れました。

3階にある大広間。

地域最大級の大人数向け大宴会場では20名~70名まで利用できる。

一昔前まで浦和エリアには多くの料亭があったが、ほとんどが姿を消し、

今となってはこの大広間は貴重な存在となっている。

隣りの喫煙コーナーも立派な造りとなっていて素晴らしい。

彩懐石うらわ高砂では年に十二回、旬に合わせた懐石料理が用意されていて、

春夏秋冬、季節のかおりが楽しめるシステムに成っている。

今回訪問した三月は「弥生」桃香る春露の献立だ。

以下、その懐石料理一品一品をご紹介します。

食前酒として季節の果実酒と御座付 桜百合根豆腐 桜葉 美味ジュレ 山葵

当店では懐石料理が持ち込まれると同時に

着物姿の仲居さんが料理の説明をしてくれる。

彩り菜、名物武州牛しぐれ煮、真蛸桜煮、

蛤クリームソース焼 深谷葱と烏賊の沼田

(飯能)のらぼう菜と貝柱和え

(浦和の木の芽)筒木の芽焼

花見串刺し(合鴨 桂木柚子羹 海老)

若いアルバイト女子大生(まだ1ヶ月目)が配膳して向きを間違えベテランの仲居さんが正しく変えた。

御椀 炙り桜鯛 白魚豆腐 冬子椎茸

(日高)独活 柚子

厳選鮮魚の御造り 四種盛り 妻彩々

当店の板さんの技、大根で小さなうさぎの形をした飾り物に注目。

御凌ぎ 旬の握り寿司 二種 がり

中皿 埼玉県黒毛武州牛サーロインステーキ 彩野菜彩々

薬味 和風特製みぞれソース。

炊き合せ 春告魚旨煮 (深谷)長芋 巻湯葉

桜人参 新牛蒡 南瓜 山東菜 香り柚子

桜海老の土釜炊き御飯(吉見ニュウヒカリ米)

留め椀 埼玉産香の物

事前に釜炊きを見せに来た。

水菓子 高砂黒糖タピオカ

 

 

 

彩を考え抜き、上品に彩り良く仕上げた一品は目でもとても愉しめるものだった。

凛コース7,500円。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その330-Ⅱ~

2020-01-26 06:16:58 | 食~和食

日本料理 よしみつ 懐石弁当

さいたま市浦和区仲町3-2-16 2F

TEL 048-711-8263

定休日 月曜日、第3火曜日

http://www.yoshimitsu-urawa.com/

集銀行の役員会の昼食に出席の皆さんが思わず

「ワオー!」と言うような懐石弁当が出た。

よく見ると日本料理の「よしみつ」さんのお弁当だった。

(~その330~ 2017-6-26付ブログ参照)

「よしみつ」さんはお弁当もやるんだ?!とビックリ。

その位インパクトがあったので初めてお弁当をアップしました。

お弁当の箱を開けてみてまたワオー!

料理の上に抗菌シートがかぶされている。

あまりこの様なシートがかぶされているのは見ない。

さすが気を使った仕事をしている。

この抗菌シート、ワサオーロは三菱ケミカルフーズ製のもので、

防菌、防カビ効果に優れた天然成分を製品化したもので、

シートの有効成分が隅々まで行きわたり、速やかに抗菌効果を発揮するそうだ。

かいせき弁当というだけに焼物、煮物、天ぷらなど

一通りの料理がびっしりと詰められている。

箱の仕切り方もシンプルで合理的なもので、かえって気持ちが良い。

そしてもう一つ素晴らしいのが黒の木目調で

縁に金を使った重厚感を感じさせる弁当箱だ。

これだけでも高級感が伝わってくる。

食べ終わった後、皆でこれは高そうだナ。いくらだろう?という問いが。

答えは2,000円です。絶対お得ですよネ!

ごはんは当店自慢の名物穴子めしといくらごはん。

当店の大将は日本料理の経験歴32年の吉光伸晃氏。

そして当店のモットーは「感謝 協力 チームワーク」だそうだ。

そういえば最近お伺いしたら新しい女性板前さんが2人調理をしていた。

現在、懐石料理の枠を超えて、カレー、とんかつという

一般的なメニューにも取り組んでいるとか。

将来はこの様な弁当を出したいとビジネスフェアーにも出店予定とか。

日々、意欲的で前向きに取り組んでいる。

当店は全国から選りすぐりの旬食材を使い、

物語性のある感動的な料理へと仕立て上げることを心掛けているとか。

尚、この弁当は配達はせず、店まで取りに行く必要がある。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その443~

2019-08-20 06:38:03 | 食~和食

nana's green tea

さいたま市浦和区東髙砂11-1(浦和パルコ店内2F)

TEL 048-611-8223

営業時間 10:00~21:00

ここナナズグリーンティは目黒区自由が丘に本社を置く

㈱七葉が展開する日本のカフェチェーン店。

2003年に設立され、抹茶、日本茶をメインにした

ドリンクメニューを提供している。

創業者・朽網一人が抹茶を使ったカフェのアイデアを基に開業、

2001年3月に自由が丘1号店を出店、現在全国に81店舗、海外6か国

(アメリカ、カナダ、中国、台湾、シンガポール、マレーシア)に

17店舗を展開している。

ブランドコンセプトは「新しい日本のカタチ」。

内装コンセプトは「現代の茶室」。

各店それぞれ異なった内装デザインにして、店舗内に源氏物語や茶花、

四季折々のものをモチーフにしたアートワークを用いてる。

浦和パルコ店は白とベージュと若干の黒のモノトーン配色。

木の柱を店内に多数立て、茶室というよりは

竹林を表現しているように見える。

どちらにしてもシンプルな素材感を活かした空間を

作り上げる工夫をしているのが伝わってくる。

ここのオーダー方式は入口のカウンターで注文し、

ナンバープレートをもらうやり方。

食事が終わったらセルフで指定カウンターに戻す。

又、水もセルフ方式。

全体的にソフトなセルフスタイルを採用しているのが興味深い。

実は当店はドリンクやスイーツのカフェと思っていたが

先日、和食の丼もの6種類と、うどん4種類を

提供していることがわかった。

丼の大きさもSサイズと普通サイズから選べる。

又、健康を意識してか玄米をブレンドした国産米を使用しているとか。

そこにドリンクと甘味を組み合わせた

ランチセット1,150円はなかなか良いメニューだ。

他にも7月1日から8月27日迄の期間限定のカレーライスも提供している。

スパイスで炒めたひき肉の旨みと野菜の甘みが活きた

まろやかトマトカレーだそうだ。

さすがドリンク、スイーツメニューはすごい。

これらを見たら女性はコロッと参ってしまうかも。

ドリンクは大きく抹茶ラテベース系、ほうじ茶ラテベース系、

フローズンベース系もある。

さらにパフェ、ケーキ、生チョコ、甘味6種に

日本茶、コーヒー、ジュースなど多彩だ。

トッピングとして白玉、ホイップクリームなど9種もある。

オーソドックスに鶏そぼろどんぶり、味噌汁付840円をオーダー。

因みにSどんぶりは660円。

ここは毎日ダシをとり、仕込みをし、手作りで食事を作っているとか。

そのわりに努力があまり伝わってこない。

アメリカのお母さんのレベルかな(マーマー)。

参考に110円出すとトッピングとして

温泉卵、とろろ、アボカドがある。

窓際のカウンター席に座ると目の前に昔と比べて様変わりした

(かなり時間が経過したが)

浦和駅東口の風景が広がっている。

じっと見ていると地元民としては飽きることがない。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その440~

2019-08-01 06:05:24 | 食~和食

SAKE Dining  榮三郎

さいたま市浦和区岸町3-15-12 調ハイム1F

TEL 048-627-4621

定休日 木曜日

営業時間 10時~14時、16時~22時

調神社の駐車場入口の前に昨年5月にオープンした

日本酒を売りにした日本酒ダイニングのお店。

ランチはなんと午前10時から始めている。

実は当店のオーナーシェフは今は亡き大先輩で

酒、ビール問屋を営んでいたご子息がやっている。

長く海外生活をしていたが、脱サラしてこの店を開いたとのこと。

店内は入口近くにカウンター席7席、

奥の部屋にテーブル3卓で18席ある。

カウンター席に座るとオープンキッチンになっていて

オーナーシェフが料理を作るのが目の前で見えてしまう。

奥の席にいたグループは常連客のようだった。

ランチは7種類と少ないがジャンルは幅広い。

焼魚定食から豚肉定食、うどんにスパゲッティ、

おでん定食まである。

変わった所でフェイジョンランチ、これはブラジル料理で、

オーナーシェフが居住していた国だそうだ。

その中で豚ロース冷しゃぶ定食 900円税込みを注文。

味噌汁は大根と豆腐が入っていてとても丁寧に調理されていた。

料理に人のぬくもりが感じられて、いいんじゃないでしょうか。

当店はあくまで夜が本番。店内には日本酒の棚がある。

オーナーも日本酒については相当の知識の持ち主のようで

日本には酒蔵が約1000軒弱あり、

銘酒は2000銘柄程あると言っていた。

浦和の街の鎮守様 調神社。

この日は6月30日から7月3日までの大祓式の準備で追われていた。

当神社については後日詳細にアップしてみたいと思っています。

調神社でも埼玉県神社庁による、天皇陛下の御即位についての

又、新しい御代「令和」ののぼり旗が立てられていた。

日本中の神社に今、この様な旗がなびいていることだろう。

この光景だけでも例年と違うものを感じる。

調神社には他の神社と異なる所がいくつかある。

1つは神社なのに鳥居がないこと。

又、狛犬のかわりにウサギ像が置かれている。

手水舎のこの大きなウサギは他では見ることができない。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その434~

2019-06-28 05:54:07 | 食~和食

和酒和膳 和つき

さいたま市浦和区岸町3-16-7 蓮見ビル1F

TEL 048-711-8116

定休日 月曜日(令和元年7月から)・金曜日ランチなし

https://watsuki2018.com

場所は旧中仙道、調コミュニティセンターの真向い、

以前ブログ紹介(2019-4-20付ブログ)した

蕎麦屋さん(満寿屋さん)の2~3軒隣にある。

半年前の2018年12月13日のご夫婦で開業した日本酒と和食のお店です。

木のぬくもりを感じる空間にカウンター6席と

テーブル、ソファー席に分かれ全部で20席の造りだ。

ご主人は料理一筋28年、銀座髙級老舗割烹店仕込、

又、大阪の超有名老舗割烹料亭でも料理人を務めた経験もあるそうだ。

そして居酒屋チェーン店のメニュー開発にも携わったとか。

まだ若々しい女将の奥さんは浦和出身ということでこの地にオープンしたのでは?

このケースは最近よく聞くことが多い。

ランチメニューの目玉「花龍膳」 1,300円(税込)

メインのおかずは、本日の焼物 鮭のハラス焼、金華鯖の開き、

又、本日の揚げ物 鶏の唐揚げ やみつきの醤油味、

チキン南蛮 タルタル添えの4種類から選べる。

それ以外に刺身、煮物、小鉢2品、それに香の物、味噌汁、デザートが付いている。

それが大きな籠の中に入っていて目にも美しく楽しい。

当店は美しさや色合いも大切と考えて盛りつけにも工夫をしているとか。

味の方も刺身はすごく新鮮だし材料にこだわりを感じ、

読者の方々におすすめできる。

デザートは杏仁豆腐。

奇をてらわず、王道レシピの素朴なデザートだが、味は奥深い。

又、器の方も女将の父の手による味のある陶芸作品を使っていて、

より料理を盛り立てている。

和つきさんのおしぼりは一般的なものとは全く違っていた。(下のグリーンのもの)

これを見て思わず聞いてしまった。

「これは使い捨てですか?」

もちろんそうだと。

かわいらしい柄が書かれたこのおしぼりは、

わざわざ京都から取り寄せているとか。

これらは夜のメニューか。

とりあえずから始まって、刺身、サラダ、焼物、煮物、揚物、

お食事、汁物、デザートと続く。

目に留まったメニューをあげると

①薫るポテトサラダととろり玉子のせ 550円

②梅水晶 450円

③総州古白鶏吟譲焼き 790円

④ふわふわ月見つくねの鉄板焼き 650円

⑤大将自慢の鶏の唐揚げ 650円

⑥ホタテのクリーム春巻き 650円

⑦和つきめし 690円 等々

美和食と同時に当店では全国各地より厳選した銘酒が堪能できるのも

日本酒党にとってはたまらない。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その421~

2019-03-06 06:37:33 | 食~和食

つきじ 植むら 浦和店

浦和区高砂1-15-1 伊勢丹浦和店7Fイートパラダイス

TEL 048-824-5243

営業時間 11:00~22:00(Lo21:30)

http://www.tukijiuemura.com/

11軒ある伊勢丹浦和店のイートパラダイスの中で今回の「植むら」さんが

9軒目のアップだ。つきじ植むらは昭和3年創業。

本店の近くには当ブログで紹介した日本食の「つきぢ田村」

お座敷天ぷらの「三ツ田」がある。姉妹店は関東エリアに

16店あり、浦和店は伊勢丹浦和店オープン以来

ずーと続いて昭和56年に開店した。

店内は3つのブロックに分かれていてテーブル椅子席の和個室は

最大20席で畳の上で脚をのばしてなごやかに食事ができる。

又、ホールテーブル椅子席、洋室個室6~8名迄の1室を

含め総席数50席ある。

イートパラダイスの特色当店のおすすめベスト3が

植むらでも当然出されていた。1位はひつまぶし御膳2,160円(税込)

2位 羽衣1,944円(税込) 3位花車1,350円(税込)。

それ以外に料理長・店長一押しのおすすめメニュー

花籠膳1,782円(税込)、季節のおすすめメニュー

かきフライ入り三味膳1,296円(税込)も入口に掲示されていた。

当店の15穀米の使用材料は白米(うるち米)の他に

もち米・黒米・とうもろこし・小豆・大麦・そば・はと麦・黒豆(大豆)

黒ごま・白ごま・発芽玄米・ホワイトソルガム・もちあわ・

もちきび・アマランサスだそうだ。一体どんな味になっているのだろう?

他にしゃぶしゃぶ、すき焼、会席弁当、鰻櫃まぶし、お膳物。

天丼・ちらし重・まぐろ丼とそばのセットなどがある。

当店のコンセプトは「日本料理を通じて文化と情報と潤いをお客に」だそうだ。

注文したのは鰻ちらし重とおそば1,200円(税込)

ちらし寿しはいつ見ても彩りがあって美しい。メニューのボリュームバランスは

とても良いのだが、今いち料理人の愛が伝わってこない。

点数にすると75点という所か。