写真日記

趣味のカメラ、ラジコン、釣りなどを気ままに書いてます。

バッテリー切り替え回路

2014年11月23日 | ハーバーボート2号
ハーバーボート2号で、やろうと思っていた目玉の改造がバッテリー切り替え回路だ。
車だと途中でバッテリーが切れても路上で止まるだけなので、歩いて取りに行けばすむ話だが、船の場合は簡単には取りに行けない。救助用のゴムボートや救助艇があればいいが、何分おいらは持ってない。
 そこで、A電源(常用)、B電源(非常用)の2本のバッテリーを積んで、A電源が切れた場合にB電源に切り替える回路を組むことに。ちなみに、2本のバッテリーを並列に接続すればいいじゃないかと思いがちだが、航行時間は長くはなるが、それだと結局は同時に無くなるので意味がないのだ。

 ↓乏しい電気知識を駆使して構想1か月以上で考えたのがこの回路

 

切り替えスイッチは、はじめはマイクロスイッチを2個使ってやろうかと思ってマイクロスイッチまで取り寄せたが、高容量のマイクロスイッチはかなり大きく、サーボとマイクロスイッチ2個を上手く船内に置くスペースが確保できそうになく断念。
 そこで、ネットで同じような事をされている方のを参考に、トグルスイッチを使うことに。



使用したのは、エーモンの1570トグルスイッチ。15Aなので、380モーターなら問題ないでしょう。
トグルスイッチをサーボからのロッドで動かすために、アダプターを製作し、トグルスイッチのアームにかぶせて接着。昔の電動飛行機とかだと、たしかトグルスイッチを同様に動かしてモーターのON-OFFをしてたような気がするが、今はそういったパーツが見つけられなかった。
ちなみに、アダプターはなんとグラスホッパーのリアダンパーを切って、内側から長いビスをねじ込んで製作。

 


カイダックでプレートを製作し、トグルスイッチをマウント。


トグルスイッチ制御用のサーボもカイダックでマウント。(この写真では一時的にトグルスイッチは外してある)



バッテリーコネクタは、回路図の通り、マイナス側をコモンに。



もう一つのポイントが、受信機の電源はアンプからとるのではなく、B電源から取ること。大丈夫かもしれないが、そうしないとトグルスイッチを切り替える時に一瞬受信機に電源がいかないので、うまく切り替わらないと思って。ちなみに、使用したBECは田宮のTEU-104BKアンプで使ってたものを再利用。
※この場合、かならずアンプ-受信機間の配線の赤線を外しておくこと!!





ここでまた一工夫。リレーを使って、そのリレーにアンプのスイッチの配線を接続し、スイッチ一つで受信機とアンプの両方が一度に電源が入るようにした。



















 

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6 コメント

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Unknown (skd0526)
2014-12-15 22:32:47
>やしろ様
 こんばんわ。やはり同世代の方でしたか(私は1974年)。私も、子供の頃はバギーでしたね。実はボートも大人になってから、気分転換にハーバーボート(1号)を数年前に買ったのが、人生初ボートです。(笑)
 トイラジですが、確かにあの静かな湖面に伸びるひきなみには癒されますね。
 私も釣りが趣味で、少し前まではゴムボートに15馬力エンジンでよく海でボート釣りしてました。
 ラジコンでのボート釣りは、釣りキチ三平が有名ですが、
 http://japaorca.web.fc2.com/gomoku/rajituri/rajituri.html

のサイトが参考になるかもしれないですね。


 
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お返事ありがとうございます (やしろ)
2014-12-15 11:21:35
幼少期から考えていたなんて凄いですね! 私は子供の頃RCボートに無縁でした。ラジコン=タミヤか京商の4輪バギー系でしたので(1976年生まれです)RCボートに興味を持ったのは大人になってからです。それにしてもRCボートって楽しいです。航行した後の、あの波がいいんです!(


本当にこの改造に関する情報って少ないですよね、猪苗代ラジコンクラブさんとコチラしか見ません。

最近はご無沙汰ですが、10年前から釣りも趣味でして(ソルトの陸っぱり、エギング、根魚など)RCボートでの釣り、これも以前から妄想していました(

YOUTUBEでもRCボート釣りの映像が結構ありますが、数年前は殆ど見なかったですよね。
私はRCボートでの釣りよりも、ちょっと違う使い方を妄想していました。

1.実際の釣りの前に、ポイント付近の海底の様子を見るような使い方(ボート底に防水カメラ、更にWIFIリアルタイムでの手元モニター確認など)

2.とても遠投できないようなポイントまでルアーを運ぶ。餌釣りで遠投用の竿を持ってる人ですら、届かないような沖まで、RCボートが運んでくれるなんて、夢のようです。
あまりに遠いのはライン長&リール巻量的に無理なのですが、、、大物の根魚狙いでワーム等を沖200m付近で垂らすとか、船釣りじゃない限り無理ですからね。これを陸っぱりで、しかもラジコンで実現するのが面白いなぁと。

また時々拝見させて頂きます!
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Unknown (skd0526)
2014-12-13 10:45:02
>やしろ様
コメントありがとうございます!

 バッテリー切り替え回路は子供の頃からなんとなく頭にあった事なんですが、意外に、実際にやっている(記事にしている)方が少なく、実は私が参考にしたのはその猪苗代ラジコンクラブ様のブログです。(見ていましたら無断借用申し訳ありません。)
 やしろ様もいろいろな構想をお持ちのようですが、車とちがって船、とくにトイラジの改造は、やりたい放題的な部分があるので楽しみが広がりますね。ボート釣りとか。

 >個人での製作依頼は・・

 すいません、実はまだハーバーボート2号の建造で苦戦中で、手一杯な状態ですし、それほど知識もありません。だた、できるだけ詳細に記事にしようと思いますので、参考になれば幸いです。



 
 
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素晴らしいです! (やしろ)
2014-12-12 15:04:24
はじめまして、やしろと申します。

この改造、まさに私も似たような事を考えていましたが、実際に作ってしまうことが出来るなんて凄いなぁと関心しました。

ラジコンボート....とても届かない遠方で停止した場合、回収するのが困難なため、いつも心配でフルにバッテリーを使い切れません。
なので、私もどうにか対処したいと思いネット検索していたところ、こちらと、猪苗代ラジコンクラブなる所でも、同様の改造日記がございました。

私は機械オンチなので管理者様のように自分で改造するなんて、とても真似できませんが、こういう方法なら回収できるかな、とあれこれ想像していました。

1.管理者様と同じですが、バッテリーが切れた際に、もう1つ積んだバッテリーに切り替わる。(2つを繋げて容量アップしても、いつバッテリーが無くなるのか予測できないので、あくまで2個の切り替え、という点も仰る通りです)

2.バッテリーからサーボ、ペラ、プロポに至るまでの動力全体を、もう1つ、最初からボートに増設しておく。通常走行では、もう1セットのペラが停止しているので抵抗になるでしょうし、船体の動力源の重量2倍になりますが、それでも通常バッテリーが切れても、もう一方が即使える訳で、どこかのメーカーで、そういう船体を作ってないかなぁと考えていました。

3.私が普段遊んでいるのは安いトイラジですが、全長70cmくらいあるので、そこそこ大きいです。バッテリーの航行時間が約7-10分ですので、例えば、ft009みたいな転覆してもokの小型ボートを、予め積載しておき、また積載時、タイマー付でバネ仕掛けが作動する台座(これが作れたら苦労しないのですが)に乗せておき、遊びはじめて12分(予め自分せ時間を設定)経過すると(既に5-7分でバッテリーが切れて停止した後でも)台座のバネが外れて、勢いよくft009が水面に着水し、本体と紐で結ばれている状態のため、ft009が引っ張ってくれて帰還できる。

4.(非現実的ですが)船体の上に小型のバルーンをあげて(もちろん船体と結ばれています)そのバルーン自体に細い釣り糸を結び、自らのところまで釣り糸を結んでおく(沢山糸が出るのでリール状にして、相当巻いておく必要あります)バルーンが抵抗になり全然遊べない(スピードが出ない?)また釣り糸が水面に落ちた場合、ボート/ペラに絡む危険があり、非現実的ですが、船体に直接釣り糸を結ぶより空中にバルーンを挟むことで、水面に釣り糸が落ちにくいかなと考えました。

以上、妄想ばかりでバカバカしいですが、結構真剣に考えていました(笑 管理者様のバッテリー切り替え、成功しましたら、是非参考にさせて頂きたいです。個人での製作依頼は難しいですかね...?

長文乱文失礼しました。
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Unknown (skd0526)
2014-11-28 21:32:23
>石打様
コメントありがとうございます。
電気知識が少ないのでこの回路はかなり考えましたわ(笑)。本当に正しいかは動かしてみないとわからないです・・・
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Unknown (石打)
2014-11-27 18:28:46
 いやぁ~相変わらず凄いですね~なんのこっちゃ解らないんですけど、とても面白いです!
いろいろ試行錯誤されて、実際試してサイズの調整なんかして。
 私にはわからない苦労がたくさんあるんでしょうが、その壁を一つ一つ越えて形にされてるのが本当に凄いと思います!
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