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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

越後の古刹

2014-10-31 07:50:37 | 旅 ~国内

新潟県南魚沼市にある雲洞庵の赤門

ここは越後の一の寺、日本一の庵寺だ

この赤門は、室町時代、永享年間に勅許を得て

官寺として十万石の赤門として建立され、後江戸時代

宝永四年再建され現在に至っている

昔は皇室、大名などの来訪の時と、一年に一日開けるのみであった

両脇の二王尊は江戸時代天保年間の作である

黒門。60年に1回作り直すのが慣例の門

通常はこの門から、出入りする。

今から1300年前、奈良時代、内大臣藤原房前公の母が出家して

当雲洞の地に庵を結び、金城山の雲泉で沢山の病人を救った

その没後房前公は跡地に尼僧院を建立し、

母の菩提を弔った。以来女人救済の庵寺として深く、ここは信仰されてきた

昔から越後の国では「雲洞庵の土踏んだか」と言われてきた

それは、当庵が関東管領上杉家の菩提寺として

開創され、曹洞禅の厳しい大修行道場として知られ

多数の修行者信者が来集したことによる

この参道の下には法華経が一字一石にしるし埋められ

お詣りした善男善女がその有難さに隨喜してこのように云い伝えられてきた

今は字はほとんど読めない状態だった。

本堂は永享元年(1429)上杉憲実公により創建された

縄文時代より続く日本海建築文化の到達点のひとつ

近世寺院建築の傑作としていわれている。

「大方丈」入口を入ると庫裡の隣りにある

縦10間半、横14間の本堂内

本尊は釈迦牟尼仏を安置、典型的な禅寺の様式だ

禅寺の廊下。越前の永平寺をちょっと小さくした様で

将に古刹という雰囲気を醸し出している。

開山堂に行く途中に、かわいらしい12(?)の大将像が飾ってある

位牌堂。この様式も永平寺とそっくり

当庵で一番古い鐘楼堂。建立は元禄4年

鐘は大東亜戦争で供出され、不明との事

宝物殿には数多くの貴重な資料が展示してある

これは武田信玄の書状

これは楠木正成公の遺言状

他にも当庵と縁がありあのNHK大河ドラマになった

直江兼続公の資料もあり、庵の雰囲気と相俟って

歴史の重味を感じさせる。

雲洞庵全体の航空写真

境内1万坪、参道は80Mあり周囲を大杉、ブナ林で被われとても

印象深い古刹でした

新潟は日本でも有数の日本酒の産地。その中でも有名な

「八海山」命名の山がこの山だ

日本200名山のひとつ 八海山(標高1778M)

越後日光 赤城山 西福寺・開山堂の全体案内図

越後三山の麓、雪と稲穂の里、魚沼の禅寺に旧き匠が遺した素晴らしい彫刻がある

屋根は芽葺き二重層、上部は入母屋造り

正面は唐破風向拝を有し、雲蝶の彫刻が施されているのがこの開山堂

江戸幕末1857年に建てられた

曹洞宗 赤城山西福寺は室町時代後期1534年に開山芳室祖春大和尚によって開かれた

その本堂と祭壇

開山堂の天井、欄間に彫られた有名な大彫刻

日本のミケランジェロと言われる幕末の巨匠 石川雲蝶の作品だ

「道元禅師猛虎調伏の図」と呼ばれ

三間四方の吊り天井に透かし彫刻で施された

大彫刻は雲蝶終生の大作

その迫力ある彫刻が岩絵の具で色鮮やかに塗り上げられ

安政年間の華やかさをそのまま伝えている。

昭和9年10年頃の貴重な写真

境内には石川雲蝶の石像が立っている

越後の名匠雲蝶の本名は安兵衛

文化11年(1814)江戸雑司ヶ谷に生まれ

幕府御用勤彫工として苗字帯刀を許された

39才の時、この壮厳の制作に携わった

そして明治16年(1883)享年70歳で生涯を閉じた

日本の米所、越後の原風景

 


越後妻有 大地のアート

2014-10-30 07:49:06 | 旅 ~国内

銀行の一泊研修視察旅行で、新潟県十日町市津南町、六日町方面に行って来た

アートを活用した地域づくりの中核的施設「農舞台」(2003年竣工)

まつだい雪国農耕文化センター。

赤褌の麦わら像がコミカルに迎えてくれる。

農舞台全景のスライド。設計はかなり個性的でこの建築そのものがアートだ

越後妻有アートフィールド「大地の芸術祭の里」のポスター。

妻有地域とは十日町市、津南町からなる都内23区より広い地域で

3年に1度「大地の芸術祭」が開催される

まつだい「農舞台」の館内案内図

農舞台ギャラリーと黒板の教室は有料

越後まつだい里山食堂。テーブルが鏡になっていて天井の地元の自然写真が写って

これもアート、芸術だ

お昼のメニュー。ご覧の通り地元山野草中心のヘルシーメニュー

手書きのメニューが人の温もりを感じさせる

越後は日本でも代表的なお米の産地

新米コシヒカリの大根菜おむすび、甘味があって旨かったナー

それ以外にも地元で採れた きの子、山菜料理など都会の料理ばかり

食べている人にとってはかえって新鮮な料理だ

イリア&エミリア・カバコフの作品「棚田」

米が実る里山の田に5つの彫刻

作者がこの風景に詩を書いて空中に吊り下げている

不思議なアートだ

米作の一年間の作業を彫刻にしている

この田の所有者の農家の人がこのアート提案に最初は

非協力的であったが作者の熱意に負け

今では自発的に草刈をするなど

このアートをこよなく愛しているとの事。

美しい話だった

この作品にはなぜか魅せられ、この場に釘付けにさせられるパワーを感じた

「囲炉裏」という作品

内を覗くと蛍が光っているみたいでインパクトがあった

真っ赤な階段。これもアートか。一度登ってみたかった

売店ミュージアムショップは普通のとは違う

売っている物も皆個性的だ

浴場背景図、通称「銭湯ペンキ絵」の田中みずき特別展

銭湯ペンキ絵は大正時代から描かれ始めたと言われている。

銭湯の定休日の1日で描き上げられ、この絵の専門職人は

現在では3人のみとなった。

天井にはこの地で使われていた、鍬など農具が吊るされている

これもアートだ。壁の富士山の絵よりこちらの方が気に成った

農舞台からちょっと離れた小高い所に

派手な作品が見えた。まるでアメーバーのようだ

NPO法人越後妻有里山協働機構の飛田さんから

丁寧な説明を各アートの所で聞けた

彼女は水戸の出身だそうだ

農舞台から郷土資料館へ続く廊下の腰壁の部分に種々な色の板が貼ってある

よく見ると、この里に住む家の家号が一枚一枚書いてある

この作品には住民全員が参加している

秋のシンボル、すすき越しから見た日本家屋の郷土資料館

この建物の基本部分は今からおよそ140年前の江戸時代末に建てられ

昭和10年に一部改築し、現在の意匠、構造の建物となった。

この資料館は地域の人々が力を合わせ、遠い昔から

営々と築いてきた基本的な暮らしの姿を見つめ直し

これからの地域づくりに英知と勇気を得たいと願ってつくられた

古い民家とはいえ、この障子戸、和紙を使ったランタンなど

お洒落と感じさせるものが沢山、展示されており

気に入ったものを撮ってみた

農舞台の周辺に広がる里山には30個ものアート作品が点在している

これもその1つのわらでできた巨大な蜘蛛のオブジェ

蜘蛛の糸が建物まで延びている。

「ゲロンパ大合唱」と名付けられた作品

中に草を貯蔵して堆肥にするそうだ

とても良いアイディアだと思った

有名な田中信太郎氏の作品「〇△囗の塔と赤とんぼ」

できた時、地元の年配者からとんぼは垂直には

飛ばないから教育上良くないと、クレームが出たというほほ笑ましい逸話の作品

トーテンポールの様な人がふんどし付け

幾10体も並んで来客を歓迎してくれている作品

都会で忘れかけている日本の原風景「星峠の棚田」

この棚田は峠集落の先祖たちの手で300年以上前

機械のない時代に開墾されたもの

先人達が果てしない労の末に築いた農村文化の結晶で

日本のピラミッドと言われている

鞍掛純一氏と日本大学芸術学部彫刻コースの有志の作品

「脱皮する家」

この家屋には150年前の建物で空家バンクの東京の人がオーナー

2年半の時間と約延べ3000人人工をかけ完成した

このテーブルも彫刻刀で彫られた作品

使われた沢山の彫刻刀が展示してあった。

ちょっとわかりずらいがセンターやや上の部分が

床全体のセンター。周りから彫り始めこのセンターに向かって彫っていた

完成した時のVTRを見たが、さぞ感動しただろう

彫刻のアップ。2階建ての内部すべてが彫り刻んであった

まさに圧巻だ

山の中腹にある廃校になった小学校を

再利用した「三省ハウス」

まだ三省小学校の看板がそのまま残されたハウスの入口。

体と心にやさしいカフェもやっている。

お土産物なども扱っている売店までもある。

画廊もあった。

ここは宿泊施設まである。

各施設をつなぐ廊下。ここを歩くと学校の各教室と学校の廊下そのものだ。

そしてNPO法人越後妻有里山協働機構の関口正洋氏(神奈川県出身)から

なぜこんなことをしているのか?なぜアートなのか?

奥の深いレクチャーを受けた。

キーワードは「里山」

都会とは周回遅れの残された宝の山という発想がベース。

地元の人に最初は警戒されたが、何かを突き抜けて新しい関係を築いた

人の雇用が最終的に重要で、生きていく事の張りが持てるようになった。

こちらでは「土地、建物は資産ではなくコストだ」と言う。過疎とはそうゆうことか、すごい話だ。

フェルメールとムンクの絵

それが越後妻有ではこうゆう写真になる。

芸術とは生活でなければならない。 

こうゆうブラックユーモアは最高

宿泊は人里離れた松之山温泉「ひなの宿ちとせ」

ここは草津・有馬に並ぶ日本三大薬湯の一つだそうだ。

知らなかったナー。

かけ流しの露天「月見の湯」は冬こそが真骨頂。

白一面水墨場の中の湯浴みだそうだ。

本当に肌にやさしいイイ湯だった。

ここ十日町津南町地域は世界でも類をみない規模と質を持った

「大地の芸術祭」を、新しい芸術祭のモデルとして、海外の多くの

メディアでも紹介され、高い評価を得ている。

アートによる独特の地域づくりの手法「妻有方式」として

大きな関心を呼び、欧米、アジアのキュレーターや美術関係者

自治体の視察国際会議、シンポジウムで取り上げられている。

さいたま市東部の大緑地空間「見沼たんぼ」の未来への

提言をされているようで示唆に富んだ感動的な旅であった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その184 ~

2014-10-29 06:13:45 | 食~ラーメン・中華

金魚

場所  さいたま市浦和区北浦和3-8-13

TEL  048-755-9398

定休日  火曜日

ラーメンの激戦区の北浦和、駐車場が見当たらなくて

隣りのマルエツの駐車場に停めました。食べログでは、常に上位の店

「金魚」とはめずらしい、ワンタンを金魚のひれに見立てたのが由来だそうです。

夫婦で経営している?感じがいい、厨房を取り囲むようなL字型のカウンター10席

先客が6名ほど、金魚鉢が置いてあり、金魚の図柄の、のれんは面白い。

メニューはシンプル、つけ蕎麦、中華蕎麦がベースで

チャーシューかワンタンを加えるかどうか、なぜかチャーシュー蕎麦とはいわない。

ワンタン麺を820購入、麺は並(150g)、中盛(225g)を選べ

更に昼は大盛(300g)が無料

店主に大盛を注文、ボリュームがある。見た目は昔の中華蕎麦

まずはスープ、煮干しの匂い、三種の煮干しを使い濃厚な

醤油味、麺は中太ストレート麺で、程よい触感と弾力、旨い

具はチャーシュ、ワンタン、ナルト、海苔、メンマ、ネギ、チャーシューは

二枚入っているが、小さくて、薄い、ナルト、海苔、メンマは普通

ネギは小さく刻んであり、スープと相性がいい、生姜の味もします。

ワンタンは小さくて肉が少ない、大きなほうが金魚に相っている。

以上

 


順天堂大学 奥村康名誉教授

2014-10-28 10:04:52 | レポ

内外情勢調査会例会で順天堂大学の奥村康名誉教授の講演を聞いて来た

氏は1942年(昭和17年)島根県生まれ。

69年千葉大学医学部卒業。米国国立衛生研究所リサーチアソシエート

80年東京大学医学部講師

84年順天堂大学医学部免疫学講座教授

2000年同大学医学部長。08年名誉教授

「不良長寿のすすめ」というタイトルで免疫学と感染症の国際的な権威である

名医が、目からウロコの「長寿の秘訣」をユーモアたっぷりに語った

「不摂生」を自覚する人も、自分の健康を信じて疑わない人も、

何かを得ることができた。

将に医学に裏打ちされた「抱腹絶倒」「長寿のトリビア」の講演だった

その一端をご紹介しましょう。

                               ・今年ゴルフ場で20名のゴルファーが亡くなった。

   救命救急学会の報告によると60才以下の人の80%は

                                前の晩の深酒と賭けが原因だ

                               ・脳梗塞は運、不運で30%左右される

                                現代医学では3時間以内はOK

                                長嶋茂は5時間たって東京女子医大へ

                                イビチャオシムは2時間半で順天堂大学で治療

                                結果、その差がはっきり分かれている。

                                業界用語では3時間をゴールデンタイムと言っている。

                               ・ある大手企業の専務が錦糸町のラブホテルで倒れた、

                                今はその会社の社長を務めている

                                医師は秘密を守ることが一番大事だ

                               ・メンデルの法則は人間の世界では誤り

                                父側のDNAは強く母側を押えこんでいる

                                だから娘と父親の仲が悪い事はあり得ない

                                娘と母親はDNA上他人に近い

                               ・メスはオスの共通点があるのをつれてくる

                               ・女性は更年期になると女性ホルモンを大量投与すると若返る。アメリカは

                                日本の200倍使っているが、乳がんは100倍位増えている。

                               ・脳下垂体の分泌物、成長ホルモンは若返りホルモン

女優の森光子はこっそり成長ホルモンを採っていた

                                彼女は順天堂大学の患者だった

                                ・アメリカ、オーストラリアの牛、豚は日本の7000倍の

                                成長ホルモンを使っているため、早く大きくなるし、肉も柔らかい

                               ・心の生理、つまり人の性格と寿命は関係あるのか?

                                イ、目標を立てて生活している人は責任感が強く自分のせいにする。

                                  80%はガンになる。

                                ロ、いい加減な人は人のせいにし、長生きする、菅元総理のタイプ

                               ・第一生命のデーターによると丸の内の一部上場の部長まで務めた

                                人は真面目の典型的な人

                                定年後7,8年しか生きていない。

                               ・コレステロールは高い方が長生きする。

                                コレステロールを下げる薬を飲むと自殺

                                うつ病、フィンランド症候群が増える

                               ・たばこは10年前より日本男性は80%から29%減った

                                しかし、肺がんは6倍増えている。

 たばこで肺気腫はできるが肺がんを作るのは難しい

                                軽うつ、パーキンソン病はたばこで治る

                                安倍総理はたばこをやめて潰瘍性大腸炎になった

                                ニコチンはボケを防止する作用がある

                               ・先生はたばこの効用について熱く語った

                                こうゆう医師はあまりいないのでビックリした

                               ・そして最後に興味ある話をされた

                                人間は1日1兆個の細胞を作っている

                                その内5000個は不良品、これがガン細胞になる

これを殺してしまう、軍隊、警察官のような細胞を

                                 ナチュラルキラー(NK)という

                                 NKは若い人が高く、風をひかない

                                 NKは精神的ストレスに弱く、暗い人といると下がってしまう。

                                上げる方法は明るい人とつき合うこと

                                そして笑う事。スポーツは激しいと下がる、ジョギングはダメ。

                                ちんたら歩くと上がる。たばこはNKが上がる

                                人の悪口はNKを上げて非常に良い。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編47~

2014-10-27 07:46:06 | 食~番外編(都内)

江戸前煮干中華そば”きみはん” 五反田店

場所:品川区東五反田2-1-1

TEL:03-3491-2005

定休日:無休

五反田に仕事の用事があったので食べログで探し

”きみはん”に入りました。JR山手線五反田駅の高架下

入口にTETSUの麺と書かれたビラ、浦和にあるTETSUの姉妹店

これは期待できる

店内は奥行がなく厨房に面して11席のカウンター

男2人で切り盛りしている。。席は満員

メニューは多くなく、中華そば、特製中華そば

どちらにしようか?

外にある券売機で中華そば750円を購入

片口鰯、秋刀魚の煮干、昆布、椎茸にたっぷりの本枯れ鰹節を

じっくり煮出した至極のスープ

出てきたのは、オーソドックスな中華そば、茶褐色で少し油が浮いている

まずはスープ、飲んでみると煮干しが効いたこってり醤油味

麺は中太のツルツル麺でTETSUの麺。旨い。

具はチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔と刻みネギ

食べているとスープと刻みネギを絡んで柚子の味もするのに気付く、アクセントとして良い

煮干し醤油ラーメンは旨い。


岸中学校文化祭

2014-10-24 07:48:10 | イベント

第68回さいたま市立岸中学校の文化祭にご招待を受け

OBとして初めて行って来た

会場はさいたま市文化センター

大きくはこの多目的ホールの展示コーナーと大ホールでの音楽祭の二つに分かれている

PTA作品展

岸中学校第25回卒業生 新藤義孝総務大臣を表敬訪問した時の展示コーナー

岸中はさいたま市内の中学校では珍しく

永くカナダの中学校と相互訪問の国際交流を続けている。

中学生の絵画展の作品

一番上の作品が優秀賞の作品

体育祭のクラス別応援ポスター

「これからは4組の時代がくぅ~るぅ~」が

すごく何かを訴えてきた。

総合学習「情報収集のためのスクラップブック」

へー、今の中学生は色々なことを学んでいるんだと

暫し 感心 しまくり

全クラスの情報収集スクラップブックと

「未来くる新聞」の展示風景

その他にも、色々な展示物があり、じっくり見ていると引き込まれていく

岸中学校のキャッチコピーは「気品の岸、美の学園」

すごいテーマだ

国語読書記録ノート、与えられた本の感想文ノート

これも読んでいると何かを感じてしまう

そして圧巻は全校クラス別合唱コンクールだ

「Shining song forever」

各クラス指揮者の熱演がすごい

全身を使っての指揮、なかにはすごくコミカルな指揮

各クラスそうとう練習したのだろう、たいしたもんだ

そしてピアニストも各クラスの生徒から出ているという

これはすごい事だ。

弾ける人がいないクラスはどうしたのだろう?

岸中吹奏楽部の演奏。今年も最近全国大会出場が決定したそうだ

指導している先生が赴任してきてから

連続出場だそうだ

やはり指導者が大切ということだろう。

そしてフィナーレに全吹奏学部と校長先生はじめ教師の皆さんとの

コミカルなコラボレーション。本当に楽しそうだ

最後にコンクールの成績発表

クラスが呼ばれる度にこの大歓声、わかるナー

たぶん、放課後 各クラスこの日の為に

そうとう練習をしたのだろう

その積み重ねがこの歓声だ

これは人生、一生同じだと思う。

良い教育をしているナーと感心した半日であった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その183~

2014-10-23 08:03:52 | 食~居酒屋

食と燗  くら川

浦和区高砂1-7-4

TEL 048-627-7186

定休日 無休

純米燗酒と和食を通して季節が感じられる店

数年前に和浦酒場店長から独立

揃えた純米酒は300本以上。日本酒が好きな人にはたまらない店だ

目の前で料理が出来上がるライブ感が楽しめるよう

カウンター席(7席)中心の店造り、奥に6名席の個室コーナーがあり

こちらも板場がよく見えるよう造作されている

全体的にオシャレな空間で落ち着いて酒席を味わえる。席もゆったりと広い

店主はちょっと強面の感じで、行った時はちょっと感じが悪かった

お品書きはなく3コースのおまかけのみ

選び抜いた旬の素材を出してくれる

北海道昆布森のカキ。ソースが複雑な味でとても旨かった

フランスパンが付いているのもなんとなく納得

ブリ、コチ、しゃこ、かつおの4点盛り造り

しゃこがお造りに出てくるとは最近見かけない

かぶ、いちぢく しいたけの椀

だしは昆布と鱧で採ったとか

かぶはほとんど生状態で食べやすく切れ目を入れてあってかなり拘っていた

秋刀魚の炭焼、一匹を二等分するのになぜかかなり集中していた

今年の秋刀魚は太ってなくあまり良くないと言っていた

子持ちの鮎の甘露煮風

これはあまりインパクトを感じなかった

豚肉のぬか漬け

これは酒の肴にピッタリだ。噛めば噛むほど味が出る

自家製の塩付いくらの丼ぶり

これは相方がオーダー

今年初物の柿にワサビが付いているデザート

私はこれはアイデア崩れの様な気がした

ごはんものかデザートをどちらかチョイスする。

 

このおまかせコースは3コースの真ん中で7800円

トータル的に微妙な印象だった。


フィリピンマニラの旅2(国際奉仕プロジェクト)

2014-10-20 07:44:19 | 旅 ~海外

フィリピンの大統領官邸・マラカニヤン宮殿。

上の写真が正門、内はわからないが、想像していたより

質素に感じた。このエリアは道路にゲートがあって警備は厳しい。

写真を撮っていたら軍人がすっ飛んで来て、撮影禁止と注意を受けた。

日本人ガイドさんの話では、1986年のエドゥサ革命の時

大統領夫人イメルダ・マルコスの贅沢品が道端まであふれ

その気になれば、宝石を持っていくことも出来たと言っていた。

マラカニアン宮殿正門の前にあるスペイン料理のレストラン「Casa Roces」。

マニラの752軒のレストランの中では12位に

ランキングしている高級レストランだ。

町の喧騒から離れた静かな雰囲気の店で

古い歴史的建物をリニューアルしたらしい。

今回は国際ロータリー3800地区国際奉仕プロジェクトの

事前検証の為、約70名のロータリアンと行って来た。

(2014.3-17付ブログ参照)

今回も地元フィリピンのロータリアンに心のこもった歓待を受けた。

夜のウェルカムパーティ&支援金授与式は地区ガバナーの自宅で行われた。

自宅の真ん中にはプールがあり

約100名が入る大きな部屋がある。フィリピンの金持ちは

日本とはちょっとレベルが違うような印象を持った。

この方が女性ガバナー。宝石商を営んでいるらしく

3世代ガバナーを務めているとか。スピーチの英語も留学したのだろう。

ネイティブなアメリカンイングリッシュだった。

この大きな部屋がオーナーの自宅。ピアノも置いてあった。

フィリピン国歌斉唱。フィリピンの人は右手を左の胸に必ずあてる。

他の国もそうだが。

この豪邸のエリアは高級住宅地らしく入るのにゲートがあり

ガードマンが数名整備をしていた。

マニラの郊外モンテンルパの孤児院を視察に行った。

孤児院の前の広場の向かい側に高架水槽があり

大きくD.2840(群馬県エリア)が寄贈したのが書かれていた。

ここまで来るのに道幅ギリギリの所が

何ヶ所もあり、ドライバーの運転テクニックの上手さにはビックリした。

モンテンルパはメトロマニラエリアでも最も貧しい地区らしく

家の中を覗いてみたが、ブロッグむき出しの暗い部屋に

10名位の家族が寝起きしているという。日本と比べると

想像を絶する悲惨な住環境だ。

VOICE OF DREAM孤児院の入口

ここにもR1 3830地区のRC名が印されている。

フィリピンは敬虔なキリスト教国家だけに、いたる所に

キリスト教の祭壇が祀られている。

この孤児院には小学校から高校までの

ストリートチルドレン約100名が収容されている。

ここでもまず最初に国歌斉唱だ。

そして子供たちがダンスで歓迎してくれた。

かなり練習したのだろう。子供とはいえリズム感が素晴らしく思わず見とれてしまった。

タオル等孤児に支援品を支給、子供たちの笑顔を見ると、こちらが感動してしまう。

「モンテンスパ」といえば年配者は聞き覚えがある響きを感じるのでは。

ここは太平洋戦争中の激戦地フィリピンにおいて

戦後処刑された「マレーの虎」こと山下奉文大将以下17名が葬られた場所だ。

又戦後、戦犯釈放にまつわる逸話の渡辺はま子のヒット曲

「モンテンルパの夜は更けて」で知られる戦犯収容所の所在地であった。

この逸話は書くと長くなるのでやめるが本当に感動的な実話だ。

やはり日本人はこのことを忘れてはいけないと改めて痛感した。

私たちの奉仕の旅はある意味、日本人の償いの旅かもしれない。

孤児ではない近所の子供たちも網を登ってこちらを

じーっと見つめていたのが印象的だった。

 

今回の旅で気に成った一つにこの巨大な広告看板。

そのでかさたるや日本では信じられない大きさで

道路沿いに至る所で見うけられた。

ちょうど行っている時にマニラ付近に台風が上陸。

この巨大な看板はヨットの帆のようになる為、皆巻き込んで下していた。

フィリピンの国技はバスケットボール。街角の至る所にバスケのゴールがあり

ストリートサッカーではなく、ストリートバスケをしている風景を多く見た。

翌日私たち12グループに別れてメトロマニラ郊外のプロジェクト検証に出かけた。

最初に向かったのはバレンズエラ市の3つの

バランガイセンターの医療施設。

ここでも歓迎の幕で熱烈に迎えてくれた。

一番目に行った診療所。といっても名ばかりで3ヶ所全体で

歯科医師が一人だけという。白衣を着た人がその先生。

待合室は屋外で屋根がかかっているだけ。

ローテンション表

主に妊婦が多い様で、各所に助産婦さんがいる。

フィリピンはキリスト教徒が圧倒的に多い為、中絶が認められていない。

だから子供がすごく産まれる。

次に向かったのがBIGNAYヘルスステーション

この人がバランガイのボス。ここもリーダーは女性だ。

ここが一番立派な診療所だった。

どういうノートだかわからないが、見せてくれた。

カルテの様なものか、ビッチリ書きこんである。

バランガイの事務所

バランガイとはフィリピンの都市と町を形成する最小の地方自治単位であり

村、地区又は区を表す独自のフィリピン語。

日本でいうと大きな自治会に行政権限が与えられた組織といえるかも。

急遽、バレンズエライーストRCのメンバーの鞄工場を見学させてもらうことになった。

ここは小学生の通学鞄を作っている。

お世辞にも良い製品とはいえず、おそまつな鞄だった。

次にサンファン市に移動。サンファンRCの案内で

市内最大のサンファン小学校を視察した。

ご覧のようにとても立派な学校だった。

ここにもキリスト教の像が祀ってあった。

一番手前の人が校長先生、あとは教師の皆さん。

ここでも女性がリードしている。フィリピンという国は本当に女性が頑張っている国だ。

男性は一体何をしているのだ。

ここにも歓迎の幕。ここのは日本語も書かれていて、感激。

ここではトイレの修繕を依頼された。

屋外にあるトイレで全て使えない状態だ。

一ヶ所は天井が一部落ちかかっている。

日本だったら公共事業ですぐ修繕するのにサンファン市は何をしているのだろう。

素朴にフト疑問に感じる。聞いてみたら市にお金が無いそうだ。

教育が一番大事なのにこの国はやはり、どこかおかしい。

校内で日本では考えられないものを見つけた。飲料浄水器だ。

飲むのに有料とはビックリ。子供たちは飲み水を一体どうしているのだろう。

 

 

今回の旅は2度目ということで、新鮮な感動や驚きだけでなく

素朴な疑問が生まれてきたのも事実だ。

ここで、聞いた2つの話をご紹介してこのブログの〆とします。

・私たちの奉仕プロジェクトを現地の人たちはどう受け取っているのだろう?

当然感謝していると思うが、それよりも神の恵み・神のご加護と思うらしい。

・前回もお世話になったマニラ会(現地人と結婚した日本人の会)の

鈴木副会長の話によると、1965年日本からの金銭援助ではなく

6万袋のセメントでマニラ大聖堂を修復した援助で

反日感情はいっぺんに無くなったという。

よくその国の文化を勉強することが大事だと言っていた。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その182~

2014-10-18 07:56:41 | 食~そば・うどん

手打  福佐家

南区辻1-31-7(R17号沿い)

TEL 048-861-8150

定休日 火曜日 駐車場充分有

風情のある和風建築の福佐家さん

屋根の上の看板に年期を感じる

創業して約50年だそうだ

国道に面していて、駐車場も広く入りやすいお店だ

 

店内は、日本の蕎麦屋らしい落ち着いた感じで

手入れが行き届いて、しかも広い

8名と6名座れる大テーブル、4名用のテーブルが2つ

2名用のテーブルが2つ、そして小上がり座敷が6名用3席もある

営業時間は昼間だけらしい

江戸手打そば以外に、限定の更科そばもある。

更科 900円(税抜)ちょっと高目かな。

甘味として そばしるこ、あずき汁、そば阿倍川もある。

なめこおろしそば 900円を注文

そばつゆはだしが効いているが、かなり濃い目の味で辛目だ

そばは江戸手打そばというだけにこしがある

しかし唸る程ではないナ。

小上がり席の壁には江戸そば感じさせる絵が掛っており、雰囲気を出している。

外にはそば・うどん(和食)がユネスコ無形文化遺産に登録された

PR用暖簾がかかっていて、これも気に入った。


安倍晋三総理大臣Ⅱ

2014-10-17 07:58:36 | レポ

内外情勢調査会 9月全国懇談会で

「当面の内外の課題」というテーマで安倍総理の

話を聞いて来た。40分間の講演で

参加者は過去最高1800人が出席した。

(前回は2013.6.12付ブログを参照)

時事通信社は今年12月で創立60周年を迎える。

昭和29年から安倍総理の祖父 岸信介元首相、

父安倍晋太郎元外相と3代に渡って

内外情勢調査会で講演をした。

この歴史を目撃してきたこと、そして安倍総理が

9月21日に還暦を迎えることを記念して

西沢時事通信社会長より3人の講演光景の写真パネルが贈られた。

総理は自信に満ち、又全くよどみのなく40分、話した。これは写真にも写っている

半透明の鏡「プロンプター」があるからだ。

オバマ大統領が演説でよく使っている。

 

では講演の一端をご紹介しましょう。

・祖父 岸元総理のイメージは日米安保ばかりだが

本当の専門分野は商工経済政策だった。

国民皆保険は岸内閣がやった。

・今回集団的自衛権問題で右傾化の

レッテルを貼られたが違和感を感じる。

徴兵制になるという議論があるが

絶対に無い。この時がこの日一番の声の大きさだった。

・そして今回の内閣改造について3人の

大臣の名を上げて、その意図を説明した。

その中で原発比率を下げていく。

農業の輸出を倍増させる。といった

政策を語ったのが印象に残った。

・消費税の再値上げについては、7月~9月の

経済数値を注意深く検討。又専門家の意見を聞いて年内判断したい。

これは即マスコミで報道された。

・次なる内閣の使命の一つは「地方創生」

若者の柔軟な発想とチャレンジで地方にこそチャンスがある。

20代の40%が地方に定住したい。

この希望をかなえるだけで地方は一変する。

・外交については一貫性と縦続性が重要。

世界には親日国がいっぱいある。

インフラ輸出を3ばい9兆円やる。

・中国とは平和的関係になるチャンス。

課題があればこそ対話するべきだ。

講演後、時事通信社の田崎史郎解説委員が代表して質問。

その中で9月19日は正岡子規の命日。

子規の言葉で「獺祭」の如く、遣り遂げていく。この道しかありませんと

言ったのが強く印象に残った。

当然と言えば当然だが、総理の警備は厳しい。

 SPと言われる人がざっと7~8名はいたか?

会場に入る前に手荷物のチェックもあった

会場はグランドプリンスホテル新高輪大宴会場「飛天」

いつ来てもここのシャンデリアには目を見張らされる

いったい、一個 いくらするんだろう?