鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

海援隊文司・長岡謙吉について その5

2007-02-11 05:35:34 | Weblog
長岡謙吉の薩摩藩に対する関心は、藩命で薩摩藩の城下鹿児島を視察した河田小龍によって引き起こされたように思われます。では、河田小龍が長岡謙吉に披瀝(ひれき)した薩摩藩における見聞とは、いったいどのようなものであったのか。それを今回は探ってみようと思います。その小龍の薩摩についての話は、長岡謙吉ばかりでなく、坂本龍馬や近藤長次郎らを触発させたものとして、重要な意味を持っているように思われます。 . . . 本文を読む