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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

パワーみなぎる濃厚ラーメン 立川『パワー軒』

2019年02月21日 | ラーメン、つけ麺など
前回の山登りブログで、「富士山頂を目指し、今後は身体を絞る」と書いておきながら、
今回紹介するのは、タイトルでもおわかりのように、濃厚ラーメンである(苦笑)。
お店の名前は『パワー軒』。こちらには、20年ほど前から通っている。
当初は、こってり豚骨ラーメンと、醤油味の支那そばの二枚看板だったが、数年前からバリエーションが増えた。
ただし、どのラーメンも量が多くボリューミーで、なおかつクオリティが高いのが、このお店のスゴイところ。
現在提供しているメニューは、「燕三条らーめん」「塩豚骨らーめん」「支那そば」「魚介豚骨醤油らーめん」に、
これら4種の味をベースにした「つけ麺」、さらに「油そば」「長浜らーめん」「台湾まぜそば」、
さらには裏メニュー(?)として、醤油豚骨や二郎系があったり、サイドメニューのご飯ものもいろいろ。
初めて来たお客さんは、券売機の前で悩まされること間違いナシだ。
麺の量は小、並、中、大まで4種類。並でも一般的には大盛で、大は危険なレベルなので注意した方がいい。

最近のお店のイチオシは、店頭でもデカデカと宣伝している、燕三条らーめん780円。

※毎度毎度、ピンボケで申し訳ない

新潟の燕三条地区で食べられている、極太麺+魚介醤油スープ+背脂のラーメンを、
パワー軒風にアレンジしたもので、券売機には「さっぱりカツオダシ」と記されているが、
背脂がたっぷり入っているので、「さっぱり」とは言い難い気がする(笑)。


もちろん、こってり好きな私は大満足。卓上のクラッシュニンニクを加えるとさらにウマい。
しかも、「大油」「鬼油」など、背脂マシも無料で応じてくれるのがありがたい。
こちらは、つい最近食べた(←身体絞る気あるのか?)、「鬼油」バージョン。


最初の写真と比較すると、明らかに背脂が多い。まるでヨーグルトがかかっているみたいだ。
高血圧の私はNGなのかもしれないが、血液サラサラ効果のある、刻み玉ネギが相殺してくれるから大丈夫だろ(?)。

お店のおススメは燕三条らーめんだが、私が一番好きなのは、初訪問時からある塩豚骨らーめん。


写真は並730円+味玉100円。燕三条ほどではないが、スープに背脂が溶け込んでおり、かなり濃厚。
豊富な具材や中太麺によく絡むこってりスープは、キレのある塩味や脂の甘味、そして旨味もたっぷり。
エネルギッシュかつ油ギッシュで、まさに屋号を体現したような、パワフルなラーメンだ。
こちらの商品も、ニンニククラッシュは必須だし、+100円で中盛にしたり、小ライスを付けるのもいい。

パワー軒はご飯物も充実していて、「キムチライス」や「高菜ライス」、期間限定で「生姜焼きライス」もあった。
昔からあるのが「チャーシュー丼」300円と「パワー丼」400円で、麺類とのセットだと50円引きになる。
チャーシュー丼は刻んだチャーシューとネギとノリ、パワー丼にはそれに高菜とキムチが加わる。
写真は醤油豚骨らーめんとのパワー丼セットで、730円+350円、さらに生卵50円も。


セットでない単品もある(700円くらい)ので、券売機などには「パワー丼(小)」と表記されているが、
牛丼の並盛くらいの量があるので、全然(小)じゃない


さっきも書いたが、こちらのお店は全体的に量が多めなので、(小)や(並)というサイズがアテにならない。
たとえば、私が最近気に入っている、おつまみメニューの「ネギチャーシュー」(券売機にないので現金対応)は、
小で220円なのになかなかの量。大の370円は、この倍くらいあったと記憶している。

※ここでも味玉を追加

普通のチャーシューの他に、細切れチャーシューも混ざっている。安価なのにビールがすすむ逸品だ。
ここ数年の私は、まずはおつまみでビールを飲み、シメに麺類を頼むことが多い。お通しの無料キムチもうれしいね。


不定期販売だが、「焼餃子」や「豚の角煮」もあり、これらも絶品であった。




餃子はビッグサイズが6個で550円。丁寧な仕込みと焼き具合で、立川でも屈指の餃子だったと思う。
口の中でホロリと崩れる角煮は、短期間しか販売していなかったので値段は覚えてない。1個250円だったかな?
2個注文し、1個はビールと一緒に、もう1個は小ライスに乗せてミニ角煮丼を自作。当然ウマいに決まっている。


パワー軒のいちファンとして、上記2品のレギュラー化を願ってやまない。
※2023年追記 近年は餃子がレギュラー化、角煮も年に数回、販売されています

シメに濃厚ラーメンはちょっと…と思う方には、夜限定販売の「長浜らーめん」550円を推奨。


スープ自体は、さっき紹介した塩豚骨ほどではないが、こちらも豚骨ベースゆえ当然濃い。
けれども、博多風の細麺なのでスルスルと食べられる。なので替玉100円もしてしまった。


画像はないが、カツオダシ醤油スープの支那そばは、細ちぢれ麺を使用。麺の種類も多いのだ。

これらの絶品ラーメン各種は、すべて店主がひとりで作っている。
見た目はおっかなそうな方だが、挨拶などの応対は意外と(失礼)丁寧で、お客への無礼な振る舞いなど見たことない。
数年前に体調不良で入院し、少しお痩せになったようだが、今では元気に厨房に立っている。
復帰直後は短縮していた、営業時間も少しずつ伸び、現在は以前と同様、昼から夜までの通し営業となった。
なので、私の得意な「日が沈む前の酒」も楽しめる。

お店は最寄りのモノレール駅からは少し歩く。駐車場もないので、アクセスは良いとはいえない。
周辺にはラーメン店がいくつもあったはずだが、ほとんど廃業してしまった。
ファンの多いパワー軒さんは、当分つぶれる心配はないだろうが、店主も現状に甘んじることなく、
ここ数年は、ツイッターを積極的に利用し、客寄せに励んでいる。
「今日は豚骨スープのデキがいい」とか、「ツイッター見た方、100円引き」などの各種情報を投稿したり、
お客さんが少ないときは「SOS」を出すことも。正直でいいね(笑)。
先日、久しぶりに「SOSツイッター」に気付いた私がお店に駆けつけたところ、
すでにツイッターを見て殺到した先客たちにより、ほとんどのメニューが売り切れていた。
みんな、店主とラーメン、なによりパワー軒が大好きなんだろうな
「もう塩豚骨しかできないんだ」という店主に対し、塩豚骨の「つけ麺」バージョンを初オーダー。
麺の量は小が240グラムで、並360、中480、大が720。大は恐ろしいので中にしておいた。
価格は塩豚骨730円に、つけ麺+100円、中盛+100円の930円。
厨房で、店主が麺を茹で、冷水で締めて器に盛り付けるのを見ていたが…なんだか多い気がする。
そして、出てきたつけ麺がこちら。




わかりづらいけど、器に麺がこんもりと盛られている。中480グラムって茹でる前の量か!
茹でたあとは倍の960グラムほどになるのか。大(茹でたら1400グラム以上)にしないでよかったよ。
つけ麺用の極太麺と、塩豚骨タレとの組み合わせはいいのだが、いかんせん、食べても食べても量が減らない。
私はうどんでもそばでも、タレに麺をたっぷり浸すタイプなので、麺が冷たいのでタレがどんどん冷えていく。
最後の方は、タレの中で脂が固まり、胃袋も含めて厳しい状態になったが、なんとか食べ切った。
パワー軒の量は侮れないことを、改めて再確認し、店主に挨拶しお店を出る私であった。

さっき書いたように、パワー軒さんはモノレールで行くのが普通だが、最近の私は徒歩で向かっている。
交通費をケチっている(セコイ…)のも理由のひとつだが、自宅からの往復だと、軽く1万歩を超える。
冒頭で触れた、前回ブログでの「身体を絞る」宣言通り、ウォーキングをしているのだ。
残念ながら、体重は減るどころかおそらく増えているだろうが、
パワー軒の大盛濃厚ラーメンを食べれば、パワーがみなぎるから問題ナシ!



パワー軒
東京都立川市柏町2-39-46
多摩モノレール泉体育館駅より徒歩約10分、JR立川駅からは徒歩約36分
営業時間11時~21時
定休日 月曜、祝日の場合は翌火曜
※売り切れによる店じまいあり、お店のツイッターでご確認を
パワー軒ツイッター https://twitter.com/powerkentatika1
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