「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

川勝平太の八つ当たり

2011-06-23 22:17:00 | ノンジャンル
川勝平太、自己の発言が招いた事態を反省するどころか「EUが500ベクレルをお茶に適用したのは、国が決めたから。それまでは1250ベクレルだった。原因はEUにあるのではなく厚労省にある」(産経ニュース)として国に怒りの矛先を向けたそうです。

そもそも有事に各品目ごとの規制値が厳しくなるのは当然のことです。
昨日説明のとおりトータルの放射線量を見込んだ上で規制値を決める以上、一品目が1250であっても他の品目がそうでないような平時にあってはそれでよいのです。
現在はチェルノブイリのときのように異常事態です。
当時日本は基準を決めるに当たっては食品の35%が汚染されると見込んで規制しましたが、平時に比べ多くの品目で汚染されると見込まれれば一品目当たりの規制値が厳しくなるのは誰が考えても不自然ではありません。

川勝知事も、もう少し冷静になったほうが良いでしょう。
こんな発言を続けていたら静岡県自体がおかしな県と見られます。