語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

 冒険2

2008-05-26 00:43:37 | 冒険
 僕らは公園を出発し、常磐自動車道沿いに西へと向かった。

 東武線の下をくぐり、守谷、流山線を横切り、

 流山街道の下をくぐると、右には、地下を走っていた高速道路が、地上に出てきていた。

 そこからは、いっきに視界が開け、クリーンセンターの向こうには江戸川の土手が見えた。


 曇りとはいえ、そこはゴールデンウィーク。

 けっこう人が出ていて、思い思いの場所で釣りをしている。
  

 僕も、毎週一回ゴミを出しに来るので(事業系のゴミは集積場に出せない)

 たまに散策するんだけど、釣り人はけっこう居る。

 でも今日みたいに、家族連れがたくさんいるって事は無かった。

 まあ、日曜日には結構いるのかもね



 僕らふたりは、お腹がペコペコだったので、クリーンセンター裏の用水路?のほとり、

 小さな橋が架かっているところで、お昼にする事にした。



       



       小さい頭で何を考えているのやら?





 本当に手前味噌で申し訳ないんだけど、うちの妻の造るサンドウィッチは、う・ま・い。

 「第12回 江戸川台サンドウィッチコンテスト」があったら、3位入賞はかたいだろう。

 パン ド セーグルという黒パン(妻に教えてもらった)を8ミリぐらいにスライスして、

 はさむものは、ハムや野菜や、

 ブールサンのホイップクリームガーリック入りチーズって言うのかな?

 などを、はさむんだ。

 もちろん、このタイプのサンドウィッチは、ラフに、好きなものをはさんで食べれば、

 何でもうまい。あれ?これじゃあ、褒めてる事にならないよね。(笑)



 今回は、冒険という事でこのサンドウィッチだったけど、

 普通の食パンで作ってくれるサンドウィッチもすごく美味しい。

 ポイントは切れる包丁を使う事、刃渡りの長い包丁を使うのもポイントだね。

 決して切ろうとしないこと、包丁に切らすことだ。

 厚さも重要だ。はさむものによっても違うが、やっぱり8mmぐらいが基本かな?

 後は、水気の多い具はしっかりとレタスなど葉っぱ類でブロックするとか、

 パンに水気がしみこまないように、しっかりとバターなりマーガリンを塗っておくこと。



 すみません。サンドウィッチについて語っちゃいました。冒険に戻ります。



 さて、僕らはさっきも言ったとおり、はらぺこあおむしみたいに、お腹がペコペコだったので、

 リュックサックから、各自のサンドウィッチの包みを出し、ほどくのももどかしく

 ガツガツと食べ始めた。

 いつもは食べるのが遅い彼も、さすがに今日は早かった。

 僕はリュックから、カゴメ野菜ジュース2本取り出すと、1本彼に渡した。

 ストローを刺し、二人で顔を見合わせながら、

 「あー美味しかったね、でもちょっと足りなかったかな?」なんて言いながら、ジュースを飲んだ。

 「パパ、釣りしようよ!」                            

 「よし、わかった。まずミミズを探せ。」何となく冒険っぽいぞ。

 「パパ、みみずは土の中?」そうだ、良くわかってるじゃないか。

 自転車から、持ってきたシャベルを取り出すと田んぼ脇を掘ってみた。

 出てきた出てきたミミズさん。3匹ぐらい捕まえて、持ってきた入れ物に土と共に入れる。

 そのうち一匹を、釣り針に通すが、あれー、でか過ぎる。

 一体この大きさの針で、どのくらいの魚が連れるのか?

 妹の夫、つまり義弟に、お任せでセットしてもらった物なので良くわからない。

 正直言って、釣りなんて小学生以来だと思う。

 まあでも釣り針があって、餌があって、魚さえいれば何とかなるだろう。

 僕は長すぎるミミズを半分に切り、「さあ、いくぞ」水面に糸を垂れた。

 「釣れるかな?」期待に目を輝かせるわが息子。

 家で、僕が牛乳パックで作ったクリップの付いた魚達を、

 磁石の付いたひもで釣る程、簡単ではない事を、きっと彼は、まだ知らない。



 とりあえず、竿は固定して、今度は「お魚ほいほい」を仕掛ける事にした。



    ごめんなさい。ちょっともう疲れました。  また、次回へ続く・・・ということで






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