浦和駅東口パルコ前の市民広場特設会場で開かれた
2016絆まつり(ミニ咲いたまつり)。その日10月29日(土)に
さいたま新都心で開催された2016ツゥールド・フランスさいたまクリテリウムの
パブリックビューイングも同時に行われた。(15時から17時LIVE放送)
今や、パルコ前市民広場はイベントの聖地に成りつつある。
沢山のブースの1つで、浦和東ロータリークラブが熊本・大分の
震災復興の物産展を開いた。くまもとお菓子BOXがんばるばい1,000円、
熊本・大分の特産カレーセット3,000円、くまモン健康茶、
天草産めかぶ、ヒジキ、わかめ、大分産ゆず胡椒が入った
熊本・大分健康セット2,300円。大分県産香ちゃん乾し椎茸600円。
熊本名物ヘルシー太平燕セット2300円などを販売した。
全国のまつりの首都圏で活躍している6団体が舞台で演じる前に、
地元から彩の宮太鼓、竜神踊り、脇にはコルソ竜と竜神まつり会の
4号竜が歓迎の演技を披露した。
それを見物する市民の皆さん。
澁谷・鹿児島おはら祭り会による「鹿児島おはら節」おはら節は
「花は霧島、煙草は国分、燃えて上がるはオハラハー桜島」の
歌い出して有名で、鹿児島民謡の代表格。
およそ750年前から鹿児島近在の原良を発祥として歌われている。
本格的には江戸時代初期から歌われるようになった。
神戸日本南京玉すだれ協会(八房柳香)による「南京玉すだれ。」
南京玉すだれは日本の歴史ある伝統的大道芸。
長さ20~30数センチの竹製の小型のすだれで唄に
あわせて踊りながらすだれを釣竿、橋、しだれ柳、旗などに変化させる。
威勢の良い掛け声は「アさて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ♪」
この歴史は、江戸期に富山県で発祥、同県の民謡こきりこ節に
用いられるささらが原型らしい。
若波会による「新潟佐渡おけさ。」「ハー佐渡へ(アリャサ)佐渡へと
草木もなびくヨ(ハアリャアリャアリャ♪」
佐渡おけさの歴史は熊本県天草に伝わる牛深いハイヤ節が
北前船に乗って小木港に伝わり、それが佐渡相川の佐渡金山の
鉱夫達に広まって哀愁漂うメロディになったとされる。
そして大正10年、初めて佐渡おけさとして発売された。
東龍倶楽部による「長崎くんち龍踊り。」長崎くんちは毎年10月7日から
9日まで3日間開催される。長崎市の諏訪神社の祭礼で
昭和54年国の重要無形民俗文化財に指定された。これは1643年
(寛永11年)始まったとされている。くんちで奉納される演じ物の
代表格が龍踊(じゃおどり)で、ポルトガル、オランダ、中国など
南蛮紅毛文化の風合いを色濃く残した独特でダイナミックな演し物だ。
又、長崎くんちは博多おくんち、唐津くんちと並んで日本三大くんちと呼ばれている。
琉球国まつり太鼓千葉支部による「沖縄エイサー」。エイサーは
お盆の時期に現世に戻ってくる祖先の霊を送迎するため、
若者たちが歌と囃子に合わせ、踊りながら地区の道を練り歩く伝統芸能だ。
エイサーの由来は浄土宗系念仏歌に挟まれる囃子の1つ
「エイサー、エイサー、ヒヤルがエイサー」から来ているとされている。
又、その歴史は東北出身の袋中上人が1603年から3年間
首里に滞在して浄土宗を布教したのが契機と言われている。
明治以降になると、念仏の詠唱を村の若人が代行する形で
庶民の間にエイサーが普及していった。
ミスト・ケンチによる「浅草サンバ」毎年8月最終土曜日に開催される
日本で最大のサンバカーニバル。1981年から始まり今年で
35回を重ね、約50万人の人出がある。その歴史は
昭和30年~40年代、浅草の街の活気が無くなってきて、
それを案じた当時の台東区長と浅草喜劇俳優の伴淳三郎の発案により実施された。