「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

成田と都心36分、羽田の国際化もあと3カ月後に

2010-07-21 22:41:00 | ノンジャンル
政治のねじれで政治も経済も閉塞感の漂う中、数少ない明るいニュースといえるのが、成田スカイアクセスと羽田の国際化だ。

東京都心と成田空港が36分で結ばれるというのは都心生活者にとっては羽田とのそん色もかなり薄まると期待され利用者増につながると思われるが、さすがに静岡からではそれほどの大きな誘因とはならないだろう。

一方約3か月後に迫った羽田の国際化は静岡県、とりわけ県東部にとっては大きな影響がある。
羽田からは、ソウル、上海に加え北京、台北、香港、バンコク、シンガメ[ルといったアジアだけでなく、ホノルル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デトロイト、ニューヨーク、パリにも就航予定で、24時間空港のメリットを生かして欧米便では現地に朝着できるような午後10時半以降の出発という便利な便もできるようだ。
これなら、前泊しなくてもよいし、楽な日程が組めそうだ。

羽田は全国の地方空港からの路線が集中するメリットを生かしてハブ機能を果たすことが見込まれるが、それだけではなく、静岡県東部の旅客もより羽田に利用が集まるものと思われる。

そういう意味でも、静岡県が静岡空港の利用者増にと西部の旅客増にターゲットを絞ったのは現実的だが、理由は教えられないが、今のやり方ではうまくはいかないだろう。

羽田国際化は運よく民主党政権下で始まるが、これが唯一の成果だったと言われないようにと願うところだが、マニュフェストの目玉というよりも政権交代の目玉のはずの国家戦力局がとん挫した今、一刻も早い政界再編をこそ望んでしまうのが本音だ。
あれが欲しい、これが欲しい、こういうレベルの妥協の政治は見たくない。