鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

海援隊文司・長岡謙吉について その3

2007-02-03 21:53:13 | Weblog
 前回、長岡謙吉について触れたのは、昨年の12月17日の「海援隊文司・長岡謙吉について その2」でした。「次回は、高知城下追放となった今井純正が、二度目の脱藩をし、やがて長崎で龍馬と出会うところまでを、山田一郎さんの『海援隊遺文─坂本龍馬と長岡謙吉─』をもとにまとめて見たいと思います」と書いてから、ずっと「神奈川宿」や「渡辺崋山」のこと、また「生麦事件」のことなどに話が及んでいたので、かなり間があいてしまいました。前回、『龍馬、原点消ゆ』(前田秀徳・三五館)に触れ、高知に話が戻って来たので、これから再び長岡謙吉(今井純正)について、しばらく述べたいと思います。 . . . 本文を読む