再読して思うこと。

以前読んだ本を再読すると、
若かった頃とはまったく違った感想を持って
それがまた新鮮だったり発見だったり、
共感できる人物や表現が変わっていて
驚いたりしみじみしたり、しますよね。

というか、それ以上に、
「私、歳とったな…」と思いますよね。

思うよね！！

あれはそう、20歳の頃じゃった…。
村上春樹をひと通り読んだのは…。

もはやアラサーとも言えないワシが
会社のリサイクル本棚で
「ダンス・ダンス・ダンス」
（しかもレアなことに上下巻そろってる！）
に再会したのは、天のお告げだったのかもしれんのう。

「お前はもう若くない！」ってな！

なんか、ビックリしましたよね。
当時、あんなに大人だと思っていた主人公の年齢を
さくっと超えていたことに。
難解で小粋でかっこいー！と思ってた主人公の言動が
ちょっと若いなと感じられたことに。

10年以上のブランクを経ての再読なので
記憶はまったくなく、
楽しみながら読めたのは良かったですが。
脳みそポンコツで良かった！！

ユキの存在とかすっかり忘れてたしね。
五反田くんの存在も忘れてたしね。
ユミヨシさんは大食いで、
いっしょに大盛りパスタを食べると勘違いしてたしね！


なんか、ふと気付いたらマーロウも年下になっていそうだ。
こわいこわい。