~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/9/27(日)真夜中のケーキ作り

2020年09月27日 | はんなん話
ケーキを作るのが好きです。
「忙しいのに、いつ作るの?」とよく聞かれますが、
だいたいは夜中です。

初めて自分でケーキを作ったのは、
長女がまだ3歳ごろのことでしたが、
その頃から、
みんなが寝たあとの台所で、
一人の時間を楽しみながら、
ケーキやクッキーを焼いたり、
飾り付けを考えたりしていました。

きっかけは、
長女の友人宅で、おいしい手作りケーキをいただいたこと。
家でもふわふわのスポンジケーキが焼けるんだ、ということに感動し、
自分もチャレンジしてみたくなりました。

1歳と3歳の子育て真っ最中だったので、
習いに行くことなど頭にも浮かばず、
手ごろなケーキの本を数冊買って、
我流のケーキ作りが始まりました。

本に書いてあるケーキのいくつかは、
何回かチャレンジして、まあまあそれらしく焼けましたが、
スポンジケーキだけは、
うまく膨らまず、失敗ばかり。
いつもの私なら、
イヤになって諦めるところですが、
なぜかケーキづくりはイヤにならず、
毎日毎日焼き続けては、
失敗し続けました。
失敗した数は、たぶん100個近いと思います。

本によって微妙に分量が違うので
いろいろ試し、
書いてあるアドバイスは全部実行しました。

ほぼ毎日、
日々の反省を生かしながら1ヶ月焼き続けたら、
ふわふわのスポンジケーキにだいぶ近いものができるようになり、
諦めないことの大切さを感じました。

今でも、気を抜くとうまく膨らまないこともあるので、
自分の慣れや拙速への戒めのためにも、
ケーキづくりは私にとって大事な時間です。

ちゃんと習ったことがないし、
器用でもないので、
美しいデコレーション技術はなく、
いたってシンプルなケーキしか作れませんが、
家族の誕生日やクリスマスの他にも、
1年に何回かは、
友人からのリクエストで作らせてもらっています。

ふだんは、
話を聴いたり、人を繋いだり、子どもたちとあそんだり、
とても充実した毎日だけれど、
「これができた!」という形のないもの。
ケーキ作りは、「自分のがんばりが形になって見えるもの」で、
子育てに明け暮れた日々の癒やしの時間でもありました。
いつまでやれるかわかりませんが、
大切にしたい時間です。

写真は、30年以上使い続けているケーキの本たち。
表紙が破れたり、中のページが汚れたりしていますが、
愛用しています。



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