村田沙耶香『コンビニ人間』。
言わずと知れた第155回芥川賞(2016)受賞作。
駅ナカの本屋さんでいまだに平積みされていて、
手持ちの文庫も無かったので
軽いきもちで買ってみました。
すごいおもしろかった!!!
話題になっていた時は、ちょっと小難しい話しかなと
軽く敬遠していたんですが
そんなことない!おもしろい!
文章も上手で読みやすいですし、
「ちょっとヘン」な主人公の自己分析とか、
解決法とか、合理的判断が、
そうくるか!って感じでとてもおもしろいです。
主人公と対比的な存在で
「普通」になれなくて苦しんでいる男性・白羽さんの
クズっぷりもいいですね。
主人公の妹が泣き出しちゃったときに、
「普通」フォローをする感じとか。
なんだかんだで「普通」を理解して
迎合しちゃってるんだよな白羽さん。
コンビニの仲間の名前は漢字で認識しているのに、
地元の女友達はカタカナなのも、人の認識記号ってことかな。
芸が細かいなと思います。
この作品を受賞させることができるなんて、
ちょっと芥川賞を見直してしまった。
やればできるじゃないか、と、偉そうに思いました笑
言わずと知れた第155回芥川賞(2016)受賞作。
駅ナカの本屋さんでいまだに平積みされていて、
手持ちの文庫も無かったので
軽いきもちで買ってみました。
すごいおもしろかった!!!
話題になっていた時は、ちょっと小難しい話しかなと
軽く敬遠していたんですが
そんなことない!おもしろい!
文章も上手で読みやすいですし、
「ちょっとヘン」な主人公の自己分析とか、
解決法とか、合理的判断が、
そうくるか!って感じでとてもおもしろいです。
主人公と対比的な存在で
「普通」になれなくて苦しんでいる男性・白羽さんの
クズっぷりもいいですね。
主人公の妹が泣き出しちゃったときに、
「普通」フォローをする感じとか。
なんだかんだで「普通」を理解して
迎合しちゃってるんだよな白羽さん。
コンビニの仲間の名前は漢字で認識しているのに、
地元の女友達はカタカナなのも、人の認識記号ってことかな。
芸が細かいなと思います。
この作品を受賞させることができるなんて、
ちょっと芥川賞を見直してしまった。
やればできるじゃないか、と、偉そうに思いました笑
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