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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

静岡県による19産地調査では規制値越えなし、一方東京の販売業者による自主検査で規制値超え見つかる

2011-06-09 19:26:00 | ノンジャンル
静岡県が一昨日から県内産一番茶を含む県内19産地の製茶をサンプル調査した結果、19産地全てで国の暫定規制値を下回った。
一方、東京の販売業者が自主検査した静岡市(藁科地区)の製茶から暫定規制値の500ベクレルを超える放射能を検出し、これを受けて県が確認検査したところ679ベクレルの放射能が認められた。

なお、県の調査結果はセシウム含有量の多い順に以下のとおりで、いずれも暫定規制値を下回っている。
また、原発事故前はどうだったかと良く聞かれるが、浜岡原発関連の事故前の県の生葉の調査結果(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/771.html)のMAXである0.19ベクレルから類推して、荒茶や製茶では5倍の1ベクレル/kg程度が最大とみられる。
<セシウム含有量ランキング(単位:ベクレル/kg)>
1 本山茶(静岡市) 413
2 金谷茶  385
3 清水茶  368
4 伊豆茶  359
4 富士茶  359
6 川根茶  350
7 富士宮茶 349
8 島田茶  311
9 藤枝茶  305
10 静岡牧之原茶 272
11 浜松茶  265
12 ぬまづ茶 225
13 いわた茶 194
14 菊川茶  184
15 遠州森茶 158
16 御前崎茶 149
17 叶?メ@ 146
18 袋井茶  141
19 北駿茶  128

ちなみに、先の生葉の検査で最高値を出したのは伊豆市の生葉で379ベクレル(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/778.html)であったが、製茶(ブレンド等加工後)ではこれをも下回っている。