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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その5 8 7~

2023-02-24 06:05:42 | 食~居酒屋

グルメ居酒屋 一刻館

さいたま市浦和区岸町4-24-15

TEL 048-831-5369

定休日 日曜日

https://ikkokukanurawa.jimdofree.com/

行きつけの中華屋華山に行ったらあいにくの特別定休日。

さあどうしようと見回したら以前から気に成っていた一刻館が目に飛び込んできた。

外観を見るとどう見ても居酒屋さん。

しかしその横に大きな字で「うまいお食事処素材にこだわり味にこだわる」ののぼりが。

こののぼりを見た瞬間、ここはいけるのではとのひらめきが起きた。

入口の使い込んだ黒板にはなかなか魅力的なランチメニュー7種のラインナップ。

しかもドリンクが付いて750円というCPの素晴らしさ。

もう入店しない訳にはいかないと思わず飛び込んだ。

入店するとやはり夜の居酒屋の雰囲気が昼間でも漂ってくる。

カウンター席8席、テーブル席4人用2卓、一番奥には変型の7人用テーブル席がある。

そのテーブル、椅子を見るといかにも使い込んで来た履歴を感じさせる。

当店は平成元年にオープン。

6年前位からランチを始めたという。

カウンターテーブルの上の木製短冊メニューを見るとやはりここは夜の居酒屋さんだ。

当店はご夫婦2人でやっているようだがマスターは大宮カントリークラブ(ゴルフ場)の

レストランに5年、浦和のフレンチレストランに1.5年修業したという意外な経歴の持ち主だそうだ。

これを聞いただけでランチに期待感が膨らんでしまう。

シーフードフライ定食を注文。

フライはかき、たら、えびという異色の組合せ。

手作りのタルタルソースと相まって美味しいものを出そうという料理人の心意気が伝わってくる。

小皿には切り干し大根。

味噌汁も具にこだわりを感じる。

正直言ってこれで750円とは感激だ。

食後の飲み物もそば茶とはうれしいですね。

これは再訪確定です。

テーブルの上には料理が出て来る間のつなぎとしての「しそ梅干し」が置いてある。

これをつまむとより食欲が増してしまった。

そして当店の茶碗が思わず1つほしくなる魚編の魚の漢字茶碗。

一回り撮ったら45文字もあった。

しかもふりがな付きで。

こちらは夜のメニュー各種やきとりがホワイトボードに荒っぽく書かれてあった。

こちらはお持ち帰り(テイクアウト)のお弁当、お惣菜メニューがやはり黒板に書かれて店外に置かれてあった。

これも値段が安い。

しかもすべて手書きで書かれてある。

そしてなぜか横に大きく白墨でアマビエの絵が画かれてあった。

実は後でわかったが一刻館の売りは手作り料理、安さ、旨さ、そしてマスターの人間味だそうだ。

納得!納得!


浦和エリア旨い店シリーズ ~その257-Ⅱ~

2022-05-31 06:13:01 | 食~居酒屋

おそうざいBAR 蔵

さいたま市浦和区仲町1-8-1

TEL 048-822-0837

定休日 無休

約20年程前から伊勢丹浦和店裏のビル1、2FでおそうざいBARとして営業していた

「蔵」さんがビル建て替えのため、つい最近に浦和駅北口スターバックス改札を出て、

エスカレーターを上り出て右、高架線沿い、

街中華ラーメン王の隣りに新店舗としてオープンした。

(2016-1-14付ブログ参照)

ゴルフ帰りの久し振りの一杯ということで蔵さんへの訪問も本当に久し振り。

ここの大将はスミダマンの中学校後輩で小料理屋で修業、腕を磨いた。

当店にはもう1人、気になる好青年がいて

埼玉大学を卒業してアルバイトが高じて正社員になった男子だ。

大将に彼の動向を聞いたら「移転してもまだ居ますヨ」との事。

頑張っている姿を厨房の中で見られてうれしくなった。

事前予約して行った予定より遅く着き、大将に心配をかけさせた。

着いた時はすでに満席。

規模は前店よりずっと小さくなりカウンター席とテーブル席2卓のみ。

たぶんこの前の店は「AKICHI」という洋食屋さんで居抜きで借りたのではないか?

オーダーはタッチパネル方式を採用。

ページをどんどんめくっていうと次から次へと思わず押したくなる酒の肴つまみが出てくる。

オーナー大将曰く「店は変わってもクオリティは変えていませんから」と頼もしい言葉。

地元の興味のある方に参考になればと、できるだけメニューをアップしてみました。

焼空豆 638円

オクラとみょうがのおかかあえ 495円

このページに隠れた名店シリーズで炎上している「豆いち」の冷やっこがのっているではないか。

これはいまいちでした。

本日の刺身5点盛り 1,078円

食べたかった白身の炙りがいっぱいあってうれしくなっちゃう。

おすすめ 真イワシ刺し 550円

最近イワシの刺身に飢えていたので最高。

三陸産(宮城・気仙沼) 焼きガキ2個 858円

出汁醤油が香ばしい。

鶏のぼんじり塩炒め 550円

これ最高、マイウー。

自家製ポテトサラダ 528円

鶏セセリとピーマン炒め 715円

すみイカ刺し 550円

下手な寿司屋のイカよりずっと旨かったゾ。

ポテトフライガーリック?

蔵風とりの唐揚げ 大3個入り 770円

なんて美味しくてオリジナリティのある唐揚げなんだろう。

しかしデカイ、これは食べ応えがある。

順番が逆になったが、これがお通し。

 

 

久し振りのしかも新店での一杯(本当はすごく飲んだ)。

コロナ禍での新鮮な気分での「蔵」さんの感想。

やはり「安くて旨い居酒屋は変わっていませんでした。」

後輩、そして好青年、頑張れ!

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その16-Ⅲ~

2022-02-16 06:39:27 | 食~居酒屋

あの青春の味、南蛮亭が49年間の歴史に幕を閉じました。

超寂しい!

今、南蛮亭ロス状態です。

この方が約半世紀お世話になったT村大将です。

口数は少なく、若い頃は和食に没頭し、

やがてこの焼鳥業界で六本木に於いて一世を風靡し、

人の縁で浦和の地に草鞋を脱いだ筋金入りの職人です。

日本の城が趣味で、スミダマンが城に行っては

その話で盛り上がったのを思い出します。

この1枚がT村大将夫婦。

お母さんのフランクで飾らない人柄は

人を惹きつけ、密かなファンが沢山いたことでしょう。

最近はだいぶお疲れで夫唱婦随で本当に頑張ったと思います。

長い間、大変お疲れ様でした。

そしてお世話になりました。

そしてこの薩摩芋焼酎「邑」を何十本も飲んだことでしょう。

いつも南蛮亭では生ビールを1杯飲んだ後、

水割セット(南蛮亭の氷は水割用の砕氷)で

焼酎の水割りを焼鳥と交互にいただき、長い年月が過ぎた。

今まではごく当たり前の南蛮亭の夜の店構えも、

今となっては貴重な記録の写真となってしまいました。

今回は南蛮亭の焼鳥を1本でも多くブロブに残して、

その味、その姿を偲んでみたいと思います。(すごく感傷的です。)

2011-4-23 ~その16~

2017-10-15 ~その16-Ⅱ~

2021-7-24 西口記録写真 参照

当店は浦和駅西口再開発、そして新型コロナの影響(憶測です)で

2022年1月31日、49年間の一途の歴史を終えました。

当店の店内風景。

特にこの小上り座敷では昔、よく様々な懐かしい人達と

喧々諤々の議論をしたものです。

まさに兵どもが夢の跡といった感じを強く持ちます。

そもそも当店との出会いは当店が他の場所でオープンして約1週間後、

深い理由があって山椒を置いている焼鳥屋さんを浦和で探していたところ、

ここで出会ったのがキッカケ。

スミダマンがまだ独身時代の事でした。

あれから49年・・・。

店内には、この場所に移転して約42年間、

全く変えることなく壁に飾られていたしつらえの版画絵。

そして木札のメニュー。

もう見るからに年季を感じます。

この中で2枚目の写真、小上り席の上に飾られていた南蛮屏風の絵を

思い出の記念としていただきました。

 

 

それではここからなるべく多くの南蛮亭の焼鳥作品をアップしてみたいと思います。

これが最初に出てくるキャベツ、大根、セロリ、人参の生野菜スティックのお通し。

これを秘伝の味噌ダレと塩でいただく。

このタレは絶品でした。

当店のセロリスティックでセロリが大好きになりました。

当店の一番の看板メニュー「アスパラ巻」。

これは大将が考えたオリジナルメニューで、

日本だけではなく世界中に拡がった焼鳥の最高傑作。

スミダマン的には焼鳥業界の金字塔と思っている。

初期の頃はこのアスパラを手に入れるのが

本当に苦労したという逸話が懐かしい。

アスパラ巻がNo1なら一時期No2の座を占めていたのがこの「しそ巻」。

これは焼鳥というよりは創作肉串焼。

これも大将のオリジナルメニューだ。

すごいネー。

約50年の歴史で途中から最初のオーダーはこの「手羽先」になった。

他の焼鳥よりボリュームがあり途中からだと重くなり、

旨味が半減するため先頭バッターになった。

これはいつ食べても最高の絶品でした。

前半の歴史ではスミダマンのコースが決まっていて

注文しなくても「いつもので!」と言うだけで出てきた時代があった。

大将の記憶力には敬服したものだ。

それが、このレギュラーの「つくね」と「ねぎ間」。

その当時はつくねは味噌とたれ、

ねぎ間は塩とたれと決まっていて、わがままが通用していた。

なお、当店の仕込みで一番手間がかかるのがつくねだと何度も聞かされた。

この「梅しそ」がまた絶品で最高。

鶏のささみの中に梅干しとしその葉を仕込む。

これはオーダーしてから仕込まれる傑作の1つだ。

アスパラ巻の流れをくむ「オクラ巻」。

オクラのネバネバ、プチプチ感がとても新鮮。

そうそう、各々の焼鳥にはレモンが付き、これを絞り、

お好みで(スミダマンは絶対に)山椒をかける。

そういえば七味唐辛子はかけた記憶があまりないナ。

当店のレバーは小ぶりで上品。

これは塩だがタレも美味しい。

こちらは砂肝の塩。

南蛮亭の長い歴史の中にはいくつかの危機があった。

大きなピンチは鶏肉の仕入れ先の閉店。

素材が変わると南蛮亭の焼鳥の味も全く変わってしまう。

大将は料理のプロとしてどれだけ努力したことか。

しばらくして苦労話を聞かされた。

コラーゲンたっぷりの「とり皮」。

前述の危機を1度だけ舌で体験した。

大将にどうしたの?と聞いたら前述の答えが返ってきたのを思い出した。

ここからは若干ジャンルの違うメニューに入る。

これは「南蛮焼」と称して牛たんのたれ焼。

年を重ねると重い肉類はオーダーから遠くなった。

最も遠くなったのがこの「スペアリブ」。

これはもうステーキ屋さんの世界だ。

逆にいつまでもしぶとく注文を続けたのが「げそ焼」。

最初は注文を迷うのだが、食べてみるとやっぱり旨い。

イイネーとなる。

ここからは軽めの料理「うずら玉子」。

これは後半になぜか食べたくなるシンプルな焼物。

この黒ゴマが効いているんだナー。

「ぎんなん」。

最後の1個だけ皮がむいてあるのはなぜか、とうとう聞き忘れた。

当店には松竹梅のコースがあり、

そのコースに付いている「ししとう、ねぎ、しいたけ」。

通常は2本でワンセット。

このルールを対象は最後まで崩さなかった。

職人根性のすごいのは、この頑固さ。

最近ほとんど食べなくなった「とりわさ」。

他に「かくしわさ」「鳥の洗い」などもある。

コースに付いている漬物(おしんこ)。

これは自家製ですごく好評。

特に大根の漬物は逸品中の逸品だ。

さぁいよいよ〆の段階。

最初から食べ続けたのが三角の焼おにぎり。

これは絶対に他店ではお目にかかれなかった

南蛮亭を代表する逸品の1つだ。

作っているところを何度も近くでじっと見てきたが、

備長炭で何度も何度も焼き上げていく。

表面はカリカリで中はしっとり。

醤油の味が香ばしい。

途中からその旨さを知ったのが「おにぎり」。

これはおにいちゃんの担当で、その秘訣を聞いたら

「女性を優しく抱くように握るんですヨ」との

名文句が返ってきたのを思い出す。

味付けは塩と味の素を手のひらにのせ、水で溶いて優しく握る。

今やスミダマンのおにぎりは、このやり方だ。

〆に忘れてならないのがもう1ジャンルあります。

最近すっかりご無沙汰していた、とり茶漬(500円)、しゃけ茶漬(400円)。

久し振りに食べて鶏ガラスープの美味しさを改めて感じた。

最後に南蛮亭さんの舞台裏を撮らせてもらった。

特にこの焼物の焼場、備長炭で焼くコツ、難しさを大将から聞き、

そのデリケートさにビックリしたのを思い出した。

昨年12月、今年1月はもう二度と南蛮亭の焼鳥が食べられないと思い、

深く舌の内側、脳の中に味を刻みこもうと

幾度も懐かしい人を誇って通ってしまいました。

そして20代から約半世紀、感謝の気持ちを込めて花を置いてきた。

「49年間、美味をありがとう!!」と記して。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その568~

2021-12-28 06:29:19 | 食~居酒屋

食彩厨房 いちげん武蔵浦和店

さいたま市南区沼影1-15-12

TEL 048-866-0511

年中無休

https://ichigenn-musashiurawa.com/

JR武蔵浦和駅から徒歩3分、田島通りに面し、

駐車場も30台完備した便利なところにある。

当店は埼玉、千葉を中心に16店舗を展開している一源経営の店で

近くには南浦和店もある。(2021-7-23付その548参照)

当店は223席もあり大型店だ。

客席のバリエーションも多く、テーブル席コーナー、

雰囲気の違うところでは波型のロングテーブル席、

掘りごたつ式コーナー、他に座席、カウンター席もあるようだ。

この日は近くで地鎮祭があり、大勢で来たのでテーブルボックス席に案内された。

大型店でファミリーレストランなだけにキッズコーナーまで用意されている。

子供が喜びそうなおまつりガチャ、綿菓子の機械などが置いてあった。

メニューの多彩さには改めてビックリ。

レギュラーメニューは6種類、どれも定番メニューだが、魅力的なラインアップだ。

美味しさもう一品ということでトッピングメニューとして

15種類も用意されている。

また、デイリー(日替り)ランチメニューとして和洋中のメニューが1日2種類ある。

さらに豪華昼ごはんとして3種(1,580円税込)が、

この日のご褒美メニューとしてオーダーを待っているようだ。

極めつけは期間限定ランチのうな丼が並で1,480円、

上で1,880円で食べられるのもうれしい。

なぜかいちげんに来るとカツ丼が食べたくなる。

ということでロースカツ&ヒレカツ煮定食850円をスミダマンは注文。

それに、なめたけおろし80円を追加注文。

定食にはうっかりしてなめたけ奴が付いていた。

これにはコーヒーまたはウーロン茶が付いている。

相方Aは、から揚げ定食800円をオーダー。

から揚げの数・量がかなりボリューミーなのでは?

相方Bは若いせいか醤油ラーメンとから揚げ定食850円と

ボリュームたっぷりのものをオーダーした。

最後に相方Cは生姜焼き定食800円ご飯大盛(無料)を注文。

お肉は1.5倍のまんぷくメニューだそうだ。

 

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その565~

2021-12-21 06:23:33 | 食~居酒屋

肉とワインの串カツ酒場 ふみバル

さいたま市浦和区高砂2-7-7 セブンビル1F

TEL 048-829-9484

定休日 水曜日

浦和駅西口から徒歩3分程度、旨い店シリーズで度々紹介している

セブンビルの1Fで今年8月15日にオープンした店で、

夜は肉とワインを売りにした洋風居酒屋さんだ。

以前アップした「ひむろ」(2020-11-23付~その512~)を経営している

梅沢グループ(江戸川区で社長は32歳の若手)が、ここにオープンしたようだ。

因みにこの前の店はイタリアン「イルマーレディタク」(2020-4-25付~その472~)だ。

ここは度々店がチェンジしている印象が強い。

当店ではハッピーアワーと称して平日17時~19時まで

スパークリングワイン1人1杯99円(108円)のキャンペーンをやっているとの事。

店のガラス窓にはワインのボトルを使って

ワインセラー的なお洒落ディスプレーをしていたのでパチリした。

店内は前店のイタリアン店をそのまま居抜きでやっているようだが、

そのモダンなインテリアは女性にも入りやすいお洒落な雰囲気の空間に仕上げている。

当店は駅近の為、電車の時間ギリギリまで飲み続けることがOK。

リーズナブルな美味しいワインとお料理をお値打ち価格で味わうことができるとの事です。

これがふみバルのランチメニュー。

Aが当店おすすめのレアカツランチ910円(税込1,000円)。

Bは人気No1の牛レアカツランチ1,091円(税込1,200円)。

Cはローストビーフ丼ランチ910円(1,000円)。

そしてDは2種類(カルボナーラかナポリタン)から選べる

日替りパスタランチ819円(税込900円)。

この4種類と限定メニューになっている。

当店おすすめの文字に惹かれてレアカツランチ(スープ、サラダ付)1,000円をオーダー。

レアカツというように低温調理、国産山峰豚を使用し、

ソースはデミグラスソース、おろしポン酢、トンカツソースの3種から選べる。

今回はオーソドックスにデミをお願いした。

また、スープは玉ネギ入りの玉子スープでそれぞれ美味しくいただけた。

写真をご覧になるとわかるようにカツの切り方が8等分に切られ

見た目にも美しくとても食べやすい大きさが印象深かった。

当店はカツについてのこだわりを相当強くお持ちのようで

「ふみバルのレアカツ」として能書きが置かれていた。

「当店のレアカツは低温調理で長時間じっくりと火を通し肉の繊維を崩す事無く

芯の部分までの過熱滅菌をしております。

提供時、赤い部分がありますが火は通っております。」との事だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その562~

2021-11-24 06:22:26 | 食~居酒屋

隠れた居酒屋 浦和金星(きんぼし)

さいたま市浦和区仲町1-5-16 今泉ビル2F

TEL 048-764-7215

定休日 月曜日

https://akr5021467065.owst.jp/

スミダマンのほのぼの奮戦記の旨い店シリーズでおそらく最もアップ密集率の高い地にある

居酒屋(夜)だが昼はそば中心のメニューを出しているアンバランスなお店が浦和金星だ。

ソサナビルと浦和レッズの酒蔵力とおでんのお多幸の交差点を

北に向かって2軒目左のビル2階が当店だ。

そしてこの店の近くにある酒魂蔵人は姉妹店(2014-8-30その173参照)。

2階にある当店は外階段を昇る。

当店は荒削りの木板に白っぽいペンチを塗り、ちょっと山小屋チックな空気感が漂っている。

客席もテーブル個室、小上り掘りごたつ個室、

仕切られたカウンター席と細かく分かれ、全部で40席もある。

ランチタイムとあって客は次から次へと入ってくる。

こちらがランチメニュー。

ベースは蕎麦系メニュー。

そこに天ぷら、キーマカレー、海鮮丼と好みのメニューが並んでいる。

なんといってもすごいのが大サービスのお蕎麦一枚おかわり無料という大盤振る舞い。

どうやら当店は量を求める人には最高かもしれない。

こちらのメニューは本来の夜の部で、居酒屋メニューが中心だ。

この書体どこかで見たなと思ったら斜め後ろにある酒魂蔵人と同じ。

姉妹店というから当然だが、当店は蕎麦という新しい分野に挑戦という場みたいだ。

メニューの頭に書かれているのが売りの定番メニューと判断し、

肉つけそば750円をお願いした。

メニューの注釈にはアツアツ肉汁に冷たいそば、これが埼玉スタイルと。

そしてさらに当店のこだわりとして蕎麦粉は長野より最高品質の石臼挽きを取り寄せて

店舗でその日の湿度に応じて加水を調整しながら打つ。

現在はコシと、のどごしの面から二八を採用しているとか。

これは居酒屋さんとはいえ本格的だ。

そして少し待ってから着丼。

ご覧のように肉汁具沢山。

蕎麦は一般の手打ちそばとは若干見た目が違う。

すごくそば切りが均一で手打ちの手作り感が伝わってこない。

しかし一口いただくとこの不安は消え、かなり納得のお蕎麦でありました。

そばメニューの下に天ぷら単品5種が目に入り、気になったので

ちくわ天(110円)ととり天(130円)を追加注文。

これだけですごい贅沢感を感じられた。

安いものだ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その8-V~

2021-09-30 06:11:37 | 食~居酒屋

浦和漁港 すみぼうず

さいたま市浦和区仲町1-4-15 内田ビル1・2・3F

TEL 048-831-7367

定休日 不定休

海無し市のさいたま市に浦和漁港という刺激的なキャッチコピーで

すっかり浦和エリアの名物居酒屋の地位を獲得した「すみぼうず」さん。

昨年4月に一大バージョンアップリニューアルをしてリオープンした。

スミダマンのブログでも今回で5回目のアップ

(2011-3-7付、2011-12-9付、2013-2-17付、2018-3-19付ブログ参照。)

コロナ禍の中でまたまたランチタイムに挑戦を始めた。

実はこの内田ビルは内田大将の親が所有しているビルで

今まで1階に長い間、喫茶店が入居していたが、ここが空き、

この度1階から3階まで全て「すみぼうず」に拡張し、大リニューアルをした。

新しい1階カウンターの内側厨房に居る坊主頭の方がオーナーシェフの内田の大将。

彼は食べることに関してはたいへんな情熱家でその料理は定評が高い。

今回改築後のお店を見せてと頼んだら

「いいヨ。ゆっくり見ていって」と一緒に店内を案内してくれた。

3枚目写真が2階席、4枚目写真が3階席だ。

氏曰く、「一大設備投資をしたらこのコロナだ。本当に大変ですヨ。

店員の雇用の為にもテイクアウトも始めたのでよろしくお願いしますヨ!」と

切々に語られてしまった。

これがランチの定食メニュー8種。

たしか記憶ではこれで3回目のランチ参戦だ。

メニューを見ると従来通り海鮮系がベースにはなっているが、

ウィングをさらに広げてミックスフライ、鶏唐揚げ、もつ煮までも取り上げている。

ごはんは最近の流れの小盛、並盛、大盛の3ランクに分けている。

こちらは本チャンの夜メニュー。

名物・生イカのすみごろ焼、鯛めし。

このメニューを見るだけで唾液ごっくん状態になる。

一日も早く緊急事態宣言が解除になり、アルコール提供も解禁になり、

晴れて夜のすみぼうずでやりたいですネー。

やはり久し振りのすみぼうずランチは定番の海鮮丼・ごはん普通1,050円からスタート。

海鮮は、まぐろ、いか、帆立、白身魚、たこ、サーモン、ねぎトロ・他。

これにミニサラダ、総菜、みそ汁、漬物が付いています。

刺身の鮮度は期待以上の素晴らしさ。

そして刺身の厚さが他店とは違う。

「またまた帰ってきた、昼の浦和名店すみぼうず」だ。

1階カウンター席の前には浦和レッズの阿部勇樹、西川周作などのフィギュアが並んでいる。

すみぼうずさんもそうだが、浦和のここぞというお店は

ほどんどが浦和レッズとのつながりを持っている。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その258-Ⅱ~

2021-09-28 06:24:14 | 食~居酒屋

和浦酒場 本店

さいたま市浦和区高砂2-7-7(セブンビル2F)

TEL 048-824-0701

定休日 年中無休

営業時間 11:30~20:00

とうとう浦和の居酒屋の名門・和浦酒場本店も

昼ランチを始めたというので行ってきました。

和浦酒場は初め、JR高架下でスタートし(2014-2-3付ブログ参照)

のちに浦和コルソ裏のセブンビル2F(2016-1-25付ブログ参照)に移転しました。

姉妹店では裏門通りに和浦酒場・弐があります。

(2013-6-1付、2015-3-12付ブログ参照)

コロナ禍の緊急事態宣言下では、お酒の提供辞退、営業時間PM8:00まで。

これはもう居酒屋が成り立ちません。

夜がビジネススタイルの居酒屋が昼のレストラン食堂に業態変更せざるを得ないのは

我々外野席の人間から見ても当然といえば当然。

しかし、この変更だけでもかなりの決断と実行準備が必要だったことでしょう。

こちらの和浦酒場本店でもランチスタートのみならず、

このようなテイクアウト用の屋台を店頭に出しているお店がどんどん増えてきた。

ここのテイクアウトは居酒屋メニュー18種類もある。

これは、おうちで飲む方を対象にしているのか?

だいぶ前にきた夜の居酒屋の時とは店のイメージが変わったようだ。

カウンター席7席、テーブル席4人用1席、2人用1席、

ソファーBOX席3席で、白いソファー椅子が高級感を出している。

大衆酒場というよりはハイレベルな居酒屋の香りがする。

これが和浦酒場、否、和浦食堂のランチメニューだ。

売りは本店2大名物、本鮪と松阪牛の和浦丼1,500円らしい。

他に魚系中心に8種用意されている。

CPは1,000円以上が多く少し高めだ。

こちらは夜の居酒屋メニュー。

焼もん、揚げもん、煮付けなどランチに出せるものがいくつもある。

なるほど、居酒屋さんがランチ、テイクアウトを始められる要素が

十分あるのがメニューから読み解くことができる。

本店2大名物のタイトルに惹かれて

「本鮪と松阪牛の和浦丼」1,500円(税込)をオーダー。

ランチにしては少々気張ってしまったが、

スミダマンはその店の売りにはすぐ反応してしまう習性がある。

ご覧のように鮪は厚めに切られ、生しらすもたっぷり。

一見すると松阪牛が刺身に見えてしまい、魚と勘違いしてしまう。

全体的にボリューム感があり、鮮度も申し分ない。

なぜこのCPなのかは食べて納得した。

浦和コルソ裏のセブンビルには多くの飲食店が入居していて、しかも出入りが多い。

記憶では築後30~40年経っており、

スミダマンがまだ青春を謳歌していた頃、

このビルの夜は大いに楽しませてもらった思い出がある。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その555~

2021-09-25 06:22:14 | 食~居酒屋

酒蔵 力(りき) 浦和本店

さいたま市浦和区仲町1-3-7

TEL 048-822-9443

定休日 無休

http://www.ri-ki.co.jp/

とっくに紹介が終わっていなければおかしいのが当店「酒蔵 力」。

ここは浦和レッズの聖地。

いくつかある聖地の中でも聖地中の聖地が「力」だ。

レッズと浦和の街でのマスコミの露出度は突出している。

まさにサッカーの街・浦和のシンボル的存在だ。

アップが今日になったのには理由がある。

当店は夜の焼鳥ベースの居酒屋さん。

昼の顔には今まで縁が無かった。

そこが背に腹は代えられず、緊急事態宣言以降

ランチを始めたということでブログアップに至った。

ご覧のように建物の外観は大きな提灯、赤い小さな提灯、そしてネオンなど、

夜になると派手な建物に変身する。

店の外壁には断幕が。

「平川忠亮選手17年間ありがとう!!これからも共に!!」

平川は小野伸二と入団同期で高校も清水商業高校で一緒だった。

このように何かあるとメッセージの幕が吊り下げられ、力の風物詩になっている。

昔から当店は店頭で焼鳥の販売も行っている。

屋外に大皿で盛られている焼鳥を見ると

思わず買いたくなってしまうのが人間の心理。

いつも列ができているのをよく見る。

店内の入口から浦和レッズ一色のディスプレーだ。

Jリーグも発足して4半世紀も経過すると浦和レッズの資料も懐かしいものが沢山ある。

天井から下がっているレッズのマフラーも優勝記念で作られたものをはじめ、

様々な歴史が刻まれ思い出深い。

こちらは1階の店内。

道路サイドはガラス扉が開かれ、すごく開放的でオープン空間。

3密の1つ、換気の面ではここは完璧だ。

木製のテーブル、椅子も年季が入り味がある。

当然ここの壁面も浦和レッズや日本サッカーのグッズがびっしり飾られていた。

但し、壁掛けの大型テレビは浦和レッズ、サッカー関連の放送ではなく、

メジャーリーグ、カリフォルニア・エンジェルスの

大谷翔平の試合を流していたのが新鮮であった。

1階カウンター席の中が厨房になっている。

厨房の外側が道路面と一般的なお店の造りと逆になっているのがおもしろい。

店員さんのユニフォームは昔から浦和レッズのカラーに因んで真っ赤なTシャツだ。

ちょっとわかりずらいが左下に書かれているのがランチメニューだ。

種類は6つ。

①特製牛すじキーマカレー 700円

②やわらかホロホロ 豚角煮丼 700円

③大ボリューム 浦和カツ定食 980円

④ピリ辛野菜たっぷり 赤スタ皿うどん 700円

⑤板長手作り シューマイ定食 700円

⑥塩・辛みそでさっぱり 豚カルビ定食 700円

そして昼から元気にしちゃいます!ということで、

味噌汁おかわり無料とはうれしいサービスだ。

素材の力、出会いの力、笑顔の力の夜メニューこだわりの看板料理は、

豚足、元祖もつ煮、手作りメンチカツ、そして名物・各種焼鳥。

それに鮮の肉刺各種、揚げ物、魚・肉料理、鍋など、

居酒屋としては一通りなものは用意されている。

水のコップグラスもジョッキの大きさ。

やはり居酒屋バージョンで迫力がある。

これが注文した豚カルビ定食。

700円はとてもリーズナブルだ。

辛みそが添えられているのが居酒屋さんっぽい。

味の方もけっこうイケましたヨ。

「力」さんは酒蔵というよりは全館ミュージアムといった感じ。

壁という壁には浦和レッズのグッズがびっしりと飾られ、浦和レッズ博物館のようだ。

今はコロナ禍、TV中継時の注意事項か

「ハイタッチはエアタッチで、かけ声は控え目で」

壁をよく見るとオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトに

浦和レッズから移籍した小野伸二のグッズか、

フェイエのバッチが塊になって掛かっていた。

また、壁にレッズサポ、「力」の歴史が伝わってくる

スナップ写真がびっしり貼ってあった。

きっと1つ1つ想い出があるのだろう。

今度は店の外の貼り紙。

「力」は、この貼り紙が「力」の一番の特徴かもしれない。

食事を終えて他のフロアーも気になったので

「2階と地下も見てもいいですか?」と聞いたところ、

気軽に「あーいいですヨ!ゆっくり見ていって下さい」との優しいお言葉。

この写真は2階の光景。

窓に貼られた力50周年の旗を見ると1969年開店という老舗だ。

そういえば昔、西口さくら草通の旧店、

中郵便局の路地の所で路上で皆楽しそうに飲んでいたのを思い出した。

2階から1階の階段壁はサインだらけ。

年季の入ったお店は味がありますネー。

こちらは地下1階のお店のスナップ。

2階に比べて旗とユニフォームとポスターとサインとシンプルな雰囲気。

レッズ20周年の写真ポスターは浦和レッズの歴史を飾った

往年のスター選手たちで本当に懐かしい。

「酒蔵 力」のすぐ近くには姉妹店の「力の紅」がある。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その552~

2021-09-06 06:14:54 | 食~居酒屋

やまいち家

さいたま市浦和区仲町1-5-1 東和ビル1F

TEL 048-711-7565

定休日 不定休

https://ggvn700.gorp.jp/

浦和駅西口から5分、通称グルメ通り(スミダマンが付けた名称)の裏門通りに面し、

おでんの「お多幸」の隣り、寿司の「二の宮」の前に2015年4月20日オープンした。

その間、たしか熟成埼玉味噌らーめん「たけてる」として営業している時もあった。

夜は「ちょっと酔ってこ酒屋、ホルモン炒めと魚」の居酒屋として営業している。

長期化したコロナ禍の中、最近夜の居酒屋さんが

ランチを始めた店が多くなってきたが、

当店もまさにその業態の店だ。

ランチコースはA、B、Cの3コース。

このランチの素晴らしいところはメイン料理にサブメイン料理にサブ料理

(あえて3ランクに分けてみましたが、

どちらかというと3つのメイン料理と言ったほうが近いのかもしれない。)と

それぞれ個性的なメニューが3コースあることだ。

そこにおしんこ、おみそ汁、ごはん(大中小選べる)が付く。

これで税込800円とコスパ最高!

その上もっと素晴らしいのが、このコース内容を毎日変えていることだ。

上は今日のメニューで下はたまたま前日撮った一日前のメニュー。

店内に入店すると左コーナーにテーブル席、

次にうなぎの寝床状態でカウンター席が続き、

一番奥にまたテーブル席があり、細長い造りで28席ある。

入口の扉を開けるとカランコロンと牧場の牛の首の鐘音がして、ホンワカ空気が流れる。

どうやら人気店なのか、後からカランコロンが3回鳴ったが満席のため帰っていった。

ランチメニュー以外のメニュー。

これは夜の居酒屋メニューかも。

各種多彩なサラダ、からあげ、ホルモン、もつ煮こみ、揚げもの、軽い酒のつまみ、各チーズ、

ご飯もので6種のチャーハン、おにぎり、お茶漬、ミートソースパスタまである。

どうやらランチコースはこの中のメニューを一部ピックアップした所があるようだ。

3つの魅力的なコースからAコースを選択。

生カツオポン酢、さば煮つけ、かにクリームコロッケ。

最強の組み合わせといったラインアップで素晴らしい。

生カツオの刺身4切。

かなり活きが良く旨かったですヨー。

久し振りのさばの煮つけ。

あまり強く煮つけてなく、上品な味付けでグッドでした。

魚・魚と続いて異色な揚げ物、かにクリームコロッケ。

この強烈なアクセントがいいですよネ。

これで800円は、いいんですか、こんな安くてといったお得感。

実は前日、某銀行担当若手4名が店から出てきたところでバッタリ。

味はどう?と聞いたら「旨いっすヨ!」と切れの良い返事。

さっそく翌日に来てしまいました。

安くて旨い店、これが最高の良い店です。