スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

八丁味噌のカクキュー

2023-10-02 08:38:53 | 地元企業

岡崎城より西へ八丁(870m)の距離にある八帖町で

江戸時代初期から伝統製法で八丁味噌を造り続けて

代々、久右衛門を名乗って19代目の格式ある店。

仕込みの桶の上に大量の重石が円錐状に職人によって積まれている。

八丁味噌は他の豆みそよりも仕込み水が少ないため、多くの重石が必要。

1本の木桶に味噌を6トン仕込み、その上に3トン、数で350個の重石を積み上げる。

桶に2年以上、熟成させるが、地震がきても揺れを吸収することで崩れることはないそうだ。

何百年の職人芸。

何年も前に朝の連続ドラマ「純情きらり」は、ここカクキューさんを主にして放送された。

「所変われば味噌変わる」といわれて、全国には様々な味噌が存在する。

全国の80%は米みそ、東海3県は古来よりこの地の大豆と三河湾の塩で作る豆みそ。

この豆みそは「うま味」が特徴的であり、うま味は加熱に強いため煮込みに向いている。

煮込みうどん、どて煮、味噌おでんなど。

家康も「長寿こそ勝ち残りの源」と健康と食にこだわって、

八丁味噌をわざわざ江戸まで運ばせたそうだ。


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