余りに悲惨な空港の現状を打開しようと、需要予測の幻想を再びといわんばかりに石川嘉延譲りの新幹線空港地下駅構想を言い始めた川勝平太。
昨日のJR東海社長の定例会見でJRは「基本的に無理な話。事実上不可能」(時事通信)と一蹴した。
「お客は空港利用者だけで採算が合わない。静岡県内の短い区間で駅が増えることになり、全体のダイヤ編成をゆがめる」(毎日新聞)というのが理由だ。
JRの主張は石川前知事の時から一貫している。
需要に対する疑問とそのような低需要駅が短区間にできることによる全体的利便性低下だ。
静岡県や石川前知事は非科学的ともいえる根拠で過大需要の幻想をふりまいていた(http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kuron4.html)が、JRはさすがに冷静で事業者としてもプロだ。需要がないことを熟知していたことは疑いない。
プロを説得するには徹底した合理性・科学性がなければ無理だ。
川勝や県にそういうものがあるかといえば、ない。あるのは願望とこじつけだ。
新駅によって、一体何人の需要が生まれ、どれだけのコストが発生し、全体最適性をゆがめないか等々JRを説得できる合理性を示すことはできまい。
なにしろ、過大な需要予測というよりも需要願望の破綻という前科が払しょくできていない。信用を損ねたのは自業自得だという自覚もない。
反省からスタートするどころか、再び願望から出発した川勝の判断がもたらしたつけは大きいと知ることもできないだろう。
自ら希望という外堀を埋めていく中で静岡空港の命運やいかに。
まして昨日紹介の羽田の国際化などでより明暗ははっきりしてくる。
リニアができるころには・・・
昨日のJR東海社長の定例会見でJRは「基本的に無理な話。事実上不可能」(時事通信)と一蹴した。
「お客は空港利用者だけで採算が合わない。静岡県内の短い区間で駅が増えることになり、全体のダイヤ編成をゆがめる」(毎日新聞)というのが理由だ。
JRの主張は石川前知事の時から一貫している。
需要に対する疑問とそのような低需要駅が短区間にできることによる全体的利便性低下だ。
静岡県や石川前知事は非科学的ともいえる根拠で過大需要の幻想をふりまいていた(http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kuron4.html)が、JRはさすがに冷静で事業者としてもプロだ。需要がないことを熟知していたことは疑いない。
プロを説得するには徹底した合理性・科学性がなければ無理だ。
川勝や県にそういうものがあるかといえば、ない。あるのは願望とこじつけだ。
新駅によって、一体何人の需要が生まれ、どれだけのコストが発生し、全体最適性をゆがめないか等々JRを説得できる合理性を示すことはできまい。
なにしろ、過大な需要予測というよりも需要願望の破綻という前科が払しょくできていない。信用を損ねたのは自業自得だという自覚もない。
反省からスタートするどころか、再び願望から出発した川勝の判断がもたらしたつけは大きいと知ることもできないだろう。
自ら希望という外堀を埋めていく中で静岡空港の命運やいかに。
まして昨日紹介の羽田の国際化などでより明暗ははっきりしてくる。
リニアができるころには・・・