鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

海援隊文司・長岡謙吉について その4

2007-02-10 09:32:59 | Weblog
 脱藩の罪で、山田町の牢に入れられた長岡謙吉(今井純正)は、長岡郡鹿児(かご)村において謹慎生活を送りますが、文久2年(1862年)の冬から文久3年(1863年)の早々の頃、母や妻を高知に残して、ふたたび脱藩します。何が、長岡謙吉を二度目の脱藩に駆り立てたのでしょうか。その理由の一端を探ってみたいと思います。 . . . 本文を読む