昨日に続き静岡県の手抜きについて一言。
47都道府県中、100人以上配置が2、1~100人が42、ゼロが3。
小中学校の栄養教諭の配置状況である。
栄養教諭は、学校栄養職員が行っている給食の献立作成や衛生管理に加え、「先生」として、教科や特別活動などで教壇に立ち、家庭・地域と連携して食に関する指導を行うことができ、食に関する正しい知識を身につけ健全な食生活と食文化の継承などを図る「食育」の担い手だ。
また、最近話題の子供の肥満などの課題にも対応しすることから予防医学の見地から将来の医療費軽減につながることも期待されている。
このため、文部科学省は、本年度末までに全都道府県に一人以上配置されることを望んでいるという。
「子どもの朝食摂取率100%」とかいう目標を掲げる県がおろそかにしているというのは自己矛盾の極みだ。
この記事(数字)を出した中日新聞によれば、静岡県教委の担当者は「食育をおろそかにしているわけではない」「栄養職員が栄養教諭になるので人数が増えるわけではない。新たに食の指導という業務が増えた場合、給食の安全性維持というのも研究しなければ」などと述べたそうだが、子どもへの思いやりとか、施策への理解は微塵も感じられない。
だいたい、人数が増えたらいけないと言っているわけではないし、新たな役割が求められ業務が増えたからといって給食の安全性維持を犠牲にしてまで行う体制にしろなんて普通は誰もいわないはずだ。にもかかわらず、こういった発言が出るというのは逆に現体制がそういう価値観(県民にとって必要な仕事が増えても人は増やすな、既存の仕事を犠牲にしろ)の押し付けで運営されていることの証左である。
教育における子供不在、県民不在、組織論理優先、その一方で派手なイベント。
自らは実行が伴わないことを棚にあげ、県民にはやれよやれよと広報するヤレヤレ詐欺手法は組織の末期症状を感じさせる。
そういえば、ファルマバレーとやらも自分でやってもいない事業をあたかも自分のやった成果であるかのように広報しているがあれもヤレヤレ詐欺だろう。一連の不祥事処理を通じて恥のない県庁文化はすっかり根付いてしまったようだ。
47都道府県中、100人以上配置が2、1~100人が42、ゼロが3。
小中学校の栄養教諭の配置状況である。
栄養教諭は、学校栄養職員が行っている給食の献立作成や衛生管理に加え、「先生」として、教科や特別活動などで教壇に立ち、家庭・地域と連携して食に関する指導を行うことができ、食に関する正しい知識を身につけ健全な食生活と食文化の継承などを図る「食育」の担い手だ。
また、最近話題の子供の肥満などの課題にも対応しすることから予防医学の見地から将来の医療費軽減につながることも期待されている。
このため、文部科学省は、本年度末までに全都道府県に一人以上配置されることを望んでいるという。
「子どもの朝食摂取率100%」とかいう目標を掲げる県がおろそかにしているというのは自己矛盾の極みだ。
この記事(数字)を出した中日新聞によれば、静岡県教委の担当者は「食育をおろそかにしているわけではない」「栄養職員が栄養教諭になるので人数が増えるわけではない。新たに食の指導という業務が増えた場合、給食の安全性維持というのも研究しなければ」などと述べたそうだが、子どもへの思いやりとか、施策への理解は微塵も感じられない。
だいたい、人数が増えたらいけないと言っているわけではないし、新たな役割が求められ業務が増えたからといって給食の安全性維持を犠牲にしてまで行う体制にしろなんて普通は誰もいわないはずだ。にもかかわらず、こういった発言が出るというのは逆に現体制がそういう価値観(県民にとって必要な仕事が増えても人は増やすな、既存の仕事を犠牲にしろ)の押し付けで運営されていることの証左である。
教育における子供不在、県民不在、組織論理優先、その一方で派手なイベント。
自らは実行が伴わないことを棚にあげ、県民にはやれよやれよと広報するヤレヤレ詐欺手法は組織の末期症状を感じさせる。
そういえば、ファルマバレーとやらも自分でやってもいない事業をあたかも自分のやった成果であるかのように広報しているがあれもヤレヤレ詐欺だろう。一連の不祥事処理を通じて恥のない県庁文化はすっかり根付いてしまったようだ。