直島の海の玄関口フェリーが出入りする宮浦港の港施設「海の駅なおしま」。
2006年竣工。
なかなかシンプルで明るい建物で広々とした中に直島のお土産グッズ、
休憩コーナー、チケット売場などがある
また、バスの発着所にもなっている。
バス車内から撮ったためそのイメージくらいしかこの写真からはわからないと思いますが、
直島の建築を語る上で欠かせないのがこの直島小中学校の校舎だ。
この学校はじめ町内の公共事業を数多く手がけたのが建築家石井和紘(1944~2015)だ。
背後にある地蔵山を意識して設計されたこの小中学校は1970年完成。
石井がまだ東大研修生の20代の作品だ。
この建物も車中から撮ったもので全容がわからないが石井和紘設計の「直島町役場」。
住民にとって親しみやすく入りやすい役場を目指し
京都西本願寺の飛雲閣や旧歌舞伎座など数々の名建築から引用した。
特に窓の形が丸やハートの形など。
建築家石井和紘氏は「アートの島」であり「建築の島」である直島の礎をつくった1人とも言える。
車中と雨ガラス越しという条件が悪い中での建物でもアップしました。
これは三分一博志設計の直島ホール。
直島の自然歴史に調和した入母家造りの屋根が美しい建築で2015年竣工した。
本村地区の家プロジェクトエリアの端にある公園内にちょっとイメージが違う安藤忠雄設計のトイレ。
この黒い建物も安藤忠雄設計による家プロジェクトの南寺。
あいにくの小雨の中、満室で見学することができなかった。
築約100年の木造民家をかつての安藤忠雄氏の
スケッチや模型が展示された美術館に改築した「ANOOミュージアム」。
外観は完全な木造にもかかわらず中に入ると安藤氏の打ち放しコンクリートが出現する。
本村地区の家プロジェクトエリアにある民家の一角の壁に書かれた案内標識、地図。
これはJOIN ARTの1つのようだ。
その中に黒のダイヤル式電話機が壁にディスプレイされている。
これは2022年8月20日放映されたテレビ東京の新美の巨人「瀬戸内アート旅直島豊島」でも紹介された。
手書きだが英語で書かれていて洒落ている。
こんな案内標示も直島では芸術に見えてしまうから不思議だ。
この建物は作家は宮島達男で家プロジェクト「角屋」。
200年ほど前に建てられた家屋を漆喰仕上げ焼き板、本瓦を使った姿に修復し、
空間そのものを作品化している。
125個のLDE製のデジタルカウンターが使用され、
ほの暗い日本家屋内に設置されたプールの中にランダムに配置されている。
この作品が家プロジェクトの第一号だ。(1998年)
この家プロジェクトは現在紹介した「角屋」をはじめ
「南寺」「ぎんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されている。
直島はまだ作品が少ししか無い頃に行きました。
私の親友のお母さまの実家が直島なんです。
当時体調を崩されてたお母さまの代わりに祖父母宅へのおつかいを頼まれたそうで。
「ひとりは心細いから一緒に来て~」と(笑)
そしてこのデジタルカウンターの家、行きました♪
住民がひとりひとり速度を好きに決めたカウンターを置いてるそうですね。
実は親友のカウンターもあるんです!
「たぶんあれが私のカウンター」と教えてくれました (*'ω'*)
瀬戸芸がここまで賑わうようになってからは(私自身の病気もあって)行けてません。
また機会があったら是非行きたいです♪
島があって、アートがあって、人が生活している、そんな懐かしい思い出の直島はまっころさんにとっても大事な島なのでしょうね!
そんな素敵な思い出のある直島、また行けるといいですネ!