明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

実は強い? 今年の日大三

2018年05月22日 | 高校野球
昨秋の都大会を制した、我が母校・日大三だったが、選抜甲子園では三重高に0-8と完敗。
失意のまま迎えた(?)春季東京都大会は、第1シードとして2回戦からの参戦。

2回戦 日大三6-4都文京 神宮第二球場(以下の試合もすべて同球場)
都立校相手に圧勝し、いい形での再スタートを切りたいところだったが、予想外の大苦戦。
中村・井上のエース級2枚を投入するも、中盤以降は押されっぱなし。同点の8回裏に、どうにか2点を奪い辛勝。
エラー、暴投、転倒と、甲子園惨敗のショックを引きずっているかのような、しょーもないプレイも目立った。

3回戦 日大三10-4日体荏原
4回戦 日大三8-0都東大和 ※7回コールド
5回戦(準々決勝) 日大三11-1都小山台 ※5回コールド
その後も勝利を重ねたものの、失礼ながらここまでは、勝って当然の相手ばかりだったといえる。
秋大会もそうだったが、今年のチーム、クジ運だけは間違いなく近年最強
しかし、準決勝まで勝ち上がると、さすがに実力校との対戦となる。
その相手とは、長年のライバルでもあり、最近負けまくっている早稲田実業だ。

準決勝 対早稲田実業戦
早201100010→5
三14002000X→7


序盤から互いに点を取り合う、昨春の決勝戦を思い出させるような展開。
先発の中村をリリーフした、背番号11ながら実質エースの井上が、8回表の投球中に腕を痛め、緊急降板。
治療中、早実側スタンドから「三高どうした」「モタモタすんな」と罵声が飛んだため、
「高校野球でヤジとは最低だな!」
と応戦した途端、周囲の常連観戦者たちに「お前が言うな!」と一斉に突っ込まれてしまった(泣)。
実際この日の私は、球審の判定に対し、何度も苦言を呈した(要するにイチャモンをつけた)からね。
ただ、それが球審の怒りを買ったのか、終盤以降は、さらに判定が早実寄りになってしまった気がする(苦笑)。

そんなピンチを救ったのが、急きょ登板したサウスポーの河村。
秋までは背番号1だった(現在は10)プライドで、早実打者に真っ向勝負を挑み、見事無失点で切り抜けた。
試合終了後の整列では思わず、「河村ー! よくやったー!! ありがとうー!!!」と叫んでしまった。
これで対早実戦の連敗は4でストップし、通算23勝22敗と再び勝ち越し。
決勝は、秋季大会ベスト4で、左の好投手を3人も擁する、国士舘との対戦となった。

秋季東京都高等学校野球大会決勝
対国士舘戦
国000000000→0
三10012020X→6


大嫌いな早実(大嫌いな理由は別の機会に)を撃破したことは、優勝以上にうれしいので、
国士舘相手の決勝はどうでもいいや…と私は思ったが、小倉監督もそう思ったらしく(←違うだろ)、
先発が背番号19の2年生廣澤、リリーフも先述の河村と、チームでは5番手・3番手投手の継投。
攻めては併殺が4度、守ってはマヌケな落球が2度。なのに、6-0で完勝してしまった。なぜだ?
とにかく、日大三はこれで、3年ぶり14度目の春季都大会制覇
表彰式のあとは、優勝記念撮影。ここまで字ばかりだったが、ようやく写真を掲載できる。


なお、都大会上位2チームは、春季関東大会へ出場することになるが、こちらも2年連続20回目。
ただし、優勝した日大三が1回戦からで、準優勝の国士舘は2回戦スタートという、不公平な試合日程。
なので母校は、勝ち進むと5日間で5試合やらなければならなくなる。
どうせ夏大会とは無関係だし、ケガや疲労も心配なので、とっとと負けてもいいぞ…と個人的に思っていたため、
関東大会が開幕する5月19日は、友人家族のお誘いを受け、富士吉田へキャンプに行っていた。


間近で見上げる富士山は、本当に壮観だったね。
1回戦と翌日の2回戦は観戦できなかったので、結果だけ記しておく。

春季関東大会・千葉開催
1回戦 日大三5-3桐光学園 
2回戦 日大三8-5山梨学院
負傷した井上は登板せず、中村、河村、廣澤がフル回転し、関東の強豪チーム相手に勝利。
21日の3回戦は、キャンプから帰ってきた私も、生観戦することにした。
試合が行われるのは、千葉県の千葉県野球場。そのまんまのネーミングだね。
最寄りは千葉都市モノレールのスポーツセンター駅。徒歩5分とのことだったが、
下車した途端、ホームから球場が見えるではないか。これなら迷う心配もない。

※写真で行われているのは、この日の第一試合の東海大相模-常総学院戦

こちらは球場への通路だが、ご覧のように、タダ見している人が結構いた(笑)。


なお、上記写真左上にも写っていた千葉都市モノレールは、ぶら下がり型(懸垂式)モノレールとしては世界最長らしい。


珍しいので撮影していたら、背後に小倉監督がいたので、すかさず盗撮。


関係者らしき人たちと談笑していたので、「監督、今日も(勝利を)お願いします」とだけ告げて立ち去る。
数分後に開始した、試合の結果は以下の通り。

準々決勝 対習志野戦(千葉第2代表)
三0200250→9
習0000110→2
 ※7回コールド


背番号1の中村が好投し、習志野打線はほぼ沈黙。数少ないランナーを、キッチリ還されたのはいただけないが。
打線は、元プロ野球の投手・前田幸長氏の息子、聖矢の2ランなどで主導権を握り、11安打・9得点でコールド勝ち。

※ホームランを打ち生還する前田聖矢。いつもながら、写真がヘタですまん

平日昼にもかかわらず、スタンドに駆け付けた応援団に、チームで勝利の報告。


地元の強豪相手に文句のない快勝。千葉まで来たかいがあったよ。
これでベスト4に進出。都大会初戦で、都立相手に苦戦していたのが信じられない。
ここまで勝ち進むということは、今年のチーム、もしかしたら強い…のかもしれない…?
夏の大会では、さっきの富士山のように、日本一を目指せ!

追伸 
今日5月22日の準決勝は、観戦に行かなかったが、常総学院相手に9-8とサヨナラ勝ちした模様。
せっかくだから、明日の決勝も応援に行こうかなあ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冷やし中華は5月の連休明けか... | トップ | 大胆かつ乱暴な(?)チャーシュ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事