<読書メモ 2014年1月 ①>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『探偵、暁に走る』東直己
「猫」より面白かった。ハードボイルドの王道っぽくて。
しかし、ヤクザ業界の事情とかそんなに語られても…という感じもする。
こういう話が好きな人は多いのかもしれないけど。
そして「俺」は今回も大して推理も解決もしていない。
お酒の飲み方は「猫」より良かった。
(<ススキノ探偵>シリーズの9作目。
最初に読んだ『猫は忘れない』同様、「俺」が50代です。
私はこの段階で、50代の「俺」しか読んでなかったんですが、
腕っ節が強いわけじゃないのに軽口ばっか叩いて
厄介ごとのある方にばかり突き進んでいって、
トンガリすぎなオッサンだな!!早死にするぞ!!!という印象。
シリーズ開始時は28歳だったようなのですが、
あなた今よりもトンガってたの?大丈夫?と不安になる)
『インシテミル』米澤穂信
クローズドサークルもののミステリ。
おもしろかったー。
軽い感じの心理描写がうまくて、他の作品も読みたくなった。
真犯人?が殺人に至った動機が気になるが、
まあ、敢えて書かないのが気が利いてるのかな。
『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン
本格古典。
ファイロ・ヴァンスへの共感できなさにびっくりしたが、
そういう狙いのキャラクタらしい。
ウンチクや衒学的な長広舌の元祖っぽい。
これを突き詰めると京極みたいに無駄に(?)分厚い本が
できるのかな。
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『探偵、暁に走る』東直己
「猫」より面白かった。ハードボイルドの王道っぽくて。
しかし、ヤクザ業界の事情とかそんなに語られても…という感じもする。
こういう話が好きな人は多いのかもしれないけど。
そして「俺」は今回も大して推理も解決もしていない。
お酒の飲み方は「猫」より良かった。
(<ススキノ探偵>シリーズの9作目。
最初に読んだ『猫は忘れない』同様、「俺」が50代です。
私はこの段階で、50代の「俺」しか読んでなかったんですが、
腕っ節が強いわけじゃないのに軽口ばっか叩いて
厄介ごとのある方にばかり突き進んでいって、
トンガリすぎなオッサンだな!!早死にするぞ!!!という印象。
シリーズ開始時は28歳だったようなのですが、
あなた今よりもトンガってたの?大丈夫?と不安になる)
『インシテミル』米澤穂信
クローズドサークルもののミステリ。
おもしろかったー。
軽い感じの心理描写がうまくて、他の作品も読みたくなった。
真犯人?が殺人に至った動機が気になるが、
まあ、敢えて書かないのが気が利いてるのかな。
『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン
本格古典。
ファイロ・ヴァンスへの共感できなさにびっくりしたが、
そういう狙いのキャラクタらしい。
ウンチクや衒学的な長広舌の元祖っぽい。
これを突き詰めると京極みたいに無駄に(?)分厚い本が
できるのかな。