今日の川勝記者会見。
マスコミは知事が無断伐採問題で、「処分というのは一切考えません」という前回の会見での考え方を変えたかのように報じているが、これは早計である。
記者の無断伐採に対する前回の処分発言の説明を求められ、
「これは明らかに故意、と、思われても仕方のないような過失であったと・・・」
と、一見前向きに取れる発言があったのは事実。
しかし、その直後の、記者からの処分の考えを修正するのかとの質問に、
知事)「基本的に、あの~、私の今の理解では、3月開港に向けて、え~、担当の方々の、え~、やむを得ないところ、手続きを簡略化する形にならざるを得ないほど、追い詰められていたと、いうところまでは把握しております。
まあ、したがって、え~、それが故意であったか過失であったかはおきまして、え~、そのような、日程が限定された中で、仕事を終えるという職責を負わされた、あ~、ことに、照らせば、ま、これは、組織の中での、え~職責を果たすという、え~、そういうことで、え~、あるとすればですね、え~、個人の責任を問うことに至らないな、というふうに・・・。」
とあいまいに答えたため、以下の展開に。
記者)「結局どちらなんでしょうか?」
知事)「今調べております。」
記者)「調べた結果判断するということなんでしょうか?」
知事)「そうですね。やはり、きっちりと事実を把握いたしまして、え~その、事実に即して、それなりの責任も出てくるでしょうから。
え~、あの~、人様の土地のものを、伐採したということで、これは謝罪しなくちゃなりませんし、これが事実だといたしますれば。
そして補償しなくてはなりませんから。そうした、責任というのは事態の把握に、え~基づいて、そういうこと以上はいま申し上げられ・・・(聞き取れないほどのトーンダウン)。」
記者)「いまお聞きしてると無断伐採した行為そのものに対する処分を検討されるようなんですけれども、知事が情報公開を最も大事だとおっしゃっているのは私も同意なんですが、隠したという行為、知事がこの前おっしゃったように、組織の歯車の中で隠したとすれば、その組織自体がおかしい、なぜ隠さなきゃいけないという力が作用したのか、そこに問題があると思うんですけど、ですからそこを処分の対象から外すということは知事の普段おっしゃっていることと相反するような気がするんですが、その点はどうでしょうか。」
知事)(必見!にやつきながら)「もう、空港部はございません。」
記者)「しかし、なくなったからそれで処分しないというのも、なかなか県民の考え、一般的な発想からずれてるのかなあと思いますが。」
との追及には、自己中な空港部擁護の言い訳に終始。
最後は、空港部廃止で隠ぺい問題のけじめはつけた、として記者を押し切ったのである。
さもありなん。処分どころか、空港部廃止で空港部長から県理事になった岩崎氏は四月までは空港部長代理。隠ぺいの責任者がわずか半年余りでツーステップアップである。
空港部廃止が何のため誰のためであったのかが分かろうというものだ。
さらに、これで終わらないのが川勝平太。
別の記者から、無断伐採の件については調査をした結果、重過失以上の過失や故意があると確認できた場合は職員の処分をすることもあり得るということでよろしいかとの確認質問に対して、
何と15秒程度の長い沈黙の後、「結果が出てから、調査の結果が出てから答えます」と逃げる始末。結局、したくないというのが本音であることは一目瞭然である。
ダメ押しは副知事問題。
副知事人選問題を問われ、
いまや二人の副知事(両名とも元県職員)とハネムーンなどと臆面もなく語り、今替えるつもりはないとまで明言。
石川県政二代目襲名というべき代替わりの態様である。
しかも(二代目は初代に劣るのが常とはいえ)倫理感は、これでも元教育者かというくらい劣悪である上に、行政能力ははるかに劣後。
いまや役人天国と化している。
これでは、石川よりましという言葉も、いずれ変わるかもしれない。
マスコミは知事が無断伐採問題で、「処分というのは一切考えません」という前回の会見での考え方を変えたかのように報じているが、これは早計である。
記者の無断伐採に対する前回の処分発言の説明を求められ、
「これは明らかに故意、と、思われても仕方のないような過失であったと・・・」
と、一見前向きに取れる発言があったのは事実。
しかし、その直後の、記者からの処分の考えを修正するのかとの質問に、
知事)「基本的に、あの~、私の今の理解では、3月開港に向けて、え~、担当の方々の、え~、やむを得ないところ、手続きを簡略化する形にならざるを得ないほど、追い詰められていたと、いうところまでは把握しております。
まあ、したがって、え~、それが故意であったか過失であったかはおきまして、え~、そのような、日程が限定された中で、仕事を終えるという職責を負わされた、あ~、ことに、照らせば、ま、これは、組織の中での、え~職責を果たすという、え~、そういうことで、え~、あるとすればですね、え~、個人の責任を問うことに至らないな、というふうに・・・。」
とあいまいに答えたため、以下の展開に。
記者)「結局どちらなんでしょうか?」
知事)「今調べております。」
記者)「調べた結果判断するということなんでしょうか?」
知事)「そうですね。やはり、きっちりと事実を把握いたしまして、え~その、事実に即して、それなりの責任も出てくるでしょうから。
え~、あの~、人様の土地のものを、伐採したということで、これは謝罪しなくちゃなりませんし、これが事実だといたしますれば。
そして補償しなくてはなりませんから。そうした、責任というのは事態の把握に、え~基づいて、そういうこと以上はいま申し上げられ・・・(聞き取れないほどのトーンダウン)。」
記者)「いまお聞きしてると無断伐採した行為そのものに対する処分を検討されるようなんですけれども、知事が情報公開を最も大事だとおっしゃっているのは私も同意なんですが、隠したという行為、知事がこの前おっしゃったように、組織の歯車の中で隠したとすれば、その組織自体がおかしい、なぜ隠さなきゃいけないという力が作用したのか、そこに問題があると思うんですけど、ですからそこを処分の対象から外すということは知事の普段おっしゃっていることと相反するような気がするんですが、その点はどうでしょうか。」
知事)(必見!にやつきながら)「もう、空港部はございません。」
記者)「しかし、なくなったからそれで処分しないというのも、なかなか県民の考え、一般的な発想からずれてるのかなあと思いますが。」
との追及には、自己中な空港部擁護の言い訳に終始。
最後は、空港部廃止で隠ぺい問題のけじめはつけた、として記者を押し切ったのである。
さもありなん。処分どころか、空港部廃止で空港部長から県理事になった岩崎氏は四月までは空港部長代理。隠ぺいの責任者がわずか半年余りでツーステップアップである。
空港部廃止が何のため誰のためであったのかが分かろうというものだ。
さらに、これで終わらないのが川勝平太。
別の記者から、無断伐採の件については調査をした結果、重過失以上の過失や故意があると確認できた場合は職員の処分をすることもあり得るということでよろしいかとの確認質問に対して、
何と15秒程度の長い沈黙の後、「結果が出てから、調査の結果が出てから答えます」と逃げる始末。結局、したくないというのが本音であることは一目瞭然である。
ダメ押しは副知事問題。
副知事人選問題を問われ、
いまや二人の副知事(両名とも元県職員)とハネムーンなどと臆面もなく語り、今替えるつもりはないとまで明言。
石川県政二代目襲名というべき代替わりの態様である。
しかも(二代目は初代に劣るのが常とはいえ)倫理感は、これでも元教育者かというくらい劣悪である上に、行政能力ははるかに劣後。
いまや役人天国と化している。
これでは、石川よりましという言葉も、いずれ変わるかもしれない。