「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

県、空港利用者にさらなる税金投入を検討

2009-08-25 22:26:00 | 静岡空港
呆れるばかりの聖域としての空港事業。
利用者4~5十万人程度のために本年度空港部予算年約52億円http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/415.html、このうちの空港費約45億円と、建設のために借りた県債の償還年間約20億円の計65億円を空港需要年間40万人程度として算出すれば一人当たり(片道)16,250円をも空港利用者に援助しながら経済効果も絵に描いた餅となている中、さらに県は、本来個人が保険加入すれば保障される「ダイバート」のリスクまでをも、県が補助する「ダイバート保険」を創設し援助しようとしていることが24日に判明した。

限られた予算を何から優先して使っていくかを考えるとき、果たして個人旅行者、しかも静岡空港利用者に対してここまで税金を投入するのがまともな県政運営だろうか。
JALに対する搭乗率保証に匹敵する悪政だ。
保険なのだから受益者となる利用者が負担するのは当然である。
しかもこの保険への県補助を要求してきたのは韓国の航空関係者だという。
なぜ、韓国の旅行者に県民の税金でこれ以上の補助までしなければならないのか。
私には理解できない。
利用者増が目的となって、そのためならなんでも許されるとなったら、そのうちに真顔で静岡空港からの運賃は一律千円、残りは県費補助とか言っても違和感がなくなるかもしれない。
財政規律も何もあったものではない。

皆さんに問いたい。
皆さんは税金を空港のために収めたいと思っているのかと。

もうすぐ9月

2009-08-24 22:52:00 | 日記
8月も残すところあと1週間。
私は木曜日から遅れた夏休みを取るため8月の仕事はあと2日となりました。

さて、今日開かれた「富士山静岡空港利活用戦略本部」の第3回会議で川勝知事は、27日予定の完全運用が困難になりかけていた事実を明らかにしたようです。
これは、伐採地点の周辺でササなどが伸びたためですが、またしても県職員が立ち木の時と同じでのんびり構え、結局報告を受けた知事が急きょ訪韓の前日の夜に地権者と会って道筋をつけぎりぎり国交省の検査に間に合ったというもの。
まあ、よく自らこれを明らかにしたものでこれについては評価しましょう。
ただ、http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/454.htmlでお願いした「隠し事なしで迅速対応を」という空港関係問題はこれだけではないですよね。
情報公開日本一を目指すなら、職員による例の犯罪的行為の方も自浄作用をよろしく。

インフル相談者急増と役所の縦割り

2009-08-21 20:23:00 | 新型インフルエンザ
患者の急増、重症患者の発生などを受けてマスコミが取り上げた結果、保健所には再び相談電話が増えてきた。
ただし、前回の流行時から情報が断絶している人が多く、誤解が多い。
今は、新型インフルエンザであるか否かは原則として検査しないということを知らないのだ。
これは同じ県組織の中の所管外部署でも同じ。
「職員自身が新型インフルエンザと診断された場合は病気休暇」と取り扱うとの通知が出されたが、通常そんな診断は出ない。出るのは「インフルエンザA型」までだ。
メールで最終確認と銘打ってまで念押ししたのだが、結局はインフルエンザくらいでは出勤命令は解除されないということ、休みたいなら年次有給休暇を請求しなさい、家族から出ても同じ、とのことだ。
罹患情報についても、「新型インフルエンザも疑いがあると診断されたら」連絡とあるが、さきに述べたとおり、「新型インフルエンザも疑いがある」などという診断名はないので、要するにインフルエンザくらいで一々連絡しなくていいから仕事しろ、ということのようだ。

役所がこんなレベルだから、一般の人が「新型インフルエンザの検査がしたい」というのも無理はない。
「今は原則として検査しないんですよ。治療方法も変わりませんから。患者さんが一気に増えて医療機関が対応できなくなることのないように学校の集団感染時などにサンプル的に検査するだけですよ。皆さんはインフルエンザにかかったら新型だと思って感染を広げないように注意してください。」というのだが、皆初めて知ったという有様だ。

縦割り組織というのは、本当に恐ろしい。
特に知事川勝の現場主義とは自身の興味のないことは現場丸投げ・おまかせという意味のようで・・・。
これでは、一方で感染拡大防止をいう中で、もう一方の部署では県イベント開催で十分な予防策も取らずに感染拡大の場を提供、というのも十分あり得るだろう。

県民の生命よりも知事と語る会が重要?

2009-08-19 20:42:00 | 日記
新型インフルエンザの「本格的な流行が既に始まったと考えていい」と、厚生労働省が新型インフルエンザの流行入り宣言をする中、現場では(行政だけでなく医療機関も)かなりの負担が生じている。
昨日も疲労の中深夜帰宅し、今日は仕事がたまっている中、残業禁止の日ということで帰宅したが、代わりに明日やることになるだけで意味がない決まり事。
それに加えて呆れるのが、来月管内で行われる「知事と語る会」なる住民代表と知事の意見交換会に出席する出先所長のための資料作りを9月2日までに作成せよという指示である。
ただでさえ、事件の処理に追われているときに、本来なら少しでも時間があればその時間を県民への啓発、関係機関への周知、重症例などの情報分析などなど、新型インフルエンザ対策のために使いたいところなのに・・・

結局、残業で対応せざるをえず、とりあえず3時間請求したが、貴重な時間なのにもったいない。

知事は気軽に意見交換をしたいといったのかもしれないが、小心者の役人にとっては先日紹介の役人http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/450.htmlのように気軽では済まない一大事のようなことになる。
せめて、知事にあっては、貴重な税金・貴重な時間の犠牲の上に開催されるものだという認識をもって有意義な意見交換としてもらいたいものだ。

ああ、それから、石川君を反面教師として県民に隠し事なしで迅速対応を頼みます。何事も。

季節はずれのインフルエンザに参った

2009-08-17 23:40:00 | 日記
週明けは恐ろしい。
土日に発覚した患者の情報が寄せられ予定外の対応に迫られるからだ。
今日はまたしても静岡に検査を依頼して帰ってきてから仕事。
おかげで、夕食は11時過ぎだ。
明日も静岡に検査依頼に行くことに。下田から日帰りはかなりのロスだ。
季節はずれのインフルエンザ、しかも学校が休みの状況でこのような有様では9月以降どうなるのか・・・