スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その278-Ⅱ~

2023-09-15 06:04:17 | 食~イタリアン・フレンチ

生麵工房 鎌倉パスタ 浦和パルコ店

さいたま市浦和区東高砂11-1(浦和パルコ5F)

TEL 048-611-8313

浦和パルコ5Fのレストラン街の北側サイド(緑のエレベーターエリア)の4店舗が

偶然かどうかわからないが(たぶんパルコからの働きかけで?)リニューアル

あるいは新店の出店で大きく変わろうとしている。

そのうちの1つが7月4日リニューアルオープンしたこの鎌倉パスタである。

今までは通路から中が見えづらい造りであったが

すっかりオープンな感じになってある意味普通の平凡なイメージになってしまった。

そのかわり入りやすい店になったのは良いことだ。

(前の店が入りづらかったのは後ほどで)

これが今回のショーケース。

パルコのレストランは皆、この昔ながらのショーケースがあって

だんだん消えつつある中、とても新鮮に見えてしまう。

今回のディスプレーはパスタ関係がシンプルに並べられており良い感じだ。

このレストランの特色の1つが焼きたてパンの食べ放題。

その表示が一番上に目立たない書き方で貼られていた。

入口の外側に張り出されていたメニュー

気分で選べる生パスタランチ

セット1は生パスタとサラダのセット

セット2は生パスタとサラダ・パン3個セット

セット3は生パスタとサラダ・ドリンクセット

そして人気セットのセット4は鎌パスセット

(生パスタにサラダ・パン3個・ドリンクバー)

そして選べるパスタは全15種類もある。

また、期間限定の秋の生パスタも3種用意されている。

お茶タイムにはお芋とほうじ茶のセット。

これがリニューアルされた店内模様。

当店のコンセプトは和の空間(畳や座敷)でお箸で食べるパスタということで

前の方式は靴を脱いで店内に上がるやり方であったが

今回ごく普通にそのまま入れるやり方に変えていた。

たぶん前のやり方は評判が悪かったにちがいない。

そのコンセプトを少しでも残そうとしたのが

3枚目の写真の半座敷的テーブル椅子コーナーではないでしょうか?

この日はいまいちお腹が空いてなかったのでセット1の

釜揚げしらすと梅肉のオイルパスタ1,190円をオーダー。

鎌倉パスタのパスタは生パスタが売りということだが、

この日は食べてツルツル、もっちもち感はあるが、

何か粉っぽくてのどごしが良くなくて残念ながらいまいちであった。

パスタの前に出されたサラダは逆にとても美味しかったですヨ。

こちらはドリンクバーコーナー。

新店はセルフ方式が増えて効率化を進めている。

その割に働いている女性が多くいたのが目に付いた。

鎌倉パスタのもう1つの売りが焼きたてのパンを好きなように選べる。

種類は8種類。

大きさが小振りなのが良い。

厨房の奥にはチラッとパン焼き機が見え焼き上がると店内にベルが鳴る。

テーブルにはアンケート依頼のカードが置かれていた。

モバイル方式でQRコードで答える。

年配者にはモバイルアンケートというだけで煩わしい。

 

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その590~

2023-04-28 06:00:07 | 食~イタリアン・フレンチ

北海道イタリアン&カフェ 北国とミルク

さいたま市浦和区東高砂11-1 浦和パルコ5F

TEL 048-871-2757

浦和パルコ5Fのレストラン街に「パパミラノ」(2015-9-15付 ~その236~ブログ参照)のあと、

2022年12月9日オープンした北海道イタリアン&カフェのお店。

最近レストランから消えつつあるショーウインドーケースもデパートなどの飲食店ではまだ健在だ。

古いアナログ人間のスミダマンにとしてはこれからも残ってほしいと願っている。

当店は前店と同じ倶楽部ダイナックが経営している。

北海道の「浜中町」で作られる濃厚で高い乳質のミルクや

自家製のバタークリームをたっぷり使った濃厚イタリアン料理を素朴でレトロな哀愁の漂う店内で楽しめる。

系列店としては他に都内、大塚店と多摩センター店がある。

それにしてもなぜ似たような業態を変えたのか訳が知りたくなった。

店の外の壁には大きな黒板に白墨で描かれたような人の温もりを感じさせるPR看板が目に付いた。

店内は北海道ミルクをイメージしたホワイトで壁や椅子、テーブルでまとめられ、

清潔感でいっぱいの雰囲気が流れている。

とても良い感じじゃないですか。

こちらが週替わりのパスタランチメニュー。

ジャンル別にトマト系、クリーム系、和風系、オイル系の4つが用意されていて選びやすい。

当店のパスタは北海道産全粒粉生パスタを使用しているとか。

メニューのデザインは写真とデッサンを併用していて斬新で美しい。

週替わりランチでいかと大葉のたらこ和風ソース1,188円(税込)をオーダー。

これにはスープ(コーンスープ)とドリンクが付いていた。

当店はフリードリンク制を取っていてアップルジュース、

オレンジジュース、アイスティー、ハーブウォーターなどが用意されていた。

また、店内照明器具も凝っている。

ミルクファームザノースランドと書かれたバケツのようなランプシェードに

イカの篝火のようなランプなど北海道を連想させるものを使っていた。

当店では北海道浜中町への還元として北海道チーズソースのハンバーグパスタビアンコの

売上の5%をシマフクロウエイドに寄付する社会貢献を行っている。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その586~

2022-11-21 06:06:52 | 食~イタリアン・フレンチ

Kitchen+bar=870(HANARE)

さいたま市緑区大間木2-25-29

TEL 048-762-3032

定休日 日・祝日

駐車場 有

https://www.kitchenbar870.com/

浦和駅と東浦和駅間の閑静な住宅街の中に

3年前オープンしたフレンチ・イタリアンのお店。

変わった店名はレストラン・ダイニングバー・カフェといった

業種に縛られたくないという思いがあり、キッチン+バーに決めたとのこと。

店外にある掲示板も普通の店とはちょっと違い、自治会の掲示板のようだ。

この中には当店のメニュー、TAKE  OUTメニュー、

飲み物とつまみ、彩の国「新しい生活様式」安心宣言など、

種々の情報がガラス戸に守られて貼られている。

入口を入ると無垢のオーダーメイド家具、

世界から集めた変わったグッズなどが飾ってあり、

いきなりこの店はどんな店と思わせるインパクトを与えている。

トイレの入口のところにも貴重なグッズが飾り収められた棚がある。

そのトイレの蓋には奇想天外な絵が描かれている。

初めての人は思わず1人で笑ってしまうのではないか。

1階には無垢材でできた迫力あるカウンターのバーコーナーがある。

2階にも自然素材をメインにした部屋になっていて木の匂いが漂っている。

当店は建物、内装、インテリアにこだわり、

「お客様にホンモノを感じてほしい」をモットーにしているとか。

ここ以外にも個室が2部屋あり、ママ会、女子会、パパ会など、

完全に隠れ家的なお店の造りになっている。

これがメニュー。

Aコース1,500円、Bコース2,000円、Cコース2,000円がある。

当店は旬や無添加の食材を使ったフードメニューとなっている。

当店は種々なところにこだわりを持っているが、

このフォーク、スプーン入れの箱もお洒落感いっぱいだ。

今回はコース料理ではなく単品料理をオーダーした。

スルメイカのクリームパスタにサラダ付で1,000円。

パスタは他ではあまり味わえない味だった。

コールボタンも意外性があり、テーブルの脚に取り付けられていた。

はじめはこれが何かわからず、思わず店の人に聞いてしまった程だ。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その585~

2022-11-18 06:19:47 | 食~イタリアン・フレンチ

イタリアン食堂873

さいたま市南区文蔵2-29-25 寺田ビル1F

TEL 048-826-5444

定休日 月曜、祝日

駐車場 1台(店頭)

https://italiansyokudo873.owst.jp/

南浦和駅西口から徒歩8分。

「健康と美味しいを皆様に!」を掲げて2018年10月23日オープンした。

店名の「873」はオーナーの名前がヤナさんということで

その名を数字に置き換えたとのこと。

入口の横にはTAKE  OUT  OKのデザイン性の高い看板が目に飛び込んできた。

やはりイタリアンはお洒落性を持ったレストランが多い。

店内は大きな6角形のカウンター席(6席)を中心に半個室的なテーブル席(24席)と、

ただテーブルやカウンターが並んでいるのではなく、

入り組んだ配置になっていて面白い空間を作り上げていた。

このカウンター席に囲まれた中が半オープンな厨房になっている。

スミダマンはオープンキッチンで調理をしているのを見るのが好きだが、

この日はお客があまりいなく、1人でもテーブル席に通されてしまった。

きっと、気を遣ってのことだろう。

当店は着色料、保存料、発色剤、イーストフードは無添加。

また、一般社団法人ジャパントレーサビリティ協会が厳選した

安心安全な食材を使用している。

ハラール、ベジタリアン等、様々な食事にも対応している。

まさにカラダの中から体内美人を目指す無添加イタリアンレストランだ。

週替わりパスタの地どりとキノコ、サラダ・スープ付1,000円をチョイス。

ソースはトマト、クリーム、ペペロンチーノを

選べるとのことでクリームソースをお願いした。

それがこの逸品です。

とても丁寧な仕事をしていて、その作り手の思いが伝わってくるパスタでした。

サラダも超新鮮でしたよ。

 

 

 

(追伸)

当店に訪問したのは約4ヶ月半前でしたが、その後コロナ禍による売り上げ減少、

食材原価の高騰、慢性的人手不足、そして店主の健康上の都合で

9月22日に閉店したとの情報が入った。

残念です。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その82-Ⅱ~

2022-05-28 06:27:17 | 食~イタリアン・フレンチ

アランチャ デル ソーレ

さいたま市浦和区岸町4-6-2

TEL 048-822-9850

定休日 火曜日

https://www.arancia-del-sole.com/

いよいよ懸案の浦和駅西口再開発事業が動き出した。

4月から一部再開発エリアの仮囲いが始まり、対象の飲食店、事業所などの移転が進んでいる。

そのうちの1つ、浦和エリアでは評価の高いイタリアンレストランの当店が

駅から若干遠くなったが岸町の住宅街に移転し4月1日にオープンした。

(2013-3-27付ブログ参照)

新しいお店は静かな住宅街で外装の抑えたオレンジカラーがしっくり街に溶け込んでいる。

前店は3枚目写真の右側の超高層マンションのちょうど裏手にあった。

玄関の横に柑橘系の樹が1本シンボルツリーとして存在感を発揮し、

とても好印象として残っている。

このコロナ禍で飲食業界にテイクアウトがすっかり浸透したが、

当店もしっかりと前菜、メイン、パスタと一通り用意されている。

店内に入るとお店の広さは前店に比べてかなり小さくなった気がする。

小さいながら2つのゾーンに分かれ落ち着いた雰囲気が流れていた。

席はテーブル内のみで2人用3席、4人用2席、全部で14席。

ここもご多分に漏れず100%中年女性で満席であった。

これが浦和エリアの特徴です。

こちらが厨房エリア。

半分オープンで半分奥に入っていて見えない。

なかなか良いレイアウトだと思った。

はじめは2人の女性が対応していて、あれ?オーナーシェフの男性は?と思ったが、

ちょっと覗いたら奥の調理場で黙々と料理を作っていた。

ランチはAコース2,200円、Bコース3,500円、Cコース5,200円の3コース。

どうやらランチタイムはアラカルトはやっていないようだ。

これがAコースのランチだ。

最初に前菜の盛り合わせ。

グリーンピースのスープ、パッパポモドロ(トマトとパンのおかゆ)、

みかんとエビのマリネ、プロシュート、ピクルス、かんぱちのカルパッチョ。

自家製のパン、ポカッチャ。

メインは6種のパスタの中から選べる。

アラビアータ、ジェノベーゼ、ブッタネスカ、野菜とカラスミのスパゲティ、

ズワイガニの生パスタ、それに本日の生パスタ(+200円)が、この桜エビのパスタだ。

桜エビというと静岡の由比ヶ浜で採れるのが有名だが、もう解禁になったのかしら(?)

ということで季節の旬を感じさせる桜エビの生パスタをお願いした。

生パスタとよく絡んで美味しかったですヨ。

それとお皿がとてもイタリアンチックで凝っていた。

自家製焼菓子、カントウッツォ。

食後のデザートとしてマンゴージェラート、ヨーグルトのムース、チョコラータが出たが、

あまりの旨さに写真を撮るのを忘れてしまった。

本当に最近にわとり状態になってきて3歩

歩くと1つ頭から消えていく。

嫌になってくる。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その572~

2022-02-14 06:24:55 | 食~イタリアン・フレンチ

Restaurant&Bar ONE  STEP  浦和店

さいたま市浦和区高砂2-11-13 新和ビル地下1階

TEL 048-822-7974

定休日 無休

https://onestep.therestaurant.jp

旧中山道沿いのビル地下にあるレストランで、

入口はうっかりすると通り過ぎてしまうような作りだ。

当店は以前紹介した南浦和店(2020-5-11~その475~)の姉妹店で

1994年頃オープンしたようだ。

隣りのビルには最近紹介したうなぎの瀧澤(2021-9-23~その554~)、

韓国料理・焼肉の韓情(2021-9-21~その445-Ⅱ~)がある。

薄暗い地下に降りてお店に入ると南浦和店もそうであったが

かなり個性的な造りになっている。

建築で使われる異形鉄筋で仕切られ、まるで牢獄のようだ。

店内はかなり広く夜はBarに変身するためカウンターは長く、

カウンター前の棚にはボトルが壁のように並んでいて迫力満点だ。

この日は2人の男性が黙々と働いていて、

1人はシェフで遠目に丁寧な仕事をしているのが伝わってくる。

これがランチメニュー。

パスタセット(サラダ・スープ付)は3種類。

ごはんものも豚生姜焼き・鶏の煮込み・カキフライの3種類。

他にワンプレートランチとして自家製チリコンカン(?)のタコライス950円がある。

こちらは本格的メニュー。

サラダ、オムレツ、アラカルト、揚げ物、肉料理、

パスタ、ライス料理、ピッツァ、オーブン料理など、

種類も料理内容も多彩にある。

最近カキフライが食べたくて

「サクッと大粒カキフライ」1,060円を入口のところで既に決めて入店即注文。

メニューに書かれた大粒というより中粒くらいのカキフライ5個と

漬物として大根、きゅうりの酢漬け、ポテトサラダに別途サラダ、

それにコンソメスープが付いていた。

味の方は特別なインパクトもなく、可もなく不可もなくといったところか。

 

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その571~

2022-02-04 06:31:58 | 食~イタリアン・フレンチ

小皿イタリアン 五感(Gokan)浦和店

さいたま市浦和区高砂2-12-20-3 マガザン浦和1F

TEL 070-4075-8563

定休日 月曜日

つい最近、伊勢丹の裏側に完成したばかりのビルの1階に

話題の飲食テナント4軒がオープンした。

そのうちの1軒、カジュアルイタリアン・5センスの五感さんが

今年1月11日にオープンした。

できたてホヤホヤの店だが、姉妹店は池袋、赤羽、鶯谷、

西荻窪、板橋、大宮、熊谷など10店もあるらしい。

店内の造りはかなりのカジュアルでメタリック調。

良く言えばニューヨーク・ブルックリンスタイル。

客席の壁にはメッシュの金網が張られ、

厨房付近の壁には建築現場の仮囲いに使われるスチールパネル、

正面の壁はコンクリートのモルタル仕上げとなっている。

フロアーもコンクリートの打放し土間。

昔の人から見れば内装工事が途中のままオープンしているといった感じだ。

座席はカウンター席が6席、テーブル席が4人掛け用で3卓ある。

店内にはBGMとしてラップが流れ、正直落ち着かない空気が流れていた。

これがランチパスタメニュー。

オール1,000円で4種類ある。

パスタ大盛はプラス200円。

これには全品サラダとドリンクが付いている。

こちらのメニューは一般メニューで、パスタ、ピザ、リゾット、

小皿料理タパス、アヒージョなど種類は多彩だ。

お店の人に五感さんの一番のオススメランチは?と聞いたら

「絶品!!ボロネーゼ」ですとの答え。

それではそれしかないと即決。

パスタはもちもち感があり、ミートソースにかなり近い。

お皿の周りの白いものはチーズでしょう。

ボリュームもたっぷりあり、納得のパスタでした。

こちらはランチに付いていたサラダとジンジャエール。

テーブルのセンター枠がガラスの作りになっていて、

それを支えるものが細い鉄筋棒のようなもの。

家具にも内装ポリシーが統一されているといった徹底ぶりに変な感心をしてしまった。

天井の造りもスケルトンで鉄骨の梁のロックウールがそのままというのは

食品衛生上いかがなものかとも思った。

のんびりランチを楽しみながら窓越しに外を眺めると、

2棟の超高層マンション、手前では建築工事が始まり、

都市部のにおいが伝わってくるおもしろい時間を体験した。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その516-Ⅱ~

2021-09-29 05:03:19 | 食~イタリアン・フレンチ

ビストロ フレンチ Oh Là Là(ウララ)

さいたま市浦和区仲町1-6-4 ソサナビル3F

定休日(不定休) 月曜日

https://www.oh-lala.jp/

度々紹介しているが当社施工のソサナビル3Fに

高級懐石料理店「日に日に新」の後を受けて

昨年11月1日オープンしたフレンチレストラン「Oh Là Là」。

そしてさらに改装し、今年8月17日にリニューアルオープンした。

エレベーターを降りると店に誘う幻想的な廊下空間。

スミダマンが当店で最も気に入っている空間エリアだ。

幾度来てもこのルーバーによる光と影の演出は素晴らしいと感服している。

こちらが店内光景。

特に迫力あるコの字のカウンターエリアは

オープンキッチンならではの目の前で繰り広げられる

料理パフォーマンスのライブ感を楽しめ、

シェフにとっては緊張感ある場になっていることでしょう。

当店は今年8月17日にリニューアルオープンしたということだが、

一番の変化はシェフが変わったことだ。

食べログのコメント欄を見るとこちらのシェフは

マキシム・ド・パリ、ドミニク・ブシェ・タテルヨシノで働いていた方とか。

Oh Là Làさんのコンセプトは「酒を飲みましょう。食魂飲楽・旨いもの食べましょう」だ。

それにしても前の若きシェフは短期間でどうしてやめてしまったのか?

これが当店のディナーメニュー。

前菜は7種、メインは6種、デザートが4種。

当店のお任せコースは5,500円からとの事。

軽く焼き色を付けたカジキとオリーブの香草マリネ 1,000円。

取り皿でシェアしました。

シェフ渾身のパテドカンパーニュ 1,100円。

シェフ渾身という枕詞がパテの中に閉じ込められているような気がします。

シェフの気まぐれサラダ 1,500円。

あちこちのメニューにシェフの気まぐれという表現を使っている所があるが、

渾身という表現に比べて思いつき、おまかせ、

悪意の見方でいうとあるものの材料で作るといった

軽い表現に感じてしまうのはスミダマンだけか? 御免ね

大海老ソテー焦がしバターナッツのアクセント キャロットと共に 2,500円。

確かに見た目にも大海老だ。

しかし頭と尾を取ると食べ頃の大きさになる。

パン バゲット 300円。

これは美しいフランスパンだった。

国産ポークのミンチカツ グリビッシュソース

ケッパーとピクルス香草ドレッシングソース 1,200円。

ビストロフレンチの名よりさらにカジュアル料理のミンチカツ。

簡単に言うとコロッケはやはり国民食的レシピで旨い料理だ。

パン ガーリックトースト 530円。

グッドでしたヨ。

開放的なオープンキッチンを通じて

お客様とシェフとつながり、新たな食文化が生まれる。

そんなライブ感あふれる食空間を目指しているのがウララさんだそうだ。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その538~

2021-06-08 06:01:13 | 食~イタリアン・フレンチ

イタリアンレストラン CILIEGIO(チレージオ)

さいたま市桜区田島5-19-6

TEL 048-866-1177

定休日 月曜日、火曜日

本当に素朴な看板。

しかし何かアピールするものがある。

夜、古風なライトに照らされるもと、CILIEGIOの文字が浮き出されて

お洒落!という空間になっているにちがいない。

当店はJR西浦和駅より239m徒歩約3分、

住宅をリノベーショして10年くらい前にイタリアンレストランとしてオープンしたようだ。

最近古民家にスポットライトが当たってこの手のレストランが

ポツリポツリと出現しているような気がする。

このゲート、いや、門から玄関へのアプローチ、すごく落ち着いていていいですネ。

この和の雰囲気が当店がイタリアンレストランということを一瞬忘れさせてしまう程だ。

玄関を入るとフロントレジになる。

外の和の空気がやや洋に転じた印象を与えてくる。

柱からの優しく湾曲した長押風の飾り細工が何かを伝えようとしているかに感じる。

こちらが店内風景。

和の障子間仕切で部屋を区切った廊下を歩んで行くと相席の部屋と個室に分かれる。

この相席部屋の空間はワイドな障子窓から陽が差し込み、

ほんわかしたランチタイムを演出してくれる。

かたや個人部屋はプライベートな空間に障子で自由に陽の入り方を選ぶことができる。

ここでもイタリアンの匂いがあまり伝わってこない。

ランチパスタは6種類、価格は1,050円から1,250円まで、リゾットは彩り野菜で1,200円。

それにピザが2種類で1,200円と1,390円。

人気No1は大ぶり海老と特製ソースが美味の

「エビとほうれん草のトマトクリーム」1,250円(税込)。

年代を問わず好評だそうだ。

そして「ホタテとブロッコリーのジェノバクリーム」1,220円(税込)が人気No2とか。

初めてのお店はこんなことが書かれてあると

あまり考えずにオーダーが決まってある意味「楽」。

ということで人気No1の「エビとほうれん草のトマトクリーム」1,250円(税込)をオーダー。

パスタは完璧なアルデンテ。

スパの旨い必須条件はまずこのアルデンテ、合格です。

ソースは手間暇かけた本格的ソースでこれもベリーグッドでした。

そして大ぶりの海老の食感がとてもアクセントになっていた。

また、ブラック系のお皿がトマトパスタの彩りをより引き立てて見た目も美しく仕上がっている。

後半からは粉チーズをかけて味を2度楽しんで完食。

和の作りで落ち着いた空間で食べるイタリアン、最高です。

このランチメニューにはサラダも付いている。

このお皿もオシャレ。

当店は器にも気を配っているのが伝わってくる。

そしてフォーク、ナイフ置きの木の箱も抑えめだがすごく存在感のあるものでセンスがいい。

店内にはポイントポイントに絵画が飾られスパが出てくるまでの時を

目で楽しむことができ気持ちを豊かにさせてくれる。

なんといっても心を和ませてくれたのが、この石庭っぽい中庭だ。

とてもきれいに整えられていて、こんな空間でいただくイタリアンは

また一味違った格別の味であった。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その60-Ⅱ~

2021-02-19 06:46:51 | 食~イタリアン・フレンチ

カジュアルフレンチ アミー (Les Amis) Take Out

さいたま市浦和区東高砂20-20 T-BRICK2F(浦和パルコ裏)

TEL 048-678-3700

定休日 月曜日

http://amis-table.sweet.coocan.jp/

当店は2011年5月10日にオープンしたのでちょうど創業10年を今年迎える。

店名のアミーは友達を意味し親しみやすい呼び方にしているようだ。

今回は本当に久し振りに近い人の推薦でコロナ禍で今やスタンダードになりつつある

テイクアウトを取ってみた(2012-8-6付ブログ参照)

これが実は大当たりであった。

テイクアウト恐るべし。

入口の所には手書きで書かれた「TAKE OUT おうち de フレンチ」。

まさにこのフレーズが家に帰ってお皿に盛り付けると素直に伝わってきて

大げさに言えば感動ものでした。

これがアミーさんのTake Outメニュー。

オードブルセット1人前2,000円、2人前3,500円~、

フレンチコース1人前2,000円これをオーダーした。

1人前3,500円(前菜の盛り合せ、本日の鮮魚のポワレ、鴨胸肉のフォアグラ、デザート)。

1人前5,000円(前菜の盛り合せ、本日の鮮魚とオマール海老のポワレ、牛フィレ肉とフォアグラ、デザート)。

前日21時までの予約、受け渡しは当日17時以降で。

店内はこじんまりした大きさでカウンター席4席、テーブル席16席、

全部で20席の丁度良い雰囲気。

すべての席からキッチンが見えるオープンキッチン。

私の好きなスタイルのお店だ。

当店のオーナーシェフ・合田氏はインターコンチネンタル東京ベイの

「ラ・プロヴァンス」で修業してきたという。

すっかり地元に定着した人気店でなかなか予約も取りづらいとか。

明日は予約がいっぱいで今から仕込みをしているとか。

当店は豊洲市場などから仕入れる新鮮なお魚とさいたまヨーロッパ野菜研究会に所属し、

ヨーロッパ野菜を中心に旬の食材をふんだんに使用した

お野菜たっぷりのヘルシーフレンチを提供している。

1人前2パックに入っているフレンチコース(2,000円税込)をお皿に移し替えると

本当に「おうち de フレンチ」に生き返る。

前菜の盛り合せはアミーの得意なヨーロッパ野菜の料理が華やかに並ぶ。

本日の鮮魚は何だったか忘れたが(赤いトマトピューレが乗ったもの)

テイクアウトとは思えない美味しい味が伝わってくる。

豚肩ロース肉のグリルは魚の左上。

これもテイクアウトをよく知っている味付けで旨かった。

そしてそれぞれの素材の旨味を引き立てる4種のソース(ごま油ベース、マスタード、

バルサミコ酢、もう1つは?)が絶品で最高だ。

これは本当にテイクアウトを考えてとてもよく作られた家庭でのフレンチだ。

しかもこれが税込で2,000円という安さでいただけるとは!

皆様には自信をもってお勧めできる逸品です。