「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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県、空港利用者にさらなる税金投入を検討

2009-08-25 22:26:00 | 静岡空港
呆れるばかりの聖域としての空港事業。
利用者4~5十万人程度のために本年度空港部予算年約52億円http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/415.html、このうちの空港費約45億円と、建設のために借りた県債の償還年間約20億円の計65億円を空港需要年間40万人程度として算出すれば一人当たり(片道)16,250円をも空港利用者に援助しながら経済効果も絵に描いた餅となている中、さらに県は、本来個人が保険加入すれば保障される「ダイバート」のリスクまでをも、県が補助する「ダイバート保険」を創設し援助しようとしていることが24日に判明した。

限られた予算を何から優先して使っていくかを考えるとき、果たして個人旅行者、しかも静岡空港利用者に対してここまで税金を投入するのがまともな県政運営だろうか。
JALに対する搭乗率保証に匹敵する悪政だ。
保険なのだから受益者となる利用者が負担するのは当然である。
しかもこの保険への県補助を要求してきたのは韓国の航空関係者だという。
なぜ、韓国の旅行者に県民の税金でこれ以上の補助までしなければならないのか。
私には理解できない。
利用者増が目的となって、そのためならなんでも許されるとなったら、そのうちに真顔で静岡空港からの運賃は一律千円、残りは県費補助とか言っても違和感がなくなるかもしれない。
財政規律も何もあったものではない。

皆さんに問いたい。
皆さんは税金を空港のために収めたいと思っているのかと。

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1 コメント

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Unknown (hana)
2009-08-27 00:45:00
8月11日に震度6弱で崩落した東名高速道路の牧之原近くに静岡空港は位置し、同じ脆い地質です。その上多くの土石流危険渓流上に位置していますので、霧も発生しやすく度重なるダイバートの悪名は韓国まで広く知れ渡りそのリスクの補てんを求められたのは驚きです。このような不便で危険な空港ではなかなか需要は見込まれません。需要を増やすために税金を投入してもドブに捨てるようなもの、むしろ引き返す勇気が静岡には必要となってきたようです。東海地震は今回の180倍といわれています。その方の備えをいくらしてもしすぎることはないと思われます。
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