~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/3/26(金)「第3回阪南市総合計画審議会」の傍聴をしました。

2021年03月26日 | はんなん話

午前中は「第3回阪南市総合計画審議会」を傍聴しました。  


今日は「基本計画」素案に向けての審議ということで、

「中学生アンケート」、「地域まちづくり座談会」「地区懇談会・まちづくりアンケート」などの基礎調査から見える「現状と課題」、

そこから、7つの柱(●協働社会 ●健康・福祉 ●生活環境 ●教育・生涯学習 ●産業 ●都市基盤 ●行政経営)の「現状と課題」、

さらに「阪南市のまちづくり」→「具体的なキーワード(〇〇のまちづくり)」→「重点基本方針」という流れで説明があり、

各委員からの意見の発言となりました。

今回、委員の方の発言がとても多く、それぞれ日常に感じられることを率直に述べられているのがいいなあと感じます。

市民公募委員の方6名中女性が4名、学識経験者5人中女性が2名、というのが大きな要因だと感じます。

ちなみに「公共的団体の代表者」は、9名中女性は1名(連合婦人会)のみです。

各委員の方からは、

●阪南市は、大阪府観光局とともに「ワーケーション」に取り組んでいる。

●子どもを支援するには、まず親や地域が子どもに対する言葉がけや現状を知る学びが必要

●起業するための支援がないので、他市に流出している現状。(起業を考えている人は多く、支援することで市外に流出しなくて済む)

●相談窓口がわからないことでのデメリット(相談が遅れる)

●阪南市は知名度が低い。「阪南市と言えば○○」がない。「なければ作る」ということで頑張っている市民もいる。

●どんな町かわかるように、市の名前を変えては?

●阪南市の「強み」を生かした取り組みが必要。

●生涯学習に力を入れることが必要。

●「後期高齢者が住み続けられる」も大事。

などなど、多岐にわたる発言がありました。

委員長からは、

●阪南市の一番の課題は「財政が厳しい」こと

●課題の解決には「支出を減らす」→ストック(市の財産)の利活用、「収入を増やす」→新たな価値を見出す、そして「共創」→市民に「手を貸してください」ということ

●阪南市の魅力を伝えるするには、まずシンプルに説明すること⇢「総合計画」もわかりやすい戦略で。

他市の例として、

尼崎市は、「生涯学習課」を、「生涯、学習!課」に変更⇢これだけで、何を目指すかが伝わる。

さらに「こういう新しい価値の創造」は、行政は苦手な分野。だから、市民のチカラが必要、とおっしゃっていました。

2時間はあっという間でしたが、さてこの有意義な意見は、どんな形で「総合計画」の中に取り入れられるのだろう・・・

審議会後、1人の委員の方は、「これ、何回も続けて意味があるのかなあ」とつぶやいていらっしゃいました。

委員の方が積極的に関わり、有意義だと感じられる審議会から生まれる「総合計画」であってほしいと願います。

次回は、4月16日(金)15時~17時、市役所3階全員協議会室で開催予定です。     


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