山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

オオイヌタデ(大犬蓼)

2013-09-15 10:41:38 | 双子葉離弁花

木津川河川敷では8月の後半から10月にかけて見られるタデ科の大型1年草。

名前が示すように、路傍に生えるイヌタデを大きくしたような植物で、高さは1~2㍍にもなるので

この時期の河川敷で見付けるのは比較的容易です。

花穂の長さは10㌢ほどで、先端を垂れ、萼は長さ2~3㍉で深く4裂し、淡紅色または白色で

花弁はありません。

和名は漢字では「大犬蓼」で、一般的に”犬”は役に立たないという意味で使われますが

ここでは、「葉に辛味がなく香辛料として役に立たない蓼」という意味です。

因みに植物名ではオトコ(男)も役に立たないものとして扱われています(笑)

オオイヌタデ<タデ科 タデ属> 1年草

オオイヌタデ















オオイヌタデ














近くでナミアゲハが翅を休めていました。何処ででも普通に見られるから「並揚羽」と呼ばれるこの蝶・・・
そのデザインの美しさたるや決して並ではありません。
問題はそれを撮る私の腕が並以下ということ?
オオイヌタデ















オオイヌタデ















オオイヌタデ

コメント
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