鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2007.「露研」の旅─豆州熱海温泉 その1

2007-03-27 21:41:42 | Weblog
 毎年3月暮れの土・日には、「露天風呂をこよなく愛する仲間たち」との年1回の「忘年度」旅行が行われています。その仲間たちの会の名前は「露研」。もちろん「ロシア(露西亜)研究会」ではなく「露天風呂研究会」の略。「露天風呂」に入ることを不可欠のポイントとして、東京・神奈川近郊の「露天風呂」のある宿泊施設に泊まり、過去1年間を振り返り、今後1年間に向けての英気を養うのです。メンバーの数は私を入れて6名。全員が50代。発足したのは1992年(平成4年)。その年3月に長野県白骨温泉に行ったのが最初となります。それ以前にも日帰りでの箱根立ち寄り湯温泉ツアーなどをひんぱんにやっていたのですが、「露天風呂」を楽しみ「忘年度」ないし「忘年」を目的として年1回の旅をするようになったのは、この白骨温泉の旅がきっかけです。それ以後、今年まで、1度実行できなかった年があるものの、それ以外は毎年「露研」の旅を行っており、振り返って数えてみると15回という勘定になります。行き先は多くは箱根・伊豆方面(湯西川温泉と焼津温泉を除いて)。我々が住むところから1泊2日でのんびりと、となるとやはり行き先は限られてきます。以前は、12月の暮れに文字通り「忘年」旅行をしていた時もありますが、最近は3月末の土・日に定着しています。今後もそうでしょう。メンバーは、渋谷区笹塚に住むT・Tさん。川崎市中野島に住むT・Aさん。練馬区光が丘に住むH・Tさん。町田市野津田に住むN・Mさん。相模原市橋本に住むY・Iさん、それに愛甲郡愛川町に住む私。今回の行き先は、昨年に引き続き熱海。企画も、前回に引き続きY・Iさん。1日目は、小田原の「ラーメン宿場町」で昼食。小田原城址公園で花見。2日目は、熱海で「起雲閣」と「芸妓見番歌舞練場」の見学と盛り沢山。宿泊先は「大湯間欠泉」に近い「ニューフジヤホテル」。取材の準備もして、集合場所である小田急町田駅に向かいました。 . . . 本文を読む